ビクセン SX2-A105MII (2017) と ビクセン AP-A80Mf・SM (2014) を詳細解説。どっちがおすすめ?

作成日時: 2020-05-25 21:05:14、更新日時: 2021-10-19 17:49:38

ビクセン SX2-A105MII (2017)ビクセン AP-A80Mf・SM (2014)
ビクセン SX2-A105MII (2017)ビクセン AP-A80Mf・SM (2014)

「ビクセン SX2-A105MII (2017)」と「ビクセン AP-A80Mf・SM (2014)」についての詳細評価を得点化。どちらの天体望遠鏡がいいのかについて解説してみました。どちらを選んだ方がいいのかを慣れていない人でも理解できるように説明しました!

ビクセン SX2-A105MII (2017)ビクセン AP-A80Mf・SM (2014)
ビクセン SX2-A105MII (2017)ビクセン AP-A80Mf・SM (2014)
総合評価:

44.6/100

(総合: 250位)

42.2/100

(総合: 272位)

本体サイズ
31/100
51/100
重量
56/100
74/100
ファインダーの倍率
9/100
55/100
観察できる天体の最大等級
50/100
31/100
集光力
48/100
31/100
分解能
49/100
30/100
対物レンズの内径サイズ
49/100
31/100
焦点距離
60/100
55/100

ビクセン AP-A80Mf・SM (2014) と比較して ビクセン SX2-A105MII (2017) を選ぶメリット

  • 極限等級

    50.4点(11.9等星) vs 31.5点(11.3等星)

  • 集光力

    48.9点(225倍) vs 31点(131倍)

  • 分解能

    49.1点(1.1秒) vs 30.8点(1.45秒)

  • 対物レンズ有効径

    49.2点(105mm) vs 31.3点(80mm)

ビクセン SX2-A105MII (2017) と比較して ビクセン AP-A80Mf・SM (2014) を選ぶメリット

    -

「ビクセン SX2-A105MII (2017)」と「ビクセン AP-A80Mf・SM (2014)」を徹底比較する

便利機能について「ビクセン SX2-A105MII (2017)」と「ビクセン AP-A80Mf・SM (2014)」を比較

自動追尾機能について

観察している天体を自動的に追いかける自動追尾機能を搭載している天体望遠鏡は長時間の天体観測ができる点で優れています。例えば定点で長時間同じ星を観測するといったときに向いています。

「ビクセン SX2-A105MII (2017)」も「ビクセン AP-A80Mf・SM (2014)」も観察している天体を自動的に追いかける自動追尾機能を搭載している天体望遠鏡です。そのため星の動きに合わせて天体を観測できる点で秀でています。どちらも好きな星や星座など、決まった天体の定点観測をするのに適しています。

扱いやすさについて「ビクセン SX2-A105MII (2017)」と「ビクセン AP-A80Mf・SM (2014)」を比較

本体サイズについて

本体サイズが小さい天体望遠鏡は屋外に簡単に持ち出すことができる点で秀でています。特に車などに収納しやすいので、手軽に持ち運びたい人が使用するのにおススメです。

本体サイズを比較すると「ビクセン SX2-A105MII (2017)」は全長:1.01m、外径:115mmに対して「ビクセン AP-A80Mf・SM (2014)」は全長:86cm、外径:90mmです。「ビクセン AP-A80Mf・SM (2014)」の方が「ビクセン SX2-A105MII (2017)」よりもややサイズが小さいです。コンパクトに収納することができる点で「ビクセン AP-A80Mf・SM (2014)」の方が「ビクセン SX2-A105MII (2017)」よりもよいです。狭い場所でもコンパクトに収納するのに「ビクセン AP-A80Mf・SM (2014)」はやや適しています。実際の利用において「ビクセン SX2-A105MII (2017)」より「ビクセン AP-A80Mf・SM (2014)」の方が比較的よいです。「ビクセン AP-A80Mf・SM (2014)」は「ビクセン SX2-A105MII (2017)」より良いと思われます。一方で決定的に優れていると言える程の差はないでしょう。

本体サイズ評価
ビクセン SX2-A105MII (2017)
全長:1.01m、外径:115mm31/100
ビクセン AP-A80Mf・SM (2014)
全長:86cm、外径:90mm51/100

重量について

重量が軽い天体望遠鏡は簡単に持ち運びをすることができる点で使い勝手が良いです。特に持ち運びしやすいので、子供や力の弱い女性が使用するようなときで役に立ちます。

重量について比べると「ビクセン SX2-A105MII (2017)」は3.8kgで「ビクセン AP-A80Mf・SM (2014)」は2.5kgです。1.2kgの違いがあります。「ビクセン SX2-A105MII (2017)」と比べて「ビクセン AP-A80Mf・SM (2014)」は非常に重量が軽いです。「ビクセン AP-A80Mf・SM (2014)」は簡単に移動させることができる点で「ビクセン SX2-A105MII (2017)」よりも秀でているでしょう。屋外に持ち出して外の星が見えやすい場所で観測するのに「ビクセン AP-A80Mf・SM (2014)」は非常にオススメです。実際に使う場面において「ビクセン AP-A80Mf・SM (2014)」の方が「ビクセン SX2-A105MII (2017)」よりも遥かに優れていると言えます。「ビクセン AP-A80Mf・SM (2014)」に決めるための一つの重要な理由になると思います。

重量評価
ビクセン SX2-A105MII (2017)
3.8kg56/100
ビクセン AP-A80Mf・SM (2014)
2.5kg74/100

ファインダーの倍率について

ファインダーの倍率が高い天体望遠鏡は遠くの星を精確に観測できる点で優れています。例えばより遠くの天体を観測するようなときにおすすめです。

ファインダーの倍率について「ビクセン SX2-A105MII (2017)」と「ビクセン AP-A80Mf・SM (2014)」を比べると「ビクセン SX2-A105MII (2017)」は1倍で「ビクセン AP-A80Mf・SM (2014)」は6倍です。5倍もの違いがあります。「ビクセン SX2-A105MII (2017)」のファインダー倍率と比べて「ビクセン AP-A80Mf・SM (2014)」はかなり高いです。有効径の大きな明るい望遠鏡で鮮明に見ることができる点で「ビクセン SX2-A105MII (2017)」より「ビクセン AP-A80Mf・SM (2014)」の方が優れていると言えます。より暗い星まで確認するのに「ビクセン AP-A80Mf・SM (2014)」はとてもオススメです。実際に使う場面において「ビクセン AP-A80Mf・SM (2014)」と「ビクセン SX2-A105MII (2017)」の体感値としての差はかなり大きいです。「ビクセン AP-A80Mf・SM (2014)」を選ぶための主な理由の一つとなります。

ファインダーの倍率評価
ビクセン SX2-A105MII (2017)
1倍9/100
ビクセン AP-A80Mf・SM (2014)
6倍55/100

望遠性能について「ビクセン SX2-A105MII (2017)」と「ビクセン AP-A80Mf・SM (2014)」を比較

赤道儀方式について

赤緯赤経と天体の軸に沿って可動する赤道儀方式を採用している天体望遠鏡は地球の自転に合わせて天体を追うことができる点で優れています。例えば日周運動に合わせて天体を簡単に追い続けたりするのにおススメです。

「ビクセン AP-A80Mf・SM (2014)」も「ビクセン SX2-A105MII (2017)」も赤緯赤経と天体の軸に沿って可動する赤道儀方式を採用している天体望遠鏡です。そのため正確な位置で天体観察ができる点で使い勝手が良いです。どちらも自転による星の動きを追えるので、長時間一つの星を観察するのにおすすめです。

屈折方式について

凸レンズを使い光を集める屈折式を採用している天体望遠鏡は光軸の調整がいらず簡単に使用できる点で使い勝手が良いです。特に扱いやすく、メンテナンスも不要なので初心者が使用するといった場合に適しています。

「ビクセン AP-A80Mf・SM (2014)」も「ビクセン SX2-A105MII (2017)」も凸レンズを使い光を集める屈折式を採用している天体望遠鏡です。そのため安定した像を見ることができる点で秀でています。どちらも視界の像を安定させて観測するのにおすすめです。

観察できる天体の最大等級について

観察できる天体の最大等級が大きい天体望遠鏡はより暗い天体まで観測できる点で使い勝手が良いです。例えばより遠くの暗い星を観測するのに最適です。

観察できる天体の最大等級について「ビクセン SX2-A105MII (2017)」と「ビクセン AP-A80Mf・SM (2014)」を比べると「ビクセン SX2-A105MII (2017)」は11.9等星であるのに対して「ビクセン AP-A80Mf・SM (2014)」は11.3等星です。0.5等星の差があります。「ビクセン SX2-A105MII (2017)」は「ビクセン AP-A80Mf・SM (2014)」と比較してやや極限等級が大きいです。「ビクセン SX2-A105MII (2017)」は暗い星を観測することができる点で「ビクセン AP-A80Mf・SM (2014)」よりも多少優れているかもしれません。「ビクセン SX2-A105MII (2017)」は暗い星々を観測するのに多少おススメです。実際に利用する上で「ビクセン SX2-A105MII (2017)」と「ビクセン AP-A80Mf・SM (2014)」の実用においての違いは多少大きいです。「ビクセン SX2-A105MII (2017)」は「ビクセン AP-A80Mf・SM (2014)」よりいいですが、決定的に優れているとまでは言えません。

観察できる天体の最大等級評価
ビクセン SX2-A105MII (2017)
11.9等星50/100
ビクセン AP-A80Mf・SM (2014)
11.3等星31/100

集光力について

集光力が大きい天体望遠鏡は暗い星でも明るく見ることができる点で使い勝手が良いです。例えばより多くの光を集めて暗い星を観測するといったような場合におススメです。

集光力について比較すると「ビクセン SX2-A105MII (2017)」は225倍に対して「ビクセン AP-A80Mf・SM (2014)」は131倍です。94倍の違いがあります。集光力という点で見ると「ビクセン AP-A80Mf・SM (2014)」より「ビクセン SX2-A105MII (2017)」の方がとても大きい集光力です。肉眼では見えない天体を見ることができる点で「ビクセン SX2-A105MII (2017)」の方が優れているでしょう。肉眼では確認できないような星まで確認するのに「ビクセン SX2-A105MII (2017)」はかなりオススメです。実際に使う場面で「ビクセン AP-A80Mf・SM (2014)」と比べて「ビクセン SX2-A105MII (2017)」は非常に秀でているでしょう。「ビクセン SX2-A105MII (2017)」を選ぶ上で重要な決め手の一つとなるでしょう。

集光力評価
ビクセン SX2-A105MII (2017)
225倍48/100
ビクセン AP-A80Mf・SM (2014)
131倍31/100

分解能について

分解能が小さい天体望遠鏡は星と星をくっきりと見分けることができる点で優れています。例えば月のクレーターなど細かいものを観測するといったようなケースにおすすめです。

分解能について比較すると「ビクセン SX2-A105MII (2017)」は1.1秒であるのに対して「ビクセン AP-A80Mf・SM (2014)」は1.45秒です。0.34秒の違いがあります。分解能という点において「ビクセン SX2-A105MII (2017)」は「ビクセン AP-A80Mf・SM (2014)」に比べてかなり小さい分解能です。「ビクセン SX2-A105MII (2017)」はより小さな星を観測できる点で「ビクセン AP-A80Mf・SM (2014)」よりも優れていると言えます。星雲や銀河のように細かい星の集まりを観察するのに「ビクセン SX2-A105MII (2017)」はとても向いています。実際の利用を想定したとき「ビクセン AP-A80Mf・SM (2014)」と「ビクセン SX2-A105MII (2017)」は実用上とても大きい差があります。「ビクセン SX2-A105MII (2017)」に決めるための一つの重要な判断材料となると思います。

分解能評価
ビクセン SX2-A105MII (2017)
1.1秒49/100
ビクセン AP-A80Mf・SM (2014)
1.45秒30/100

対物レンズの内径サイズについて

対物レンズの内径サイズが大きい天体望遠鏡は明るく見ることができる点で優れています。例えば多くの光を観察するといったようなときにおすすめです。

対物レンズの内径サイズを「ビクセン AP-A80Mf・SM (2014)」と「ビクセン SX2-A105MII (2017)」を比べると「ビクセン AP-A80Mf・SM (2014)」は80mmであるのに対して「ビクセン SX2-A105MII (2017)」は105mmです。25mmの違いがあります。「ビクセン AP-A80Mf・SM (2014)」と比べて「ビクセン SX2-A105MII (2017)」は比較的有効径 が大きいです。「ビクセン SX2-A105MII (2017)」はたくさんの光を集めることができる点で「ビクセン AP-A80Mf・SM (2014)」よりもよいです。星の明かりをたくさん集められ、観測や撮影するのに「ビクセン SX2-A105MII (2017)」は比較的適しています。実際に利用する上で「ビクセン SX2-A105MII (2017)」と「ビクセン AP-A80Mf・SM (2014)」の体感上の違いは比較的大きいです。「ビクセン SX2-A105MII (2017)」は「ビクセン AP-A80Mf・SM (2014)」より良いですが、決定的に優れているとまでは言えません。

対物レンズの内径サイズ評価
ビクセン SX2-A105MII (2017)
105mm49/100
ビクセン AP-A80Mf・SM (2014)
80mm31/100

焦点距離について

焦点距離が長い天体望遠鏡は像の歪みが少なくなるのではっきりと観測できる点で秀でています。特により遠くの距離まで確認するといったようなケースで重宝します。

焦点距離を「ビクセン SX2-A105MII (2017)」と「ビクセン AP-A80Mf・SM (2014)」を比較すると「ビクセン SX2-A105MII (2017)」は1mに対して「ビクセン AP-A80Mf・SM (2014)」は91cmです。「ビクセン AP-A80Mf・SM (2014)」と比較して「ビクセン SX2-A105MII (2017)」は多少焦点距離が長いです。「ビクセン SX2-A105MII (2017)」はより遠くの星を綺麗に視認できる点で「ビクセン AP-A80Mf・SM (2014)」よりもどちらかといえば良いと思います。より高倍率で暗い天体を観測する場合でもよっぽど気になる人でないと体感できるほどの違いを感じられないだと言えるでしょう。数値的には「ビクセン SX2-A105MII (2017)」の方が「ビクセン AP-A80Mf・SM (2014)」より長いですが、基本的には気にするほどの違いはほぼ無いでしょう。

焦点距離評価
ビクセン SX2-A105MII (2017)
1m60/100
ビクセン AP-A80Mf・SM (2014)
91cm55/100

「ビクセン SX2-A105MII (2017)」と「ビクセン AP-A80Mf・SM (2014)」の違いを表で比較する

ビクセン SX2-A105MII (2017)ビクセン AP-A80Mf・SM (2014)
画像ビクセン SX2-A105MII (2017)ビクセン AP-A80Mf・SM (2014)
本体サイズ全長:1.01m、外径:115mm全長:86cm、外径:90mm
重量3.8kg2.5kg
接眼レンズ20mm,6mm20mm,6.3mm
ファインダーの倍率1倍6倍
ファインダー口径 - 30mm
鏡筒を水平・垂直方向に手で動かし離した位置で止まるフリーストップ式を採用しているかどうか -
付属品接眼レンズ,バランスウェイト,架台,三脚,専用ケース接眼レンズ,バランスウェイト,架台,三脚
赤緯赤経と天体の軸に沿って可動する赤道儀方式を採用しているかどうか
凸レンズを使い光を集める屈折式を採用しているかどうか
観察できる天体の最大等級11.9等星11.3等星
集光力225倍131倍
分解能1.1秒1.45秒
対物レンズの内径サイズ105mm80mm
焦点距離1m91cm
観察している天体を自動的に追いかける自動追尾機能を搭載しているかどうか

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