ビクセン AXJ-AX103S (2018) と ビクセン SX2-A105MII (2017) を詳細解説。どっちがおすすめ?

作成日時: 2020-05-25 21:35:29、更新日時: 2021-10-19 17:26:35

ビクセン AXJ-AX103S (2018)ビクセン SX2-A105MII (2017)
ビクセン AXJ-AX103S (2018)ビクセン SX2-A105MII (2017)

「ビクセン SX2-A105MII (2017)」と「ビクセン AXJ-AX103S (2018)」はどういう点で違いや差があるかについて比較/評価しました!どう違いや差がある?どちらの天体望遠鏡を選ぶべきなのかが簡単に分かるでしょう!

ビクセン AXJ-AX103S (2018)ビクセン SX2-A105MII (2017)
ビクセン AXJ-AX103S (2018)ビクセン SX2-A105MII (2017)
総合評価:
本体サイズrating-image2.3
全長:76.2cm、外径:115mm
rating-image1.6
全長:1.01m、外径:115mm
重量rating-image2.4
4.6kg
rating-image2.8
3.8kg
ファインダーの倍率rating-image3.2
7倍
rating-image1
1倍
観察できる天体の最大等級rating-image2.4
11.8等星
rating-image2.5
11.9等星
集光力rating-image2.4
217倍
rating-image2.4
225倍
分解能rating-image2.4
1.13秒
rating-image2.5
1.1秒
対物レンズの内径サイズrating-image2.4
103mm
rating-image2.5
105mm
焦点距離rating-image2.5
82.5cm
rating-image3.0
1m

ビクセン SX2-A105MII (2017) と比較して ビクセン AXJ-AX103S (2018) を選ぶメリット

  • 自動導入機能

ビクセン AXJ-AX103S (2018) と比較して ビクセン SX2-A105MII (2017) を選ぶメリット

  • 焦点距離

    50.7点(82.5cm) vs 60.8点(1m)

「ビクセン AXJ-AX103S (2018)」と「ビクセン SX2-A105MII (2017)」を徹底比較する

便利機能について「ビクセン AXJ-AX103S (2018)」と「ビクセン SX2-A105MII (2017)」を比較

自動追尾機能について

観察している天体を自動的に追いかける自動追尾機能を搭載している天体望遠鏡は長時間の天体観測ができる点で優れています。例えば定点で長時間同じ星を観測するといったときに向いています。

「ビクセン AXJ-AX103S (2018)」も「ビクセン SX2-A105MII (2017)」も観察している天体を自動的に追いかける自動追尾機能を搭載している天体望遠鏡です。そのため星の動きに合わせて天体を観測できる点で秀でています。どちらも好きな星や星座など、決まった天体の定点観測をするのに適しています。

扱いやすさについて「ビクセン AXJ-AX103S (2018)」と「ビクセン SX2-A105MII (2017)」を比較

本体サイズについて

本体サイズが小さい天体望遠鏡は屋外に簡単に持ち出すことができる点で秀でています。特に車などに収納しやすいので、手軽に持ち運びたい人が使用するのにおススメです。

本体サイズを比較すると「ビクセン SX2-A105MII (2017)」は全長:1.01m、外径:115mmに対して「ビクセン AXJ-AX103S (2018)」は全長:76.2cm、外径:115mmです。「ビクセン AXJ-AX103S (2018)」の方が「ビクセン SX2-A105MII (2017)」よりもややサイズが小さいです。本体サイズの小ささランキングで比べると251製品の中で「ビクセン AXJ-AX103S (2018)」は108位で「ビクセン SX2-A105MII (2017)」は162位なので天体望遠鏡の中では差はかなり大きいと言えます。

コンパクトに収納することができる点で「ビクセン AXJ-AX103S (2018)」の方が「ビクセン SX2-A105MII (2017)」よりもよいです。狭い場所でもコンパクトに収納するのに「ビクセン AXJ-AX103S (2018)」はやや適しています。実際の利用において「ビクセン SX2-A105MII (2017)」より「ビクセン AXJ-AX103S (2018)」の方が比較的よいです。「ビクセン AXJ-AX103S (2018)」は「ビクセン SX2-A105MII (2017)」より良いと思われます。一方で決定的に優れていると言える程の差はないでしょう。

本体サイズ評価
ビクセン AXJ-AX103S (2018)
全長:76.2cm、外径:115mm45/100
ビクセン SX2-A105MII (2017)
全長:1.01m、外径:115mm31/100

重量について

重量が軽い天体望遠鏡は簡単に持ち運びをすることができる点で使い勝手が良いです。特に持ち運びしやすいので、子供や力の弱い女性が使用するようなときで役に立ちます。

重量について「ビクセン AXJ-AX103S (2018)」と「ビクセン SX2-A105MII (2017)」を比べると「ビクセン AXJ-AX103S (2018)」は4.6kgであり「ビクセン SX2-A105MII (2017)」は3.8kgです。0.7kgの違いがあります。「ビクセン AXJ-AX103S (2018)」と比較して「ビクセン SX2-A105MII (2017)」はやや重量が軽いです。軽さランキングで見てみると380製品中「ビクセン AXJ-AX103S (2018)」は186位で「ビクセン SX2-A105MII (2017)」は154位です。ほとんど差は無いと言えます。

簡単に移動させることができる点で「ビクセン SX2-A105MII (2017)」の方が「ビクセン AXJ-AX103S (2018)」よりも多少優れているかもしれません。「ビクセン SX2-A105MII (2017)」は屋外に持ち出して外の星が見えやすい場所で観測するのにややおススメです。実際に使う場面において「ビクセン AXJ-AX103S (2018)」と「ビクセン SX2-A105MII (2017)」は実用上どちらかといえば大きい差があります。「ビクセン SX2-A105MII (2017)」が良いと言えます。しかしすごく優れているというわけではありません。

重量評価
ビクセン AXJ-AX103S (2018)
4.6kg47/100
ビクセン SX2-A105MII (2017)
3.8kg56/100

ファインダーの倍率について

ファインダーの倍率が高い天体望遠鏡は遠くの星を精確に観測できる点で優れています。例えばより遠くの天体を観測するようなときにおすすめです。

ファインダーの倍率について「ビクセン SX2-A105MII (2017)」と「ビクセン AXJ-AX103S (2018)」を比べると「ビクセン SX2-A105MII (2017)」は1倍で「ビクセン AXJ-AX103S (2018)」は7倍です。6倍もの違いがあります。「ビクセン SX2-A105MII (2017)」のファインダー倍率と比べて「ビクセン AXJ-AX103S (2018)」はかなり高いです。ファインダー倍率ランキングで比べると全310製品中「ビクセン AXJ-AX103S (2018)」は120位であるのに対し「ビクセン SX2-A105MII (2017)」は258位で、天体望遠鏡の中ではケタ違いな差があると言えそうです。

有効径の大きな明るい望遠鏡で鮮明に見ることができる点で「ビクセン SX2-A105MII (2017)」より「ビクセン AXJ-AX103S (2018)」の方が優れていると言えます。より暗い星まで確認するのに「ビクセン AXJ-AX103S (2018)」はとてもオススメです。実際に使う場面において「ビクセン AXJ-AX103S (2018)」と「ビクセン SX2-A105MII (2017)」の体感値としての差はかなり大きいです。「ビクセン AXJ-AX103S (2018)」を選ぶための主な理由の一つとなります。

ファインダーの倍率評価
ビクセン AXJ-AX103S (2018)
7倍64/100
ビクセン SX2-A105MII (2017)
1倍9/100

望遠性能について「ビクセン AXJ-AX103S (2018)」と「ビクセン SX2-A105MII (2017)」を比較

赤道儀方式について

赤緯赤経と天体の軸に沿って可動する赤道儀方式を採用している天体望遠鏡は地球の自転に合わせて天体を追うことができる点で優れています。例えば日周運動に合わせて天体を簡単に追い続けたりするのにおススメです。

「ビクセン SX2-A105MII (2017)」も「ビクセン AXJ-AX103S (2018)」も赤緯赤経と天体の軸に沿って可動する赤道儀方式を採用している天体望遠鏡です。そのため正確な位置で天体観察ができる点で使い勝手が良いです。どちらも自転による星の動きを追えるので、長時間一つの星を観察するのにおすすめです。

屈折方式について

凸レンズを使い光を集める屈折式を採用している天体望遠鏡は光軸の調整がいらず簡単に使用できる点で使い勝手が良いです。特に扱いやすく、メンテナンスも不要なので初心者が使用するといった場合に適しています。

「ビクセン SX2-A105MII (2017)」も「ビクセン AXJ-AX103S (2018)」も凸レンズを使い光を集める屈折式を採用している天体望遠鏡です。そのため安定した像を見ることができる点で秀でています。どちらも視界の像を安定させて観測するのにおすすめです。

観察できる天体の最大等級について

観察できる天体の最大等級が大きい天体望遠鏡はより暗い天体まで観測できる点で使い勝手が良いです。例えばより遠くの暗い星を観測するのに最適です。

観察できる天体の最大等級を比べると「ビクセン AXJ-AX103S (2018)」は11.8等星であるのに対して「ビクセン SX2-A105MII (2017)」は11.9等星です。「ビクセン SX2-A105MII (2017)」の極限等級は「ビクセン AXJ-AX103S (2018)」と差はほとんどありません。極限等級ランキングで見てみると350製品中「ビクセン AXJ-AX103S (2018)」は175位で「ビクセン SX2-A105MII (2017)」は156位です。ほとんど差は無いと言えます。

体感できるほどの差は無いです。他の観点を見て選んだほうがよいでしょう。

観察できる天体の最大等級評価
ビクセン AXJ-AX103S (2018)
11.8等星47/100
ビクセン SX2-A105MII (2017)
11.9等星50/100

集光力について

集光力が大きい天体望遠鏡は暗い星でも明るく見ることができる点で使い勝手が良いです。例えばより多くの光を集めて暗い星を観測するといったような場合におススメです。

集光力について「ビクセン SX2-A105MII (2017)」と「ビクセン AXJ-AX103S (2018)」を比べると「ビクセン SX2-A105MII (2017)」は225倍に対して「ビクセン AXJ-AX103S (2018)」は217倍です。「ビクセン AXJ-AX103S (2018)」も「ビクセン SX2-A105MII (2017)」も同じくらいの集光力です。集光力の大きさランキングで見てみると347製品中「ビクセン AXJ-AX103S (2018)」は159位で「ビクセン SX2-A105MII (2017)」は150位です。ほとんど差は無いと言えます。

体感できるほどの違いは無いです。別の観点で比べるほうが良いでしょう。

集光力評価
ビクセン AXJ-AX103S (2018)
217倍47/100
ビクセン SX2-A105MII (2017)
225倍48/100

分解能について

分解能が小さい天体望遠鏡は星と星をくっきりと見分けることができる点で優れています。例えば月のクレーターなど細かいものを観測するといったようなケースにおすすめです。

分解能について「ビクセン AXJ-AX103S (2018)」と「ビクセン SX2-A105MII (2017)」を比べると「ビクセン AXJ-AX103S (2018)」は1.13秒で「ビクセン SX2-A105MII (2017)」は1.1秒です。「ビクセン SX2-A105MII (2017)」は「ビクセン AXJ-AX103S (2018)」よりわずかに小さいです。分解能の小ささランキングで見てみると332製品中「ビクセン AXJ-AX103S (2018)」は149位で「ビクセン SX2-A105MII (2017)」は140位です。ほとんど差は無いと言えます。

より小さな星を観測できる点で「ビクセン SX2-A105MII (2017)」の方が「ビクセン AXJ-AX103S (2018)」よりも無難と思います。しかしながら星雲や銀河のように細かい星の集まりを観察する場合でも実用上の差はほとんど無いと思われます。強いて言えば「ビクセン SX2-A105MII (2017)」ですが、大多数の人にとって体感差はほぼ感じないです。

分解能評価
ビクセン AXJ-AX103S (2018)
1.13秒47/100
ビクセン SX2-A105MII (2017)
1.1秒49/100

対物レンズの内径サイズについて

対物レンズの内径サイズが大きい天体望遠鏡は明るく見ることができる点で優れています。例えば多くの光を観察するといったようなときにおすすめです。

対物レンズの内径サイズについて比べると「ビクセン SX2-A105MII (2017)」は105mmで「ビクセン AXJ-AX103S (2018)」は103mmです。対物レンズの内径サイズという角度において「ビクセン SX2-A105MII (2017)」は「ビクセン AXJ-AX103S (2018)」よりわずかに大きい有効径 です。対物レンズの内径サイズの大きさランキングで見てみると451製品中「ビクセン AXJ-AX103S (2018)」は199位で「ビクセン SX2-A105MII (2017)」は190位です。ほとんど差は無いと言えます。

たくさんの光を集めることができる点で「ビクセン SX2-A105MII (2017)」の方がどちらかといえば良いといえなくもありません。星の明かりをたくさん集められ、観測や撮影する場合でもほとんどの場合で実感できない差だと言えるでしょう。数値的には「ビクセン SX2-A105MII (2017)」の方が「ビクセン AXJ-AX103S (2018)」より大きいですが体感差はほとんど感じないでしょう。

対物レンズの内径サイズ評価
ビクセン AXJ-AX103S (2018)
103mm47/100
ビクセン SX2-A105MII (2017)
105mm49/100

焦点距離について

焦点距離が長い天体望遠鏡は像の歪みが少なくなるのではっきりと観測できる点で秀でています。特により遠くの距離まで確認するといったようなケースで重宝します。

焦点距離について比較すると「ビクセン SX2-A105MII (2017)」は1mに対して「ビクセン AXJ-AX103S (2018)」は82.5cmです。81.5mの違いがあります。焦点距離という点において「ビクセン AXJ-AX103S (2018)」と比較して「ビクセン SX2-A105MII (2017)」はやや長いです。焦点距離の長さランキングで比較すると全451製品のなかで「ビクセン SX2-A105MII (2017)」は121位で「ビクセン AXJ-AX103S (2018)」は195位なので、大きく違うとまでは言えないもののそれなりの差はあります。

より遠くの星を綺麗に視認できる点で「ビクセン SX2-A105MII (2017)」の方が「ビクセン AXJ-AX103S (2018)」よりもよいです。「ビクセン SX2-A105MII (2017)」はより高倍率で暗い天体を観測するのにやや向いています。実際の利用を想定したとき「ビクセン SX2-A105MII (2017)」は「ビクセン AXJ-AX103S (2018)」に比べてやや良いです。「ビクセン AXJ-AX103S (2018)」より「ビクセン SX2-A105MII (2017)」がいいと言えます。一方ですごく優れているというわけではありません。

焦点距離評価
ビクセン AXJ-AX103S (2018)
82.5cm50/100
ビクセン SX2-A105MII (2017)
1m60/100

「ビクセン AXJ-AX103S (2018)」と「ビクセン SX2-A105MII (2017)」の違いを表で比較する

ビクセン AXJ-AX103S (2018)ビクセン SX2-A105MII (2017)
画像ビクセン AXJ-AX103S (2018)ビクセン SX2-A105MII (2017)
本体サイズ全長:76.2cm、外径:115mm全長:1.01m、外径:115mm
重量4.6kg3.8kg
接眼レンズ - 20mm,6mm
ファインダーの倍率7倍1倍
ファインダー口径50mm -
付属品バランスウェイト,架台,三脚接眼レンズ,バランスウェイト,架台,三脚,専用ケース
赤緯赤経と天体の軸に沿って可動する赤道儀方式を採用しているかどうか
凸レンズを使い光を集める屈折式を採用しているかどうか
観察できる天体の最大等級11.8等星11.9等星
集光力217倍225倍
分解能1.13秒1.1秒
対物レンズの内径サイズ103mm105mm
焦点距離82.5cm1m
見たい天体を指示すると自動的に探す自動導入機能を搭載しているかどうか -
観察している天体を自動的に追いかける自動追尾機能を搭載しているかどうか

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重量:13kg, 対物レンズの内径サイズ:125mm, 焦点距離:1.25m

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重量:900g, 対物レンズの内径サイズ:60mm, 焦点距離:350mm

ファインダーの倍率:9倍, ファインダー口径:50mm, 観察できる天体の最大等級:11.81等星, 集光力:212.32倍, 分解能:1.14秒, 対物レンズの内径サイズ:102mm, 焦点距離:50cm

本体サイズ:全長:57.2cm、外径:160mm, 重量:5.3kg, ファインダーの倍率:6倍, ファインダー口径:30mm, 観察できる天体の最大等級:12.3等星, 集光力:345倍, 分解能:0.89秒, 対物レンズの内径サイズ:130mm, 焦点距離:65cm

本体サイズ:全長:76.2cm、外径:115mm, 重量:4.6kg, ファインダーの倍率:7倍, ファインダー口径:50mm, 観察できる天体の最大等級:11.8等星, 集光力:217倍, 分解能:1.13秒, 対物レンズの内径サイズ:103mm, 焦点距離:82.5cm

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