セレストロン NexStar 5SE と Advanced VX-C8 SCT の違いは?重要な特徴に対して詳細に解説しました

作成日時: 2020-05-25 19:31:50、更新日時: 2021-10-20 14:29:48

セレストロン NexStar 5SEAdvanced VX-C8 SCT
セレストロン NexStar 5SEAdvanced VX-C8 SCT

「セレストロン NexStar 5SE」と「Advanced VX-C8 SCT」についての詳細評価を得点化。どちらの天体望遠鏡がいいのかについて解説してみました。どちらを選んだ方がいいのかを慣れていない人でも理解できるように説明しました!

セレストロン NexStar 5SEAdvanced VX-C8 SCT
セレストロン NexStar 5SEAdvanced VX-C8 SCT
総合評価:

47.1/100

(総合: 192位)

64.4/100

(総合: 111位)

対物レンズの内径サイズ
60/100
92/100
焦点距離
72/100
97/100

Advanced VX-C8 SCT と比較して セレストロン NexStar 5SE を選ぶメリット

  • 経緯台方式

セレストロン NexStar 5SE と比較して Advanced VX-C8 SCT を選ぶメリット

  • 対物レンズ有効径

    60.7点(125mm) vs 92.7点(203mm)

  • 焦点距離

    72.6点(1.25m) vs 97.7点(2m)

  • 赤道儀方式

「セレストロン NexStar 5SE」と「Advanced VX-C8 SCT」を徹底比較する

扱いやすさについて「セレストロン NexStar 5SE」と「Advanced VX-C8 SCT」を比較

重量について

重量が軽い天体望遠鏡は簡単に持ち運びをすることができる点で使い勝手が良いです。特に持ち運びしやすいので、子供や力の弱い女性が使用するようなときで役に立ちます。

重量を「セレストロン NexStar 5SE」と「Advanced VX-C8 SCT」を比べると「セレストロン NexStar 5SE」は13kgであり「Advanced VX-C8 SCT」は27.47kgです。「セレストロン NexStar 5SE」の重量は「Advanced VX-C8 SCT」と比較してどちらかといえば軽いです。軽さランキングで見てみると380製品中「セレストロン NexStar 5SE」は341位で「Advanced VX-C8 SCT」は360位です。ほとんど差は無いと言えます。

簡単に移動させることができる点で「セレストロン NexStar 5SE」の方が多少良いといえなくもありません。しかしながら屋外に持ち出して外の星が見えやすい場所で観測する場合でもハッキリと実感できるほどの違いはないだと思います。強いて言えば「セレストロン NexStar 5SE」の方が良いですが、大多数の人にとって体感差はほとんど感じないです。

重量評価
セレストロン NexStar 5SE
13kg8/100
Advanced VX-C8 SCT
27.47kg0/100

便利機能について「セレストロン NexStar 5SE」と「Advanced VX-C8 SCT」を比較

自動導入機能について

見たい天体を指示すると自動的に探す自動導入機能を搭載している天体望遠鏡はスマートフォンなどを使って、見たい星空を選べばその天体を自動的に観測できる点で秀でています。例えば星の位置が」分からない人でも見つけやすくするといったケースにおすすめです。

「Advanced VX-C8 SCT」も「セレストロン NexStar 5SE」も見たい天体を指示すると自動的に探す自動導入機能を搭載している天体望遠鏡です。そのため星の位置が分からない初心者でも使い易くできる点で優れています。どちらも星の位置が全くわからないとか詳しくない人が観測をするのに向いています。

自動追尾機能について

観察している天体を自動的に追いかける自動追尾機能を搭載している天体望遠鏡は長時間の天体観測ができる点で優れています。例えば定点で長時間同じ星を観測するといったときに向いています。

「セレストロン NexStar 5SE」も「Advanced VX-C8 SCT」も観察している天体を自動的に追いかける自動追尾機能を搭載している天体望遠鏡です。そのため星の動きに合わせて天体を観測できる点で秀でています。どちらも好きな星や星座など、決まった天体の定点観測をするのに適しています。

望遠性能について「セレストロン NexStar 5SE」と「Advanced VX-C8 SCT」を比較

カタディオプトリック方式について

レンズと鏡を組み合わせて光を集めるカタディオプトリック式を採用している天体望遠鏡は自然の光のみで星を観測できる点で使い勝手が良いです。特に少し天候が悪くても観察するようなときで重宝します。

「Advanced VX-C8 SCT」も「セレストロン NexStar 5SE」もレンズと鏡を組み合わせて光を集めるカタディオプトリック式を採用している天体望遠鏡です。そのためコンパクトで持ち運びを楽にできる点で優れています。どちらも球面収差を補正して観察するのにオススメです。

対物レンズの内径サイズについて

対物レンズの内径サイズが大きい天体望遠鏡は明るく見ることができる点で優れています。例えば多くの光を観察するといったようなときにおすすめです。

対物レンズの内径サイズについて「セレストロン NexStar 5SE」と「Advanced VX-C8 SCT」を比較すると「セレストロン NexStar 5SE」は125mmに対して「Advanced VX-C8 SCT」は203mmです。78mmもの差があります。「Advanced VX-C8 SCT」の有効径 は「セレストロン NexStar 5SE」よりかなり大きいです。対物レンズの内径サイズの大きさランキングで比べると451製品の中で「Advanced VX-C8 SCT」は46位で「セレストロン NexStar 5SE」は150位なので天体望遠鏡の中では差はかなり大きいと言えます。

「Advanced VX-C8 SCT」はたくさんの光を集めることができる点で「セレストロン NexStar 5SE」よりも優れています。星の明かりをたくさん集められ、観測や撮影するのに「Advanced VX-C8 SCT」は非常にオススメです。実際の利用において「Advanced VX-C8 SCT」と「セレストロン NexStar 5SE」の実用上の差はかなり大きいです。「Advanced VX-C8 SCT」にする重要な理由の一つとなると思います。

対物レンズの内径サイズ評価
セレストロン NexStar 5SE
125mm60/100
Advanced VX-C8 SCT
203mm92/100

焦点距離について

焦点距離が長い天体望遠鏡は像の歪みが少なくなるのではっきりと観測できる点で秀でています。特により遠くの距離まで確認するといったようなケースで重宝します。

焦点距離について比べると「セレストロン NexStar 5SE」は1.25mに対して「Advanced VX-C8 SCT」は2mです。0.75mの差があります。「Advanced VX-C8 SCT」は「セレストロン NexStar 5SE」よりとても長いです。焦点距離の長さランキングで比較すると全451製品のなかで「Advanced VX-C8 SCT」は38位で「セレストロン NexStar 5SE」は88位なので、大きく違うとまでは言えないもののそれなりの差はあります。

「Advanced VX-C8 SCT」はより遠くの星を綺麗に視認できる点で「セレストロン NexStar 5SE」よりも優れています。より高倍率で暗い天体を観測するのに「Advanced VX-C8 SCT」は非常におすすめです。実際に使う場面で「セレストロン NexStar 5SE」と比較して「Advanced VX-C8 SCT」は非常に秀でています。「Advanced VX-C8 SCT」を選ぶための一つの主な理由となるでしょう。

焦点距離評価
セレストロン NexStar 5SE
1.25m72/100
Advanced VX-C8 SCT
2m97/100

「セレストロン NexStar 5SE」と「Advanced VX-C8 SCT」の違いを表で比較する

セレストロン NexStar 5SEAdvanced VX-C8 SCT
セレストロン NexStar 5SEAdvanced VX-C8 SCT
扱いやすさ
本体サイズ - 全長:43.2cm、外径:232mm
重量13kg27.47kg
接眼レンズ - 25mm
ファインダーの倍率 - 6倍
ファインダー口径 - 30mm
付属品 - 補正レンズ,接眼レンズ,ファインダー,架台
望遠性能
垂直水平に可動するの経緯台を採用しているかどうか -
赤緯赤経と天体の軸に沿って可動する赤道儀方式を採用しているかどうか -
レンズと鏡を組み合わせて光を集めるカタディオプトリック式を採用しているかどうか
観察できる天体の最大等級 - 13.3等星
集光力 - 841倍
分解能 - 0.57秒
対物レンズの内径サイズ125mm203mm
焦点距離1.25m2m
便利機能
見たい天体を指示すると自動的に探す自動導入機能を搭載しているかどうか
観察している天体を自動的に追いかける自動追尾機能を搭載しているかどうか

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