Kowa SVII32-10 (2019) と ペンタックス UP 10x25 はどちらを選ぶべきなのか。違いや差を評価
作成日時: 2020-05-26 15:56:21、更新日時: 2021-10-19 21:17:15
「Kowa SVII32-10 (2019)」と「ペンタックス UP 10x25」について選ぶならどっちがおすすめかについて検証しました!どの程度違いや差があるのか?情報の関心度別に幅広いポイントからカバーしました。
Kowa SVII32-10 (2019) | ペンタックス UP 10x25 | |||
総合評価: | 2.8 (総合: 332位) | 2.5 (総合: 632位) | ||
本体重量 | 1.0 570g | 2.4 300g | ||
アイレリーフ | 3.6 16mm | 3.1 15mm | ||
最短合焦距離 | 3.7 2m | 3.9 1.9m | ||
明るさ | 2.7 10.2 | 1.7 6.3 | ||
実視界 | 2.1 6° | 1 5° | ||
対物レンズ有効径 | 3.2 32mm | 1.9 25mm | ||
倍率 | 3.4 10倍 | 3.4 10倍 | ||
「Kowa SVII32-10 (2019)」と「ペンタックス UP 10x25」を徹底比較する
扱いやすさについて「Kowa SVII32-10 (2019)」と「ペンタックス UP 10x25」を比較
本体重量について
重量が軽い双眼鏡は長時間の使用でも腕が疲れずに観察できる点で秀でています。例えば長時間持ち続けたり1日中首からぶら下げたりしても疲れにくいので女性が使用するようなときにおすすめです。
重量を「ペンタックス UP 10x25」と「Kowa SVII32-10 (2019)」を比べると「ペンタックス UP 10x25」は300gに対して「Kowa SVII32-10 (2019)」は570gです。270gの違いがあります。「ペンタックス UP 10x25」は「Kowa SVII32-10 (2019)」に比べて非常に軽い重量です。重量の軽さランキングで比べると1135製品の中で「ペンタックス UP 10x25」は456位で「Kowa SVII32-10 (2019)」は707位なので双眼鏡の中では差はかなり大きいと言えます。
「ペンタックス UP 10x25」は長時間の使用でも疲れずに使用することができる点で「Kowa SVII32-10 (2019)」よりも秀でているでしょう。「ペンタックス UP 10x25」は長時間に渡って観察するのにかなりオススメです。実際の利用において「ペンタックス UP 10x25」は「Kowa SVII32-10 (2019)」に比べて非常に秀でています。「ペンタックス UP 10x25」にする上で主な判断材料の一つになるでしょう。
アイレリーフについて
アイレリーフが長い双眼鏡は眼鏡をかけた状態でも視野全体で観察できる点で秀でています。特にメガネをかけている人が使用するといったケースに向いています。
アイレリーフについて比べると「Kowa SVII32-10 (2019)」は16mmに対して「ペンタックス UP 10x25」は15mmです。「ペンタックス UP 10x25」と比較して「Kowa SVII32-10 (2019)」はわずかにアイレリーフが長いです。アイレリーフの長さランキングで比較すると全618製品のなかで「Kowa SVII32-10 (2019)」は220位で「ペンタックス UP 10x25」は334位なので、大きく違うとまでは言えないもののそれなりの差はあります。
「Kowa SVII32-10 (2019)」はメガネをかけた人でも双眼鏡越しに視野全体を見ることができる点で「ペンタックス UP 10x25」よりもわずかに良いでしょう。しかしながら覗きやすく、長時間使用しても目が疲労しにくい特徴があり、ハイアイポイントが必要なメガネをかけている人が使用する場合でもよっぽど気になる人でないとわからないくらいの違いだと思われます。どちらかといえば「ペンタックス UP 10x25」より「Kowa SVII32-10 (2019)」を選ぶべきですが、体感できるほどの違いはほとんどありません。
マルチコート対応について
マルチコートを採用している双眼鏡は透過損失が少なくて鮮明に目標物を見る事ができる点で優れています。特に鮮やかな野鳥をより明るい視界で観察するといったケースに最適です。
「ペンタックス UP 10x25」も「Kowa SVII32-10 (2019)」もマルチコートを採用している双眼鏡です。そのためレンズ表面の反射を防ぎ、視界を明るくできる点で使い勝手が良いです。どちらも透過損失が少なくて目標物を鮮明にするのにオススメです。
望遠性能について「Kowa SVII32-10 (2019)」と「ペンタックス UP 10x25」を比較
最短合焦距離について
最短合焦距離が短い双眼鏡は昆虫など近くのものを観察できる点で優れています。特により近くのものにピントを合わせて観察するようなときに向いています。
最短合焦距離を「ペンタックス UP 10x25」と「Kowa SVII32-10 (2019)」を比較すると「ペンタックス UP 10x25」は1.9mであり「Kowa SVII32-10 (2019)」は2mです。「ペンタックス UP 10x25」は「Kowa SVII32-10 (2019)」より多少短いです。最短合焦点距離の短さランキングで見てみると1062製品中「Kowa SVII32-10 (2019)」は211位で「ペンタックス UP 10x25」は123位です。ほとんど差は無いと言えます。
「ペンタックス UP 10x25」は美術館で美術品を鑑賞する際に活用できる点で「Kowa SVII32-10 (2019)」よりもわずかに良いといえなくもありません。しかしながら植物や昆虫など近くのものを観察する場合でも実感できるほどの差はほぼ無いでしょう。どちらかといえば「ペンタックス UP 10x25」の方が「Kowa SVII32-10 (2019)」より良いですが普通に使っている分において気にするほどの差はほとんどないでしょう。
明るさについて
明るさが明るい双眼鏡は暗い場所での天体観測でも使用できる点で使い勝手が良いです。特に遠くの風景をはっきりと観察するような場合で役立ちます。
明るさを「ペンタックス UP 10x25」と「Kowa SVII32-10 (2019)」を比べると「ペンタックス UP 10x25」は6.3で「Kowa SVII32-10 (2019)」は10.2です。3.8の違いがあります。明るさについて「Kowa SVII32-10 (2019)」は「ペンタックス UP 10x25」よりかなり明るいレンズです。明るさランキングで比べると全836製品中「Kowa SVII32-10 (2019)」は369位であるのに対し「ペンタックス UP 10x25」は650位で、双眼鏡の中ではケタ違いな差があると言えそうです。
暗いところでも対象物を認識できる点で「Kowa SVII32-10 (2019)」の方が「ペンタックス UP 10x25」よりも優れていると言えます。曇天など暗い日でも明るさが不足するときに使用するのに「Kowa SVII32-10 (2019)」はかなり適しています。実際の利用を想定したとき「Kowa SVII32-10 (2019)」は「ペンタックス UP 10x25」に比べてかなり優れているでしょう。「Kowa SVII32-10 (2019)」を選ぶための重要な判断材料の一つになるでしょう。
実視界について
実視界が広い双眼鏡は広範囲を見渡すことができる点で秀でています。特に広い範囲をみることができるので対象を捉えやすくするような場合に適しています。
実視界を比較すると「Kowa SVII32-10 (2019)」は6°であり「ペンタックス UP 10x25」は5°です。1°の差があります。実視界について「Kowa SVII32-10 (2019)」は「ペンタックス UP 10x25」と比較して比較的広い実視界です。実視界の広さランキングで比べると1081製品の中で「Kowa SVII32-10 (2019)」は640位で「ペンタックス UP 10x25」は897位なので双眼鏡の中では差はかなり大きいと言えます。
旅行に行った際など広い範囲の景色を観察できる点で「Kowa SVII32-10 (2019)」の方がよいです。「Kowa SVII32-10 (2019)」は見ようとする物の周囲の状況を把握でき、動く物を長く追い続けたりするのにややおススメです。実際に使う場面において「ペンタックス UP 10x25」と「Kowa SVII32-10 (2019)」は体感値として比較的大きい違いがあります。「Kowa SVII32-10 (2019)」の方が良いでしょう。しかし決定的に優れているとまでは言えません。
対物レンズ有効径について
対物レンズ有効径が大きい双眼鏡は集光力が大きくなるので明るい視野で観察できる点で優れています。特に見ようとする物を明るく鮮明に見たりするといった場合におススメです。
対物レンズ有効径を「Kowa SVII32-10 (2019)」と「ペンタックス UP 10x25」を比べると「Kowa SVII32-10 (2019)」は32mmであり「ペンタックス UP 10x25」は25mmです。7mmの差があります。「ペンタックス UP 10x25」と比べて「Kowa SVII32-10 (2019)」は比較的有効径が大きいです。対物レンズ有効径の大きさランキングで比べると1246製品の中で「Kowa SVII32-10 (2019)」は532位で「ペンタックス UP 10x25」は790位なので双眼鏡の中では差はかなり大きいと言えます。
「Kowa SVII32-10 (2019)」は見たいものを明るく鮮明に見ることができる点で「ペンタックス UP 10x25」よりもよいです。入る光の量が多いので明るい視野で観察するのに「Kowa SVII32-10 (2019)」は多少おススメです。実際に使うことを想定したとき「Kowa SVII32-10 (2019)」と「ペンタックス UP 10x25」の実用においての差は多少大きいです。「Kowa SVII32-10 (2019)」は「ペンタックス UP 10x25」より良いですが、決め手になるくらいの差はありません。
関連リンク
倍率について
倍率が高い双眼鏡は遠方の対象をより大きく観察できる点で秀でています。特に遠くのほうで動く動物や鳥などを観察するのに適しています。
倍率について「ペンタックス UP 10x25」と「Kowa SVII32-10 (2019)」を比べると「ペンタックス UP 10x25」は10倍で「Kowa SVII32-10 (2019)」は10倍です。「ペンタックス UP 10x25」も「Kowa SVII32-10 (2019)」もほとんど同じくらいの倍率です。倍率の高さランキングで比較すると全1257製品のなかで「Kowa SVII32-10 (2019)」は287位で「ペンタックス UP 10x25」は428位なので、大きく違うとまでは言えないもののそれなりの差はあります。
体感上の違いは無いです。別の視点を見て決めた方がよいでしょう。
「Kowa SVII32-10 (2019)」と「ペンタックス UP 10x25」の違いを表で比較する
Kowa SVII32-10 (2019) | ペンタックス UP 10x25 | |
画像 | ||
ライブ・コンサート向き | - | ○ |
バードウォッチング向き | ○ | - |
スポーツ観戦向き | - | ○ |
本体重量 | 570g | 300g |
アイレリーフ | 16mm | 15mm |
マルチコート対応 | ○ | ○ |
三脚対応 | - | ○ |
最短合焦距離 | 2m | 1.9m |
明るさ | 10.2 | 6.3 |
実視界 | 6° | 5° |
対物レンズ有効径 | 32mm | 25mm |
倍率 | 10倍 | 10倍 |
類似の双眼鏡を探す 他の双眼鏡と比較する 価格をチェック | 類似の双眼鏡を探す 他の双眼鏡と比較する 価格をチェック |
価格をチェックする
選択中の製品 | 他の双眼鏡と比較する |
---|
Kowa SVII32-10 (2019)
選択中の製品 | 他の双眼鏡と比較する |
---|
ペンタックス UP 10x25
お探しの情報は見つかりましたか?性能や機能名などのキーワードで検索することでさらに詳しい情報を知ることができます。