ビクセン SXD2・PFL-AX103S (2016) と ビクセン SD115S (2017) を評価。違いを解説
作成日時: 2020-05-25 18:25:03、更新日時: 2021-10-19 21:25:51
「ビクセン SD115S (2017)」と「ビクセン SXD2・PFL-AX103S (2016)」についてどちらの評価が優れているかをわかりやすく評価してみました。どう違いや差があるのかを検証/比較。どっちの天体望遠鏡を選んだらいいのか検討している人は今すぐチェックしてみてください!
ビクセン SXD2・PFL-AX103S (2016) | ビクセン SD115S (2017) | |||
総合評価: | 51.8/100 (総合: 188位) | 54.4/100 (総合: 138位) | ||
本体サイズ | 45/100 | 31/100 | ||
重量 | 47/100 | 49/100 | ||
ファインダーの倍率 | 64/100 | 64/100 | ||
ファインダー口径 | 67/100 | 67/100 | ||
観察できる天体の最大等級 | 47/100 | 56/100 | ||
集光力 | 47/100 | 54/100 | ||
分解能 | 47/100 | 54/100 | ||
対物レンズの内径サイズ | 47/100 | 55/100 | ||
焦点距離 | 50/100 | 54/100 | ||
「ビクセン SXD2・PFL-AX103S (2016)」と「ビクセン SD115S (2017)」を徹底比較する
扱いやすさについて「ビクセン SXD2・PFL-AX103S (2016)」と「ビクセン SD115S (2017)」を比較
本体サイズについて
本体サイズが小さい天体望遠鏡は屋外に簡単に持ち出すことができる点で秀でています。特に車などに収納しやすいので、手軽に持ち運びたい人が使用するのにおススメです。
本体サイズを比較すると「ビクセン SD115S (2017)」は全長:93cm、外径:125mmに対して「ビクセン SXD2・PFL-AX103S (2016)」は全長:76.2cm、外径:115mmです。「ビクセン SXD2・PFL-AX103S (2016)」の方が「ビクセン SD115S (2017)」よりもややサイズが小さいです。コンパクトに収納することができる点で「ビクセン SXD2・PFL-AX103S (2016)」の方が「ビクセン SD115S (2017)」よりもよいです。狭い場所でもコンパクトに収納するのに「ビクセン SXD2・PFL-AX103S (2016)」はやや適しています。実際の利用において「ビクセン SD115S (2017)」より「ビクセン SXD2・PFL-AX103S (2016)」の方が比較的よいです。「ビクセン SXD2・PFL-AX103S (2016)」は「ビクセン SD115S (2017)」より良いと思われます。一方で決定的に優れていると言える程の差はないでしょう。
本体サイズ | 評価 | |
---|---|---|
ビクセン SXD2・PFL-AX103S (2016) | 全長:76.2cm、外径:115mm | 45/100 |
ビクセン SD115S (2017) | 全長:93cm、外径:125mm | 31/100 |
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重量について
重量が軽い天体望遠鏡は簡単に持ち運びをすることができる点で使い勝手が良いです。特に持ち運びしやすいので、子供や力の弱い女性が使用するようなときで役に立ちます。
重量について比べると「ビクセン SD115S (2017)」は4.4kgであり「ビクセン SXD2・PFL-AX103S (2016)」は4.6kgです。「ビクセン SD115S (2017)」の重量は「ビクセン SXD2・PFL-AX103S (2016)」と違いはほとんど無いと言えるでしょう。感覚的にわかるほどの違いはありません。他の観点で比較したほうがいいでしょう。
ファインダーの倍率について
ファインダーの倍率が高い天体望遠鏡は遠くの星を精確に観測できる点で優れています。例えばより遠くの天体を観測するようなときにおすすめです。
ファインダーの倍率について比べると「ビクセン SXD2・PFL-AX103S (2016)」は7倍に対して「ビクセン SD115S (2017)」は7倍です。「ビクセン SXD2・PFL-AX103S (2016)」も「ビクセン SD115S (2017)」も違いはほぼゼロです。体感上の違いはありません。他の角度から見て選択することをおすすめします。
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ファインダー口径について
ファインダー口径が大きい天体望遠鏡は暗い天体もより明るく見ることができる点で優れています。例えばより遠くの天体の星々を観測するのに適しています。
ファインダー口径について比較すると「ビクセン SD115S (2017)」は50mmで「ビクセン SXD2・PFL-AX103S (2016)」は50mmです。「ビクセン SD115S (2017)」も「ビクセン SXD2・PFL-AX103S (2016)」もファインダー口径について違いがほぼゼロでしょう。実用上の差はありません。他の角度から比べるほうがよさそうです。
望遠性能について「ビクセン SXD2・PFL-AX103S (2016)」と「ビクセン SD115S (2017)」を比較
屈折方式について
凸レンズを使い光を集める屈折式を採用している天体望遠鏡は光軸の調整がいらず簡単に使用できる点で使い勝手が良いです。特に扱いやすく、メンテナンスも不要なので初心者が使用するといった場合に適しています。
「ビクセン SD115S (2017)」も「ビクセン SXD2・PFL-AX103S (2016)」も凸レンズを使い光を集める屈折式を採用している天体望遠鏡です。そのため安定した像を見ることができる点で秀でています。どちらも視界の像を安定させて観測するのにおすすめです。
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観察できる天体の最大等級について
観察できる天体の最大等級が大きい天体望遠鏡はより暗い天体まで観測できる点で使い勝手が良いです。例えばより遠くの暗い星を観測するのに最適です。
観察できる天体の最大等級について比較すると「ビクセン SD115S (2017)」は12.1等星で「ビクセン SXD2・PFL-AX103S (2016)」は11.8等星です。「ビクセン SD115S (2017)」の極限等級は「ビクセン SXD2・PFL-AX103S (2016)」よりわずかに大きいです。暗い星を観測することができる点で「ビクセン SD115S (2017)」の方が無難と思います。暗い星々を観測する場合でもよっぽど気になる人でないとわからないくらいの差だと思われます。強いて言えば「ビクセン SXD2・PFL-AX103S (2016)」より「ビクセン SD115S (2017)」を選ぶべきですが、普通に使っている分において体感差はほぼ感じないです。
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集光力について
集光力が大きい天体望遠鏡は暗い星でも明るく見ることができる点で使い勝手が良いです。例えばより多くの光を集めて暗い星を観測するといったような場合におススメです。
集光力について比較すると「ビクセン SXD2・PFL-AX103S (2016)」は217倍に対して「ビクセン SD115S (2017)」は270倍です。「ビクセン SD115S (2017)」の方が「ビクセン SXD2・PFL-AX103S (2016)」よりも多少集光力が大きいです。「ビクセン SD115S (2017)」は肉眼では見えない天体を見ることができる点で「ビクセン SXD2・PFL-AX103S (2016)」よりも無難と言えるでしょう。肉眼では確認できないような星まで確認する場合でもほとんどの場合で体感できない違いだと言えるでしょう。数値的には「ビクセン SXD2・PFL-AX103S (2016)」より「ビクセン SD115S (2017)」の方が大きいですが基本的に体感できるほどの差はほとんど無いでしょう。
分解能について
分解能が小さい天体望遠鏡は星と星をくっきりと見分けることができる点で優れています。例えば月のクレーターなど細かいものを観測するといったようなケースにおすすめです。
分解能について「ビクセン SXD2・PFL-AX103S (2016)」と「ビクセン SD115S (2017)」を比べると「ビクセン SXD2・PFL-AX103S (2016)」は1.13秒であり「ビクセン SD115S (2017)」は1.01秒です。0.11秒の違いがあります。分解能について「ビクセン SXD2・PFL-AX103S (2016)」より「ビクセン SD115S (2017)」の方が比較的小さい分解能です。より小さな星を観測できる点で「ビクセン SD115S (2017)」の方が多少優れているかもしれません。「ビクセン SD115S (2017)」は星雲や銀河のように細かい星の集まりを観察するのに比較的おすすめです。実際の利用を考えると「ビクセン SD115S (2017)」は「ビクセン SXD2・PFL-AX103S (2016)」と比較して多少良いです。「ビクセン SD115S (2017)」がいいでしょう。一方ですごく優れているというわけではありません。
対物レンズの内径サイズについて
対物レンズの内径サイズが大きい天体望遠鏡は明るく見ることができる点で優れています。例えば多くの光を観察するといったようなときにおすすめです。
対物レンズの内径サイズについて比べると「ビクセン SD115S (2017)」は115mmで「ビクセン SXD2・PFL-AX103S (2016)」は103mmです。対物レンズの内径サイズという角度において「ビクセン SD115S (2017)」は「ビクセン SXD2・PFL-AX103S (2016)」よりわずかに大きい有効径 です。たくさんの光を集めることができる点で「ビクセン SD115S (2017)」の方がどちらかといえば良いといえなくもありません。星の明かりをたくさん集められ、観測や撮影する場合でもほとんどの場合で実感できない差だと言えるでしょう。数値的には「ビクセン SD115S (2017)」の方が「ビクセン SXD2・PFL-AX103S (2016)」より大きいですが体感差はほとんど感じないでしょう。
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焦点距離について
焦点距離が長い天体望遠鏡は像の歪みが少なくなるのではっきりと観測できる点で秀でています。特により遠くの距離まで確認するといったようなケースで重宝します。
焦点距離について「ビクセン SXD2・PFL-AX103S (2016)」と「ビクセン SD115S (2017)」を比べると「ビクセン SXD2・PFL-AX103S (2016)」は82.5cmであるのに対して「ビクセン SD115S (2017)」は89cmです。「ビクセン SXD2・PFL-AX103S (2016)」も「ビクセン SD115S (2017)」もほとんど同一です。体感上の差はありません。他の角度から選んだほうがよいでしょう。
選択中の製品 | 他の天体望遠鏡と比較する |
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ビクセン SXD2・PFL-AX103S (2016)
選択中の製品 | 他の天体望遠鏡と比較する |
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ビクセン SD115S (2017)
「ビクセン SXD2・PFL-AX103S (2016)」と「ビクセン SD115S (2017)」の違いを表で比較する
ビクセン SXD2・PFL-AX103S (2016) | ビクセン SD115S (2017) | |
画像 | ||
本体サイズ | 全長:76.2cm、外径:115mm | 全長:93cm、外径:125mm |
重量 | 4.6kg | 4.4kg |
接眼レンズ | 20mm,5mm | - |
ファインダーの倍率 | 7倍 | 7倍 |
ファインダー口径 | 50mm | 50mm |
付属品 | 接眼レンズ,バランスウェイト,架台,三脚,専用ケース | 補正レンズ,ファインダー |
赤緯赤経と天体の軸に沿って可動する赤道儀方式を採用しているかどうか | ○ | - |
凸レンズを使い光を集める屈折式を採用しているかどうか | ○ | ○ |
観察できる天体の最大等級 | 11.8等星 | 12.1等星 |
集光力 | 217倍 | 270倍 |
分解能 | 1.13秒 | 1.01秒 |
対物レンズの内径サイズ | 103mm | 115mm |
焦点距離 | 82.5cm | 89cm |
見たい天体を指示すると自動的に探す自動導入機能を搭載しているかどうか | ○ | - |
観察している天体を自動的に追いかける自動追尾機能を搭載しているかどうか | ○ | - |
類似の天体望遠鏡を探す 他の天体望遠鏡と比較する 価格をチェック | 類似の天体望遠鏡を探す 他の天体望遠鏡と比較する 価格をチェック |
価格をチェックする
選択中の製品 | 他の天体望遠鏡と比較する |
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ビクセン SXD2・PFL-AX103S (2016)
選択中の製品 | 他の天体望遠鏡と比較する |
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ビクセン SD115S (2017)
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