ビクセン ポルタII A81M と ビクセン AP-A80Mf・SM (2014) を徹底レビュー。違いを解説
作成日時: 2020-05-25 21:41:20、更新日時: 2021-10-19 18:38:47
「ビクセン AP-A80Mf・SM (2014)」と「ビクセン ポルタII A81M」はどういう点で違いや差があるかについて比較/評価しました!どう違いや差がある?どちらの天体望遠鏡を選ぶべきなのかが簡単に分かるでしょう!
ビクセン ポルタII A81M | ビクセン AP-A80Mf・SM (2014) | |||
総合評価: | 2.0 (総合: 299位) | 2.1 (総合: 272位) | ||
本体サイズ | 2.5 全長:89cm、外径:90mm | 2.6 全長:86cm、外径:90mm | ||
重量 | 3.7 2.5kg | 3.7 2.5kg | ||
ファインダーの倍率 | 1 1倍 | 2.8 6倍 | ||
観察できる天体の最大等級 | 1.6 11.3等星 | 1.6 11.3等星 | ||
集光力 | 1.6 134倍 | 1.6 131倍 | ||
分解能 | 1.6 1.43秒 | 1.5 1.45秒 | ||
対物レンズの内径サイズ | 1.6 81mm | 1.6 80mm | ||
焦点距離 | 2.8 91cm | 2.8 91cm | ||
「ビクセン ポルタII A81M」と「ビクセン AP-A80Mf・SM (2014)」を徹底比較する
扱いやすさについて「ビクセン ポルタII A81M」と「ビクセン AP-A80Mf・SM (2014)」を比較
本体サイズについて
本体サイズが小さい天体望遠鏡は屋外に簡単に持ち出すことができる点で秀でています。特に車などに収納しやすいので、手軽に持ち運びたい人が使用するのにおススメです。
本体サイズについて比較すると「ビクセン AP-A80Mf・SM (2014)」は全長:86cm、外径:90mmで「ビクセン ポルタII A81M」は全長:89cm、外径:90mmです。「ビクセン ポルタII A81M」も「ビクセン AP-A80Mf・SM (2014)」もサイズの差がほぼゼロと言えるでしょう。実用上の差は無いです。他の観点で比較する方が良いでしょう。
重量について
重量が軽い天体望遠鏡は簡単に持ち運びをすることができる点で使い勝手が良いです。特に持ち運びしやすいので、子供や力の弱い女性が使用するようなときで役に立ちます。
重量について比べると「ビクセン AP-A80Mf・SM (2014)」は2.5kgであり「ビクセン ポルタII A81M」は2.5kgです。「ビクセン AP-A80Mf・SM (2014)」の重量は「ビクセン ポルタII A81M」と違いはほとんど無いと言えるでしょう。感覚的にわかるほどの違いはありません。他の観点で比較したほうがいいでしょう。
ファインダーの倍率について
ファインダーの倍率が高い天体望遠鏡は遠くの星を精確に観測できる点で優れています。例えばより遠くの天体を観測するようなときにおすすめです。
ファインダーの倍率について「ビクセン ポルタII A81M」と「ビクセン AP-A80Mf・SM (2014)」を比べると「ビクセン ポルタII A81M」は1倍で「ビクセン AP-A80Mf・SM (2014)」は6倍です。5倍もの違いがあります。「ビクセン ポルタII A81M」のファインダー倍率と比べて「ビクセン AP-A80Mf・SM (2014)」はかなり高いです。有効径の大きな明るい望遠鏡で鮮明に見ることができる点で「ビクセン ポルタII A81M」より「ビクセン AP-A80Mf・SM (2014)」の方が優れていると言えます。より暗い星まで確認するのに「ビクセン AP-A80Mf・SM (2014)」はとてもオススメです。実際に使う場面において「ビクセン AP-A80Mf・SM (2014)」と「ビクセン ポルタII A81M」の体感値としての差はかなり大きいです。「ビクセン AP-A80Mf・SM (2014)」を選ぶための主な理由の一つとなります。
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フリーストップ方式について
鏡筒を水平・垂直方向に手で動かし離した位置で止まるフリーストップ式を採用している天体望遠鏡は手が空くので観察しながら他の作業が障害無くできる点で使い勝手が良いです。例えば手動で感覚的に可動するような場合で重宝します。
「ビクセン ポルタII A81M」も「ビクセン AP-A80Mf・SM (2014)」も鏡筒を水平・垂直方向に手で動かし離した位置で止まるフリーストップ式を採用している天体望遠鏡です。そのため手を離せば止まるので比較的初心者でも使用できる点で優れています。どちらも望遠鏡の向きが簡単に変えられるので、土星の輪や月のクレーターなど宇宙の姿を気軽に見たりするのに適しています。
望遠性能について「ビクセン ポルタII A81M」と「ビクセン AP-A80Mf・SM (2014)」を比較
屈折方式について
凸レンズを使い光を集める屈折式を採用している天体望遠鏡は光軸の調整がいらず簡単に使用できる点で使い勝手が良いです。特に扱いやすく、メンテナンスも不要なので初心者が使用するといった場合に適しています。
「ビクセン AP-A80Mf・SM (2014)」も「ビクセン ポルタII A81M」も凸レンズを使い光を集める屈折式を採用している天体望遠鏡です。そのため安定した像を見ることができる点で秀でています。どちらも視界の像を安定させて観測するのにおすすめです。
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観察できる天体の最大等級について
観察できる天体の最大等級が大きい天体望遠鏡はより暗い天体まで観測できる点で使い勝手が良いです。例えばより遠くの暗い星を観測するのに最適です。
観察できる天体の最大等級を比べると「ビクセン ポルタII A81M」は11.3等星であるのに対して「ビクセン AP-A80Mf・SM (2014)」は11.3等星です。「ビクセン AP-A80Mf・SM (2014)」の極限等級は「ビクセン ポルタII A81M」と差はほとんどありません。体感できるほどの差は無いです。他の観点を見て選んだほうがよいでしょう。
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集光力について
集光力が大きい天体望遠鏡は暗い星でも明るく見ることができる点で使い勝手が良いです。例えばより多くの光を集めて暗い星を観測するといったような場合におススメです。
集光力について「ビクセン AP-A80Mf・SM (2014)」と「ビクセン ポルタII A81M」を比べると「ビクセン AP-A80Mf・SM (2014)」は131倍に対して「ビクセン ポルタII A81M」は134倍です。「ビクセン ポルタII A81M」も「ビクセン AP-A80Mf・SM (2014)」も同じくらいの集光力です。体感できるほどの違いは無いです。別の観点で比べるほうが良いでしょう。
分解能について
分解能が小さい天体望遠鏡は星と星をくっきりと見分けることができる点で優れています。例えば月のクレーターなど細かいものを観測するといったようなケースにおすすめです。
分解能について「ビクセン ポルタII A81M」と「ビクセン AP-A80Mf・SM (2014)」を比較すると「ビクセン ポルタII A81M」は1.43秒であるのに対して「ビクセン AP-A80Mf・SM (2014)」は1.45秒です。「ビクセン ポルタII A81M」も「ビクセン AP-A80Mf・SM (2014)」もほとんど同じ分解能です。実用上の違いは無いです。他の視点で比べることをおすすめします。
対物レンズの内径サイズについて
対物レンズの内径サイズが大きい天体望遠鏡は明るく見ることができる点で優れています。例えば多くの光を観察するといったようなときにおすすめです。
対物レンズの内径サイズについて「ビクセン ポルタII A81M」と「ビクセン AP-A80Mf・SM (2014)」を比べると「ビクセン ポルタII A81M」は81mmに対して「ビクセン AP-A80Mf・SM (2014)」は80mmです。「ビクセン ポルタII A81M」も「ビクセン AP-A80Mf・SM (2014)」も有効径 についてはほとんど同じと言えるでしょう。実用上の違いはありません。他の視点から選んだ方がいいでしょう。
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焦点距離について
焦点距離が長い天体望遠鏡は像の歪みが少なくなるのではっきりと観測できる点で秀でています。特により遠くの距離まで確認するといったようなケースで重宝します。
焦点距離について「ビクセン ポルタII A81M」と「ビクセン AP-A80Mf・SM (2014)」を比べると「ビクセン ポルタII A81M」は91cmであるのに対して「ビクセン AP-A80Mf・SM (2014)」は91cmです。「ビクセン ポルタII A81M」も「ビクセン AP-A80Mf・SM (2014)」もほとんど同一です。体感上の差はありません。他の角度から選んだほうがよいでしょう。
「ビクセン ポルタII A81M」と「ビクセン AP-A80Mf・SM (2014)」の違いを表で比較する
ビクセン ポルタII A81M | ビクセン AP-A80Mf・SM (2014) | |
画像 | ||
本体サイズ | 全長:89cm、外径:90mm | 全長:86cm、外径:90mm |
重量 | 2.5kg | 2.5kg |
接眼レンズ | 20mm,6mm | 20mm,6.3mm |
ファインダーの倍率 | 1倍 | 6倍 |
ファインダー口径 | - | 30mm |
鏡筒を水平・垂直方向に手で動かし離した位置で止まるフリーストップ式を採用しているかどうか | ○ | ○ |
付属品 | 接眼レンズ,架台,三脚,経緯台 | 接眼レンズ,バランスウェイト,架台,三脚 |
垂直水平に可動するの経緯台を採用しているかどうか | ○ | - |
赤緯赤経と天体の軸に沿って可動する赤道儀方式を採用しているかどうか | - | ○ |
凸レンズを使い光を集める屈折式を採用しているかどうか | ○ | ○ |
観察できる天体の最大等級 | 11.3等星 | 11.3等星 |
集光力 | 134倍 | 131倍 |
分解能 | 1.43秒 | 1.45秒 |
対物レンズの内径サイズ | 81mm | 80mm |
焦点距離 | 91cm | 91cm |
観察している天体を自動的に追いかける自動追尾機能を搭載しているかどうか | - | ○ |
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