BORG90FL天体セットCR 6390 (2017) と ビクセン AX103S を評価。違いを解説

作成日時: 2020-05-25 17:53:46、更新日時: 2021-10-20 22:58:00

BORG90FL天体セットCR 6390 (2017)ビクセン AX103S
BORG90FL天体セットCR 6390 (2017)ビクセン AX103S

「BORG90FL天体セットCR 6390 (2017)」と「ビクセン AX103S」をくらべた時の違いや差について比較・解説。どういう面で評価の違いや差があるのでしょうか。どの程度違いがあるのかについて評価・比較してみました。

BORG90FL天体セットCR 6390 (2017)ビクセン AX103S
BORG90FL天体セットCR 6390 (2017)ビクセン AX103S
総合評価:
重量rating-image3.3
3kg
rating-image2.4
4.6kg
ファインダーの倍率rating-image2.8
6倍
rating-image3.2
7倍
ファインダー口径rating-image1
30mm
rating-image3.4
50mm
対物レンズの内径サイズrating-image2.0
90mm
rating-image2.4
103mm
焦点距離rating-image1.2
50cm
rating-image2.5
82.5cm

ビクセン AX103S と比較して BORG90FL天体セットCR 6390 (2017) を選ぶメリット

    -

BORG90FL天体セットCR 6390 (2017) と比較して ビクセン AX103S を選ぶメリット

  • 対物レンズ有効径

    39点(90mm) vs 47.9点(103mm)

  • 焦点距離

    24.3点(50cm) vs 50.7点(82.5cm)

  • 屈折方式

「BORG90FL天体セットCR 6390 (2017)」と「ビクセン AX103S」を徹底比較する

望遠性能について「BORG90FL天体セットCR 6390 (2017)」と「ビクセン AX103S」を比較

対物レンズの内径サイズについて

対物レンズの内径サイズが大きい天体望遠鏡は明るく見ることができる点で優れています。例えば多くの光を観察するといったようなときにおすすめです。

対物レンズの内径サイズを「BORG90FL天体セットCR 6390 (2017)」と「ビクセン AX103S」を比べると「BORG90FL天体セットCR 6390 (2017)」は90mmであるのに対して「ビクセン AX103S」は103mmです。13mmの違いがあります。「BORG90FL天体セットCR 6390 (2017)」と比べて「ビクセン AX103S」は比較的有効径 が大きいです。対物レンズの内径サイズの大きさランキングで比較すると全451製品のなかで「ビクセン AX103S」は204位で「BORG90FL天体セットCR 6390 (2017)」は268位なので、大きく違うとまでは言えないもののそれなりの差はあります。

「ビクセン AX103S」はたくさんの光を集めることができる点で「BORG90FL天体セットCR 6390 (2017)」よりもよいです。星の明かりをたくさん集められ、観測や撮影するのに「ビクセン AX103S」は比較的適しています。実際に利用する上で「ビクセン AX103S」と「BORG90FL天体セットCR 6390 (2017)」の体感上の違いは比較的大きいです。「ビクセン AX103S」は「BORG90FL天体セットCR 6390 (2017)」より良いですが、決定的に優れているとまでは言えません。

対物レンズの内径サイズ評価
BORG90FL天体セットCR 6390 (2017)
90mm39/100
ビクセン AX103S
103mm47/100

焦点距離について

焦点距離が長い天体望遠鏡は像の歪みが少なくなるのではっきりと観測できる点で秀でています。特により遠くの距離まで確認するといったようなケースで重宝します。

焦点距離について比較すると「ビクセン AX103S」は82.5cmに対して「BORG90FL天体セットCR 6390 (2017)」は50cmです。32.5cmの違いがあります。焦点距離という点において「BORG90FL天体セットCR 6390 (2017)」と比較して「ビクセン AX103S」はやや長いです。焦点距離の長さランキングで比べると全451製品中「ビクセン AX103S」は200位であるのに対し「BORG90FL天体セットCR 6390 (2017)」は377位で、天体望遠鏡の中ではケタ違いな差があると言えそうです。

より遠くの星を綺麗に視認できる点で「ビクセン AX103S」の方が「BORG90FL天体セットCR 6390 (2017)」よりもよいです。「ビクセン AX103S」はより高倍率で暗い天体を観測するのにやや向いています。実際の利用を想定したとき「ビクセン AX103S」は「BORG90FL天体セットCR 6390 (2017)」に比べてやや良いです。「BORG90FL天体セットCR 6390 (2017)」より「ビクセン AX103S」がいいと言えます。一方ですごく優れているというわけではありません。

焦点距離評価
BORG90FL天体セットCR 6390 (2017)
50cm24/100
ビクセン AX103S
82.5cm50/100

扱いやすさについて「BORG90FL天体セットCR 6390 (2017)」と「ビクセン AX103S」を比較

重量について

重量が軽い天体望遠鏡は簡単に持ち運びをすることができる点で使い勝手が良いです。特に持ち運びしやすいので、子供や力の弱い女性が使用するようなときで役に立ちます。

重量について比べると「ビクセン AX103S」は4.6kgで「BORG90FL天体セットCR 6390 (2017)」は3kgです。1.5kgの違いがあります。「ビクセン AX103S」と比べて「BORG90FL天体セットCR 6390 (2017)」は非常に重量が軽いです。軽さランキングで比較すると全380製品のなかで「BORG90FL天体セットCR 6390 (2017)」は119位で「ビクセン AX103S」は191位なので、大きく違うとまでは言えないもののそれなりの差はあります。

「BORG90FL天体セットCR 6390 (2017)」は簡単に移動させることができる点で「ビクセン AX103S」よりも秀でているでしょう。屋外に持ち出して外の星が見えやすい場所で観測するのに「BORG90FL天体セットCR 6390 (2017)」は非常にオススメです。実際に使う場面において「BORG90FL天体セットCR 6390 (2017)」の方が「ビクセン AX103S」よりも遥かに優れていると言えます。「BORG90FL天体セットCR 6390 (2017)」に決めるための一つの重要な理由になると思います。

重量評価
BORG90FL天体セットCR 6390 (2017)
3kg66/100
ビクセン AX103S
4.6kg47/100

ファインダーの倍率について

ファインダーの倍率が高い天体望遠鏡は遠くの星を精確に観測できる点で優れています。例えばより遠くの天体を観測するようなときにおすすめです。

ファインダーの倍率を「ビクセン AX103S」と「BORG90FL天体セットCR 6390 (2017)」を比較すると「ビクセン AX103S」は7倍に対して「BORG90FL天体セットCR 6390 (2017)」は6倍です。「BORG90FL天体セットCR 6390 (2017)」のファインダー倍率より「ビクセン AX103S」の方が多少高いです。ファインダー倍率ランキングで比べると310製品の中で「ビクセン AX103S」は125位で「BORG90FL天体セットCR 6390 (2017)」は205位なので天体望遠鏡の中では差はかなり大きいと言えます。

有効径の大きな明るい望遠鏡で鮮明に見ることができる点で「ビクセン AX103S」の方が「BORG90FL天体セットCR 6390 (2017)」よりも無難です。より暗い星まで確認する場合でもハッキリと実感できるほどの違いはないだと言えるでしょう。強いて言えば「BORG90FL天体セットCR 6390 (2017)」より「ビクセン AX103S」の方が良いですが通常の利用において気にするほどの差はほとんど無いです。

ファインダーの倍率評価
BORG90FL天体セットCR 6390 (2017)
6倍55/100
ビクセン AX103S
7倍64/100

ファインダー口径について

ファインダー口径が大きい天体望遠鏡は暗い天体もより明るく見ることができる点で優れています。例えばより遠くの天体の星々を観測するのに適しています。

ファインダー口径を比べると「BORG90FL天体セットCR 6390 (2017)」は30mmで「ビクセン AX103S」は50mmです。20mmの差があります。「ビクセン AX103S」の方が「BORG90FL天体セットCR 6390 (2017)」よりも非常にファインダー口径が大きいです。ファインダー口径のhigさランキングで比べると全247製品中「ビクセン AX103S」は118位であるのに対し「BORG90FL天体セットCR 6390 (2017)」は200位で、天体望遠鏡の中ではケタ違いな差があると言えそうです。

視界が広く、暗い天体を観測できる点で「ビクセン AX103S」の方が秀でています。暗い天体を観測したいときに、広い視野で観測するために使用するのに「ビクセン AX103S」はとても向いています。実際に使うことを想定したとき「BORG90FL天体セットCR 6390 (2017)」と「ビクセン AX103S」は体感値として非常に大きい差があります。「ビクセン AX103S」にする一つの重要な決め手となるでしょう。

ファインダー口径評価
BORG90FL天体セットCR 6390 (2017)
30mm17/100
ビクセン AX103S
50mm67/100

「BORG90FL天体セットCR 6390 (2017)」と「ビクセン AX103S」の違いを表で比較する

BORG90FL天体セットCR 6390 (2017)ビクセン AX103S
画像BORG90FL天体セットCR 6390 (2017)ビクセン AX103S
本体サイズ - 全長:76.2cm、外径:115mm
重量3kg4.6kg
ファインダーの倍率6倍7倍
ファインダー口径30mm50mm
付属品補正レンズ,ファインダー,アイピース補正レンズ,ファインダー
凸レンズを使い光を集める屈折式を採用しているかどうか -
観察できる天体の最大等級 - 11.8等星
集光力 - 217倍
分解能 - 1.13秒
対物レンズの内径サイズ90mm103mm
焦点距離50cm82.5cm

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本体サイズ:全長:370mm、外径:75mm, 重量:1.5kg, ファインダーの倍率:1倍, 観察できる天体の最大等級:10.7等星, 集光力:78倍, 分解能:1.87秒, 対物レンズの内径サイズ:62mm, 焦点距離:52cm

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重量:7.7kg, 対物レンズの内径サイズ:114mm, 焦点距離:1m

重量:22.5kg, ファインダーの倍率:6倍, ファインダー口径:30mm, 対物レンズの内径サイズ:150mm, 焦点距離:75cm

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