ビクセン A81M (2015) と ビクセン AXD2-AX103S-P (2017) を比べてどっちを選ぶべきなのでしょうか?注目度別に評価

作成日時: 2020-05-25 17:29:53、更新日時: 2021-10-19 17:52:14

ビクセン AXD2-AX103S-P (2017)ビクセン A81M (2015)
ビクセン AXD2-AX103S-P (2017)ビクセン A81M (2015)

「ビクセン AXD2-AX103S-P (2017)」と「ビクセン A81M (2015)」についての詳細評価を得点化。どちらの天体望遠鏡がいいのかについて解説してみました。どちらを選んだ方がいいのかを慣れていない人でも理解できるように説明しました!

ビクセン AXD2-AX103S-P (2017)ビクセン A81M (2015)
ビクセン AXD2-AX103S-P (2017)ビクセン A81M (2015)
総合評価:

51.8/100

(総合: 186位)

39.6/100

(総合: 300位)

本体サイズ
45/100
49/100
重量
47/100
74/100
ファインダーの倍率
64/100
9/100
観察できる天体の最大等級
47/100
31/100
集光力
47/100
31/100
分解能
47/100
31/100
対物レンズの内径サイズ
47/100
32/100
焦点距離
50/100
55/100

ビクセン A81M (2015) と比較して ビクセン AXD2-AX103S-P (2017) を選ぶメリット

  • 極限等級

    47.3点(11.8等星) vs 31.5点(11.3等星)

  • 集光力

    47.7点(217倍) vs 31.8点(134倍)

  • 分解能

    47.3点(1.13秒) vs 31.7点(1.43秒)

  • 対物レンズ有効径

    47.9点(103mm) vs 32.1点(81mm)

  • 赤道儀方式
  • 自動導入機能
  • 自動追尾機能

ビクセン AXD2-AX103S-P (2017) と比較して ビクセン A81M (2015) を選ぶメリット

  • 焦点距離

    50.7点(82.5cm) vs 55.9点(91cm)

「ビクセン AXD2-AX103S-P (2017)」と「ビクセン A81M (2015)」を徹底比較する

望遠性能について「ビクセン AXD2-AX103S-P (2017)」と「ビクセン A81M (2015)」を比較

屈折方式について

凸レンズを使い光を集める屈折式を採用している天体望遠鏡は光軸の調整がいらず簡単に使用できる点で使い勝手が良いです。特に扱いやすく、メンテナンスも不要なので初心者が使用するといった場合に適しています。

「ビクセン A81M (2015)」も「ビクセン AXD2-AX103S-P (2017)」も凸レンズを使い光を集める屈折式を採用している天体望遠鏡です。そのため安定した像を見ることができる点で秀でています。どちらも視界の像を安定させて観測するのにおすすめです。

観察できる天体の最大等級について

観察できる天体の最大等級が大きい天体望遠鏡はより暗い天体まで観測できる点で使い勝手が良いです。例えばより遠くの暗い星を観測するのに最適です。

観察できる天体の最大等級について「ビクセン AXD2-AX103S-P (2017)」と「ビクセン A81M (2015)」を比べると「ビクセン AXD2-AX103S-P (2017)」は11.8等星であるのに対して「ビクセン A81M (2015)」は11.3等星です。0.5等星の差があります。「ビクセン AXD2-AX103S-P (2017)」は「ビクセン A81M (2015)」と比較してやや極限等級が大きいです。「ビクセン AXD2-AX103S-P (2017)」は暗い星を観測することができる点で「ビクセン A81M (2015)」よりも多少優れているかもしれません。「ビクセン AXD2-AX103S-P (2017)」は暗い星々を観測するのに多少おススメです。実際に利用する上で「ビクセン AXD2-AX103S-P (2017)」と「ビクセン A81M (2015)」の実用においての違いは多少大きいです。「ビクセン AXD2-AX103S-P (2017)」は「ビクセン A81M (2015)」よりいいですが、決定的に優れているとまでは言えません。

観察できる天体の最大等級評価
ビクセン AXD2-AX103S-P (2017)
11.8等星47/100
ビクセン A81M (2015)
11.3等星31/100

集光力について

集光力が大きい天体望遠鏡は暗い星でも明るく見ることができる点で使い勝手が良いです。例えばより多くの光を集めて暗い星を観測するといったような場合におススメです。

集光力について比べると「ビクセン AXD2-AX103S-P (2017)」は217倍に対して「ビクセン A81M (2015)」は134倍です。83倍の差があります。「ビクセン AXD2-AX103S-P (2017)」の集光力は「ビクセン A81M (2015)」に比べて比較的大きいです。肉眼では見えない天体を見ることができる点で「ビクセン AXD2-AX103S-P (2017)」の方が「ビクセン A81M (2015)」よりも良いです。肉眼では確認できないような星まで確認するのに「ビクセン AXD2-AX103S-P (2017)」はやや適しています。実際に使う場面において「ビクセン AXD2-AX103S-P (2017)」と「ビクセン A81M (2015)」は体感上どちらかといえば大きい違いがあります。「ビクセン AXD2-AX103S-P (2017)」が良いかもしれませんが決定的に優れているとまでは言えません。

集光力評価
ビクセン AXD2-AX103S-P (2017)
217倍47/100
ビクセン A81M (2015)
134倍31/100

分解能について

分解能が小さい天体望遠鏡は星と星をくっきりと見分けることができる点で優れています。例えば月のクレーターなど細かいものを観測するといったようなケースにおすすめです。

分解能について「ビクセン A81M (2015)」と「ビクセン AXD2-AX103S-P (2017)」を比べると「ビクセン A81M (2015)」は1.43秒であり「ビクセン AXD2-AX103S-P (2017)」は1.13秒です。0.3秒の違いがあります。分解能について「ビクセン A81M (2015)」より「ビクセン AXD2-AX103S-P (2017)」の方が比較的小さい分解能です。より小さな星を観測できる点で「ビクセン AXD2-AX103S-P (2017)」の方が多少優れているかもしれません。「ビクセン AXD2-AX103S-P (2017)」は星雲や銀河のように細かい星の集まりを観察するのに比較的おすすめです。実際の利用を考えると「ビクセン AXD2-AX103S-P (2017)」は「ビクセン A81M (2015)」と比較して多少良いです。「ビクセン AXD2-AX103S-P (2017)」がいいでしょう。一方ですごく優れているというわけではありません。

分解能評価
ビクセン AXD2-AX103S-P (2017)
1.13秒47/100
ビクセン A81M (2015)
1.43秒31/100

対物レンズの内径サイズについて

対物レンズの内径サイズが大きい天体望遠鏡は明るく見ることができる点で優れています。例えば多くの光を観察するといったようなときにおすすめです。

対物レンズの内径サイズを「ビクセン A81M (2015)」と「ビクセン AXD2-AX103S-P (2017)」を比べると「ビクセン A81M (2015)」は81mmであるのに対して「ビクセン AXD2-AX103S-P (2017)」は103mmです。22mmの違いがあります。「ビクセン A81M (2015)」と比べて「ビクセン AXD2-AX103S-P (2017)」は比較的有効径 が大きいです。「ビクセン AXD2-AX103S-P (2017)」はたくさんの光を集めることができる点で「ビクセン A81M (2015)」よりもよいです。星の明かりをたくさん集められ、観測や撮影するのに「ビクセン AXD2-AX103S-P (2017)」は比較的適しています。実際に利用する上で「ビクセン AXD2-AX103S-P (2017)」と「ビクセン A81M (2015)」の体感上の違いは比較的大きいです。「ビクセン AXD2-AX103S-P (2017)」は「ビクセン A81M (2015)」より良いですが、決定的に優れているとまでは言えません。

対物レンズの内径サイズ評価
ビクセン AXD2-AX103S-P (2017)
103mm47/100
ビクセン A81M (2015)
81mm32/100

焦点距離について

焦点距離が長い天体望遠鏡は像の歪みが少なくなるのではっきりと観測できる点で秀でています。特により遠くの距離まで確認するといったようなケースで重宝します。

焦点距離について「ビクセン AXD2-AX103S-P (2017)」と「ビクセン A81M (2015)」を比べると「ビクセン AXD2-AX103S-P (2017)」は82.5cmであるのに対して「ビクセン A81M (2015)」は91cmです。「ビクセン AXD2-AX103S-P (2017)」も「ビクセン A81M (2015)」もほとんど同一です。体感上の差はありません。他の角度から選んだほうがよいでしょう。

焦点距離評価
ビクセン AXD2-AX103S-P (2017)
82.5cm50/100
ビクセン A81M (2015)
91cm55/100

扱いやすさについて「ビクセン AXD2-AX103S-P (2017)」と「ビクセン A81M (2015)」を比較

本体サイズについて

本体サイズが小さい天体望遠鏡は屋外に簡単に持ち出すことができる点で秀でています。特に車などに収納しやすいので、手軽に持ち運びたい人が使用するのにおススメです。

本体サイズについて比較すると「ビクセン A81M (2015)」は全長:89cm、外径:90mmで「ビクセン AXD2-AX103S-P (2017)」は全長:76.2cm、外径:115mmです。「ビクセン AXD2-AX103S-P (2017)」も「ビクセン A81M (2015)」もサイズの差がほぼゼロと言えるでしょう。実用上の差は無いです。他の観点で比較する方が良いでしょう。

本体サイズ評価
ビクセン AXD2-AX103S-P (2017)
全長:76.2cm、外径:115mm45/100
ビクセン A81M (2015)
全長:89cm、外径:90mm49/100

重量について

重量が軽い天体望遠鏡は簡単に持ち運びをすることができる点で使い勝手が良いです。特に持ち運びしやすいので、子供や力の弱い女性が使用するようなときで役に立ちます。

重量について比べると「ビクセン AXD2-AX103S-P (2017)」は4.6kgで「ビクセン A81M (2015)」は2.5kgです。2kgの違いがあります。「ビクセン AXD2-AX103S-P (2017)」と比べて「ビクセン A81M (2015)」は非常に重量が軽いです。「ビクセン A81M (2015)」は簡単に移動させることができる点で「ビクセン AXD2-AX103S-P (2017)」よりも秀でているでしょう。屋外に持ち出して外の星が見えやすい場所で観測するのに「ビクセン A81M (2015)」は非常にオススメです。実際に使う場面において「ビクセン A81M (2015)」の方が「ビクセン AXD2-AX103S-P (2017)」よりも遥かに優れていると言えます。「ビクセン A81M (2015)」に決めるための一つの重要な理由になると思います。

重量評価
ビクセン AXD2-AX103S-P (2017)
4.6kg47/100
ビクセン A81M (2015)
2.5kg74/100

ファインダーの倍率について

ファインダーの倍率が高い天体望遠鏡は遠くの星を精確に観測できる点で優れています。例えばより遠くの天体を観測するようなときにおすすめです。

ファインダーの倍率について「ビクセン A81M (2015)」と「ビクセン AXD2-AX103S-P (2017)」を比べると「ビクセン A81M (2015)」は1倍で「ビクセン AXD2-AX103S-P (2017)」は7倍です。6倍もの違いがあります。「ビクセン A81M (2015)」のファインダー倍率と比べて「ビクセン AXD2-AX103S-P (2017)」はかなり高いです。有効径の大きな明るい望遠鏡で鮮明に見ることができる点で「ビクセン A81M (2015)」より「ビクセン AXD2-AX103S-P (2017)」の方が優れていると言えます。より暗い星まで確認するのに「ビクセン AXD2-AX103S-P (2017)」はとてもオススメです。実際に使う場面において「ビクセン AXD2-AX103S-P (2017)」と「ビクセン A81M (2015)」の体感値としての差はかなり大きいです。「ビクセン AXD2-AX103S-P (2017)」を選ぶための主な理由の一つとなります。

ファインダーの倍率評価
ビクセン AXD2-AX103S-P (2017)
7倍64/100
ビクセン A81M (2015)
1倍9/100

「ビクセン AXD2-AX103S-P (2017)」と「ビクセン A81M (2015)」の違いを表で比較する

ビクセン AXD2-AX103S-P (2017)ビクセン A81M (2015)
ビクセン AXD2-AX103S-P (2017)ビクセン A81M (2015)
扱いやすさ
本体サイズ全長:76.2cm、外径:115mm全長:89cm、外径:90mm
重量4.6kg2.5kg
ファインダーの倍率7倍1倍
ファインダー口径50mm -
付属品バランスウェイト,架台 -
望遠性能
赤緯赤経と天体の軸に沿って可動する赤道儀方式を採用しているかどうか -
凸レンズを使い光を集める屈折式を採用しているかどうか
観察できる天体の最大等級11.8等星11.3等星
集光力217倍134倍
分解能1.13秒1.43秒
対物レンズの内径サイズ103mm81mm
焦点距離82.5cm91cm
便利機能
見たい天体を指示すると自動的に探す自動導入機能を搭載しているかどうか -
観察している天体を自動的に追いかける自動追尾機能を搭載しているかどうか -

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重量:13kg, 対物レンズの内径サイズ:125mm, 焦点距離:1.25m

本体サイズ:全長:76.2cm、外径:115mm, 重量:4.6kg, ファインダーの倍率:7倍, ファインダー口径:50mm, 観察できる天体の最大等級:11.8等星, 集光力:217倍, 分解能:1.13秒, 対物レンズの内径サイズ:103mm, 焦点距離:82.5cm

重量:1.48kg, 対物レンズの内径サイズ:50mm, 焦点距離:50cm

本体サイズ:全長:57cm、外径:100mm, 重量:4.8kg, ファインダーの倍率:9倍, ファインダー口径:50mm, 観察できる天体の最大等級:11.3等星, 集光力:131倍, 分解能:1.45秒, 対物レンズの内径サイズ:80mm, 焦点距離:60cm

本体サイズ:全長:81cm、外径:115mm, 重量:3.6kg, ファインダーの倍率:7倍, ファインダー口径:50mm, 観察できる天体の最大等級:11.8等星, 集光力:217倍, 分解能:1.13秒, 対物レンズの内径サイズ:103mm, 焦点距離:79.5cm

本体サイズ:全長:64cm、外径:60mm, 重量:1kg, 対物レンズの内径サイズ:55mm, 焦点距離:60cm

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重量:9kg, 観察できる天体の最大等級:11.5等星, 集光力:165倍, 分解能:1.29秒, 対物レンズの内径サイズ:90mm, 焦点距離:1m

重量:1.2kg, 対物レンズの内径サイズ:71mm, 焦点距離:40cm

本体サイズ:全長:89cm、外径:90mm, 重量:2.5kg, ファインダーの倍率:1倍, 観察できる天体の最大等級:11.3等星, 集光力:131倍, 分解能:1.45秒, 対物レンズの内径サイズ:80mm, 焦点距離:91cm

本体サイズ:全長:333mm、外径:90mm, 重量:2.9kg, 観察できる天体の最大等級:11.2等星, 分解能:1.5秒, 対物レンズの内径サイズ:76mm, 焦点距離:41.8cm

本体サイズ:全長:91.5cm、外径:90mm, 重量:3.5kg, ファインダーの倍率:1倍, 観察できる天体の最大等級:11.3等星, 集光力:131倍, 分解能:1.45秒, 対物レンズの内径サイズ:80mm, 焦点距離:91cm

本体サイズ:全長:86cm、外径:90mm, 重量:3.3kg, ファインダーの倍率:6倍, ファインダー口径:30mm, 観察できる天体の最大等級:11.3等星, 集光力:131倍, 分解能:1.45秒, 対物レンズの内径サイズ:80mm, 焦点距離:91cm

本体サイズ:全長:59.7cm、外径:115mm, 重量:4.3kg, 観察できる天体の最大等級:11.5等星, 集光力:165倍, 分解能:1.29秒, 対物レンズの内径サイズ:90mm, 焦点距離:49.5cm

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