Kowa SVII32-10 (2019) と Kowa BDII32-10XD (2019) はどちらを選ぶべきなのか。違いや差を評価

作成日時: 2020-05-26 16:41:39、更新日時: 2021-10-19 20:13:06

Kowa SVII32-10 (2019)Kowa BDII32-10XD (2019)
Kowa SVII32-10 (2019)Kowa BDII32-10XD (2019)

「Kowa SVII32-10 (2019)」と「Kowa BDII32-10XD (2019)」を比較するとどっちを選んだほうがいいのか?注目度の高い観点から細部の情報まで幅広い点からカバーしてみました。どっちの双眼鏡を選んだ方がいいのか考えている人は今すぐチェックしてみてください。

Kowa SVII32-10 (2019)Kowa BDII32-10XD (2019)
Kowa SVII32-10 (2019)Kowa BDII32-10XD (2019)
総合評価:

56.1/100

(総合: 332位)

60.9/100

(総合: 177位)

本体重量
20/100
23/100
アイレリーフ
71/100
61/100
最短合焦距離
74/100
97/100
明るさ
54/100
54/100
実視界
41/100
57/100
対物レンズ有効径
64/100
64/100
倍率
67/100
67/100

Kowa BDII32-10XD (2019) と比較して Kowa SVII32-10 (2019) を選ぶメリット

    -

Kowa SVII32-10 (2019) と比較して Kowa BDII32-10XD (2019) を選ぶメリット

  • 最短合焦点距離

    74.1点(2m) vs 97.8点(1.3m)

  • 実視界

    41.6点(6°) vs 57.6点(6.7°)

「Kowa SVII32-10 (2019)」と「Kowa BDII32-10XD (2019)」を徹底比較する

望遠性能について「Kowa SVII32-10 (2019)」と「Kowa BDII32-10XD (2019)」を比較

最短合焦距離について

最短合焦距離が短い双眼鏡は昆虫など近くのものを観察できる点で優れています。特により近くのものにピントを合わせて観察するようなときに向いています。

最短合焦距離を比べると「Kowa BDII32-10XD (2019)」は1.3mで「Kowa SVII32-10 (2019)」は2mです。0.7mの差があります。「Kowa BDII32-10XD (2019)」の方が「Kowa SVII32-10 (2019)」よりもやや合焦距離が短いです。「Kowa BDII32-10XD (2019)」は美術館で美術品を鑑賞する際に活用できる点で「Kowa SVII32-10 (2019)」よりも多少優れているかもしれません。植物や昆虫など近くのものを観察するのに「Kowa BDII32-10XD (2019)」は比較的適しています。実際に使う場面で「Kowa SVII32-10 (2019)」と「Kowa BDII32-10XD (2019)」の実用上の差はやや大きいです。「Kowa BDII32-10XD (2019)」は「Kowa SVII32-10 (2019)」より良いと言えます。しかし決定的に優れていると言える程の違いはないでしょう。

最短合焦距離評価
Kowa SVII32-10 (2019)
2m74/100
Kowa BDII32-10XD (2019)
1.3m97/100

明るさについて

明るさが明るい双眼鏡は暗い場所での天体観測でも使用できる点で使い勝手が良いです。特に遠くの風景をはっきりと観察するような場合で役立ちます。

明るさを比較すると「Kowa SVII32-10 (2019)」は10.2であるのに対して「Kowa BDII32-10XD (2019)」は10.2です。明るさという角度において「Kowa BDII32-10XD (2019)」も「Kowa SVII32-10 (2019)」もほとんど同じでしょう。体感上の違いはありません。他の観点を見て選ぶことをおすすめします。

明るさ評価
Kowa SVII32-10 (2019)
10.254/100
Kowa BDII32-10XD (2019)
10.254/100

実視界について

実視界が広い双眼鏡は広範囲を見渡すことができる点で秀でています。特に広い範囲をみることができるので対象を捉えやすくするような場合に適しています。

実視界を比較すると「Kowa BDII32-10XD (2019)」は6.7°であり「Kowa SVII32-10 (2019)」は6°です。0.7°の差があります。実視界について「Kowa BDII32-10XD (2019)」は「Kowa SVII32-10 (2019)」と比較して比較的広い実視界です。旅行に行った際など広い範囲の景色を観察できる点で「Kowa BDII32-10XD (2019)」の方がよいです。「Kowa BDII32-10XD (2019)」は見ようとする物の周囲の状況を把握でき、動く物を長く追い続けたりするのにややおススメです。実際に使う場面において「Kowa SVII32-10 (2019)」と「Kowa BDII32-10XD (2019)」は体感値として比較的大きい違いがあります。「Kowa BDII32-10XD (2019)」の方が良いでしょう。しかし決定的に優れているとまでは言えません。

実視界評価
Kowa SVII32-10 (2019)
41/100
Kowa BDII32-10XD (2019)
6.7°57/100

対物レンズ有効径について

対物レンズ有効径が大きい双眼鏡は集光力が大きくなるので明るい視野で観察できる点で優れています。特に見ようとする物を明るく鮮明に見たりするといった場合におススメです。

対物レンズ有効径を「Kowa SVII32-10 (2019)」と「Kowa BDII32-10XD (2019)」を比べると「Kowa SVII32-10 (2019)」は32mmであり「Kowa BDII32-10XD (2019)」は32mmです。「Kowa BDII32-10XD (2019)」も「Kowa SVII32-10 (2019)」も有効径はほぼ差が無いでしょう。体感上の差はありません。ほかの観点で比べる方がよいでしょう。

対物レンズ有効径評価
Kowa SVII32-10 (2019)
32mm64/100
Kowa BDII32-10XD (2019)
32mm64/100

倍率について

倍率が高い双眼鏡は遠方の対象をより大きく観察できる点で秀でています。特に遠くのほうで動く動物や鳥などを観察するのに適しています。

倍率について「Kowa BDII32-10XD (2019)」と「Kowa SVII32-10 (2019)」を比べると「Kowa BDII32-10XD (2019)」は10倍で「Kowa SVII32-10 (2019)」は10倍です。「Kowa BDII32-10XD (2019)」も「Kowa SVII32-10 (2019)」もほとんど同じくらいの倍率です。体感上の違いは無いです。別の視点を見て決めた方がよいでしょう。

倍率評価
Kowa SVII32-10 (2019)
10倍67/100
Kowa BDII32-10XD (2019)
10倍67/100

扱いやすさについて「Kowa SVII32-10 (2019)」と「Kowa BDII32-10XD (2019)」を比較

本体重量について

重量が軽い双眼鏡は長時間の使用でも腕が疲れずに観察できる点で秀でています。例えば長時間持ち続けたり1日中首からぶら下げたりしても疲れにくいので女性が使用するようなときにおすすめです。

重量について比較すると「Kowa BDII32-10XD (2019)」は525gに対して「Kowa SVII32-10 (2019)」は570gです。「Kowa BDII32-10XD (2019)」は「Kowa SVII32-10 (2019)」よりわずかに重量が軽いです。長時間の使用でも疲れずに使用することができる点で「Kowa BDII32-10XD (2019)」の方が「Kowa SVII32-10 (2019)」よりも多少良いかもしれません。長時間に渡って観察する場合でも実用上の差はほとんど無いでしょう。あえて決めるなら「Kowa BDII32-10XD (2019)」の方が良いですが普通に使っている分において体感差はほとんど感じません。

本体重量評価
Kowa SVII32-10 (2019)
570g20/100
Kowa BDII32-10XD (2019)
525g23/100

アイレリーフについて

アイレリーフが長い双眼鏡は眼鏡をかけた状態でも視野全体で観察できる点で秀でています。特にメガネをかけている人が使用するといったケースに向いています。

アイレリーフについて「Kowa BDII32-10XD (2019)」と「Kowa SVII32-10 (2019)」を比べると「Kowa BDII32-10XD (2019)」は15mmで「Kowa SVII32-10 (2019)」は16mmです。1mmの違いがあります。「Kowa BDII32-10XD (2019)」と比較して「Kowa SVII32-10 (2019)」は比較的アイレリーフが長いです。「Kowa SVII32-10 (2019)」はメガネをかけた人でも双眼鏡越しに視野全体を見ることができる点で「Kowa BDII32-10XD (2019)」よりも良いです。「Kowa SVII32-10 (2019)」は覗きやすく、長時間使用しても目が疲労しにくい特徴があり、ハイアイポイントが必要なメガネをかけている人が使用するのに比較的向いています。実際の利用を想定したとき「Kowa BDII32-10XD (2019)」と「Kowa SVII32-10 (2019)」の体感値としての違いはどちらかといえば大きいです。「Kowa SVII32-10 (2019)」は「Kowa BDII32-10XD (2019)」よりいいですが、すごく優れているというわけではありません。

アイレリーフ評価
Kowa SVII32-10 (2019)
16mm71/100
Kowa BDII32-10XD (2019)
15mm61/100

マルチコート対応について

マルチコートを採用している双眼鏡は透過損失が少なくて鮮明に目標物を見る事ができる点で優れています。特に鮮やかな野鳥をより明るい視界で観察するといったケースに最適です。

「Kowa BDII32-10XD (2019)」も「Kowa SVII32-10 (2019)」もマルチコートを採用している双眼鏡です。そのためレンズ表面の反射を防ぎ、視界を明るくできる点で使い勝手が良いです。どちらも透過損失が少なくて目標物を鮮明にするのにオススメです。

「Kowa SVII32-10 (2019)」と「Kowa BDII32-10XD (2019)」の違いを表で比較する

Kowa SVII32-10 (2019)Kowa BDII32-10XD (2019)
画像Kowa SVII32-10 (2019)Kowa BDII32-10XD (2019)
バードウォッチング向き -
本体重量570g525g
アイレリーフ16mm15mm
マルチコート対応
三脚対応 -
最短合焦距離2m1.3m
明るさ10.210.2
実視界6.7°
対物レンズ有効径32mm32mm
倍率10倍10倍

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