Kowa BDII32-6.5XD (2019) と Kowa YF30-6 (2011) はどちらを選ぶべきなのか。違いや差を評価
作成日時: 2020-05-25 23:00:24、更新日時: 2021-10-20 16:00:45
「Kowa BDII32-6.5XD (2019)」と「Kowa YF30-6 (2011)」について違いや差を検証・比較。どの程度評価の違いや差があるのでしょうか。どのくらい違いや差があるかについて検証/比較しています。
Kowa BDII32-6.5XD (2019) | Kowa YF30-6 (2011) | |||
総合評価: | 3.5 (総合: 21位) | 3.0 (総合: 153位) | ||
本体重量 | 1.1 535g | 1.4 470g | ||
アイレリーフ | 4.1 17mm | 4.9 20mm | ||
最短合焦距離 | 4.9 1.3m | 1.1 5m | ||
明るさ | 4.6 24 | 4.7 25 | ||
実視界 | 4.9 10° | 4.4 8° | ||
対物レンズ有効径 | 3.2 32mm | 2.9 30mm | ||
倍率 | 2.0 6.5倍 | 1.7 6倍 | ||
「Kowa BDII32-6.5XD (2019)」と「Kowa YF30-6 (2011)」を徹底比較する
望遠性能について「Kowa BDII32-6.5XD (2019)」と「Kowa YF30-6 (2011)」を比較
最短合焦距離について
最短合焦距離が短い双眼鏡は昆虫など近くのものを観察できる点で優れています。特により近くのものにピントを合わせて観察するようなときに向いています。
最短合焦距離について「Kowa YF30-6 (2011)」と「Kowa BDII32-6.5XD (2019)」を比べると「Kowa YF30-6 (2011)」は5mであり「Kowa BDII32-6.5XD (2019)」は1.3mです。3.7mもの違いがあります。「Kowa YF30-6 (2011)」と比べて「Kowa BDII32-6.5XD (2019)」はかなり合焦距離が短いです。「Kowa BDII32-6.5XD (2019)」は美術館で美術品を鑑賞する際に活用できる点で「Kowa YF30-6 (2011)」よりも優れています。「Kowa BDII32-6.5XD (2019)」は植物や昆虫など近くのものを観察するのにかなり適しています。実際に利用する上で「Kowa BDII32-6.5XD (2019)」と「Kowa YF30-6 (2011)」の実用においての違いはかなり大きいです。「Kowa BDII32-6.5XD (2019)」を選ぶ上で一つの重要な決め手となるでしょう。
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明るさについて
明るさが明るい双眼鏡は暗い場所での天体観測でも使用できる点で使い勝手が良いです。特に遠くの風景をはっきりと観察するような場合で役立ちます。
明るさについて比べると「Kowa YF30-6 (2011)」は25であり「Kowa BDII32-6.5XD (2019)」は24です。「Kowa BDII32-6.5XD (2019)」より「Kowa YF30-6 (2011)」の方が多少レンズが明るいです。「Kowa YF30-6 (2011)」は暗いところでも対象物を認識できる点で「Kowa BDII32-6.5XD (2019)」よりもどちらかといえば良いといえなくもないでしょう。曇天など暗い日でも明るさが不足するときに使用する場合でも感覚的にわかるほどの差はほぼ無いと思います。あえて選ぶなら「Kowa YF30-6 (2011)」を選ぶべきですが普通に使っている分において体感できるほどの違いはほとんどありません。
実視界について
実視界が広い双眼鏡は広範囲を見渡すことができる点で秀でています。特に広い範囲をみることができるので対象を捉えやすくするような場合に適しています。
実視界について比べると「Kowa BDII32-6.5XD (2019)」は10°で「Kowa YF30-6 (2011)」は8°です。「Kowa BDII32-6.5XD (2019)」の方が「Kowa YF30-6 (2011)」よりもわずかに広い実視界です。「Kowa BDII32-6.5XD (2019)」は旅行に行った際など広い範囲の景色を観察できる点で「Kowa YF30-6 (2011)」よりも多少良いでしょう。見ようとする物の周囲の状況を把握でき、動く物を長く追い続けたりする場合でも体感できるほどの違いはほとんど無いでしょう。どちらかといえば「Kowa BDII32-6.5XD (2019)」の方が良いですが、基本的に体感できるほどの差はほとんどありません。
対物レンズ有効径について
対物レンズ有効径が大きい双眼鏡は集光力が大きくなるので明るい視野で観察できる点で優れています。特に見ようとする物を明るく鮮明に見たりするといった場合におススメです。
対物レンズ有効径を「Kowa YF30-6 (2011)」と「Kowa BDII32-6.5XD (2019)」を比べると「Kowa YF30-6 (2011)」は30mmであり「Kowa BDII32-6.5XD (2019)」は32mmです。「Kowa BDII32-6.5XD (2019)」は「Kowa YF30-6 (2011)」と比較してどちらかといえば大きい有効径です。見たいものを明るく鮮明に見ることができる点で「Kowa BDII32-6.5XD (2019)」の方が「Kowa YF30-6 (2011)」よりも多少良いといえなくもないでしょう。しかしながら入る光の量が多いので明るい視野で観察する場合でも実感できるほどの違いはほとんど無いと思われます。数値としては「Kowa BDII32-6.5XD (2019)」の方が大きいですが、体感できるほどの差はほぼないでしょう。
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倍率について
倍率が高い双眼鏡は遠方の対象をより大きく観察できる点で秀でています。特に遠くのほうで動く動物や鳥などを観察するのに適しています。
倍率について「Kowa YF30-6 (2011)」と「Kowa BDII32-6.5XD (2019)」を比べると「Kowa YF30-6 (2011)」は6倍で「Kowa BDII32-6.5XD (2019)」は6.5倍です。「Kowa YF30-6 (2011)」より「Kowa BDII32-6.5XD (2019)」の方がわずかに倍率が高いです。「Kowa BDII32-6.5XD (2019)」はより遠くのものをはっきりと観察できる点で「Kowa YF30-6 (2011)」よりも多少良いといえなくもないでしょう。遠くのものをはっきり観察する場合でも実感上の差はほとんど無いと思います。数値としては「Kowa YF30-6 (2011)」より「Kowa BDII32-6.5XD (2019)」の方が高いですが、基本的には体感できるほどの差はほとんど無いです。
扱いやすさについて「Kowa BDII32-6.5XD (2019)」と「Kowa YF30-6 (2011)」を比較
本体重量について
重量が軽い双眼鏡は長時間の使用でも腕が疲れずに観察できる点で秀でています。例えば長時間持ち続けたり1日中首からぶら下げたりしても疲れにくいので女性が使用するようなときにおすすめです。
重量について比較すると「Kowa YF30-6 (2011)」は470gに対して「Kowa BDII32-6.5XD (2019)」は535gです。「Kowa YF30-6 (2011)」は「Kowa BDII32-6.5XD (2019)」よりわずかに重量が軽いです。長時間の使用でも疲れずに使用することができる点で「Kowa YF30-6 (2011)」の方が「Kowa BDII32-6.5XD (2019)」よりも多少良いかもしれません。長時間に渡って観察する場合でも実用上の差はほとんど無いでしょう。あえて決めるなら「Kowa YF30-6 (2011)」の方が良いですが普通に使っている分において体感差はほとんど感じません。
アイレリーフについて
アイレリーフが長い双眼鏡は眼鏡をかけた状態でも視野全体で観察できる点で秀でています。特にメガネをかけている人が使用するといったケースに向いています。
アイレリーフについて「Kowa BDII32-6.5XD (2019)」と「Kowa YF30-6 (2011)」を比べると「Kowa BDII32-6.5XD (2019)」は17mmで「Kowa YF30-6 (2011)」は20mmです。3mmの違いがあります。「Kowa BDII32-6.5XD (2019)」と比較して「Kowa YF30-6 (2011)」は比較的アイレリーフが長いです。「Kowa YF30-6 (2011)」はメガネをかけた人でも双眼鏡越しに視野全体を見ることができる点で「Kowa BDII32-6.5XD (2019)」よりも良いです。「Kowa YF30-6 (2011)」は覗きやすく、長時間使用しても目が疲労しにくい特徴があり、ハイアイポイントが必要なメガネをかけている人が使用するのに比較的向いています。実際の利用を想定したとき「Kowa BDII32-6.5XD (2019)」と「Kowa YF30-6 (2011)」の体感値としての違いはどちらかといえば大きいです。「Kowa YF30-6 (2011)」は「Kowa BDII32-6.5XD (2019)」よりいいですが、すごく優れているというわけではありません。
マルチコート対応について
マルチコートを採用している双眼鏡は透過損失が少なくて鮮明に目標物を見る事ができる点で優れています。特に鮮やかな野鳥をより明るい視界で観察するといったケースに最適です。
「Kowa YF30-6 (2011)」も「Kowa BDII32-6.5XD (2019)」もマルチコートを採用している双眼鏡です。そのためレンズ表面の反射を防ぎ、視界を明るくできる点で使い勝手が良いです。どちらも透過損失が少なくて目標物を鮮明にするのにオススメです。
「Kowa BDII32-6.5XD (2019)」と「Kowa YF30-6 (2011)」の違いを表で比較する
Kowa BDII32-6.5XD (2019) | Kowa YF30-6 (2011) | |
画像 | ||
バードウォッチング向き | - | ○ |
スポーツ観戦向き | - | ○ |
本体重量 | 535g | 470g |
アイレリーフ | 17mm | 20mm |
マルチコート対応 | ○ | ○ |
三脚対応 | ○ | - |
最短合焦距離 | 1.3m | 5m |
明るさ | 24 | 25 |
実視界 | 10° | 8° |
対物レンズ有効径 | 32mm | 30mm |
倍率 | 6.5倍 | 6倍 |
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