ビクセン SXD2・PFL-SD115S (2017) と NEWスカイエクスプローラー SE120 SEII を比べてどちらを選ぶべきか。違いや差を比べました
作成日時: 2020-05-25 22:29:58、更新日時: 2021-10-19 20:10:22
「NEWスカイエクスプローラー SE120 SEII」と「ビクセン SXD2・PFL-SD115S (2017)」についての詳細評価を得点化。どちらの天体望遠鏡がいいのかについて解説してみました。どちらを選んだ方がいいのかを慣れていない人でも理解できるように説明しました!
NEWスカイエクスプローラー SE120 SEII | ビクセン SXD2・PFL-SD115S (2017) | |||
総合評価: | 55.7/100 (総合: 120位) | 54.4/100 (総合: 139位) | ||
本体サイズ | 41/100 | 31/100 | ||
重量 | 44/100 | 49/100 | ||
ファインダーの倍率 | 82/100 | 64/100 | ||
ファインダー口径 | 67/100 | 67/100 | ||
観察できる天体の最大等級 | 58/100 | 56/100 | ||
集光力 | 57/100 | 54/100 | ||
分解能 | 57/100 | 54/100 | ||
対物レンズの内径サイズ | 58/100 | 55/100 | ||
焦点距離 | 33/100 | 54/100 | ||
「NEWスカイエクスプローラー SE120 SEII」と「ビクセン SXD2・PFL-SD115S (2017)」を徹底比較する
便利機能について「NEWスカイエクスプローラー SE120 SEII」と「ビクセン SXD2・PFL-SD115S (2017)」を比較
自動導入機能について
見たい天体を指示すると自動的に探す自動導入機能を搭載している天体望遠鏡はスマートフォンなどを使って、見たい星空を選べばその天体を自動的に観測できる点で秀でています。例えば星の位置が」分からない人でも見つけやすくするといったケースにおすすめです。
「ビクセン SXD2・PFL-SD115S (2017)」も「NEWスカイエクスプローラー SE120 SEII」も見たい天体を指示すると自動的に探す自動導入機能を搭載している天体望遠鏡です。そのため星の位置が分からない初心者でも使い易くできる点で優れています。どちらも星の位置が全くわからないとか詳しくない人が観測をするのに向いています。
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自動追尾機能について
観察している天体を自動的に追いかける自動追尾機能を搭載している天体望遠鏡は長時間の天体観測ができる点で優れています。例えば定点で長時間同じ星を観測するといったときに向いています。
「NEWスカイエクスプローラー SE120 SEII」も「ビクセン SXD2・PFL-SD115S (2017)」も観察している天体を自動的に追いかける自動追尾機能を搭載している天体望遠鏡です。そのため星の動きに合わせて天体を観測できる点で秀でています。どちらも好きな星や星座など、決まった天体の定点観測をするのに適しています。
扱いやすさについて「NEWスカイエクスプローラー SE120 SEII」と「ビクセン SXD2・PFL-SD115S (2017)」を比較
本体サイズについて
本体サイズが小さい天体望遠鏡は屋外に簡単に持ち出すことができる点で秀でています。特に車などに収納しやすいので、手軽に持ち運びたい人が使用するのにおススメです。
本体サイズについて比較すると「NEWスカイエクスプローラー SE120 SEII」は全長:66cm、外径:143mmであり「ビクセン SXD2・PFL-SD115S (2017)」は全長:93cm、外径:125mmです。「NEWスカイエクスプローラー SE120 SEII」のサイズは「ビクセン SXD2・PFL-SD115S (2017)」より多少小さいです。本体サイズの小ささランキングで見てみると251製品中「NEWスカイエクスプローラー SE120 SEII」は151位で「ビクセン SXD2・PFL-SD115S (2017)」は170位です。ほとんど差は無いと言えます。
コンパクトに収納することができる点で「ビクセン SXD2・PFL-SD115S (2017)」より「NEWスカイエクスプローラー SE120 SEII」の方が無難と言えるでしょう。狭い場所でもコンパクトに収納する場合でもほとんどの場合で体感できない違いだと思われます。強いて言えば「NEWスカイエクスプローラー SE120 SEII」を選ぶべきですが通常の利用において体感差はほぼ感じないでしょう。
本体サイズ | 評価 | |
---|---|---|
NEWスカイエクスプローラー SE120 SEII | 全長:66cm、外径:143mm | 41/100 |
ビクセン SXD2・PFL-SD115S (2017) | 全長:93cm、外径:125mm | 31/100 |
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重量について
重量が軽い天体望遠鏡は簡単に持ち運びをすることができる点で使い勝手が良いです。特に持ち運びしやすいので、子供や力の弱い女性が使用するようなときで役に立ちます。
重量について比べると「ビクセン SXD2・PFL-SD115S (2017)」は4.4kgであり「NEWスカイエクスプローラー SE120 SEII」は4.9kgです。「ビクセン SXD2・PFL-SD115S (2017)」の重量は「NEWスカイエクスプローラー SE120 SEII」と違いはほとんど無いと言えるでしょう。軽さランキングで見てみると380製品中「NEWスカイエクスプローラー SE120 SEII」は200位で「ビクセン SXD2・PFL-SD115S (2017)」は176位です。ほとんど差は無いと言えます。
感覚的にわかるほどの違いはありません。他の観点で比較したほうがいいでしょう。
ファインダーの倍率について
ファインダーの倍率が高い天体望遠鏡は遠くの星を精確に観測できる点で優れています。例えばより遠くの天体を観測するようなときにおすすめです。
ファインダーの倍率について「ビクセン SXD2・PFL-SD115S (2017)」と「NEWスカイエクスプローラー SE120 SEII」を比べると「ビクセン SXD2・PFL-SD115S (2017)」は7倍で「NEWスカイエクスプローラー SE120 SEII」は9倍です。2倍もの違いがあります。「ビクセン SXD2・PFL-SD115S (2017)」のファインダー倍率と比べて「NEWスカイエクスプローラー SE120 SEII」はかなり高いです。ファインダー倍率ランキングで比べると310製品の中で「NEWスカイエクスプローラー SE120 SEII」は31位で「ビクセン SXD2・PFL-SD115S (2017)」は108位なので天体望遠鏡の中では差はかなり大きいと言えます。
有効径の大きな明るい望遠鏡で鮮明に見ることができる点で「ビクセン SXD2・PFL-SD115S (2017)」より「NEWスカイエクスプローラー SE120 SEII」の方が優れていると言えます。より暗い星まで確認するのに「NEWスカイエクスプローラー SE120 SEII」はとてもオススメです。実際に使う場面において「NEWスカイエクスプローラー SE120 SEII」と「ビクセン SXD2・PFL-SD115S (2017)」の体感値としての差はかなり大きいです。「NEWスカイエクスプローラー SE120 SEII」を選ぶための主な理由の一つとなります。
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ファインダー口径について
ファインダー口径が大きい天体望遠鏡は暗い天体もより明るく見ることができる点で優れています。例えばより遠くの天体の星々を観測するのに適しています。
ファインダー口径について比較すると「ビクセン SXD2・PFL-SD115S (2017)」は50mmで「NEWスカイエクスプローラー SE120 SEII」は50mmです。「ビクセン SXD2・PFL-SD115S (2017)」も「NEWスカイエクスプローラー SE120 SEII」もファインダー口径について違いがほぼゼロでしょう。ファインダー口径のhigさランキングで見てみると247製品中「NEWスカイエクスプローラー SE120 SEII」は89位で「ビクセン SXD2・PFL-SD115S (2017)」は97位です。ほとんど差は無いと言えます。
実用上の差はありません。他の角度から比べるほうがよさそうです。
望遠性能について「NEWスカイエクスプローラー SE120 SEII」と「ビクセン SXD2・PFL-SD115S (2017)」を比較
赤道儀方式について
赤緯赤経と天体の軸に沿って可動する赤道儀方式を採用している天体望遠鏡は地球の自転に合わせて天体を追うことができる点で優れています。例えば日周運動に合わせて天体を簡単に追い続けたりするのにおススメです。
「ビクセン SXD2・PFL-SD115S (2017)」も「NEWスカイエクスプローラー SE120 SEII」も赤緯赤経と天体の軸に沿って可動する赤道儀方式を採用している天体望遠鏡です。そのため正確な位置で天体観察ができる点で使い勝手が良いです。どちらも自転による星の動きを追えるので、長時間一つの星を観察するのにおすすめです。
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屈折方式について
凸レンズを使い光を集める屈折式を採用している天体望遠鏡は光軸の調整がいらず簡単に使用できる点で使い勝手が良いです。特に扱いやすく、メンテナンスも不要なので初心者が使用するといった場合に適しています。
「ビクセン SXD2・PFL-SD115S (2017)」も「NEWスカイエクスプローラー SE120 SEII」も凸レンズを使い光を集める屈折式を採用している天体望遠鏡です。そのため安定した像を見ることができる点で秀でています。どちらも視界の像を安定させて観測するのにおすすめです。
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観察できる天体の最大等級について
観察できる天体の最大等級が大きい天体望遠鏡はより暗い天体まで観測できる点で使い勝手が良いです。例えばより遠くの暗い星を観測するのに最適です。
観察できる天体の最大等級について比較すると「NEWスカイエクスプローラー SE120 SEII」は12.17等星で「ビクセン SXD2・PFL-SD115S (2017)」は12.1等星です。「NEWスカイエクスプローラー SE120 SEII」の極限等級は「ビクセン SXD2・PFL-SD115S (2017)」よりわずかに大きいです。極限等級ランキングで見てみると350製品中「NEWスカイエクスプローラー SE120 SEII」は127位で「ビクセン SXD2・PFL-SD115S (2017)」は135位です。ほとんど差は無いと言えます。
暗い星を観測することができる点で「NEWスカイエクスプローラー SE120 SEII」の方が無難と思います。暗い星々を観測する場合でもよっぽど気になる人でないとわからないくらいの差だと思われます。強いて言えば「ビクセン SXD2・PFL-SD115S (2017)」より「NEWスカイエクスプローラー SE120 SEII」を選ぶべきですが、普通に使っている分において体感差はほぼ感じないです。
観察できる天体の最大等級 | 評価 | |
---|---|---|
NEWスカイエクスプローラー SE120 SEII | 12.17等星 | 58/100 |
ビクセン SXD2・PFL-SD115S (2017) | 12.1等星 | 56/100 |
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集光力について
集光力が大きい天体望遠鏡は暗い星でも明るく見ることができる点で使い勝手が良いです。例えばより多くの光を集めて暗い星を観測するといったような場合におススメです。
集光力について比較すると「ビクセン SXD2・PFL-SD115S (2017)」は270倍に対して「NEWスカイエクスプローラー SE120 SEII」は293.88倍です。「NEWスカイエクスプローラー SE120 SEII」の方が「ビクセン SXD2・PFL-SD115S (2017)」よりも多少集光力が大きいです。集光力の大きさランキングで見てみると347製品中「NEWスカイエクスプローラー SE120 SEII」は120位で「ビクセン SXD2・PFL-SD115S (2017)」は127位です。ほとんど差は無いと言えます。
「NEWスカイエクスプローラー SE120 SEII」は肉眼では見えない天体を見ることができる点で「ビクセン SXD2・PFL-SD115S (2017)」よりも無難と言えるでしょう。肉眼では確認できないような星まで確認する場合でもほとんどの場合で体感できない違いだと言えるでしょう。数値的には「ビクセン SXD2・PFL-SD115S (2017)」より「NEWスカイエクスプローラー SE120 SEII」の方が大きいですが基本的に体感できるほどの差はほとんど無いでしょう。
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分解能について
分解能が小さい天体望遠鏡は星と星をくっきりと見分けることができる点で優れています。例えば月のクレーターなど細かいものを観測するといったようなケースにおすすめです。
分解能について「ビクセン SXD2・PFL-SD115S (2017)」と「NEWスカイエクスプローラー SE120 SEII」を比べると「ビクセン SXD2・PFL-SD115S (2017)」は1.01秒で「NEWスカイエクスプローラー SE120 SEII」は0.97秒です。「NEWスカイエクスプローラー SE120 SEII」は「ビクセン SXD2・PFL-SD115S (2017)」よりわずかに小さいです。分解能の小ささランキングで見てみると332製品中「NEWスカイエクスプローラー SE120 SEII」は114位で「ビクセン SXD2・PFL-SD115S (2017)」は121位です。ほとんど差は無いと言えます。
より小さな星を観測できる点で「NEWスカイエクスプローラー SE120 SEII」の方が「ビクセン SXD2・PFL-SD115S (2017)」よりも無難と思います。しかしながら星雲や銀河のように細かい星の集まりを観察する場合でも実用上の差はほとんど無いと思われます。強いて言えば「NEWスカイエクスプローラー SE120 SEII」ですが、大多数の人にとって体感差はほぼ感じないです。
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対物レンズの内径サイズについて
対物レンズの内径サイズが大きい天体望遠鏡は明るく見ることができる点で優れています。例えば多くの光を観察するといったようなときにおすすめです。
対物レンズの内径サイズについて「ビクセン SXD2・PFL-SD115S (2017)」と「NEWスカイエクスプローラー SE120 SEII」を比べると「ビクセン SXD2・PFL-SD115S (2017)」は115mmに対して「NEWスカイエクスプローラー SE120 SEII」は120mmです。「ビクセン SXD2・PFL-SD115S (2017)」も「NEWスカイエクスプローラー SE120 SEII」も有効径 についてはほとんど同じと言えるでしょう。対物レンズの内径サイズの大きさランキングで見てみると451製品中「NEWスカイエクスプローラー SE120 SEII」は155位で「ビクセン SXD2・PFL-SD115S (2017)」は163位です。ほとんど差は無いと言えます。
実用上の違いはありません。他の視点から選んだ方がいいでしょう。
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焦点距離について
焦点距離が長い天体望遠鏡は像の歪みが少なくなるのではっきりと観測できる点で秀でています。特により遠くの距離まで確認するといったようなケースで重宝します。
焦点距離について比べると「NEWスカイエクスプローラー SE120 SEII」は60cmに対して「ビクセン SXD2・PFL-SD115S (2017)」は89cmです。29cmの差があります。「ビクセン SXD2・PFL-SD115S (2017)」は「NEWスカイエクスプローラー SE120 SEII」よりとても長いです。焦点距離の長さランキングで比べると全451製品中「ビクセン SXD2・PFL-SD115S (2017)」は183位であるのに対し「NEWスカイエクスプローラー SE120 SEII」は338位で、天体望遠鏡の中ではケタ違いな差があると言えそうです。
「ビクセン SXD2・PFL-SD115S (2017)」はより遠くの星を綺麗に視認できる点で「NEWスカイエクスプローラー SE120 SEII」よりも優れています。より高倍率で暗い天体を観測するのに「ビクセン SXD2・PFL-SD115S (2017)」は非常におすすめです。実際に使う場面で「NEWスカイエクスプローラー SE120 SEII」と比較して「ビクセン SXD2・PFL-SD115S (2017)」は非常に秀でています。「ビクセン SXD2・PFL-SD115S (2017)」を選ぶための一つの主な理由となるでしょう。
「NEWスカイエクスプローラー SE120 SEII」と「ビクセン SXD2・PFL-SD115S (2017)」の違いを表で比較する
NEWスカイエクスプローラー SE120 SEII | ビクセン SXD2・PFL-SD115S (2017) | |||
扱いやすさ | ||||
本体サイズ | 全長:66cm、外径:143mm | 全長:93cm、外径:125mm | ||
重量 | 4.9kg | 4.4kg | ||
接眼レンズ | 10mm,25mm | 20mm,5mm | ||
ファインダーの倍率 | 9倍 | 7倍 | ||
ファインダー口径 | 50mm | 50mm | ||
付属品 | 接眼レンズ,ファインダー,架台,三脚,アイピース | 補正レンズ,接眼レンズ,バランスウェイト,架台,三脚,専用ケース | ||
望遠性能 | ||||
赤緯赤経と天体の軸に沿って可動する赤道儀方式を採用しているかどうか | ○ | ○ | ||
凸レンズを使い光を集める屈折式を採用しているかどうか | ○ | ○ | ||
観察できる天体の最大等級 | 12.17等星 | 12.1等星 | ||
集光力 | 293.88倍 | 270倍 | ||
分解能 | 0.97秒 | 1.01秒 | ||
対物レンズの内径サイズ | 120mm | 115mm | ||
焦点距離 | 60cm | 89cm | ||
便利機能 | ||||
見たい天体を指示すると自動的に探す自動導入機能を搭載しているかどうか | ○ | ○ | ||
観察している天体を自動的に追いかける自動追尾機能を搭載しているかどうか | ○ | ○ | ||
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選択中の製品 | 他の天体望遠鏡と比較する |
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NEWスカイエクスプローラー SE120 SEII
選択中の製品 | 他の天体望遠鏡と比較する |
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ビクセン SXD2・PFL-SD115S (2017)
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