ビクセン AP-SD81S・SM (2017) と セレストロン NexStar 4SE を徹底レビュー。違いを解説
作成日時: 2020-05-25 19:52:47、更新日時: 2021-10-20 17:35:42
「ビクセン AP-SD81S・SM (2017)」と「セレストロン NexStar 4SE」は何がどういう点で異なるのでしょうか?どの程度違いや差があるのかについて評価/比較。どちらにするか悩んでいるならおススメします。
ビクセン AP-SD81S・SM (2017) | セレストロン NexStar 4SE | |||
総合評価: | 40.1/100 (総合: 318位) | 46.5/100 (総合: 257位) | ||
重量 | 77/100 | 15/100 | ||
観察できる天体の最大等級 | 31/100 | 47/100 | ||
集光力 | 31/100 | 46/100 | ||
分解能 | 31/100 | 46/100 | ||
対物レンズの内径サイズ | 32/100 | 47/100 | ||
焦点距離 | 36/100 | 75/100 | ||
「ビクセン AP-SD81S・SM (2017)」と「セレストロン NexStar 4SE」を徹底比較する
扱いやすさについて「ビクセン AP-SD81S・SM (2017)」と「セレストロン NexStar 4SE」を比較
重量について
重量が軽い天体望遠鏡は簡単に持ち運びをすることができる点で使い勝手が良いです。特に持ち運びしやすいので、子供や力の弱い女性が使用するようなときで役に立ちます。
重量について比べると「セレストロン NexStar 4SE」は10kgで「ビクセン AP-SD81S・SM (2017)」は2.3kgです。7.7kgの違いがあります。「セレストロン NexStar 4SE」と比べて「ビクセン AP-SD81S・SM (2017)」は非常に重量が軽いです。軽さランキングで比べると全380製品中「ビクセン AP-SD81S・SM (2017)」は82位であるのに対し「セレストロン NexStar 4SE」は328位で、天体望遠鏡の中ではケタ違いな差があると言えそうです。
「ビクセン AP-SD81S・SM (2017)」は簡単に移動させることができる点で「セレストロン NexStar 4SE」よりも秀でているでしょう。屋外に持ち出して外の星が見えやすい場所で観測するのに「ビクセン AP-SD81S・SM (2017)」は非常にオススメです。実際に使う場面において「ビクセン AP-SD81S・SM (2017)」の方が「セレストロン NexStar 4SE」よりも遥かに優れていると言えます。「ビクセン AP-SD81S・SM (2017)」に決めるための一つの重要な理由になると思います。
望遠性能について「ビクセン AP-SD81S・SM (2017)」と「セレストロン NexStar 4SE」を比較
観察できる天体の最大等級について
観察できる天体の最大等級が大きい天体望遠鏡はより暗い天体まで観測できる点で使い勝手が良いです。例えばより遠くの暗い星を観測するのに最適です。
観察できる天体の最大等級を「ビクセン AP-SD81S・SM (2017)」と「セレストロン NexStar 4SE」を比べると「ビクセン AP-SD81S・SM (2017)」は11.3等星に対して「セレストロン NexStar 4SE」は11.8等星です。0.5等星もの差があります。観察できる天体の最大等級という角度において「ビクセン AP-SD81S・SM (2017)」と比較して「セレストロン NexStar 4SE」はかなり大きいです。極限等級ランキングで比較すると全350製品のなかで「セレストロン NexStar 4SE」は214位で「ビクセン AP-SD81S・SM (2017)」は267位なので、大きく違うとまでは言えないもののそれなりの差はあります。
暗い星を観測することができる点で「セレストロン NexStar 4SE」の方が「ビクセン AP-SD81S・SM (2017)」よりも秀でていると言えます。暗い星々を観測するのに「セレストロン NexStar 4SE」はかなりオススメです。実際に使う場面において「ビクセン AP-SD81S・SM (2017)」と比較して「セレストロン NexStar 4SE」はとても秀でています。「セレストロン NexStar 4SE」を選ぶ一つの重要な理由になります。
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集光力について
集光力が大きい天体望遠鏡は暗い星でも明るく見ることができる点で使い勝手が良いです。例えばより多くの光を集めて暗い星を観測するといったような場合におススメです。
集光力について比べると「セレストロン NexStar 4SE」は212倍に対して「ビクセン AP-SD81S・SM (2017)」は134倍です。78倍の差があります。「セレストロン NexStar 4SE」の集光力は「ビクセン AP-SD81S・SM (2017)」に比べて比較的大きいです。集光力の大きさランキングで見てみると347製品中「ビクセン AP-SD81S・SM (2017)」は236位で「セレストロン NexStar 4SE」は204位です。ほとんど差は無いと言えます。
肉眼では見えない天体を見ることができる点で「セレストロン NexStar 4SE」の方が「ビクセン AP-SD81S・SM (2017)」よりも良いです。肉眼では確認できないような星まで確認するのに「セレストロン NexStar 4SE」はやや適しています。実際に使う場面において「セレストロン NexStar 4SE」と「ビクセン AP-SD81S・SM (2017)」は体感上どちらかといえば大きい違いがあります。「セレストロン NexStar 4SE」が良いかもしれませんが決定的に優れているとまでは言えません。
分解能について
分解能が小さい天体望遠鏡は星と星をくっきりと見分けることができる点で優れています。例えば月のクレーターなど細かいものを観測するといったようなケースにおすすめです。
分解能について比較すると「セレストロン NexStar 4SE」は1.14秒であるのに対して「ビクセン AP-SD81S・SM (2017)」は1.43秒です。0.29秒の違いがあります。分解能という点において「セレストロン NexStar 4SE」は「ビクセン AP-SD81S・SM (2017)」に比べてかなり小さい分解能です。分解能の小ささランキングで見てみると332製品中「ビクセン AP-SD81S・SM (2017)」は221位で「セレストロン NexStar 4SE」は192位です。ほとんど差は無いと言えます。
「セレストロン NexStar 4SE」はより小さな星を観測できる点で「ビクセン AP-SD81S・SM (2017)」よりも優れていると言えます。星雲や銀河のように細かい星の集まりを観察するのに「セレストロン NexStar 4SE」はとても向いています。実際の利用を想定したとき「ビクセン AP-SD81S・SM (2017)」と「セレストロン NexStar 4SE」は実用上とても大きい差があります。「セレストロン NexStar 4SE」に決めるための一つの重要な判断材料となると思います。
対物レンズの内径サイズについて
対物レンズの内径サイズが大きい天体望遠鏡は明るく見ることができる点で優れています。例えば多くの光を観察するといったようなときにおすすめです。
対物レンズの内径サイズを「ビクセン AP-SD81S・SM (2017)」と「セレストロン NexStar 4SE」を比べると「ビクセン AP-SD81S・SM (2017)」は81mmであるのに対して「セレストロン NexStar 4SE」は102mmです。21mmの違いがあります。「ビクセン AP-SD81S・SM (2017)」と比べて「セレストロン NexStar 4SE」は比較的有効径 が大きいです。対物レンズの内径サイズの大きさランキングで見てみると451製品中「ビクセン AP-SD81S・SM (2017)」は284位で「セレストロン NexStar 4SE」は244位です。ほとんど差は無いと言えます。
「セレストロン NexStar 4SE」はたくさんの光を集めることができる点で「ビクセン AP-SD81S・SM (2017)」よりもよいです。星の明かりをたくさん集められ、観測や撮影するのに「セレストロン NexStar 4SE」は比較的適しています。実際に利用する上で「セレストロン NexStar 4SE」と「ビクセン AP-SD81S・SM (2017)」の体感上の違いは比較的大きいです。「セレストロン NexStar 4SE」は「ビクセン AP-SD81S・SM (2017)」より良いですが、決定的に優れているとまでは言えません。
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焦点距離について
焦点距離が長い天体望遠鏡は像の歪みが少なくなるのではっきりと観測できる点で秀でています。特により遠くの距離まで確認するといったようなケースで重宝します。
焦点距離について比べると「ビクセン AP-SD81S・SM (2017)」は62.5cmに対して「セレストロン NexStar 4SE」は1.33mです。61.17mの差があります。「セレストロン NexStar 4SE」は「ビクセン AP-SD81S・SM (2017)」よりとても長いです。焦点距離の長さランキングで比べると全451製品中「セレストロン NexStar 4SE」は77位であるのに対し「ビクセン AP-SD81S・SM (2017)」は325位で、天体望遠鏡の中ではケタ違いな差があると言えそうです。
「セレストロン NexStar 4SE」はより遠くの星を綺麗に視認できる点で「ビクセン AP-SD81S・SM (2017)」よりも優れています。より高倍率で暗い天体を観測するのに「セレストロン NexStar 4SE」は非常におすすめです。実際に使う場面で「ビクセン AP-SD81S・SM (2017)」と比較して「セレストロン NexStar 4SE」は非常に秀でています。「セレストロン NexStar 4SE」を選ぶための一つの主な理由となるでしょう。
便利機能について「ビクセン AP-SD81S・SM (2017)」と「セレストロン NexStar 4SE」を比較
自動追尾機能について
観察している天体を自動的に追いかける自動追尾機能を搭載している天体望遠鏡は長時間の天体観測ができる点で優れています。例えば定点で長時間同じ星を観測するといったときに向いています。
「ビクセン AP-SD81S・SM (2017)」も「セレストロン NexStar 4SE」も観察している天体を自動的に追いかける自動追尾機能を搭載している天体望遠鏡です。そのため星の動きに合わせて天体を観測できる点で秀でています。どちらも好きな星や星座など、決まった天体の定点観測をするのに適しています。
「ビクセン AP-SD81S・SM (2017)」と「セレストロン NexStar 4SE」の違いを表で比較する
ビクセン AP-SD81S・SM (2017) | セレストロン NexStar 4SE | |||
扱いやすさ | ||||
本体サイズ | 全長:58.5cm、外径:90mm | - | ||
重量 | 2.3kg | 10kg | ||
接眼レンズ | 20mm,5mm | 25mm | ||
ファインダーの倍率 | 1倍 | - | ||
鏡筒を水平・垂直方向に手で動かし離した位置で止まるフリーストップ式を採用しているかどうか | ○ | - | ||
付属品 | 補正レンズ,接眼レンズ,バランスウェイト,架台,三脚,専用ケース | - | ||
望遠性能 | ||||
垂直水平に可動するの経緯台を採用しているかどうか | - | ○ | ||
赤緯赤経と天体の軸に沿って可動する赤道儀方式を採用しているかどうか | ○ | - | ||
凸レンズを使い光を集める屈折式を採用しているかどうか | ○ | - | ||
レンズと鏡を組み合わせて光を集めるカタディオプトリック式を採用しているかどうか | - | ○ | ||
観察できる天体の最大等級 | 11.3等星 | 11.8等星 | ||
集光力 | 134倍 | 212倍 | ||
分解能 | 1.43秒 | 1.14秒 | ||
対物レンズの内径サイズ | 81mm | 102mm | ||
焦点距離 | 62.5cm | 1.33m | ||
便利機能 | ||||
見たい天体を指示すると自動的に探す自動導入機能を搭載しているかどうか | - | ○ | ||
観察している天体を自動的に追いかける自動追尾機能を搭載しているかどうか | ○ | ○ | ||
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選択中の製品 | 他の天体望遠鏡と比較する |
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