NexStar 6SE SCT の詳細レビュー。どれくらいオススメなのかについて評価しました
作成日時: 2020-05-25 15:25:01、更新日時: 2021-10-19 14:27:07
NexStar 6SE SCT のどのような面においてメリットやデメリットがある天体望遠鏡なのかについてレビューしました。どういった優れた点やイマイチな点がある天体望遠鏡か?ほかの天体望遠鏡と比較して NexStar 6SE SCT はいいのか悪いのかについて評価してみました。
NexStar 6SE SCTは、本体重量が13.6kgで、接眼レンズが25mmという特徴を持ちます。また、補正レンズ、接眼レンズ、ファインダー、架台、三脚、経緯台が付属しており、経緯台式架台やカタディオプトリック式鏡筒も採用されています。極限等級は12.7等星で、集光力は459倍、分解能は0.77秒となっています。対物レンズ内径は150mm、焦点距離は1.5mで、自動導入機能も備えています。
NexStar 6SE SCTは、天文愛好家の方々にとって非常に優れた選択肢です。本体重量が13.6kgであるため、車で移動させることができます。また、付属の経緯台式架台やカタディオプトリック式鏡筒により、高度な天体観測が可能となっています。
しかしながら、NexStar 6SE SCTはそれなりのコストがかかるため、初心者の方には向かないかもしれません。また、本格的な天体観測をするためには、それなりの知識や技術が必要になってくるため、注意が必要です。
総合的に見て、NexStar 6SE SCTは非常に優れたアイテムであり、天文愛好家の方々には強くお勧めしたい製品です。
NexStar 6SE SCT を選ぶべき8つの理由
- 観察できる天体の最大等級は比較的大きい(80位/350製品)
- 集光力は大きい(83位/347製品)
- 分解能は小さい(79位/332製品)
- 対物レンズの内径サイズは比較的大きい(102位/451製品)
- 焦点距離はかなり長い(71位/451製品)
- 垂直水平に可動するの経緯台方式を採用している
- レンズと鏡を組み合わせて光を集めるカタディオプトリック式を採用している
- 見たい天体を指示すると自動的に探す自動導入機能を搭載している
よく注目される点から NexStar 6SE SCT を評価する
NexStar 6SE SCT の望遠性能について評価
経緯台方式について
垂直水平に可動するの経緯台方式を採用している天体望遠鏡は組み立てが簡単で固定して天体を捉えることができる点で優れています。特に常に上下と左右の両方を動かしていく必要がある日周運動をしている天体を追ったりするといった場合で役立ちます。
「NexStar 6SE SCT」は垂直水平に可動するの経緯台方式を採用している天体望遠鏡です。そのため直線的に動くため、軽量で扱いやすく初心者でも気軽に天体観測できる点で使い勝手が良いです。上下方向と水平方向に可動するなら「NexStar 6SE SCT」はおすすめです。
カタディオプトリック方式について
レンズと鏡を組み合わせて光を集めるカタディオプトリック式を採用している天体望遠鏡は鏡筒が短いのでコンパクトに持ち運びができる点で優れています。例えば持ち運びがしやすい上に軽量なものが多いため、屋外で天体観測をするといったようなときに適しています。
「NexStar 6SE SCT」はレンズと鏡を組み合わせて光を集めるカタディオプトリック式を採用している天体望遠鏡です。そのため鏡筒が短く出来るため、省スペースでも設置できる点で使い勝手が良いです。鏡筒が非常に短いため持ち運びがしやすい上に、観測中の取り回しを簡単にするなら「NexStar 6SE SCT」は向いています。
観察できる天体の最大等級について
観察できる天体の最大等級が大きい天体望遠鏡は小さな光でも確認できるのでより多くの星を見ることができる点で秀でています。例えばより暗い天体まで観測するようなケースにおすすめです。
観察できる天体の最大等級について「NexStar 6SE SCT」は12.7等星です。一般的な天体望遠鏡とくらべてこの天体望遠鏡の極限等級はやや大きい方の天体望遠鏡です。暗くて肉眼では見えにくい天体や星でも観察できる点でこの商品は良いです。暗くて肉眼では見えにくい天体や星も見えるので、暗い星を観察したい場合に「NexStar 6SE SCT」は多少おすすめです。そのため観察できる天体の最大等級という観点から選ぶなら「NexStar 6SE SCT」は一つの候補です。普通に使う分には問題ないと言えますが、玄人はもうワンランク上の天体望遠鏡を考えてみてもいいのかもしれません。
観察できる天体の最大等級 | 評価 | |
---|---|---|
NexStar 6SE SCT | 12.7等星 | 74/100 |
集光力について
集光力が大きい天体望遠鏡は同倍率のレンズでもより明るく星を見ることができる点で使い勝手が良いです。特に等級の低い、暗い星を観察するようなケースに適しています。
「NexStar 6SE SCT」の集光力は459倍です。標準的な天体望遠鏡と比べてこの天体望遠鏡の集光力は比較的大きいと言える天体望遠鏡です。より多くの光を集めることができるので、暗い天体まで観測できる点でこの商品は優れているでしょう。より多くの光を集めることができるので、暗い天体を観測したい人が使用するときに「NexStar 6SE SCT」は非常に向いています。そのため「NexStar 6SE SCT」にする大きな要素となると思います。集光力という観点でこれ以上大きい天体望遠鏡でもほとんど「NexStar 6SE SCT」との違いを体感出来ないと思います。
集光力 | 評価 | |
---|---|---|
NexStar 6SE SCT | 459倍 | 72/100 |
分解能について
分解能が小さい天体望遠鏡はより細かく天体を観測できる点で優れています。例えば沢山の星が近くに集まっている場合などに、一つ一つをより細かく観察するするのにおススメです。
「NexStar 6SE SCT」の分解能は0.77秒です。標準的な天体望遠鏡よりこの天体望遠鏡の分解能はやや小さい部類に分けられる天体望遠鏡と言えるでしょう。またこの商品は細かいものまで識別することができる点で良いです。より高い解像度で天体を確認したいときに「NexStar 6SE SCT」は比較的オススメです。そのため分解能で選ぶつもりなら「NexStar 6SE SCT」は一つの候補でしょう。普通に使う分には問題ないと思われますが、不満を感じないためにもう一つ上を考えてみてもいいでしょう。
分解能 | 評価 | |
---|---|---|
NexStar 6SE SCT | 0.77秒 | 72/100 |
対物レンズの内径サイズについて
対物レンズの内径サイズが大きい天体望遠鏡はより明るく見ることができる点で秀でています。特により多くの光を集光できるため、より明るく観測するのに適しています。
対物レンズの内径サイズについて「NexStar 6SE SCT」は150mmです。これは平均的な天体望遠鏡よりもやや大きい有効径 と言えるでしょう。天体の様々な詳細が鮮明に観察できる点でこの商品は多少優れていると言えます。より細かいところまで分離してみることが出来、また多くの光を集めることができるので星雲や星団などの暗い天体を観察するときに「NexStar 6SE SCT」はやや向いています。そのため対物レンズの内径サイズで選ぶ場合「NexStar 6SE SCT」は一つの候補でしょう。普通に使う分には十分と思われますが、ヘビーユーザーはもうワンランク上の天体望遠鏡を検討してもいいでしょう。
対物レンズの内径サイズ | 評価 | |
---|---|---|
NexStar 6SE SCT | 150mm | 72/100 |
焦点距離について
焦点距離が長い天体望遠鏡は狭い範囲を大きく撮すことができる点で使い勝手が良いです。特に遠くにある星を観測するといったときで重宝します。
「NexStar 6SE SCT」の焦点距離は1.5mです。一般的な天体望遠鏡よりもこの天体望遠鏡の焦点距離は非常に長い部類の天体望遠鏡だと言えるでしょう。またこの商品はより遠くの距離まで天体を確認できる点で秀でていると言えるでしょう。より遠くの星を鮮明に観察したいなら「NexStar 6SE SCT」はとても向いています。従って「NexStar 6SE SCT」を選ぶ上で大きな判断材料となります。これより長い焦点距離の天体望遠鏡を選んでもあまり意味がないでしょう。
焦点距離 | 評価 | |
---|---|---|
NexStar 6SE SCT | 1.5m | 82/100 |
NexStar 6SE SCT の便利機能について評価
自動導入機能について
見たい天体を指示すると自動的に探す自動導入機能を搭載している天体望遠鏡は肉眼では見つけづらい天体を容易に観測できる点で優れています。例えば肉眼やファインダーでは探しにくい暗い天体を探したり動きの複雑な彗星を見つけたりするといったときで重宝します。
「NexStar 6SE SCT」は見たい天体を指示すると自動的に探す自動導入機能を搭載している天体望遠鏡です。そのため天体を探すのが難しい子どもが天体観測を楽しくできる点で使い勝手が良いです。初心者でも簡単に天体観測するなら「NexStar 6SE SCT」は向いています。
NexStar 6SE SCT の扱いやすさについて評価
本体サイズについて
本体サイズが小さい天体望遠鏡は持ち運び時の重量負荷を低減できる点で使い勝手が良いです。例えば持ち運びに優れているので、屋外などで使用するといった場合におすすめです。
「NexStar 6SE SCT」の本体サイズは全長:40.6cm、外径:181mmです。普通の天体望遠鏡と比べてこの天体望遠鏡のサイズは同じくらいと言えます。持ち運びしやすい為に何度も観測地点を移動するのに通常であれば「NexStar 6SE SCT」を選んでもおそらく十分でしょう。普通に使う分には使えるものであるため「NexStar 6SE SCT」が特別とは言えないでしょう。少しでもストレスを感じずに使いたい人や強いこだわりがある人には不十分であるかもしれないため、もう一つ上の天体望遠鏡を見てみた方がいいのかもしれません。
本体サイズ | 評価 | |
---|---|---|
NexStar 6SE SCT | 全長:40.6cm、外径:181mm | 54/100 |
重量について
重量が軽い天体望遠鏡は外の星がよく見えるところで観察したい時に簡単に持ち運びすることができる点で優れています。例えば手軽に持ち運び運用するような場合で重宝します。
「NexStar 6SE SCT」の重量は13.6kgです。これは一般的な天体望遠鏡よりもかなり重いと言えます。重量にほとんど興味がない人でも普通に利用していて不満を感じる可能性があります。そのためワンランク上にした方がいいのかもしれません。
重量 | 評価 | |
---|---|---|
NexStar 6SE SCT | 13.6kg | 7/100 |
NexStar 6SE SCT の詳細情報
NexStar 6SE SCT | |||||
画像 | |||||
---|---|---|---|---|---|
本体サイズ | 全長:40.6cm、外径:181mm | ||||
重量 | 13.6kg | ||||
接眼レンズ | 25mm | ||||
付属品 | 補正レンズ,接眼レンズ,ファインダー,架台,三脚,経緯台 | ||||
垂直水平に可動するの経緯台を採用しているかどうか | ○ | ||||
レンズと鏡を組み合わせて光を集めるカタディオプトリック式を採用しているかどうか | ○ | ||||
観察できる天体の最大等級 | 12.7等星 | ||||
集光力 | 459倍 | ||||
分解能 | 0.77秒 | ||||
対物レンズの内径サイズ | 150mm | ||||
焦点距離 | 1.5m | ||||
見たい天体を指示すると自動的に探す自動導入機能を搭載しているかどうか | ○ | ||||
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