ミード ETX-125オブザーバー (2019) と Astro Fi5 SCT を比べてどちらを選ぶべきか。違いや差を比べました
作成日時: 2020-05-26 17:03:06、更新日時: 2021-10-19 20:17:37
「Astro Fi5 SCT」と「ミード ETX-125オブザーバー (2019)」についての詳細評価を得点化。どちらの天体望遠鏡がいいのかについて解説してみました。どちらを選んだ方がいいのかを慣れていない人でも理解できるように説明しました!
「Astro Fi5 SCT」と「ミード ETX-125オブザーバー (2019)」を徹底比較する
望遠性能について「Astro Fi5 SCT」と「ミード ETX-125オブザーバー (2019)」を比較
経緯台方式について
垂直水平に可動するの経緯台方式を採用している天体望遠鏡は上下方向と水平方向に動かすことができる点で使い勝手が良いです。特にシンプルな構造なので初心者が天体観測をするのに最適です。
「ミード ETX-125オブザーバー (2019)」も「Astro Fi5 SCT」も垂直水平に可動するの経緯台方式を採用している天体望遠鏡です。そのため軽量で組み立ても簡単にできる点で秀でています。どちらも使い方が簡単なので、だれでも簡単に天体を見ることが出来るため初心者が使用するのにオススメです。
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カタディオプトリック方式について
レンズと鏡を組み合わせて光を集めるカタディオプトリック式を採用している天体望遠鏡は自然の光のみで星を観測できる点で使い勝手が良いです。特に少し天候が悪くても観察するようなときで重宝します。
「ミード ETX-125オブザーバー (2019)」も「Astro Fi5 SCT」もレンズと鏡を組み合わせて光を集めるカタディオプトリック式を採用している天体望遠鏡です。そのためコンパクトで持ち運びを楽にできる点で優れています。どちらも球面収差を補正して観察するのにオススメです。
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観察できる天体の最大等級について
観察できる天体の最大等級が大きい天体望遠鏡はより暗い天体まで観測できる点で使い勝手が良いです。例えばより遠くの暗い星を観測するのに最適です。
観察できる天体の最大等級について比較すると「ミード ETX-125オブザーバー (2019)」は12.5等星で「Astro Fi5 SCT」は12.3等星です。「ミード ETX-125オブザーバー (2019)」の極限等級は「Astro Fi5 SCT」よりわずかに大きいです。極限等級ランキングで見てみると350製品中「Astro Fi5 SCT」は105位で「ミード ETX-125オブザーバー (2019)」は90位です。ほとんど差は無いと言えます。
暗い星を観測することができる点で「ミード ETX-125オブザーバー (2019)」の方が無難と思います。暗い星々を観測する場合でもよっぽど気になる人でないとわからないくらいの差だと思われます。強いて言えば「Astro Fi5 SCT」より「ミード ETX-125オブザーバー (2019)」を選ぶべきですが、普通に使っている分において体感差はほぼ感じないです。
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集光力について
集光力が大きい天体望遠鏡は暗い星でも明るく見ることができる点で使い勝手が良いです。例えばより多くの光を集めて暗い星を観測するといったような場合におススメです。
集光力について「ミード ETX-125オブザーバー (2019)」と「Astro Fi5 SCT」を比べると「ミード ETX-125オブザーバー (2019)」は329.16倍に対して「Astro Fi5 SCT」は329倍です。「Astro Fi5 SCT」も「ミード ETX-125オブザーバー (2019)」も同じくらいの集光力です。集光力の大きさランキングで見てみると347製品中「Astro Fi5 SCT」は109位で「ミード ETX-125オブザーバー (2019)」は104位です。ほとんど差は無いと言えます。
体感できるほどの違いは無いです。別の観点で比べるほうが良いでしょう。
分解能について
分解能が小さい天体望遠鏡は星と星をくっきりと見分けることができる点で優れています。例えば月のクレーターなど細かいものを観測するといったようなケースにおすすめです。
分解能について「Astro Fi5 SCT」と「ミード ETX-125オブザーバー (2019)」を比較すると「Astro Fi5 SCT」は0.91秒であるのに対して「ミード ETX-125オブザーバー (2019)」は0.9秒です。「Astro Fi5 SCT」も「ミード ETX-125オブザーバー (2019)」もほとんど同じ分解能です。分解能の小ささランキングで見てみると332製品中「Astro Fi5 SCT」は102位で「ミード ETX-125オブザーバー (2019)」は101位です。ほとんど差は無いと言えます。
実用上の違いは無いです。他の視点で比べることをおすすめします。
対物レンズの内径サイズについて
対物レンズの内径サイズが大きい天体望遠鏡は明るく見ることができる点で優れています。例えば多くの光を観察するといったようなときにおすすめです。
対物レンズの内径サイズについて「ミード ETX-125オブザーバー (2019)」と「Astro Fi5 SCT」を比べると「ミード ETX-125オブザーバー (2019)」は127mmに対して「Astro Fi5 SCT」は127mmです。「ミード ETX-125オブザーバー (2019)」も「Astro Fi5 SCT」も有効径 についてはほとんど同じと言えるでしょう。対物レンズの内径サイズの大きさランキングで見てみると451製品中「Astro Fi5 SCT」は140位で「ミード ETX-125オブザーバー (2019)」は136位です。ほとんど差は無いと言えます。
実用上の違いはありません。他の視点から選んだ方がいいでしょう。
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焦点距離について
焦点距離が長い天体望遠鏡は像の歪みが少なくなるのではっきりと観測できる点で秀でています。特により遠くの距離まで確認するといったようなケースで重宝します。
焦点距離について比較すると「ミード ETX-125オブザーバー (2019)」は1.9mに対して「Astro Fi5 SCT」は1.25mです。0.64mの違いがあります。焦点距離という点において「Astro Fi5 SCT」と比較して「ミード ETX-125オブザーバー (2019)」はやや長いです。焦点距離の長さランキングで見てみると451製品中「Astro Fi5 SCT」は84位で「ミード ETX-125オブザーバー (2019)」は46位です。ほとんど差は無いと言えます。
より遠くの星を綺麗に視認できる点で「ミード ETX-125オブザーバー (2019)」の方が「Astro Fi5 SCT」よりもよいです。「ミード ETX-125オブザーバー (2019)」はより高倍率で暗い天体を観測するのにやや向いています。実際の利用を想定したとき「ミード ETX-125オブザーバー (2019)」は「Astro Fi5 SCT」に比べてやや良いです。「Astro Fi5 SCT」より「ミード ETX-125オブザーバー (2019)」がいいと言えます。一方ですごく優れているというわけではありません。
選択中の製品 | 他の天体望遠鏡と比較する |
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Astro Fi5 SCT
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ミード ETX-125オブザーバー (2019)
「Astro Fi5 SCT」と「ミード ETX-125オブザーバー (2019)」の違いを表で比較する
Astro Fi5 SCT | ミード ETX-125オブザーバー (2019) | |
画像 | ||
本体サイズ | 全長:330mm、外径:152mm | - |
重量 | 7.6kg | - |
接眼レンズ | 25mm,10mm | 26mm,9.7mm |
付属品 | 補正レンズ,接眼レンズ,ファインダー,架台 | 接眼レンズ,架台,三脚 |
垂直水平に可動するの経緯台を採用しているかどうか | ○ | ○ |
レンズと鏡を組み合わせて光を集めるカタディオプトリック式を採用しているかどうか | ○ | ○ |
観察できる天体の最大等級 | 12.3等星 | 12.5等星 |
集光力 | 329倍 | 329.16倍 |
分解能 | 0.91秒 | 0.9秒 |
対物レンズの内径サイズ | 127mm | 127mm |
焦点距離 | 1.25m | 1.9m |
見たい天体を指示すると自動的に探す自動導入機能を搭載しているかどうか | - | ○ |
スマホで撮影できるかどうか | ○ | - |
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