ミード ETX-90オブザーバー (2019) と ケンコー NEWスカイエクスプローラー SE120L を評価。違いを解説

作成日時: 2020-05-25 17:50:16、更新日時: 2021-10-19 21:09:13

ミード ETX-90オブザーバー (2019)ケンコー NEWスカイエクスプローラー SE120L
ミード ETX-90オブザーバー (2019)ケンコー NEWスカイエクスプローラー SE120L

「ミード ETX-90オブザーバー (2019)」と「ケンコー NEWスカイエクスプローラー SE120L」についての詳細評価を得点化。どちらの天体望遠鏡がいいのかについて解説してみました。どちらを選んだ方がいいのかを慣れていない人でも理解できるように説明しました!

ミード ETX-90オブザーバー (2019)ケンコー NEWスカイエクスプローラー SE120L
ミード ETX-90オブザーバー (2019)ケンコー NEWスカイエクスプローラー SE120L
総合評価:
観察できる天体の最大等級rating-image2.2
11.7等星
rating-image2.9
12.17等星
集光力rating-image1.9
165.3倍
rating-image2.9
293.88倍
分解能rating-image1.9
1.29秒
rating-image2.9
0.97秒
対物レンズの内径サイズrating-image2.0
90mm
rating-image2.9
120mm
焦点距離rating-image3.6
1.25m
rating-image3.0
1m

ケンコー NEWスカイエクスプローラー SE120L と比較して ミード ETX-90オブザーバー (2019) を選ぶメリット

  • 焦点距離

    72.6点(1.25m) vs 60.8点(1m)

  • 経緯台方式
  • カタディオプトリック方式
  • 自動導入機能

ミード ETX-90オブザーバー (2019) と比較して ケンコー NEWスカイエクスプローラー SE120L を選ぶメリット

  • 極限等級

    44.2点(11.7等星) vs 58.7点(12.17等星)

  • 集光力

    38.7点(165.3倍) vs 57.7点(293.88倍)

  • 分解能

    38.5点(1.29秒) vs 57.4点(0.97秒)

  • 対物レンズ有効径

    39点(90mm) vs 58点(120mm)

  • 屈折方式

「ミード ETX-90オブザーバー (2019)」と「ケンコー NEWスカイエクスプローラー SE120L」を徹底比較する

望遠性能について「ミード ETX-90オブザーバー (2019)」と「ケンコー NEWスカイエクスプローラー SE120L」を比較

観察できる天体の最大等級について

観察できる天体の最大等級が大きい天体望遠鏡はより暗い天体まで観測できる点で使い勝手が良いです。例えばより遠くの暗い星を観測するのに最適です。

観察できる天体の最大等級について「ケンコー NEWスカイエクスプローラー SE120L」と「ミード ETX-90オブザーバー (2019)」を比べると「ケンコー NEWスカイエクスプローラー SE120L」は12.17等星であるのに対して「ミード ETX-90オブザーバー (2019)」は11.7等星です。0.47等星の差があります。「ケンコー NEWスカイエクスプローラー SE120L」は「ミード ETX-90オブザーバー (2019)」と比較してやや極限等級が大きいです。極限等級ランキングで比べると350製品の中で「ケンコー NEWスカイエクスプローラー SE120L」は125位で「ミード ETX-90オブザーバー (2019)」は223位なので天体望遠鏡の中では差はかなり大きいと言えます。

「ケンコー NEWスカイエクスプローラー SE120L」は暗い星を観測することができる点で「ミード ETX-90オブザーバー (2019)」よりも多少優れているかもしれません。「ケンコー NEWスカイエクスプローラー SE120L」は暗い星々を観測するのに多少おススメです。実際に利用する上で「ケンコー NEWスカイエクスプローラー SE120L」と「ミード ETX-90オブザーバー (2019)」の実用においての違いは多少大きいです。「ケンコー NEWスカイエクスプローラー SE120L」は「ミード ETX-90オブザーバー (2019)」よりいいですが、決定的に優れているとまでは言えません。

観察できる天体の最大等級評価
ミード ETX-90オブザーバー (2019)
11.7等星44/100
ケンコー NEWスカイエクスプローラー SE120L
12.17等星58/100

集光力について

集光力が大きい天体望遠鏡は暗い星でも明るく見ることができる点で使い勝手が良いです。例えばより多くの光を集めて暗い星を観測するといったような場合におススメです。

集光力について比べると「ケンコー NEWスカイエクスプローラー SE120L」は293.88倍に対して「ミード ETX-90オブザーバー (2019)」は165.3倍です。128.57倍の差があります。「ケンコー NEWスカイエクスプローラー SE120L」の集光力は「ミード ETX-90オブザーバー (2019)」に比べて比較的大きいです。集光力の大きさランキングで比べると347製品の中で「ケンコー NEWスカイエクスプローラー SE120L」は118位で「ミード ETX-90オブザーバー (2019)」は215位なので天体望遠鏡の中では差はかなり大きいと言えます。

肉眼では見えない天体を見ることができる点で「ケンコー NEWスカイエクスプローラー SE120L」の方が「ミード ETX-90オブザーバー (2019)」よりも良いです。肉眼では確認できないような星まで確認するのに「ケンコー NEWスカイエクスプローラー SE120L」はやや適しています。実際に使う場面において「ケンコー NEWスカイエクスプローラー SE120L」と「ミード ETX-90オブザーバー (2019)」は体感上どちらかといえば大きい違いがあります。「ケンコー NEWスカイエクスプローラー SE120L」が良いかもしれませんが決定的に優れているとまでは言えません。

集光力評価
ミード ETX-90オブザーバー (2019)
165.3倍38/100
ケンコー NEWスカイエクスプローラー SE120L
293.88倍57/100

分解能について

分解能が小さい天体望遠鏡は星と星をくっきりと見分けることができる点で優れています。例えば月のクレーターなど細かいものを観測するといったようなケースにおすすめです。

分解能について「ミード ETX-90オブザーバー (2019)」と「ケンコー NEWスカイエクスプローラー SE120L」を比べると「ミード ETX-90オブザーバー (2019)」は1.29秒であり「ケンコー NEWスカイエクスプローラー SE120L」は0.97秒です。0.32秒の違いがあります。分解能について「ミード ETX-90オブザーバー (2019)」より「ケンコー NEWスカイエクスプローラー SE120L」の方が比較的小さい分解能です。分解能の小ささランキングで比べると332製品の中で「ケンコー NEWスカイエクスプローラー SE120L」は112位で「ミード ETX-90オブザーバー (2019)」は201位なので天体望遠鏡の中では差はかなり大きいと言えます。

より小さな星を観測できる点で「ケンコー NEWスカイエクスプローラー SE120L」の方が多少優れているかもしれません。「ケンコー NEWスカイエクスプローラー SE120L」は星雲や銀河のように細かい星の集まりを観察するのに比較的おすすめです。実際の利用を考えると「ケンコー NEWスカイエクスプローラー SE120L」は「ミード ETX-90オブザーバー (2019)」と比較して多少良いです。「ケンコー NEWスカイエクスプローラー SE120L」がいいでしょう。一方ですごく優れているというわけではありません。

分解能評価
ミード ETX-90オブザーバー (2019)
1.29秒38/100
ケンコー NEWスカイエクスプローラー SE120L
0.97秒57/100

対物レンズの内径サイズについて

対物レンズの内径サイズが大きい天体望遠鏡は明るく見ることができる点で優れています。例えば多くの光を観察するといったようなときにおすすめです。

対物レンズの内径サイズを「ミード ETX-90オブザーバー (2019)」と「ケンコー NEWスカイエクスプローラー SE120L」を比べると「ミード ETX-90オブザーバー (2019)」は90mmであるのに対して「ケンコー NEWスカイエクスプローラー SE120L」は120mmです。30mmの違いがあります。「ミード ETX-90オブザーバー (2019)」と比べて「ケンコー NEWスカイエクスプローラー SE120L」は比較的有効径 が大きいです。対物レンズの内径サイズの大きさランキングで比べると451製品の中で「ケンコー NEWスカイエクスプローラー SE120L」は153位で「ミード ETX-90オブザーバー (2019)」は262位なので天体望遠鏡の中では差はかなり大きいと言えます。

「ケンコー NEWスカイエクスプローラー SE120L」はたくさんの光を集めることができる点で「ミード ETX-90オブザーバー (2019)」よりもよいです。星の明かりをたくさん集められ、観測や撮影するのに「ケンコー NEWスカイエクスプローラー SE120L」は比較的適しています。実際に利用する上で「ケンコー NEWスカイエクスプローラー SE120L」と「ミード ETX-90オブザーバー (2019)」の体感上の違いは比較的大きいです。「ケンコー NEWスカイエクスプローラー SE120L」は「ミード ETX-90オブザーバー (2019)」より良いですが、決定的に優れているとまでは言えません。

対物レンズの内径サイズ評価
ミード ETX-90オブザーバー (2019)
90mm39/100
ケンコー NEWスカイエクスプローラー SE120L
120mm58/100

焦点距離について

焦点距離が長い天体望遠鏡は像の歪みが少なくなるのではっきりと観測できる点で秀でています。特により遠くの距離まで確認するといったようなケースで重宝します。

焦点距離を「ミード ETX-90オブザーバー (2019)」と「ケンコー NEWスカイエクスプローラー SE120L」を比較すると「ミード ETX-90オブザーバー (2019)」は1.25mに対して「ケンコー NEWスカイエクスプローラー SE120L」は1mです。「ケンコー NEWスカイエクスプローラー SE120L」と比較して「ミード ETX-90オブザーバー (2019)」は多少焦点距離が長いです。焦点距離の長さランキングで見てみると451製品中「ミード ETX-90オブザーバー (2019)」は90位で「ケンコー NEWスカイエクスプローラー SE120L」は112位です。ほとんど差は無いと言えます。

「ミード ETX-90オブザーバー (2019)」はより遠くの星を綺麗に視認できる点で「ケンコー NEWスカイエクスプローラー SE120L」よりもどちらかといえば良いと思います。より高倍率で暗い天体を観測する場合でもよっぽど気になる人でないと体感できるほどの違いを感じられないだと言えるでしょう。数値的には「ミード ETX-90オブザーバー (2019)」の方が「ケンコー NEWスカイエクスプローラー SE120L」より長いですが、基本的には気にするほどの違いはほぼ無いでしょう。

焦点距離評価
ミード ETX-90オブザーバー (2019)
1.25m72/100
ケンコー NEWスカイエクスプローラー SE120L
1m60/100

「ミード ETX-90オブザーバー (2019)」と「ケンコー NEWスカイエクスプローラー SE120L」の違いを表で比較する

ミード ETX-90オブザーバー (2019)ケンコー NEWスカイエクスプローラー SE120L
画像ミード ETX-90オブザーバー (2019)ケンコー NEWスカイエクスプローラー SE120L
本体サイズ - 全長:1.07m、外径:120mm
重量 - 6.2kg
接眼レンズ26mm,9.7mm10mm,25mm
ファインダーの倍率 - 9倍
ファインダー口径 - 50mm
付属品接眼レンズ,架台,三脚,専用ケース接眼レンズ,ファインダー,アイピース
垂直水平に可動するの経緯台を採用しているかどうか -
凸レンズを使い光を集める屈折式を採用しているかどうか -
レンズと鏡を組み合わせて光を集めるカタディオプトリック式を採用しているかどうか -
観察できる天体の最大等級11.7等星12.17等星
集光力165.3倍293.88倍
分解能1.29秒0.97秒
対物レンズの内径サイズ90mm120mm
焦点距離1.25m1m
見たい天体を指示すると自動的に探す自動導入機能を搭載しているかどうか -

類似の天体望遠鏡を探す

他の天体望遠鏡と比較する

価格をチェック

類似の天体望遠鏡を探す

他の天体望遠鏡と比較する

価格をチェック

価格をチェックする

お探しの情報は見つかりましたか?性能や機能名などのキーワードで検索することでさらに詳しい情報を知ることができます。

ミード ETX-90オブザーバー (2019) の関連記事
ケンコー NEWスカイエクスプローラー SE120L の関連記事

ミード ETX-90オブザーバー (2019) と評価が同程度の天体望遠鏡を探す

ビクセン AP-A80Mf・SM (2014)

本体サイズ:全長:86cm、外径:90mm, 重量:2.5kg, ファインダーの倍率:6倍, ファインダー口径:30mm, 観察できる天体の最大等級:11.3等星, 集光力:131倍, 分解能:1.45秒, 対物レンズの内径サイズ:80mm, 焦点距離:91cm

ビクセン GP2-A105M AL

本体サイズ:全長:1.01m、外径:115mm, 重量:3.8kg, ファインダーの倍率:1倍, 観察できる天体の最大等級:11.9等星, 集光力:225倍, 分解能:1.1秒, 対物レンズの内径サイズ:105mm, 焦点距離:1m

レイメイ藤井 RXA124

重量:1.8kg, ファインダーの倍率:5倍, ファインダー口径:24mm, 観察できる天体の最大等級:11.9等星, 集光力:118倍, 分解能:1.52秒, 対物レンズの内径サイズ:76mm, 焦点距離:300mm

ビクセン GP2-A105M(N)

本体サイズ:全長:1.06m、外径:115mm, 重量:4.8kg, ファインダーの倍率:1倍, 観察できる天体の最大等級:11.9等星, 集光力:225倍, 分解能:1.1秒, 対物レンズの内径サイズ:105mm, 焦点距離:1m

SKY EXPLORERII SE 102

ファインダーの倍率:9倍, ファインダー口径:50mm, 観察できる天体の最大等級:11.81等星, 集光力:212.32倍, 分解能:1.14秒, 対物レンズの内径サイズ:102mm, 焦点距離:50cm

もっと見る ▼

ミード ETX-90オブザーバー (2019) の関連記事
ケンコー NEWスカイエクスプローラー SE120L の関連記事

ケンコー NEWスカイエクスプローラー SE120L と評価が同程度の天体望遠鏡を探す

ビクセン R200SS

本体サイズ:全長:70cm、外径:232mm, 重量:5.3kg, ファインダーの倍率:7倍, ファインダー口径:50mm, 観察できる天体の最大等級:13.3等星, 集光力:816倍, 分解能:0.58秒, 対物レンズの内径サイズ:200mm, 焦点距離:80cm

NEWスカイエクスプローラー SEII-J 150N

本体サイズ:全長:67.3cm、外径:180mm, 重量:5.7kg, ファインダーの倍率:9倍, ファインダー口径:50mm, 観察できる天体の最大等級:12.65等星, 集光力:459.18倍, 分解能:0.77秒, 対物レンズの内径サイズ:150mm, 焦点距離:75cm

ビクセン GP2-R200SS・SBS

本体サイズ:全長:70cm、外径:232mm, 重量:7.2kg, ファインダーの倍率:7倍, ファインダー口径:50mm, 観察できる天体の最大等級:13.3等星, 集光力:816倍, 分解能:0.58秒, 対物レンズの内径サイズ:200mm, 焦点距離:80cm

ビクセン SD81SII (2021)

本体サイズ:全長:58.5cm、外径:90mm, 重量:2.3kg, ファインダーの倍率:1倍, 観察できる天体の最大等級:11.3等星, 集光力:134倍, 分解能:1.43秒, 対物レンズの内径サイズ:81mm, 焦点距離:62.5cm

Sky-Watcher DOB10 S

本体サイズ:全長:1.12m、外径:380mm, 重量:15kg, ファインダーの倍率:8倍, ファインダー口径:50mm, 観察できる天体の最大等級:14.1等星, 対物レンズの内径サイズ:254mm, 焦点距離:1.2m

もっと見る ▼

天体望遠鏡ランキング

カテゴリ一覧

人気天体望遠鏡

関連人気記事

新着情報