Sky-Watcher スタークエスト 70SS と ミード AZM-80 (2016) を詳細解説。どっちがおすすめ?
作成日時: 2020-06-24 16:30:22、更新日時: 2021-10-19 16:44:19
「Sky-Watcher スタークエスト 70SS」と「ミード AZM-80 (2016)」のどっちを選んだ方がいいのかについて評価レビューしました!何がどういう点で異なるのでしょうか。どっちの評価が優れているのかについて詳しく検証。
Sky-Watcher スタークエスト 70SS | ミード AZM-80 (2016) | |||
総合評価: | 1.2 (総合: 432位) | 1.2 (総合: 430位) | ||
観察できる天体の最大等級 | 1.1 11等星 | 1.5 11.28等星 | ||
集光力 | 1.1 100倍 | 1.5 130.6倍 | ||
対物レンズの内径サイズ | 1.1 70mm | 1.6 80mm | ||
焦点距離 | 1.2 50cm | 1 40cm | ||
「Sky-Watcher スタークエスト 70SS」と「ミード AZM-80 (2016)」を徹底比較する
望遠性能について「Sky-Watcher スタークエスト 70SS」と「ミード AZM-80 (2016)」を比較
屈折方式について
凸レンズを使い光を集める屈折式を採用している天体望遠鏡は光軸の調整がいらず簡単に使用できる点で使い勝手が良いです。特に扱いやすく、メンテナンスも不要なので初心者が使用するといった場合に適しています。
「ミード AZM-80 (2016)」も「Sky-Watcher スタークエスト 70SS」も凸レンズを使い光を集める屈折式を採用している天体望遠鏡です。そのため安定した像を見ることができる点で秀でています。どちらも視界の像を安定させて観測するのにおすすめです。
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観察できる天体の最大等級について
観察できる天体の最大等級が大きい天体望遠鏡はより暗い天体まで観測できる点で使い勝手が良いです。例えばより遠くの暗い星を観測するのに最適です。
観察できる天体の最大等級について比較すると「ミード AZM-80 (2016)」は11.28等星で「Sky-Watcher スタークエスト 70SS」は11等星です。「ミード AZM-80 (2016)」の極限等級は「Sky-Watcher スタークエスト 70SS」よりわずかに大きいです。暗い星を観測することができる点で「ミード AZM-80 (2016)」の方が無難と思います。暗い星々を観測する場合でもよっぽど気になる人でないとわからないくらいの差だと思われます。強いて言えば「Sky-Watcher スタークエスト 70SS」より「ミード AZM-80 (2016)」を選ぶべきですが、普通に使っている分において体感差はほぼ感じないです。
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集光力について
集光力が大きい天体望遠鏡は暗い星でも明るく見ることができる点で使い勝手が良いです。例えばより多くの光を集めて暗い星を観測するといったような場合におススメです。
集光力について比べると「ミード AZM-80 (2016)」は130.6倍に対して「Sky-Watcher スタークエスト 70SS」は100倍です。30.5倍の差があります。「ミード AZM-80 (2016)」の集光力は「Sky-Watcher スタークエスト 70SS」に比べて比較的大きいです。肉眼では見えない天体を見ることができる点で「ミード AZM-80 (2016)」の方が「Sky-Watcher スタークエスト 70SS」よりも良いです。肉眼では確認できないような星まで確認するのに「ミード AZM-80 (2016)」はやや適しています。実際に使う場面において「ミード AZM-80 (2016)」と「Sky-Watcher スタークエスト 70SS」は体感上どちらかといえば大きい違いがあります。「ミード AZM-80 (2016)」が良いかもしれませんが決定的に優れているとまでは言えません。
対物レンズの内径サイズについて
対物レンズの内径サイズが大きい天体望遠鏡は明るく見ることができる点で優れています。例えば多くの光を観察するといったようなときにおすすめです。
対物レンズの内径サイズを「Sky-Watcher スタークエスト 70SS」と「ミード AZM-80 (2016)」を比べると「Sky-Watcher スタークエスト 70SS」は70mmであるのに対して「ミード AZM-80 (2016)」は80mmです。10mmの違いがあります。「Sky-Watcher スタークエスト 70SS」と比べて「ミード AZM-80 (2016)」は比較的有効径 が大きいです。「ミード AZM-80 (2016)」はたくさんの光を集めることができる点で「Sky-Watcher スタークエスト 70SS」よりもよいです。星の明かりをたくさん集められ、観測や撮影するのに「ミード AZM-80 (2016)」は比較的適しています。実際に利用する上で「ミード AZM-80 (2016)」と「Sky-Watcher スタークエスト 70SS」の体感上の違いは比較的大きいです。「ミード AZM-80 (2016)」は「Sky-Watcher スタークエスト 70SS」より良いですが、決定的に優れているとまでは言えません。
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焦点距離について
焦点距離が長い天体望遠鏡は像の歪みが少なくなるのではっきりと観測できる点で秀でています。特により遠くの距離まで確認するといったようなケースで重宝します。
焦点距離について比較すると「Sky-Watcher スタークエスト 70SS」は50cmに対して「ミード AZM-80 (2016)」は40cmです。10cmの違いがあります。焦点距離という点において「ミード AZM-80 (2016)」と比較して「Sky-Watcher スタークエスト 70SS」はやや長いです。より遠くの星を綺麗に視認できる点で「Sky-Watcher スタークエスト 70SS」の方が「ミード AZM-80 (2016)」よりもよいです。「Sky-Watcher スタークエスト 70SS」はより高倍率で暗い天体を観測するのにやや向いています。実際の利用を想定したとき「Sky-Watcher スタークエスト 70SS」は「ミード AZM-80 (2016)」に比べてやや良いです。「ミード AZM-80 (2016)」より「Sky-Watcher スタークエスト 70SS」がいいと言えます。一方ですごく優れているというわけではありません。
「Sky-Watcher スタークエスト 70SS」と「ミード AZM-80 (2016)」の違いを表で比較する
Sky-Watcher スタークエスト 70SS | ミード AZM-80 (2016) | |||
扱いやすさ | ||||
重量 | 6.2kg | - | ||
接眼レンズ | 10mm,25mm | 26mm,9mm,6.3mm | ||
ファインダーの倍率 | - | 1倍 | ||
付属品 | 補正レンズ,架台,三脚,アイピース | 接眼レンズ,架台,三脚 | ||
望遠性能 | ||||
垂直水平に可動するの経緯台を採用しているかどうか | - | ○ | ||
赤緯赤経と天体の軸に沿って可動する赤道儀方式を採用しているかどうか | ○ | - | ||
凸レンズを使い光を集める屈折式を採用しているかどうか | ○ | ○ | ||
観察できる天体の最大等級 | 11等星 | 11.28等星 | ||
集光力 | 100倍 | 130.6倍 | ||
分解能 | - | 1.45秒 | ||
対物レンズの内径サイズ | 70mm | 80mm | ||
焦点距離 | 50cm | 40cm | ||
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