ビクセン AXD2-AX103S (2017) と ビクセン A81M (2015) の違いは?重要な特徴に対して詳細に解説しました
作成日時: 2020-05-25 15:53:07、更新日時: 2021-10-19 17:20:43
「ビクセン AXD2-AX103S (2017)」と「ビクセン A81M (2015)」をくらべた時の違いや差について比較・解説。どういう面で評価の違いや差があるのでしょうか。どの程度違いがあるのかについて評価・比較してみました。
ビクセン AXD2-AX103S (2017) | ビクセン A81M (2015) | |||
総合評価: | 2.6 (総合: 185位) | 2.0 (総合: 300位) | ||
本体サイズ | 2.3 全長:76.2cm、外径:115mm | 2.5 全長:89cm、外径:90mm | ||
重量 | 2.4 4.6kg | 3.7 2.5kg | ||
ファインダーの倍率 | 3.2 7倍 | 1 1倍 | ||
観察できる天体の最大等級 | 2.4 11.8等星 | 1.6 11.3等星 | ||
集光力 | 2.4 217倍 | 1.6 134倍 | ||
分解能 | 2.4 1.13秒 | 1.6 1.43秒 | ||
対物レンズの内径サイズ | 2.4 103mm | 1.6 81mm | ||
焦点距離 | 2.5 82.5cm | 2.8 91cm | ||
「ビクセン AXD2-AX103S (2017)」と「ビクセン A81M (2015)」を徹底比較する
扱いやすさについて「ビクセン AXD2-AX103S (2017)」と「ビクセン A81M (2015)」を比較
本体サイズについて
本体サイズが小さい天体望遠鏡は屋外に簡単に持ち出すことができる点で秀でています。特に車などに収納しやすいので、手軽に持ち運びたい人が使用するのにおススメです。
本体サイズについて比較すると「ビクセン A81M (2015)」は全長:89cm、外径:90mmで「ビクセン AXD2-AX103S (2017)」は全長:76.2cm、外径:115mmです。「ビクセン AXD2-AX103S (2017)」も「ビクセン A81M (2015)」もサイズの差がほぼゼロと言えるでしょう。実用上の差は無いです。他の観点で比較する方が良いでしょう。
本体サイズ | 評価 | |
---|---|---|
ビクセン AXD2-AX103S (2017) | 全長:76.2cm、外径:115mm | 45/100 |
ビクセン A81M (2015) | 全長:89cm、外径:90mm | 49/100 |
重量について
重量が軽い天体望遠鏡は簡単に持ち運びをすることができる点で使い勝手が良いです。特に持ち運びしやすいので、子供や力の弱い女性が使用するようなときで役に立ちます。
重量について「ビクセン AXD2-AX103S (2017)」と「ビクセン A81M (2015)」を比べると「ビクセン AXD2-AX103S (2017)」は4.6kgであり「ビクセン A81M (2015)」は2.5kgです。2kgの違いがあります。「ビクセン AXD2-AX103S (2017)」と比較して「ビクセン A81M (2015)」はやや重量が軽いです。簡単に移動させることができる点で「ビクセン A81M (2015)」の方が「ビクセン AXD2-AX103S (2017)」よりも多少優れているかもしれません。「ビクセン A81M (2015)」は屋外に持ち出して外の星が見えやすい場所で観測するのにややおススメです。実際に使う場面において「ビクセン AXD2-AX103S (2017)」と「ビクセン A81M (2015)」は実用上どちらかといえば大きい差があります。「ビクセン A81M (2015)」が良いと言えます。しかしすごく優れているというわけではありません。
ファインダーの倍率について
ファインダーの倍率が高い天体望遠鏡は遠くの星を精確に観測できる点で優れています。例えばより遠くの天体を観測するようなときにおすすめです。
ファインダーの倍率について「ビクセン A81M (2015)」と「ビクセン AXD2-AX103S (2017)」を比べると「ビクセン A81M (2015)」は1倍で「ビクセン AXD2-AX103S (2017)」は7倍です。6倍もの違いがあります。「ビクセン A81M (2015)」のファインダー倍率と比べて「ビクセン AXD2-AX103S (2017)」はかなり高いです。有効径の大きな明るい望遠鏡で鮮明に見ることができる点で「ビクセン A81M (2015)」より「ビクセン AXD2-AX103S (2017)」の方が優れていると言えます。より暗い星まで確認するのに「ビクセン AXD2-AX103S (2017)」はとてもオススメです。実際に使う場面において「ビクセン AXD2-AX103S (2017)」と「ビクセン A81M (2015)」の体感値としての差はかなり大きいです。「ビクセン AXD2-AX103S (2017)」を選ぶための主な理由の一つとなります。
望遠性能について「ビクセン AXD2-AX103S (2017)」と「ビクセン A81M (2015)」を比較
屈折方式について
凸レンズを使い光を集める屈折式を採用している天体望遠鏡は光軸の調整がいらず簡単に使用できる点で使い勝手が良いです。特に扱いやすく、メンテナンスも不要なので初心者が使用するといった場合に適しています。
「ビクセン A81M (2015)」も「ビクセン AXD2-AX103S (2017)」も凸レンズを使い光を集める屈折式を採用している天体望遠鏡です。そのため安定した像を見ることができる点で秀でています。どちらも視界の像を安定させて観測するのにおすすめです。
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観察できる天体の最大等級について
観察できる天体の最大等級が大きい天体望遠鏡はより暗い天体まで観測できる点で使い勝手が良いです。例えばより遠くの暗い星を観測するのに最適です。
観察できる天体の最大等級について「ビクセン AXD2-AX103S (2017)」と「ビクセン A81M (2015)」を比べると「ビクセン AXD2-AX103S (2017)」は11.8等星であるのに対して「ビクセン A81M (2015)」は11.3等星です。0.5等星の差があります。「ビクセン AXD2-AX103S (2017)」は「ビクセン A81M (2015)」と比較してやや極限等級が大きいです。「ビクセン AXD2-AX103S (2017)」は暗い星を観測することができる点で「ビクセン A81M (2015)」よりも多少優れているかもしれません。「ビクセン AXD2-AX103S (2017)」は暗い星々を観測するのに多少おススメです。実際に利用する上で「ビクセン AXD2-AX103S (2017)」と「ビクセン A81M (2015)」の実用においての違いは多少大きいです。「ビクセン AXD2-AX103S (2017)」は「ビクセン A81M (2015)」よりいいですが、決定的に優れているとまでは言えません。
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集光力について
集光力が大きい天体望遠鏡は暗い星でも明るく見ることができる点で使い勝手が良いです。例えばより多くの光を集めて暗い星を観測するといったような場合におススメです。
集光力について比べると「ビクセン AXD2-AX103S (2017)」は217倍に対して「ビクセン A81M (2015)」は134倍です。83倍の差があります。「ビクセン AXD2-AX103S (2017)」の集光力は「ビクセン A81M (2015)」に比べて比較的大きいです。肉眼では見えない天体を見ることができる点で「ビクセン AXD2-AX103S (2017)」の方が「ビクセン A81M (2015)」よりも良いです。肉眼では確認できないような星まで確認するのに「ビクセン AXD2-AX103S (2017)」はやや適しています。実際に使う場面において「ビクセン AXD2-AX103S (2017)」と「ビクセン A81M (2015)」は体感上どちらかといえば大きい違いがあります。「ビクセン AXD2-AX103S (2017)」が良いかもしれませんが決定的に優れているとまでは言えません。
分解能について
分解能が小さい天体望遠鏡は星と星をくっきりと見分けることができる点で優れています。例えば月のクレーターなど細かいものを観測するといったようなケースにおすすめです。
分解能について比較すると「ビクセン AXD2-AX103S (2017)」は1.13秒であるのに対して「ビクセン A81M (2015)」は1.43秒です。0.3秒の違いがあります。分解能という点において「ビクセン AXD2-AX103S (2017)」は「ビクセン A81M (2015)」に比べてかなり小さい分解能です。「ビクセン AXD2-AX103S (2017)」はより小さな星を観測できる点で「ビクセン A81M (2015)」よりも優れていると言えます。星雲や銀河のように細かい星の集まりを観察するのに「ビクセン AXD2-AX103S (2017)」はとても向いています。実際の利用を想定したとき「ビクセン A81M (2015)」と「ビクセン AXD2-AX103S (2017)」は実用上とても大きい差があります。「ビクセン AXD2-AX103S (2017)」に決めるための一つの重要な判断材料となると思います。
対物レンズの内径サイズについて
対物レンズの内径サイズが大きい天体望遠鏡は明るく見ることができる点で優れています。例えば多くの光を観察するといったようなときにおすすめです。
対物レンズの内径サイズについて「ビクセン A81M (2015)」と「ビクセン AXD2-AX103S (2017)」を比較すると「ビクセン A81M (2015)」は81mmに対して「ビクセン AXD2-AX103S (2017)」は103mmです。22mmもの差があります。「ビクセン AXD2-AX103S (2017)」の有効径 は「ビクセン A81M (2015)」よりかなり大きいです。「ビクセン AXD2-AX103S (2017)」はたくさんの光を集めることができる点で「ビクセン A81M (2015)」よりも優れています。星の明かりをたくさん集められ、観測や撮影するのに「ビクセン AXD2-AX103S (2017)」は非常にオススメです。実際の利用において「ビクセン AXD2-AX103S (2017)」と「ビクセン A81M (2015)」の実用上の差はかなり大きいです。「ビクセン AXD2-AX103S (2017)」にする重要な理由の一つとなると思います。
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焦点距離について
焦点距離が長い天体望遠鏡は像の歪みが少なくなるのではっきりと観測できる点で秀でています。特により遠くの距離まで確認するといったようなケースで重宝します。
焦点距離について「ビクセン AXD2-AX103S (2017)」と「ビクセン A81M (2015)」を比べると「ビクセン AXD2-AX103S (2017)」は82.5cmであるのに対して「ビクセン A81M (2015)」は91cmです。「ビクセン AXD2-AX103S (2017)」も「ビクセン A81M (2015)」もほとんど同一です。体感上の差はありません。他の角度から選んだほうがよいでしょう。
「ビクセン AXD2-AX103S (2017)」と「ビクセン A81M (2015)」の違いを表で比較する
ビクセン AXD2-AX103S (2017) | ビクセン A81M (2015) | |||
扱いやすさ | ||||
本体サイズ | 全長:76.2cm、外径:115mm | 全長:89cm、外径:90mm | ||
重量 | 4.6kg | 2.5kg | ||
ファインダーの倍率 | 7倍 | 1倍 | ||
ファインダー口径 | 50mm | - | ||
付属品 | バランスウェイト,架台,三脚 | - | ||
望遠性能 | ||||
赤緯赤経と天体の軸に沿って可動する赤道儀方式を採用しているかどうか | ○ | - | ||
凸レンズを使い光を集める屈折式を採用しているかどうか | ○ | ○ | ||
観察できる天体の最大等級 | 11.8等星 | 11.3等星 | ||
集光力 | 217倍 | 134倍 | ||
分解能 | 1.13秒 | 1.43秒 | ||
対物レンズの内径サイズ | 103mm | 81mm | ||
焦点距離 | 82.5cm | 91cm | ||
便利機能 | ||||
見たい天体を指示すると自動的に探す自動導入機能を搭載しているかどうか | ○ | - | ||
観察している天体を自動的に追いかける自動追尾機能を搭載しているかどうか | ○ | - | ||
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