ミード AZM-80 (2016) と ビクセン AP-SD81S (2017) の違いは?重要な特徴に対して詳細に解説しました

作成日時: 2020-05-25 15:08:08、更新日時: 2021-10-19 21:25:34

ミード AZM-80 (2016)ビクセン AP-SD81S (2017)
ミード AZM-80 (2016)ビクセン AP-SD81S (2017)

「ミード AZM-80 (2016)」と「ビクセン AP-SD81S (2017)」についての詳細評価を得点化。どちらの天体望遠鏡がいいのかについて解説してみました。どちらを選んだ方がいいのかを慣れていない人でも理解できるように説明しました!

ミード AZM-80 (2016)ビクセン AP-SD81S (2017)
ミード AZM-80 (2016)ビクセン AP-SD81S (2017)
総合評価:
ファインダーの倍率rating-image1
1倍
rating-image1
1倍
観察できる天体の最大等級rating-image1.5
11.28等星
rating-image1.6
11.3等星
集光力rating-image1.5
130.6倍
rating-image1.6
134倍
分解能rating-image1.5
1.45秒
rating-image1.6
1.43秒
対物レンズの内径サイズrating-image1.6
80mm
rating-image1.6
81mm
焦点距離rating-image1
40cm
rating-image1.8
62.5cm

ビクセン AP-SD81S (2017) と比較して ミード AZM-80 (2016) を選ぶメリット

  • 経緯台方式

ミード AZM-80 (2016) と比較して ビクセン AP-SD81S (2017) を選ぶメリット

  • 焦点距離

    12.5点(40cm) vs 36.1点(62.5cm)

  • 赤道儀方式

「ミード AZM-80 (2016)」と「ビクセン AP-SD81S (2017)」を徹底比較する

扱いやすさについて「ミード AZM-80 (2016)」と「ビクセン AP-SD81S (2017)」を比較

ファインダーの倍率について

ファインダーの倍率が高い天体望遠鏡は遠くの星を精確に観測できる点で優れています。例えばより遠くの天体を観測するようなときにおすすめです。

ファインダーの倍率について比べると「ミード AZM-80 (2016)」は1倍に対して「ビクセン AP-SD81S (2017)」は1倍です。「ミード AZM-80 (2016)」も「ビクセン AP-SD81S (2017)」も違いはほぼゼロです。ファインダー倍率ランキングで見てみると310製品中「ミード AZM-80 (2016)」は309位で「ビクセン AP-SD81S (2017)」は282位です。ほとんど差は無いと言えます。

体感上の違いはありません。他の角度から見て選択することをおすすめします。

ファインダーの倍率評価
ミード AZM-80 (2016)
1倍9/100
ビクセン AP-SD81S (2017)
1倍9/100

望遠性能について「ミード AZM-80 (2016)」と「ビクセン AP-SD81S (2017)」を比較

屈折方式について

凸レンズを使い光を集める屈折式を採用している天体望遠鏡は光軸の調整がいらず簡単に使用できる点で使い勝手が良いです。特に扱いやすく、メンテナンスも不要なので初心者が使用するといった場合に適しています。

「ビクセン AP-SD81S (2017)」も「ミード AZM-80 (2016)」も凸レンズを使い光を集める屈折式を採用している天体望遠鏡です。そのため安定した像を見ることができる点で秀でています。どちらも視界の像を安定させて観測するのにおすすめです。

観察できる天体の最大等級について

観察できる天体の最大等級が大きい天体望遠鏡はより暗い天体まで観測できる点で使い勝手が良いです。例えばより遠くの暗い星を観測するのに最適です。

観察できる天体の最大等級を比べると「ミード AZM-80 (2016)」は11.28等星であるのに対して「ビクセン AP-SD81S (2017)」は11.3等星です。「ビクセン AP-SD81S (2017)」の極限等級は「ミード AZM-80 (2016)」と差はほとんどありません。極限等級ランキングで見てみると350製品中「ミード AZM-80 (2016)」は289位で「ビクセン AP-SD81S (2017)」は268位です。ほとんど差は無いと言えます。

体感できるほどの差は無いです。他の観点を見て選んだほうがよいでしょう。

観察できる天体の最大等級評価
ミード AZM-80 (2016)
11.28等星30/100
ビクセン AP-SD81S (2017)
11.3等星31/100

集光力について

集光力が大きい天体望遠鏡は暗い星でも明るく見ることができる点で使い勝手が良いです。例えばより多くの光を集めて暗い星を観測するといったような場合におススメです。

集光力について「ビクセン AP-SD81S (2017)」と「ミード AZM-80 (2016)」を比べると「ビクセン AP-SD81S (2017)」は134倍に対して「ミード AZM-80 (2016)」は130.6倍です。「ミード AZM-80 (2016)」も「ビクセン AP-SD81S (2017)」も同じくらいの集光力です。集光力の大きさランキングで比較すると全347製品のなかで「ビクセン AP-SD81S (2017)」は237位で「ミード AZM-80 (2016)」は282位なので、大きく違うとまでは言えないもののそれなりの差はあります。

体感できるほどの違いは無いです。別の観点で比べるほうが良いでしょう。

集光力評価
ミード AZM-80 (2016)
130.6倍30/100
ビクセン AP-SD81S (2017)
134倍31/100

分解能について

分解能が小さい天体望遠鏡は星と星をくっきりと見分けることができる点で優れています。例えば月のクレーターなど細かいものを観測するといったようなケースにおすすめです。

分解能について「ミード AZM-80 (2016)」と「ビクセン AP-SD81S (2017)」を比較すると「ミード AZM-80 (2016)」は1.45秒であるのに対して「ビクセン AP-SD81S (2017)」は1.43秒です。「ミード AZM-80 (2016)」も「ビクセン AP-SD81S (2017)」もほとんど同じ分解能です。分解能の小ささランキングで比較すると全332製品のなかで「ビクセン AP-SD81S (2017)」は222位で「ミード AZM-80 (2016)」は265位なので、大きく違うとまでは言えないもののそれなりの差はあります。

実用上の違いは無いです。他の視点で比べることをおすすめします。

分解能評価
ミード AZM-80 (2016)
1.45秒30/100
ビクセン AP-SD81S (2017)
1.43秒31/100

対物レンズの内径サイズについて

対物レンズの内径サイズが大きい天体望遠鏡は明るく見ることができる点で優れています。例えば多くの光を観察するといったようなときにおすすめです。

対物レンズの内径サイズについて「ビクセン AP-SD81S (2017)」と「ミード AZM-80 (2016)」を比べると「ビクセン AP-SD81S (2017)」は81mmに対して「ミード AZM-80 (2016)」は80mmです。「ビクセン AP-SD81S (2017)」も「ミード AZM-80 (2016)」も有効径 についてはほとんど同じと言えるでしょう。対物レンズの内径サイズの大きさランキングで比較すると全451製品のなかで「ビクセン AP-SD81S (2017)」は285位で「ミード AZM-80 (2016)」は335位なので、大きく違うとまでは言えないもののそれなりの差はあります。

実用上の違いはありません。他の視点から選んだ方がいいでしょう。

対物レンズの内径サイズ評価
ミード AZM-80 (2016)
80mm31/100
ビクセン AP-SD81S (2017)
81mm32/100

焦点距離について

焦点距離が長い天体望遠鏡は像の歪みが少なくなるのではっきりと観測できる点で秀でています。特により遠くの距離まで確認するといったようなケースで重宝します。

焦点距離について比べると「ミード AZM-80 (2016)」は40cmに対して「ビクセン AP-SD81S (2017)」は62.5cmです。22.5cmの差があります。「ビクセン AP-SD81S (2017)」は「ミード AZM-80 (2016)」よりとても長いです。焦点距離の長さランキングで比べると451製品の中で「ビクセン AP-SD81S (2017)」は326位で「ミード AZM-80 (2016)」は418位なので天体望遠鏡の中では差はかなり大きいと言えます。

「ビクセン AP-SD81S (2017)」はより遠くの星を綺麗に視認できる点で「ミード AZM-80 (2016)」よりも優れています。より高倍率で暗い天体を観測するのに「ビクセン AP-SD81S (2017)」は非常におすすめです。実際に使う場面で「ミード AZM-80 (2016)」と比較して「ビクセン AP-SD81S (2017)」は非常に秀でています。「ビクセン AP-SD81S (2017)」を選ぶための一つの主な理由となるでしょう。

焦点距離評価
ミード AZM-80 (2016)
40cm12/100
ビクセン AP-SD81S (2017)
62.5cm36/100

「ミード AZM-80 (2016)」と「ビクセン AP-SD81S (2017)」の違いを表で比較する

ミード AZM-80 (2016)ビクセン AP-SD81S (2017)
画像ミード AZM-80 (2016)ビクセン AP-SD81S (2017)
本体サイズ - 全長:58.5cm、外径:90mm
重量 - 2.3kg
接眼レンズ26mm,9mm,6.3mm20mm,5mm
ファインダーの倍率1倍1倍
鏡筒を水平・垂直方向に手で動かし離した位置で止まるフリーストップ式を採用しているかどうか -
付属品接眼レンズ,架台,三脚補正レンズ,接眼レンズ,バランスウェイト,架台,三脚,専用ケース
垂直水平に可動するの経緯台を採用しているかどうか -
赤緯赤経と天体の軸に沿って可動する赤道儀方式を採用しているかどうか -
凸レンズを使い光を集める屈折式を採用しているかどうか
観察できる天体の最大等級11.28等星11.3等星
集光力130.6倍134倍
分解能1.45秒1.43秒
対物レンズの内径サイズ80mm81mm
焦点距離40cm62.5cm

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