Kowa SVII32-10 (2019) と ACULON T02 8x21 を比較するとどっちがおすすめなのか?みんなが見る観点ごとに解説しています
作成日時: 2020-05-26 15:07:42、更新日時: 2021-10-19 16:54:23
「ACULON T02 8x21」と「Kowa SVII32-10 (2019)」はどちらを選んだほうがいいのでしょうか。どの程度違いや差があるのかについて検証・解説。みんなが注目する特徴に対して検証しています。
Kowa SVII32-10 (2019) | ACULON T02 8x21 | |||
総合評価: | 56.1/100 (総合: 330位) | 41.5/100 (総合: 824位) | ||
本体重量 | 20/100 | 67/100 | ||
アイレリーフ | 71/100 | 16/100 | ||
最短合焦距離 | 74/100 | 49/100 | ||
明るさ | 54/100 | 36/100 | ||
実視界 | 41/100 | 48/100 | ||
対物レンズ有効径 | 64/100 | 19/100 | ||
倍率 | 67/100 | 52/100 | ||
「Kowa SVII32-10 (2019)」と「ACULON T02 8x21」を徹底比較する
望遠性能について「Kowa SVII32-10 (2019)」と「ACULON T02 8x21」を比較
最短合焦距離について
最短合焦距離が短い双眼鏡は昆虫など近くのものを観察できる点で優れています。特により近くのものにピントを合わせて観察するようなときに向いています。
最短合焦距離を比べると「Kowa SVII32-10 (2019)」は2mで「ACULON T02 8x21」は3mです。1mの差があります。「Kowa SVII32-10 (2019)」の方が「ACULON T02 8x21」よりもやや合焦距離が短いです。最短合焦点距離の短さランキングで比べると全1060製品中「Kowa SVII32-10 (2019)」は209位であるのに対し「ACULON T02 8x21」は620位で、双眼鏡の中ではケタ違いな差があると言えそうです。
「Kowa SVII32-10 (2019)」は美術館で美術品を鑑賞する際に活用できる点で「ACULON T02 8x21」よりも多少優れているかもしれません。植物や昆虫など近くのものを観察するのに「Kowa SVII32-10 (2019)」は比較的適しています。実際に使う場面で「ACULON T02 8x21」と「Kowa SVII32-10 (2019)」の実用上の差はやや大きいです。「Kowa SVII32-10 (2019)」は「ACULON T02 8x21」より良いと言えます。しかし決定的に優れていると言える程の違いはないでしょう。
明るさについて
明るさが明るい双眼鏡は暗い場所での天体観測でも使用できる点で使い勝手が良いです。特に遠くの風景をはっきりと観察するような場合で役立ちます。
明るさを「Kowa SVII32-10 (2019)」と「ACULON T02 8x21」を比較すると「Kowa SVII32-10 (2019)」は10.2であり「ACULON T02 8x21」は6.8です。3.3の違いがあります。「Kowa SVII32-10 (2019)」は「ACULON T02 8x21」に比べて比較的明るいレンズです。明るさランキングで比べると835製品の中で「Kowa SVII32-10 (2019)」は368位で「ACULON T02 8x21」は609位なので双眼鏡の中では差はかなり大きいと言えます。
「Kowa SVII32-10 (2019)」は暗いところでも対象物を認識できる点で「ACULON T02 8x21」よりもよいです。曇天など暗い日でも明るさが不足するときに使用するのに「Kowa SVII32-10 (2019)」はやや向いています。実際の利用を考えると「Kowa SVII32-10 (2019)」は「ACULON T02 8x21」より比較的よいです。「Kowa SVII32-10 (2019)」がいいのかもしれませんがすごく優れているというわけではありません。
実視界について
実視界が広い双眼鏡は広範囲を見渡すことができる点で秀でています。特に広い範囲をみることができるので対象を捉えやすくするような場合に適しています。
実視界を比較すると「ACULON T02 8x21」は6.3°であり「Kowa SVII32-10 (2019)」は6°です。0.2°の差があります。実視界について「ACULON T02 8x21」は「Kowa SVII32-10 (2019)」と比較して比較的広い実視界です。実視界の広さランキングで見てみると1078製品中「Kowa SVII32-10 (2019)」は637位で「ACULON T02 8x21」は567位です。ほとんど差は無いと言えます。
旅行に行った際など広い範囲の景色を観察できる点で「ACULON T02 8x21」の方がよいです。「ACULON T02 8x21」は見ようとする物の周囲の状況を把握でき、動く物を長く追い続けたりするのにややおススメです。実際に使う場面において「Kowa SVII32-10 (2019)」と「ACULON T02 8x21」は体感値として比較的大きい違いがあります。「ACULON T02 8x21」の方が良いでしょう。しかし決定的に優れているとまでは言えません。
対物レンズ有効径について
対物レンズ有効径が大きい双眼鏡は集光力が大きくなるので明るい視野で観察できる点で優れています。特に見ようとする物を明るく鮮明に見たりするといった場合におススメです。
対物レンズ有効径を比較すると「ACULON T02 8x21」は21mmで「Kowa SVII32-10 (2019)」は32mmです。11mmの差があります。「ACULON T02 8x21」より「Kowa SVII32-10 (2019)」の方がかなり有効径が大きいです。対物レンズ有効径の大きさランキングで比べると全1241製品中「Kowa SVII32-10 (2019)」は530位であるのに対し「ACULON T02 8x21」は1056位で、双眼鏡の中ではケタ違いな差があると言えそうです。
見たいものを明るく鮮明に見ることができる点で「Kowa SVII32-10 (2019)」の方が「ACULON T02 8x21」よりも秀でているでしょう。「Kowa SVII32-10 (2019)」は入る光の量が多いので明るい視野で観察するのにかなり適しています。実際に使う場面で「ACULON T02 8x21」と「Kowa SVII32-10 (2019)」は体感上とても大きい差があります。「Kowa SVII32-10 (2019)」に決める上で一つの主な決め手になります。
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倍率について
倍率が高い双眼鏡は遠方の対象をより大きく観察できる点で秀でています。特に遠くのほうで動く動物や鳥などを観察するのに適しています。
倍率を「ACULON T02 8x21」と「Kowa SVII32-10 (2019)」を比較すると「ACULON T02 8x21」は8倍であり「Kowa SVII32-10 (2019)」は10倍です。2倍の違いがあります。「ACULON T02 8x21」の倍率と比べて「Kowa SVII32-10 (2019)」は比較的高いです。倍率の高さランキングで比べると全1252製品中「Kowa SVII32-10 (2019)」は285位であるのに対し「ACULON T02 8x21」は984位で、双眼鏡の中ではケタ違いな差があると言えそうです。
より遠くのものをはっきりと観察できる点で「ACULON T02 8x21」より「Kowa SVII32-10 (2019)」の方が良いです。「Kowa SVII32-10 (2019)」は遠くのものをはっきり観察するのに多少向いています。実際に利用する上で「Kowa SVII32-10 (2019)」の方が「ACULON T02 8x21」よりも比較的よいです。「Kowa SVII32-10 (2019)」の方が良いと言えるでしょう。一方で決定的に優れていると言える程の差はないでしょう。
扱いやすさについて「Kowa SVII32-10 (2019)」と「ACULON T02 8x21」を比較
本体重量について
重量が軽い双眼鏡は長時間の使用でも腕が疲れずに観察できる点で秀でています。例えば長時間持ち続けたり1日中首からぶら下げたりしても疲れにくいので女性が使用するようなときにおすすめです。
重量を「ACULON T02 8x21」と「Kowa SVII32-10 (2019)」を比べると「ACULON T02 8x21」は195gに対して「Kowa SVII32-10 (2019)」は570gです。375gの違いがあります。「ACULON T02 8x21」は「Kowa SVII32-10 (2019)」に比べて非常に軽い重量です。重量の軽さランキングで比べると全1133製品中「ACULON T02 8x21」は222位であるのに対し「Kowa SVII32-10 (2019)」は706位で、双眼鏡の中ではケタ違いな差があると言えそうです。
「ACULON T02 8x21」は長時間の使用でも疲れずに使用することができる点で「Kowa SVII32-10 (2019)」よりも秀でているでしょう。「ACULON T02 8x21」は長時間に渡って観察するのにかなりオススメです。実際の利用において「ACULON T02 8x21」は「Kowa SVII32-10 (2019)」に比べて非常に秀でています。「ACULON T02 8x21」にする上で主な判断材料の一つになるでしょう。
アイレリーフについて
アイレリーフが長い双眼鏡は眼鏡をかけた状態でも視野全体で観察できる点で秀でています。特にメガネをかけている人が使用するといったケースに向いています。
アイレリーフについて比べると「Kowa SVII32-10 (2019)」は16mmであり「ACULON T02 8x21」は10.3mmです。5.6mmもの差があります。「ACULON T02 8x21」と比べて「Kowa SVII32-10 (2019)」はとてもアイレリーフが長いです。アイレリーフの長さランキングで比べると全617製品中「Kowa SVII32-10 (2019)」は220位であるのに対し「ACULON T02 8x21」は504位で、双眼鏡の中ではケタ違いな差があると言えそうです。
「Kowa SVII32-10 (2019)」はメガネをかけた人でも双眼鏡越しに視野全体を見ることができる点で「ACULON T02 8x21」よりも秀でています。覗きやすく、長時間使用しても目が疲労しにくい特徴があり、ハイアイポイントが必要なメガネをかけている人が使用するのに「Kowa SVII32-10 (2019)」はかなり向いています。実際に使う場面において「Kowa SVII32-10 (2019)」と「ACULON T02 8x21」は実用上非常に大きい違いがあります。「Kowa SVII32-10 (2019)」に決める上で一つの主な理由になるでしょう。
マルチコート対応について
マルチコートを採用している双眼鏡は透過損失が少なくて鮮明に目標物を見る事ができる点で優れています。特に鮮やかな野鳥をより明るい視界で観察するといったケースに最適です。
「ACULON T02 8x21」も「Kowa SVII32-10 (2019)」もマルチコートを採用している双眼鏡です。そのためレンズ表面の反射を防ぎ、視界を明るくできる点で使い勝手が良いです。どちらも透過損失が少なくて目標物を鮮明にするのにオススメです。
「Kowa SVII32-10 (2019)」と「ACULON T02 8x21」の違いを表で比較する
Kowa SVII32-10 (2019) | ACULON T02 8x21 | |
画像 | ||
ライブ・コンサート向き | - | ○ |
バードウォッチング向き | ○ | - |
スポーツ観戦向き | - | ○ |
旅行向き | - | ○ |
本体重量 | 570g | 195g |
アイレリーフ | 16mm | 10.3mm |
マルチコート対応 | ○ | ○ |
最短合焦距離 | 2m | 3m |
明るさ | 10.2 | 6.8 |
実視界 | 6° | 6.3° |
対物レンズ有効径 | 32mm | 21mm |
倍率 | 10倍 | 8倍 |
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