ビクセン APZ-A80Mf (2015) と セレストロン NexStar 4SE の違いは?重要な特徴に対して詳細に解説しました

作成日時: 2020-05-25 16:36:18、更新日時: 2021-10-20 16:57:36

ビクセン APZ-A80Mf (2015)セレストロン NexStar 4SE
ビクセン APZ-A80Mf (2015)セレストロン NexStar 4SE

「ビクセン APZ-A80Mf (2015)」と「セレストロン NexStar 4SE」をくらべた時の違いや差について比較・解説。どういう面で評価の違いや差があるのでしょうか。どの程度違いがあるのかについて評価・比較してみました。

ビクセン APZ-A80Mf (2015)セレストロン NexStar 4SE
ビクセン APZ-A80Mf (2015)セレストロン NexStar 4SE
総合評価:

42.2/100

(総合: 270位)

46.5/100

(総合: 257位)

重量
74/100
15/100
観察できる天体の最大等級
31/100
47/100
集光力
31/100
46/100
分解能
30/100
46/100
対物レンズの内径サイズ
31/100
47/100
焦点距離
55/100
75/100

セレストロン NexStar 4SE と比較して ビクセン APZ-A80Mf (2015) を選ぶメリット

  • 屈折方式

ビクセン APZ-A80Mf (2015) と比較して セレストロン NexStar 4SE を選ぶメリット

  • 極限等級

    31.5点(11.3等星) vs 47.3点(11.8等星)

  • 集光力

    31点(131倍) vs 46.9点(212倍)

  • 分解能

    30.8点(1.45秒) vs 46.7点(1.14秒)

  • 対物レンズ有効径

    31.3点(80mm) vs 47.3点(102mm)

  • 焦点距離

    55.9点(91cm) vs 75.7点(1.33m)

  • カタディオプトリック方式
  • 自動導入機能
  • 自動追尾機能

「ビクセン APZ-A80Mf (2015)」と「セレストロン NexStar 4SE」を徹底比較する

望遠性能について「ビクセン APZ-A80Mf (2015)」と「セレストロン NexStar 4SE」を比較

経緯台方式について

垂直水平に可動するの経緯台方式を採用している天体望遠鏡は上下方向と水平方向に動かすことができる点で使い勝手が良いです。特にシンプルな構造なので初心者が天体観測をするのに最適です。

「セレストロン NexStar 4SE」も「ビクセン APZ-A80Mf (2015)」も垂直水平に可動するの経緯台方式を採用している天体望遠鏡です。そのため軽量で組み立ても簡単にできる点で秀でています。どちらも使い方が簡単なので、だれでも簡単に天体を見ることが出来るため初心者が使用するのにオススメです。

観察できる天体の最大等級について

観察できる天体の最大等級が大きい天体望遠鏡はより暗い天体まで観測できる点で使い勝手が良いです。例えばより遠くの暗い星を観測するのに最適です。

観察できる天体の最大等級について「セレストロン NexStar 4SE」と「ビクセン APZ-A80Mf (2015)」を比べると「セレストロン NexStar 4SE」は11.8等星であるのに対して「ビクセン APZ-A80Mf (2015)」は11.3等星です。0.5等星の差があります。「セレストロン NexStar 4SE」は「ビクセン APZ-A80Mf (2015)」と比較してやや極限等級が大きいです。極限等級ランキングで見てみると350製品中「ビクセン APZ-A80Mf (2015)」は242位で「セレストロン NexStar 4SE」は214位です。ほとんど差は無いと言えます。

「セレストロン NexStar 4SE」は暗い星を観測することができる点で「ビクセン APZ-A80Mf (2015)」よりも多少優れているかもしれません。「セレストロン NexStar 4SE」は暗い星々を観測するのに多少おススメです。実際に利用する上で「セレストロン NexStar 4SE」と「ビクセン APZ-A80Mf (2015)」の実用においての違いは多少大きいです。「セレストロン NexStar 4SE」は「ビクセン APZ-A80Mf (2015)」よりいいですが、決定的に優れているとまでは言えません。

観察できる天体の最大等級評価
ビクセン APZ-A80Mf (2015)
11.3等星31/100
セレストロン NexStar 4SE
11.8等星47/100

集光力について

集光力が大きい天体望遠鏡は暗い星でも明るく見ることができる点で使い勝手が良いです。例えばより多くの光を集めて暗い星を観測するといったような場合におススメです。

集光力について比べると「セレストロン NexStar 4SE」は212倍に対して「ビクセン APZ-A80Mf (2015)」は131倍です。81倍の差があります。「セレストロン NexStar 4SE」の集光力は「ビクセン APZ-A80Mf (2015)」に比べて比較的大きいです。集光力の大きさランキングで比較すると全347製品のなかで「セレストロン NexStar 4SE」は204位で「ビクセン APZ-A80Mf (2015)」は255位なので、大きく違うとまでは言えないもののそれなりの差はあります。

肉眼では見えない天体を見ることができる点で「セレストロン NexStar 4SE」の方が「ビクセン APZ-A80Mf (2015)」よりも良いです。肉眼では確認できないような星まで確認するのに「セレストロン NexStar 4SE」はやや適しています。実際に使う場面において「セレストロン NexStar 4SE」と「ビクセン APZ-A80Mf (2015)」は体感上どちらかといえば大きい違いがあります。「セレストロン NexStar 4SE」が良いかもしれませんが決定的に優れているとまでは言えません。

集光力評価
ビクセン APZ-A80Mf (2015)
131倍31/100
セレストロン NexStar 4SE
212倍46/100

分解能について

分解能が小さい天体望遠鏡は星と星をくっきりと見分けることができる点で優れています。例えば月のクレーターなど細かいものを観測するといったようなケースにおすすめです。

分解能について「ビクセン APZ-A80Mf (2015)」と「セレストロン NexStar 4SE」を比べると「ビクセン APZ-A80Mf (2015)」は1.45秒であり「セレストロン NexStar 4SE」は1.14秒です。0.31秒の違いがあります。分解能について「ビクセン APZ-A80Mf (2015)」より「セレストロン NexStar 4SE」の方が比較的小さい分解能です。分解能の小ささランキングで比較すると全332製品のなかで「セレストロン NexStar 4SE」は192位で「ビクセン APZ-A80Mf (2015)」は240位なので、大きく違うとまでは言えないもののそれなりの差はあります。

より小さな星を観測できる点で「セレストロン NexStar 4SE」の方が多少優れているかもしれません。「セレストロン NexStar 4SE」は星雲や銀河のように細かい星の集まりを観察するのに比較的おすすめです。実際の利用を考えると「セレストロン NexStar 4SE」は「ビクセン APZ-A80Mf (2015)」と比較して多少良いです。「セレストロン NexStar 4SE」がいいでしょう。一方ですごく優れているというわけではありません。

分解能評価
ビクセン APZ-A80Mf (2015)
1.45秒30/100
セレストロン NexStar 4SE
1.14秒46/100

対物レンズの内径サイズについて

対物レンズの内径サイズが大きい天体望遠鏡は明るく見ることができる点で優れています。例えば多くの光を観察するといったようなときにおすすめです。

対物レンズの内径サイズを「ビクセン APZ-A80Mf (2015)」と「セレストロン NexStar 4SE」を比べると「ビクセン APZ-A80Mf (2015)」は80mmであるのに対して「セレストロン NexStar 4SE」は102mmです。22mmの違いがあります。「ビクセン APZ-A80Mf (2015)」と比べて「セレストロン NexStar 4SE」は比較的有効径 が大きいです。対物レンズの内径サイズの大きさランキングで比較すると全451製品のなかで「セレストロン NexStar 4SE」は244位で「ビクセン APZ-A80Mf (2015)」は305位なので、大きく違うとまでは言えないもののそれなりの差はあります。

「セレストロン NexStar 4SE」はたくさんの光を集めることができる点で「ビクセン APZ-A80Mf (2015)」よりもよいです。星の明かりをたくさん集められ、観測や撮影するのに「セレストロン NexStar 4SE」は比較的適しています。実際に利用する上で「セレストロン NexStar 4SE」と「ビクセン APZ-A80Mf (2015)」の体感上の違いは比較的大きいです。「セレストロン NexStar 4SE」は「ビクセン APZ-A80Mf (2015)」より良いですが、決定的に優れているとまでは言えません。

対物レンズの内径サイズ評価
ビクセン APZ-A80Mf (2015)
80mm31/100
セレストロン NexStar 4SE
102mm47/100

焦点距離について

焦点距離が長い天体望遠鏡は像の歪みが少なくなるのではっきりと観測できる点で秀でています。特により遠くの距離まで確認するといったようなケースで重宝します。

焦点距離について比べると「ビクセン APZ-A80Mf (2015)」は91cmに対して「セレストロン NexStar 4SE」は1.33mです。89.67mの差があります。「セレストロン NexStar 4SE」は「ビクセン APZ-A80Mf (2015)」よりとても長いです。焦点距離の長さランキングで比較すると全451製品のなかで「セレストロン NexStar 4SE」は77位で「ビクセン APZ-A80Mf (2015)」は136位なので、大きく違うとまでは言えないもののそれなりの差はあります。

「セレストロン NexStar 4SE」はより遠くの星を綺麗に視認できる点で「ビクセン APZ-A80Mf (2015)」よりも優れています。より高倍率で暗い天体を観測するのに「セレストロン NexStar 4SE」は非常におすすめです。実際に使う場面で「ビクセン APZ-A80Mf (2015)」と比較して「セレストロン NexStar 4SE」は非常に秀でています。「セレストロン NexStar 4SE」を選ぶための一つの主な理由となるでしょう。

焦点距離評価
ビクセン APZ-A80Mf (2015)
91cm55/100
セレストロン NexStar 4SE
1.33m75/100

扱いやすさについて「ビクセン APZ-A80Mf (2015)」と「セレストロン NexStar 4SE」を比較

重量について

重量が軽い天体望遠鏡は簡単に持ち運びをすることができる点で使い勝手が良いです。特に持ち運びしやすいので、子供や力の弱い女性が使用するようなときで役に立ちます。

重量について比べると「セレストロン NexStar 4SE」は10kgで「ビクセン APZ-A80Mf (2015)」は2.5kgです。7.5kgの違いがあります。「セレストロン NexStar 4SE」と比べて「ビクセン APZ-A80Mf (2015)」は非常に重量が軽いです。軽さランキングで比べると全380製品中「ビクセン APZ-A80Mf (2015)」は92位であるのに対し「セレストロン NexStar 4SE」は328位で、天体望遠鏡の中ではケタ違いな差があると言えそうです。

「ビクセン APZ-A80Mf (2015)」は簡単に移動させることができる点で「セレストロン NexStar 4SE」よりも秀でているでしょう。屋外に持ち出して外の星が見えやすい場所で観測するのに「ビクセン APZ-A80Mf (2015)」は非常にオススメです。実際に使う場面において「ビクセン APZ-A80Mf (2015)」の方が「セレストロン NexStar 4SE」よりも遥かに優れていると言えます。「ビクセン APZ-A80Mf (2015)」に決めるための一つの重要な理由になると思います。

重量評価
ビクセン APZ-A80Mf (2015)
2.5kg74/100
セレストロン NexStar 4SE
10kg15/100

「ビクセン APZ-A80Mf (2015)」と「セレストロン NexStar 4SE」の違いを表で比較する

ビクセン APZ-A80Mf (2015)セレストロン NexStar 4SE
画像ビクセン APZ-A80Mf (2015)セレストロン NexStar 4SE
本体サイズ全長:86cm、外径:90mm -
重量2.5kg10kg
接眼レンズ20mm,6.3mm25mm
ファインダーの倍率6倍 -
ファインダー口径30mm -
鏡筒を水平・垂直方向に手で動かし離した位置で止まるフリーストップ式を採用しているかどうか -
付属品接眼レンズ,架台,三脚 -
垂直水平に可動するの経緯台を採用しているかどうか
凸レンズを使い光を集める屈折式を採用しているかどうか -
レンズと鏡を組み合わせて光を集めるカタディオプトリック式を採用しているかどうか -
観察できる天体の最大等級11.3等星11.8等星
集光力131倍212倍
分解能1.45秒1.14秒
対物レンズの内径サイズ80mm102mm
焦点距離91cm1.33m
見たい天体を指示すると自動的に探す自動導入機能を搭載しているかどうか -
観察している天体を自動的に追いかける自動追尾機能を搭載しているかどうか -

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