NexStar 6SE SCT と ビクセン SXP・PFL-VC200L (2016) を比べてどちらを選ぶべきか。違いや差を比べました
作成日時: 2020-05-25 19:26:12、更新日時: 2021-10-19 15:37:03
「ビクセン SXP・PFL-VC200L (2016)」と「NexStar 6SE SCT」についての詳細評価を得点化。どちらの天体望遠鏡がいいのかについて解説してみました。どちらを選んだ方がいいのかを慣れていない人でも理解できるように説明しました!
ビクセン SXP・PFL-VC200L (2016) | NexStar 6SE SCT | |||
総合評価: | 72.1/100 (総合: 56位) | 62.2/100 (総合: 70位) | ||
本体サイズ | 23/100 | 54/100 | ||
重量 | 35/100 | 7/100 | ||
観察できる天体の最大等級 | 91/100 | 74/100 | ||
集光力 | 91/100 | 72/100 | ||
分解能 | 91/100 | 72/100 | ||
対物レンズの内径サイズ | 91/100 | 72/100 | ||
焦点距離 | 91/100 | 82/100 | ||
「ビクセン SXP・PFL-VC200L (2016)」と「NexStar 6SE SCT」を徹底比較する
扱いやすさについて「ビクセン SXP・PFL-VC200L (2016)」と「NexStar 6SE SCT」を比較
本体サイズについて
本体サイズが小さい天体望遠鏡は屋外に簡単に持ち出すことができる点で秀でています。特に車などに収納しやすいので、手軽に持ち運びたい人が使用するのにおススメです。
本体サイズを比較すると「NexStar 6SE SCT」は全長:40.6cm、外径:181mmであるのに対して「ビクセン SXP・PFL-VC200L (2016)」は全長:60cm、外径:232mmです。「ビクセン SXP・PFL-VC200L (2016)」より「NexStar 6SE SCT」の方がとてもサイズが小さいです。コンパクトに収納することができる点で「NexStar 6SE SCT」の方が秀でているでしょう。狭い場所でもコンパクトに収納するのに「NexStar 6SE SCT」はかなりオススメです。実際の利用を想定したとき「NexStar 6SE SCT」は「ビクセン SXP・PFL-VC200L (2016)」より遥かに優れていると言えます。「NexStar 6SE SCT」に決める重要な理由の一つになると思います。
本体サイズ | 評価 | |
---|---|---|
ビクセン SXP・PFL-VC200L (2016) | 全長:60cm、外径:232mm | 23/100 |
NexStar 6SE SCT | 全長:40.6cm、外径:181mm | 54/100 |
重量について
重量が軽い天体望遠鏡は簡単に持ち運びをすることができる点で使い勝手が良いです。特に持ち運びしやすいので、子供や力の弱い女性が使用するようなときで役に立ちます。
重量について比べると「NexStar 6SE SCT」は13.6kgで「ビクセン SXP・PFL-VC200L (2016)」は6kgです。7.6kgの違いがあります。「NexStar 6SE SCT」と比べて「ビクセン SXP・PFL-VC200L (2016)」は非常に重量が軽いです。「ビクセン SXP・PFL-VC200L (2016)」は簡単に移動させることができる点で「NexStar 6SE SCT」よりも秀でているでしょう。屋外に持ち出して外の星が見えやすい場所で観測するのに「ビクセン SXP・PFL-VC200L (2016)」は非常にオススメです。実際に使う場面において「ビクセン SXP・PFL-VC200L (2016)」の方が「NexStar 6SE SCT」よりも遥かに優れていると言えます。「ビクセン SXP・PFL-VC200L (2016)」に決めるための一つの重要な理由になると思います。
便利機能について「ビクセン SXP・PFL-VC200L (2016)」と「NexStar 6SE SCT」を比較
自動導入機能について
見たい天体を指示すると自動的に探す自動導入機能を搭載している天体望遠鏡はスマートフォンなどを使って、見たい星空を選べばその天体を自動的に観測できる点で秀でています。例えば星の位置が」分からない人でも見つけやすくするといったケースにおすすめです。
「NexStar 6SE SCT」も「ビクセン SXP・PFL-VC200L (2016)」も見たい天体を指示すると自動的に探す自動導入機能を搭載している天体望遠鏡です。そのため星の位置が分からない初心者でも使い易くできる点で優れています。どちらも星の位置が全くわからないとか詳しくない人が観測をするのに向いています。
望遠性能について「ビクセン SXP・PFL-VC200L (2016)」と「NexStar 6SE SCT」を比較
カタディオプトリック方式について
レンズと鏡を組み合わせて光を集めるカタディオプトリック式を採用している天体望遠鏡は自然の光のみで星を観測できる点で使い勝手が良いです。特に少し天候が悪くても観察するようなときで重宝します。
「NexStar 6SE SCT」も「ビクセン SXP・PFL-VC200L (2016)」もレンズと鏡を組み合わせて光を集めるカタディオプトリック式を採用している天体望遠鏡です。そのためコンパクトで持ち運びを楽にできる点で優れています。どちらも球面収差を補正して観察するのにオススメです。
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観察できる天体の最大等級について
観察できる天体の最大等級が大きい天体望遠鏡はより暗い天体まで観測できる点で使い勝手が良いです。例えばより遠くの暗い星を観測するのに最適です。
観察できる天体の最大等級を「NexStar 6SE SCT」と「ビクセン SXP・PFL-VC200L (2016)」を比べると「NexStar 6SE SCT」は12.7等星に対して「ビクセン SXP・PFL-VC200L (2016)」は13.3等星です。0.6等星もの差があります。観察できる天体の最大等級という角度において「NexStar 6SE SCT」と比較して「ビクセン SXP・PFL-VC200L (2016)」はかなり大きいです。暗い星を観測することができる点で「ビクセン SXP・PFL-VC200L (2016)」の方が「NexStar 6SE SCT」よりも秀でていると言えます。暗い星々を観測するのに「ビクセン SXP・PFL-VC200L (2016)」はかなりオススメです。実際に使う場面において「NexStar 6SE SCT」と比較して「ビクセン SXP・PFL-VC200L (2016)」はとても秀でています。「ビクセン SXP・PFL-VC200L (2016)」を選ぶ一つの重要な理由になります。
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集光力について
集光力が大きい天体望遠鏡は暗い星でも明るく見ることができる点で使い勝手が良いです。例えばより多くの光を集めて暗い星を観測するといったような場合におススメです。
集光力について比べると「ビクセン SXP・PFL-VC200L (2016)」は816倍に対して「NexStar 6SE SCT」は459倍です。357倍の差があります。「ビクセン SXP・PFL-VC200L (2016)」の集光力は「NexStar 6SE SCT」に比べて比較的大きいです。肉眼では見えない天体を見ることができる点で「ビクセン SXP・PFL-VC200L (2016)」の方が「NexStar 6SE SCT」よりも良いです。肉眼では確認できないような星まで確認するのに「ビクセン SXP・PFL-VC200L (2016)」はやや適しています。実際に使う場面において「ビクセン SXP・PFL-VC200L (2016)」と「NexStar 6SE SCT」は体感上どちらかといえば大きい違いがあります。「ビクセン SXP・PFL-VC200L (2016)」が良いかもしれませんが決定的に優れているとまでは言えません。
分解能について
分解能が小さい天体望遠鏡は星と星をくっきりと見分けることができる点で優れています。例えば月のクレーターなど細かいものを観測するといったようなケースにおすすめです。
分解能について比較すると「ビクセン SXP・PFL-VC200L (2016)」は0.58秒であるのに対して「NexStar 6SE SCT」は0.77秒です。0.19秒の違いがあります。分解能という点において「ビクセン SXP・PFL-VC200L (2016)」は「NexStar 6SE SCT」に比べてかなり小さい分解能です。「ビクセン SXP・PFL-VC200L (2016)」はより小さな星を観測できる点で「NexStar 6SE SCT」よりも優れていると言えます。星雲や銀河のように細かい星の集まりを観察するのに「ビクセン SXP・PFL-VC200L (2016)」はとても向いています。実際の利用を想定したとき「NexStar 6SE SCT」と「ビクセン SXP・PFL-VC200L (2016)」は実用上とても大きい差があります。「ビクセン SXP・PFL-VC200L (2016)」に決めるための一つの重要な判断材料となると思います。
対物レンズの内径サイズについて
対物レンズの内径サイズが大きい天体望遠鏡は明るく見ることができる点で優れています。例えば多くの光を観察するといったようなときにおすすめです。
対物レンズの内径サイズを「NexStar 6SE SCT」と「ビクセン SXP・PFL-VC200L (2016)」を比べると「NexStar 6SE SCT」は150mmであるのに対して「ビクセン SXP・PFL-VC200L (2016)」は200mmです。50mmの違いがあります。「NexStar 6SE SCT」と比べて「ビクセン SXP・PFL-VC200L (2016)」は比較的有効径 が大きいです。「ビクセン SXP・PFL-VC200L (2016)」はたくさんの光を集めることができる点で「NexStar 6SE SCT」よりもよいです。星の明かりをたくさん集められ、観測や撮影するのに「ビクセン SXP・PFL-VC200L (2016)」は比較的適しています。実際に利用する上で「ビクセン SXP・PFL-VC200L (2016)」と「NexStar 6SE SCT」の体感上の違いは比較的大きいです。「ビクセン SXP・PFL-VC200L (2016)」は「NexStar 6SE SCT」より良いですが、決定的に優れているとまでは言えません。
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焦点距離について
焦点距離が長い天体望遠鏡は像の歪みが少なくなるのではっきりと観測できる点で秀でています。特により遠くの距離まで確認するといったようなケースで重宝します。
焦点距離について比較すると「ビクセン SXP・PFL-VC200L (2016)」は1.8mに対して「NexStar 6SE SCT」は1.5mです。0.3mの違いがあります。焦点距離という点において「NexStar 6SE SCT」と比較して「ビクセン SXP・PFL-VC200L (2016)」はやや長いです。より遠くの星を綺麗に視認できる点で「ビクセン SXP・PFL-VC200L (2016)」の方が「NexStar 6SE SCT」よりもよいです。「ビクセン SXP・PFL-VC200L (2016)」はより高倍率で暗い天体を観測するのにやや向いています。実際の利用を想定したとき「ビクセン SXP・PFL-VC200L (2016)」は「NexStar 6SE SCT」に比べてやや良いです。「NexStar 6SE SCT」より「ビクセン SXP・PFL-VC200L (2016)」がいいと言えます。一方ですごく優れているというわけではありません。
「ビクセン SXP・PFL-VC200L (2016)」と「NexStar 6SE SCT」の違いを表で比較する
ビクセン SXP・PFL-VC200L (2016) | NexStar 6SE SCT | |||
扱いやすさ | ||||
本体サイズ | 全長:60cm、外径:232mm | 全長:40.6cm、外径:181mm | ||
重量 | 6kg | 13.6kg | ||
接眼レンズ | 20mm,9mm | 25mm | ||
ファインダーの倍率 | 7倍 | - | ||
ファインダー口径 | 50mm | - | ||
付属品 | 接眼レンズ,バランスウェイト,架台,三脚,専用ケース | 補正レンズ,接眼レンズ,ファインダー,架台,三脚,経緯台 | ||
望遠性能 | ||||
垂直水平に可動するの経緯台を採用しているかどうか | - | ○ | ||
赤緯赤経と天体の軸に沿って可動する赤道儀方式を採用しているかどうか | ○ | - | ||
レンズと鏡を組み合わせて光を集めるカタディオプトリック式を採用しているかどうか | ○ | ○ | ||
観察できる天体の最大等級 | 13.3等星 | 12.7等星 | ||
集光力 | 816倍 | 459倍 | ||
分解能 | 0.58秒 | 0.77秒 | ||
対物レンズの内径サイズ | 200mm | 150mm | ||
焦点距離 | 1.8m | 1.5m | ||
便利機能 | ||||
見たい天体を指示すると自動的に探す自動導入機能を搭載しているかどうか | ○ | ○ | ||
観察している天体を自動的に追いかける自動追尾機能を搭載しているかどうか | ○ | - | ||
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