ニコン WX 10x50 IF と ブッシュネル マリーン7 のレビューまとめ。違いや差を比べました
作成日時: 2020-05-25 20:40:29、更新日時: 2021-10-20 17:38:08
「ニコン WX 10x50 IF」と「ブッシュネル マリーン7」について違いや差を検証・比較。どの程度評価の違いや差があるのでしょうか。どのくらい違いや差があるかについて検証/比較しています。
ニコン WX 10x50 IF | ブッシュネル マリーン7 | |||
総合評価: | 64/100 (総合: 149位) | 54.1/100 (総合: 1060位) | ||
明るさ | 93/100 | 98/100 | ||
実視界 | 97/100 | 71/100 | ||
対物レンズ有効径 | 97/100 | 97/100 | ||
倍率 | 67/100 | 44/100 | ||
「ニコン WX 10x50 IF」と「ブッシュネル マリーン7」を徹底比較する
扱いやすさについて「ニコン WX 10x50 IF」と「ブッシュネル マリーン7」を比較
本体重量について
重量が軽い双眼鏡は長時間の使用でも腕が疲れずに観察できる点で秀でています。例えば長時間持ち続けたり1日中首からぶら下げたりしても疲れにくいので女性が使用するようなときにおすすめです。
重量について比較すると「ブッシュネル マリーン7」は1.02kgに対して「ニコン WX 10x50 IF」は2.51kgです。「ブッシュネル マリーン7」は「ニコン WX 10x50 IF」よりわずかに重量が軽いです。長時間の使用でも疲れずに使用することができる点で「ブッシュネル マリーン7」の方が「ニコン WX 10x50 IF」よりも多少良いかもしれません。長時間に渡って観察する場合でも実用上の差はほとんど無いでしょう。あえて決めるなら「ブッシュネル マリーン7」の方が良いですが普通に使っている分において体感差はほとんど感じません。
望遠性能について「ニコン WX 10x50 IF」と「ブッシュネル マリーン7」を比較
最短合焦距離について
最短合焦距離が短い双眼鏡は昆虫など近くのものを観察できる点で優れています。特により近くのものにピントを合わせて観察するようなときに向いています。
最短合焦距離を比べると「ブッシュネル マリーン7」は7.6mで「ニコン WX 10x50 IF」は20mです。12.4mの差があります。「ブッシュネル マリーン7」の方が「ニコン WX 10x50 IF」よりもやや合焦距離が短いです。「ブッシュネル マリーン7」は美術館で美術品を鑑賞する際に活用できる点で「ニコン WX 10x50 IF」よりも多少優れているかもしれません。植物や昆虫など近くのものを観察するのに「ブッシュネル マリーン7」は比較的適しています。実際に使う場面で「ニコン WX 10x50 IF」と「ブッシュネル マリーン7」の実用上の差はやや大きいです。「ブッシュネル マリーン7」は「ニコン WX 10x50 IF」より良いと言えます。しかし決定的に優れていると言える程の違いはないでしょう。
明るさについて
明るさが明るい双眼鏡は暗い場所での天体観測でも使用できる点で使い勝手が良いです。特に遠くの風景をはっきりと観察するような場合で役立ちます。
明るさについて比べると「ブッシュネル マリーン7」は50.4であり「ニコン WX 10x50 IF」は25です。「ニコン WX 10x50 IF」より「ブッシュネル マリーン7」の方が多少レンズが明るいです。「ブッシュネル マリーン7」は暗いところでも対象物を認識できる点で「ニコン WX 10x50 IF」よりもどちらかといえば良いといえなくもないでしょう。曇天など暗い日でも明るさが不足するときに使用する場合でも感覚的にわかるほどの差はほぼ無いと思います。あえて選ぶなら「ブッシュネル マリーン7」を選ぶべきですが普通に使っている分において体感できるほどの違いはほとんどありません。
実視界について
実視界が広い双眼鏡は広範囲を見渡すことができる点で秀でています。特に広い範囲をみることができるので対象を捉えやすくするような場合に適しています。
実視界を比べると「ニコン WX 10x50 IF」は9°であり「ブッシュネル マリーン7」は7.3°です。1.7°もの違いがあります。「ブッシュネル マリーン7」の実視界と比べて「ニコン WX 10x50 IF」はとても広いです。旅行に行った際など広い範囲の景色を観察できる点で「ニコン WX 10x50 IF」の方が「ブッシュネル マリーン7」よりも秀でています。見ようとする物の周囲の状況を把握でき、動く物を長く追い続けたりするのに「ニコン WX 10x50 IF」は非常に適しています。実際に使う場面で「ブッシュネル マリーン7」と「ニコン WX 10x50 IF」の体感値としての違いは非常に大きいです。「ニコン WX 10x50 IF」にするための一つの重要な決め手になるでしょう。
対物レンズ有効径について
対物レンズ有効径が大きい双眼鏡は集光力が大きくなるので明るい視野で観察できる点で優れています。特に見ようとする物を明るく鮮明に見たりするといった場合におススメです。
対物レンズ有効径を「ニコン WX 10x50 IF」と「ブッシュネル マリーン7」を比べると「ニコン WX 10x50 IF」は50mmであり「ブッシュネル マリーン7」は50mmです。「ブッシュネル マリーン7」も「ニコン WX 10x50 IF」も有効径はほぼ差が無いでしょう。体感上の差はありません。ほかの観点で比べる方がよいでしょう。
倍率について
倍率が高い双眼鏡は遠方の対象をより大きく観察できる点で秀でています。特に遠くのほうで動く動物や鳥などを観察するのに適しています。
倍率について比較すると「ニコン WX 10x50 IF」は10倍で「ブッシュネル マリーン7」は7倍です。3倍の差があります。「ニコン WX 10x50 IF」は「ブッシュネル マリーン7」よりとても倍率が高いです。より遠くのものをはっきりと観察できる点で「ニコン WX 10x50 IF」の方が「ブッシュネル マリーン7」よりも優れているでしょう。遠くのものをはっきり観察するのに「ニコン WX 10x50 IF」はかなりオススメです。実際に利用する上で「ニコン WX 10x50 IF」の方が「ブッシュネル マリーン7」よりも遥かに優れています。「ニコン WX 10x50 IF」に決めるための主な決め手の一つになります。
「ニコン WX 10x50 IF」と「ブッシュネル マリーン7」の違いを表で比較する
ニコン WX 10x50 IF | ブッシュネル マリーン7 | |||
使い勝手 | ||||
防水性能 | 5 ATM | - | ||
スターウォッチング向き | ○ | - | ||
防水機能 | 5 ATM | - | ||
扱いやすさ | ||||
本体重量 | 2.51kg | 1.02kg | ||
アイレリーフ | 15.3mm | - | ||
マルチコート対応 | ○ | - | ||
三脚対応 | ○ | - | ||
望遠性能 | ||||
最短合焦距離 | 20m | 7.6m | ||
明るさ | 25 | 50.4 | ||
実視界 | 9° | 7.3° | ||
対物レンズ有効径 | 50mm | 50mm | ||
倍率 | 10倍 | 7倍 | ||
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