ミード AZM-80 (2016) と ビクセン FL55SS (2018) の違いは?重要な特徴に対して詳細に解説しました

作成日時: 2020-05-25 16:53:24、更新日時: 2021-10-20 21:38:06

ミード AZM-80 (2016)ビクセン FL55SS (2018)
ミード AZM-80 (2016)ビクセン FL55SS (2018)

「ビクセン FL55SS (2018)」と「ミード AZM-80 (2016)」の違いについて評価/評価。どういった面で違うのでしょうか?どっちの天体望遠鏡にした方がいいのか迷っているならおススメします。

ミード AZM-80 (2016)ビクセン FL55SS (2018)
ミード AZM-80 (2016)ビクセン FL55SS (2018)
総合評価:
観察できる天体の最大等級rating-image1.5
11.28等星
rating-image1
10.5等星
集光力rating-image1.5
130.6倍
rating-image1
62倍
分解能rating-image1.5
1.45秒
rating-image1
2.11秒
対物レンズの内径サイズrating-image1.6
80mm
rating-image1
55mm

ビクセン FL55SS (2018) と比較して ミード AZM-80 (2016) を選ぶメリット

  • 極限等級

    30.8点(11.28等星) vs 4.6点(10.5等星)

  • 集光力

    30.9点(130.6倍) vs 6.3点(62倍)

  • 分解能

    30.8点(1.45秒) vs 5.9点(2.11秒)

  • 対物レンズ有効径

    31.3点(80mm) vs 6.6点(55mm)

  • 焦点距離

    12.5点(40cm) vs 0点(303mm)

  • 経緯台方式

ミード AZM-80 (2016) と比較して ビクセン FL55SS (2018) を選ぶメリット

    -

「ミード AZM-80 (2016)」と「ビクセン FL55SS (2018)」を徹底比較する

望遠性能について「ミード AZM-80 (2016)」と「ビクセン FL55SS (2018)」を比較

屈折方式について

凸レンズを使い光を集める屈折式を採用している天体望遠鏡は光軸の調整がいらず簡単に使用できる点で使い勝手が良いです。特に扱いやすく、メンテナンスも不要なので初心者が使用するといった場合に適しています。

「ビクセン FL55SS (2018)」も「ミード AZM-80 (2016)」も凸レンズを使い光を集める屈折式を採用している天体望遠鏡です。そのため安定した像を見ることができる点で秀でています。どちらも視界の像を安定させて観測するのにおすすめです。

観察できる天体の最大等級について

観察できる天体の最大等級が大きい天体望遠鏡はより暗い天体まで観測できる点で使い勝手が良いです。例えばより遠くの暗い星を観測するのに最適です。

観察できる天体の最大等級を「ビクセン FL55SS (2018)」と「ミード AZM-80 (2016)」を比べると「ビクセン FL55SS (2018)」は10.5等星に対して「ミード AZM-80 (2016)」は11.28等星です。0.77等星もの差があります。観察できる天体の最大等級という角度において「ビクセン FL55SS (2018)」と比較して「ミード AZM-80 (2016)」はかなり大きいです。暗い星を観測することができる点で「ミード AZM-80 (2016)」の方が「ビクセン FL55SS (2018)」よりも秀でていると言えます。暗い星々を観測するのに「ミード AZM-80 (2016)」はかなりオススメです。実際に使う場面において「ビクセン FL55SS (2018)」と比較して「ミード AZM-80 (2016)」はとても秀でています。「ミード AZM-80 (2016)」を選ぶ一つの重要な理由になります。

観察できる天体の最大等級評価
ミード AZM-80 (2016)
11.28等星30/100
ビクセン FL55SS (2018)
10.5等星4/100

集光力について

集光力が大きい天体望遠鏡は暗い星でも明るく見ることができる点で使い勝手が良いです。例えばより多くの光を集めて暗い星を観測するといったような場合におススメです。

集光力について比較すると「ミード AZM-80 (2016)」は130.6倍に対して「ビクセン FL55SS (2018)」は62倍です。68.6倍の違いがあります。集光力という点で見ると「ビクセン FL55SS (2018)」より「ミード AZM-80 (2016)」の方がとても大きい集光力です。肉眼では見えない天体を見ることができる点で「ミード AZM-80 (2016)」の方が優れているでしょう。肉眼では確認できないような星まで確認するのに「ミード AZM-80 (2016)」はかなりオススメです。実際に使う場面で「ビクセン FL55SS (2018)」と比べて「ミード AZM-80 (2016)」は非常に秀でているでしょう。「ミード AZM-80 (2016)」を選ぶ上で重要な決め手の一つとなるでしょう。

集光力評価
ミード AZM-80 (2016)
130.6倍30/100
ビクセン FL55SS (2018)
62倍6/100

分解能について

分解能が小さい天体望遠鏡は星と星をくっきりと見分けることができる点で優れています。例えば月のクレーターなど細かいものを観測するといったようなケースにおすすめです。

分解能について比較すると「ミード AZM-80 (2016)」は1.45秒であるのに対して「ビクセン FL55SS (2018)」は2.11秒です。0.65秒の違いがあります。分解能という点において「ミード AZM-80 (2016)」は「ビクセン FL55SS (2018)」に比べてかなり小さい分解能です。「ミード AZM-80 (2016)」はより小さな星を観測できる点で「ビクセン FL55SS (2018)」よりも優れていると言えます。星雲や銀河のように細かい星の集まりを観察するのに「ミード AZM-80 (2016)」はとても向いています。実際の利用を想定したとき「ビクセン FL55SS (2018)」と「ミード AZM-80 (2016)」は実用上とても大きい差があります。「ミード AZM-80 (2016)」に決めるための一つの重要な判断材料となると思います。

分解能評価
ミード AZM-80 (2016)
1.45秒30/100
ビクセン FL55SS (2018)
2.11秒5/100

対物レンズの内径サイズについて

対物レンズの内径サイズが大きい天体望遠鏡は明るく見ることができる点で優れています。例えば多くの光を観察するといったようなときにおすすめです。

対物レンズの内径サイズについて「ビクセン FL55SS (2018)」と「ミード AZM-80 (2016)」を比較すると「ビクセン FL55SS (2018)」は55mmに対して「ミード AZM-80 (2016)」は80mmです。25mmもの差があります。「ミード AZM-80 (2016)」の有効径 は「ビクセン FL55SS (2018)」よりかなり大きいです。「ミード AZM-80 (2016)」はたくさんの光を集めることができる点で「ビクセン FL55SS (2018)」よりも優れています。星の明かりをたくさん集められ、観測や撮影するのに「ミード AZM-80 (2016)」は非常にオススメです。実際の利用において「ミード AZM-80 (2016)」と「ビクセン FL55SS (2018)」の実用上の差はかなり大きいです。「ミード AZM-80 (2016)」にする重要な理由の一つとなると思います。

対物レンズの内径サイズ評価
ミード AZM-80 (2016)
80mm31/100
ビクセン FL55SS (2018)
55mm6/100

焦点距離について

焦点距離が長い天体望遠鏡は像の歪みが少なくなるのではっきりと観測できる点で秀でています。特により遠くの距離まで確認するといったようなケースで重宝します。

焦点距離を「ミード AZM-80 (2016)」と「ビクセン FL55SS (2018)」を比較すると「ミード AZM-80 (2016)」は40cmに対して「ビクセン FL55SS (2018)」は303mmです。「ビクセン FL55SS (2018)」と比較して「ミード AZM-80 (2016)」は多少焦点距離が長いです。「ミード AZM-80 (2016)」はより遠くの星を綺麗に視認できる点で「ビクセン FL55SS (2018)」よりもどちらかといえば良いと思います。より高倍率で暗い天体を観測する場合でもよっぽど気になる人でないと体感できるほどの違いを感じられないだと言えるでしょう。数値的には「ミード AZM-80 (2016)」の方が「ビクセン FL55SS (2018)」より長いですが、基本的には気にするほどの違いはほぼ無いでしょう。

焦点距離評価
ミード AZM-80 (2016)
40cm12/100
ビクセン FL55SS (2018)
303mm0/100

「ミード AZM-80 (2016)」と「ビクセン FL55SS (2018)」の違いを表で比較する

ミード AZM-80 (2016)ビクセン FL55SS (2018)
ミード AZM-80 (2016)ビクセン FL55SS (2018)
扱いやすさ
本体サイズ - 全長:282mm、外径:80mm
重量 - 1.5kg
接眼レンズ26mm,9mm,6.3mm -
ファインダーの倍率1倍 -
付属品接眼レンズ,架台,三脚 -
望遠性能
垂直水平に可動するの経緯台を採用しているかどうか -
凸レンズを使い光を集める屈折式を採用しているかどうか
観察できる天体の最大等級11.28等星10.5等星
集光力130.6倍62倍
分解能1.45秒2.11秒
対物レンズの内径サイズ80mm55mm
焦点距離40cm303mm

類似の天体望遠鏡を探す

他の天体望遠鏡と比較する

価格をチェック

類似の天体望遠鏡を探す

他の天体望遠鏡と比較する

価格をチェック

価格をチェックする

お探しの情報は見つかりましたか?性能や機能名などのキーワードで検索することでさらに詳しい情報を知ることができます。

ミード AZM-80 (2016) の関連記事
ビクセン FL55SS (2018) の関連記事

ミード AZM-80 (2016) と評価が同程度の天体望遠鏡を探す

ファインダーの倍率:5倍, ファインダー口径:24mm, 観察できる天体の最大等級:11.9等星, 集光力:118倍, 分解能:1.52秒, 対物レンズの内径サイズ:76mm, 焦点距離:300mm

重量:7.56kg, ファインダーの倍率:1倍, 観察できる天体の最大等級:11等星, 集光力:100倍, 分解能:1.66秒, 対物レンズの内径サイズ:70mm, 焦点距離:90cm

ファインダーの倍率:5倍, ファインダー口径:24mm, 観察できる天体の最大等級:11等星, 集光力:100倍, 分解能:1.65秒, 対物レンズの内径サイズ:70mm, 焦点距離:40cm

ファインダーの倍率:1倍, 観察できる天体の最大等級:10.7等星, 集光力:73倍, 分解能:1.93秒, 対物レンズの内径サイズ:60mm, 焦点距離:80cm

重量:5.7kg, ファインダーの倍率:6倍, ファインダー口径:30mm, 対物レンズの内径サイズ:71mm, 焦点距離:40cm

重量:4kg, 観察できる天体の最大等級:11等星, 集光力:100倍, 分解能:1.66秒, 対物レンズの内径サイズ:70mm, 焦点距離:40cm

観察できる天体の最大等級:11等星, 集光力:99.9倍, 分解能:1.64秒, 対物レンズの内径サイズ:70mm, 焦点距離:40cm

重量:1kg, ファインダーの倍率:2倍, ファインダー口径:20mm, 観察できる天体の最大等級:10.3等星, 集光力:51倍, 分解能:2.32秒, 対物レンズの内径サイズ:50mm, 焦点距離:360mm

ミード AZM-80 (2016) の関連記事
ビクセン FL55SS (2018) の関連記事

ビクセン FL55SS (2018) と評価が同程度の天体望遠鏡を探す

本体サイズ:全長:151mm、外径:69mm, 重量:670g, 観察できる天体の最大等級:10.3等星, 集光力:51倍, 分解能:2.32秒, 対物レンズの内径サイズ:50mm, 焦点距離:200mm

本体サイズ:全長:370mm、外径:75mm, 重量:1.5kg, ファインダーの倍率:1倍, 観察できる天体の最大等級:10.7等星, 集光力:78倍, 分解能:1.87秒, 対物レンズの内径サイズ:62mm, 焦点距離:52cm

本体サイズ:全長:58.5cm、外径:90mm, 重量:2.3kg, ファインダーの倍率:1倍, 観察できる天体の最大等級:11.3等星, 集光力:134倍, 分解能:1.43秒, 対物レンズの内径サイズ:81mm, 焦点距離:62.5cm

重量:7.3kg, 対物レンズの内径サイズ:76mm, 焦点距離:70cm

重量:5.7kg, ファインダーの倍率:6倍, ファインダー口径:30mm, 対物レンズの内径サイズ:71mm, 焦点距離:40cm

本体サイズ:全長:86cm、外径:90mm, 重量:3.3kg, ファインダーの倍率:6倍, ファインダー口径:30mm, 観察できる天体の最大等級:11.3等星, 集光力:131倍, 分解能:1.45秒, 対物レンズの内径サイズ:80mm, 焦点距離:91cm

重量:8.1kg, ファインダーの倍率:9倍, ファインダー口径:50mm, 観察できる天体の最大等級:10.76等星, 集光力:81倍, 分解能:1.84秒, 対物レンズの内径サイズ:63mm, 焦点距離:54cm

天体望遠鏡ランキング

カテゴリ一覧

人気天体望遠鏡

関連人気記事

新着情報