NEWスカイエクスプローラー SE200N CR SEII と Advanced VX-C8 SCT を評価。違いを解説
作成日時: 2020-05-25 15:27:41、更新日時: 2021-10-20 14:20:53
「NEWスカイエクスプローラー SE200N CR SEII」と「Advanced VX-C8 SCT」のどっちを選んだ方がいいのかについて評価レビューしました!何がどういう点で異なるのでしょうか。どっちの評価が優れているのかについて詳しく検証。
NEWスカイエクスプローラー SE200N CR SEII | Advanced VX-C8 SCT | |||
総合評価: | 3.4 (総合: 74位) | 3.2 (総合: 111位) | ||
本体サイズ | 1 全長:92cm、外径:240mm | 1.9 全長:43.2cm、外径:232mm | ||
ファインダーの倍率 | 4.1 9倍 | 2.8 6倍 | ||
ファインダー口径 | 3.4 50mm | 1 30mm | ||
観察できる天体の最大等級 | 4.5 13.28等星 | 4.6 13.3等星 | ||
集光力 | 4.6 816.32倍 | 4.6 841倍 | ||
分解能 | 4.6 0.58秒 | 4.6 0.57秒 | ||
対物レンズの内径サイズ | 4.6 200mm | 4.6 203mm | ||
焦点距離 | 3.0 1m | 4.9 2m | ||
「NEWスカイエクスプローラー SE200N CR SEII」と「Advanced VX-C8 SCT」を徹底比較する
望遠性能について「NEWスカイエクスプローラー SE200N CR SEII」と「Advanced VX-C8 SCT」を比較
赤道儀方式について
赤緯赤経と天体の軸に沿って可動する赤道儀方式を採用している天体望遠鏡は地球の自転に合わせて天体を追うことができる点で優れています。例えば日周運動に合わせて天体を簡単に追い続けたりするのにおススメです。
「Advanced VX-C8 SCT」も「NEWスカイエクスプローラー SE200N CR SEII」も赤緯赤経と天体の軸に沿って可動する赤道儀方式を採用している天体望遠鏡です。そのため正確な位置で天体観察ができる点で使い勝手が良いです。どちらも自転による星の動きを追えるので、長時間一つの星を観察するのにおすすめです。
関連リンク
観察できる天体の最大等級について
観察できる天体の最大等級が大きい天体望遠鏡はより暗い天体まで観測できる点で使い勝手が良いです。例えばより遠くの暗い星を観測するのに最適です。
観察できる天体の最大等級を比べると「NEWスカイエクスプローラー SE200N CR SEII」は13.28等星であるのに対して「Advanced VX-C8 SCT」は13.3等星です。「Advanced VX-C8 SCT」の極限等級は「NEWスカイエクスプローラー SE200N CR SEII」と差はほとんどありません。極限等級ランキングで見てみると350製品中「NEWスカイエクスプローラー SE200N CR SEII」は73位で「Advanced VX-C8 SCT」は68位です。ほとんど差は無いと言えます。
体感できるほどの差は無いです。他の観点を見て選んだほうがよいでしょう。
関連リンク
集光力について
集光力が大きい天体望遠鏡は暗い星でも明るく見ることができる点で使い勝手が良いです。例えばより多くの光を集めて暗い星を観測するといったような場合におススメです。
集光力について「Advanced VX-C8 SCT」と「NEWスカイエクスプローラー SE200N CR SEII」を比べると「Advanced VX-C8 SCT」は841倍に対して「NEWスカイエクスプローラー SE200N CR SEII」は816.32倍です。「NEWスカイエクスプローラー SE200N CR SEII」も「Advanced VX-C8 SCT」も同じくらいの集光力です。集光力の大きさランキングで見てみると347製品中「NEWスカイエクスプローラー SE200N CR SEII」は32位で「Advanced VX-C8 SCT」は25位です。ほとんど差は無いと言えます。
体感できるほどの違いは無いです。別の観点で比べるほうが良いでしょう。
分解能について
分解能が小さい天体望遠鏡は星と星をくっきりと見分けることができる点で優れています。例えば月のクレーターなど細かいものを観測するといったようなケースにおすすめです。
分解能について「NEWスカイエクスプローラー SE200N CR SEII」と「Advanced VX-C8 SCT」を比較すると「NEWスカイエクスプローラー SE200N CR SEII」は0.58秒であるのに対して「Advanced VX-C8 SCT」は0.57秒です。「NEWスカイエクスプローラー SE200N CR SEII」も「Advanced VX-C8 SCT」もほとんど同じ分解能です。分解能の小ささランキングで見てみると332製品中「NEWスカイエクスプローラー SE200N CR SEII」は52位で「Advanced VX-C8 SCT」は25位です。ほとんど差は無いと言えます。
実用上の違いは無いです。他の視点で比べることをおすすめします。
対物レンズの内径サイズについて
対物レンズの内径サイズが大きい天体望遠鏡は明るく見ることができる点で優れています。例えば多くの光を観察するといったようなときにおすすめです。
対物レンズの内径サイズについて「Advanced VX-C8 SCT」と「NEWスカイエクスプローラー SE200N CR SEII」を比べると「Advanced VX-C8 SCT」は203mmに対して「NEWスカイエクスプローラー SE200N CR SEII」は200mmです。「Advanced VX-C8 SCT」も「NEWスカイエクスプローラー SE200N CR SEII」も有効径 についてはほとんど同じと言えるでしょう。対物レンズの内径サイズの大きさランキングで見てみると451製品中「NEWスカイエクスプローラー SE200N CR SEII」は74位で「Advanced VX-C8 SCT」は46位です。ほとんど差は無いと言えます。
実用上の違いはありません。他の視点から選んだ方がいいでしょう。
関連リンク
焦点距離について
焦点距離が長い天体望遠鏡は像の歪みが少なくなるのではっきりと観測できる点で秀でています。特により遠くの距離まで確認するといったようなケースで重宝します。
焦点距離について比べると「NEWスカイエクスプローラー SE200N CR SEII」は1mに対して「Advanced VX-C8 SCT」は2mです。1mの差があります。「Advanced VX-C8 SCT」は「NEWスカイエクスプローラー SE200N CR SEII」よりとても長いです。焦点距離の長さランキングで比較すると全451製品のなかで「Advanced VX-C8 SCT」は38位で「NEWスカイエクスプローラー SE200N CR SEII」は108位なので、大きく違うとまでは言えないもののそれなりの差はあります。
「Advanced VX-C8 SCT」はより遠くの星を綺麗に視認できる点で「NEWスカイエクスプローラー SE200N CR SEII」よりも優れています。より高倍率で暗い天体を観測するのに「Advanced VX-C8 SCT」は非常におすすめです。実際に使う場面で「NEWスカイエクスプローラー SE200N CR SEII」と比較して「Advanced VX-C8 SCT」は非常に秀でています。「Advanced VX-C8 SCT」を選ぶための一つの主な理由となるでしょう。
便利機能について「NEWスカイエクスプローラー SE200N CR SEII」と「Advanced VX-C8 SCT」を比較
自動導入機能について
見たい天体を指示すると自動的に探す自動導入機能を搭載している天体望遠鏡はスマートフォンなどを使って、見たい星空を選べばその天体を自動的に観測できる点で秀でています。例えば星の位置が」分からない人でも見つけやすくするといったケースにおすすめです。
「Advanced VX-C8 SCT」も「NEWスカイエクスプローラー SE200N CR SEII」も見たい天体を指示すると自動的に探す自動導入機能を搭載している天体望遠鏡です。そのため星の位置が分からない初心者でも使い易くできる点で優れています。どちらも星の位置が全くわからないとか詳しくない人が観測をするのに向いています。
関連リンク
自動追尾機能について
観察している天体を自動的に追いかける自動追尾機能を搭載している天体望遠鏡は長時間の天体観測ができる点で優れています。例えば定点で長時間同じ星を観測するといったときに向いています。
「NEWスカイエクスプローラー SE200N CR SEII」も「Advanced VX-C8 SCT」も観察している天体を自動的に追いかける自動追尾機能を搭載している天体望遠鏡です。そのため星の動きに合わせて天体を観測できる点で秀でています。どちらも好きな星や星座など、決まった天体の定点観測をするのに適しています。
扱いやすさについて「NEWスカイエクスプローラー SE200N CR SEII」と「Advanced VX-C8 SCT」を比較
本体サイズについて
本体サイズが小さい天体望遠鏡は屋外に簡単に持ち出すことができる点で秀でています。特に車などに収納しやすいので、手軽に持ち運びたい人が使用するのにおススメです。
本体サイズを比較すると「Advanced VX-C8 SCT」は全長:43.2cm、外径:232mmであるのに対して「NEWスカイエクスプローラー SE200N CR SEII」は全長:92cm、外径:240mmです。「NEWスカイエクスプローラー SE200N CR SEII」より「Advanced VX-C8 SCT」の方がとてもサイズが小さいです。本体サイズの小ささランキングで比べると全251製品中「Advanced VX-C8 SCT」は156位であるのに対し「NEWスカイエクスプローラー SE200N CR SEII」は248位で、天体望遠鏡の中ではケタ違いな差があると言えそうです。
コンパクトに収納することができる点で「Advanced VX-C8 SCT」の方が秀でているでしょう。狭い場所でもコンパクトに収納するのに「Advanced VX-C8 SCT」はかなりオススメです。実際の利用を想定したとき「Advanced VX-C8 SCT」は「NEWスカイエクスプローラー SE200N CR SEII」より遥かに優れていると言えます。「Advanced VX-C8 SCT」に決める重要な理由の一つになると思います。
本体サイズ | 評価 | |
---|---|---|
NEWスカイエクスプローラー SE200N CR SEII | 全長:92cm、外径:240mm | 8/100 |
Advanced VX-C8 SCT | 全長:43.2cm、外径:232mm | 38/100 |
関連リンク
重量について
重量が軽い天体望遠鏡は簡単に持ち運びをすることができる点で使い勝手が良いです。特に持ち運びしやすいので、子供や力の弱い女性が使用するようなときで役に立ちます。
重量について「Advanced VX-C8 SCT」と「NEWスカイエクスプローラー SE200N CR SEII」を比べると「Advanced VX-C8 SCT」は27.47kgであり「NEWスカイエクスプローラー SE200N CR SEII」は8.6kgです。18.86kgの違いがあります。「Advanced VX-C8 SCT」と比較して「NEWスカイエクスプローラー SE200N CR SEII」はやや重量が軽いです。軽さランキングで比較すると全380製品のなかで「NEWスカイエクスプローラー SE200N CR SEII」は312位で「Advanced VX-C8 SCT」は360位なので、大きく違うとまでは言えないもののそれなりの差はあります。
簡単に移動させることができる点で「NEWスカイエクスプローラー SE200N CR SEII」の方が「Advanced VX-C8 SCT」よりも多少優れているかもしれません。「NEWスカイエクスプローラー SE200N CR SEII」は屋外に持ち出して外の星が見えやすい場所で観測するのにややおススメです。実際に使う場面において「Advanced VX-C8 SCT」と「NEWスカイエクスプローラー SE200N CR SEII」は実用上どちらかといえば大きい差があります。「NEWスカイエクスプローラー SE200N CR SEII」が良いと言えます。しかしすごく優れているというわけではありません。
ファインダーの倍率について
ファインダーの倍率が高い天体望遠鏡は遠くの星を精確に観測できる点で優れています。例えばより遠くの天体を観測するようなときにおすすめです。
ファインダーの倍率について「Advanced VX-C8 SCT」と「NEWスカイエクスプローラー SE200N CR SEII」を比べると「Advanced VX-C8 SCT」は6倍で「NEWスカイエクスプローラー SE200N CR SEII」は9倍です。3倍の差があります。「NEWスカイエクスプローラー SE200N CR SEII」は「Advanced VX-C8 SCT」と比較して比較的ファインダー倍率が高いです。ファインダー倍率ランキングで比べると全310製品中「NEWスカイエクスプローラー SE200N CR SEII」は22位であるのに対し「Advanced VX-C8 SCT」は159位で、天体望遠鏡の中ではケタ違いな差があると言えそうです。
有効径の大きな明るい望遠鏡で鮮明に見ることができる点で「NEWスカイエクスプローラー SE200N CR SEII」の方が良いです。より暗い星まで確認するのに「NEWスカイエクスプローラー SE200N CR SEII」はややおすすめです。実際の利用において「NEWスカイエクスプローラー SE200N CR SEII」は「Advanced VX-C8 SCT」と比較してどちらかといえばよいです。「Advanced VX-C8 SCT」より「NEWスカイエクスプローラー SE200N CR SEII」がいいでしょう。しかし決定的に優れているとまでは言えないでしょう。
関連リンク
ファインダー口径について
ファインダー口径が大きい天体望遠鏡は暗い天体もより明るく見ることができる点で優れています。例えばより遠くの天体の星々を観測するのに適しています。
ファインダー口径を比べると「Advanced VX-C8 SCT」は30mmで「NEWスカイエクスプローラー SE200N CR SEII」は50mmです。20mmの差があります。「NEWスカイエクスプローラー SE200N CR SEII」の方が「Advanced VX-C8 SCT」よりも非常にファインダー口径が大きいです。ファインダー口径のhigさランキングで比べると全247製品中「NEWスカイエクスプローラー SE200N CR SEII」は60位であるのに対し「Advanced VX-C8 SCT」は158位で、天体望遠鏡の中ではケタ違いな差があると言えそうです。
視界が広く、暗い天体を観測できる点で「NEWスカイエクスプローラー SE200N CR SEII」の方が秀でています。暗い天体を観測したいときに、広い視野で観測するために使用するのに「NEWスカイエクスプローラー SE200N CR SEII」はとても向いています。実際に使うことを想定したとき「Advanced VX-C8 SCT」と「NEWスカイエクスプローラー SE200N CR SEII」は体感値として非常に大きい差があります。「NEWスカイエクスプローラー SE200N CR SEII」にする一つの重要な決め手となるでしょう。
選択中の製品 | 他の天体望遠鏡と比較する |
---|
NEWスカイエクスプローラー SE200N CR SEII
選択中の製品 | 他の天体望遠鏡と比較する |
---|
Advanced VX-C8 SCT
「NEWスカイエクスプローラー SE200N CR SEII」と「Advanced VX-C8 SCT」の違いを表で比較する
NEWスカイエクスプローラー SE200N CR SEII | Advanced VX-C8 SCT | |
画像 | ||
本体サイズ | 全長:92cm、外径:240mm | 全長:43.2cm、外径:232mm |
重量 | 8.6kg | 27.47kg |
接眼レンズ | 10mm,25mm | 25mm |
ファインダーの倍率 | 9倍 | 6倍 |
ファインダー口径 | 50mm | 30mm |
付属品 | 接眼レンズ,ファインダー,架台,三脚,アイピース | 補正レンズ,接眼レンズ,ファインダー,架台 |
赤緯赤経と天体の軸に沿って可動する赤道儀方式を採用しているかどうか | ○ | ○ |
レンズと鏡を組み合わせて光を集めるカタディオプトリック式を採用しているかどうか | - | ○ |
凹面鏡を使い光を集める反射式を採用しているかどうか | ○ | - |
観察できる天体の最大等級 | 13.28等星 | 13.3等星 |
集光力 | 816.32倍 | 841倍 |
分解能 | 0.58秒 | 0.57秒 |
対物レンズの内径サイズ | 200mm | 203mm |
焦点距離 | 1m | 2m |
見たい天体を指示すると自動的に探す自動導入機能を搭載しているかどうか | ○ | ○ |
観察している天体を自動的に追いかける自動追尾機能を搭載しているかどうか | ○ | ○ |
類似の天体望遠鏡を探す 他の天体望遠鏡と比較する 価格をチェック | 類似の天体望遠鏡を探す 他の天体望遠鏡と比較する 価格をチェック |
価格をチェックする
選択中の製品 | 他の天体望遠鏡と比較する |
---|
NEWスカイエクスプローラー SE200N CR SEII
選択中の製品 | 他の天体望遠鏡と比較する |
---|
Advanced VX-C8 SCT
お探しの情報は見つかりましたか?性能や機能名などのキーワードで検索することでさらに詳しい情報を知ることができます。