Kowa SVII32-10 (2019) と 富士フイルム KF10x32W (2010) の違いを比較。みんなが見る観点に対して徹底評価します

作成日時: 2020-05-26 21:38:41、更新日時: 2021-10-19 17:53:02

Kowa SVII32-10 (2019)富士フイルム KF10x32W (2010)
Kowa SVII32-10 (2019)富士フイルム KF10x32W (2010)

「Kowa SVII32-10 (2019)」と「富士フイルム KF10x32W (2010)」について選ぶならどっちがおすすめかについて検証しました!どの程度違いや差があるのか?情報の関心度別に幅広いポイントからカバーしました。

Kowa SVII32-10 (2019)富士フイルム KF10x32W (2010)
Kowa SVII32-10 (2019)富士フイルム KF10x32W (2010)
総合評価:
本体重量rating-image1.0
570g
rating-image1.4
480g
アイレリーフrating-image3.6
16mm
rating-image2.9
14.5mm
最短合焦距離rating-image3.7
2m
rating-image3.0
2.5m
明るさrating-image2.7
10.2
rating-image2.7
10.2
実視界rating-image2.1
rating-image2.7
6.5°
対物レンズ有効径rating-image3.2
32mm
rating-image3.2
32mm
倍率rating-image3.4
10倍
rating-image3.4
10倍

富士フイルム KF10x32W (2010) と比較して Kowa SVII32-10 (2019) を選ぶメリット

  • 最短合焦点距離

    74.1点(2m) vs 60.6点(2.5m)

Kowa SVII32-10 (2019) と比較して 富士フイルム KF10x32W (2010) を選ぶメリット

  • 実視界

    41.6点(6°) vs 53点(6.5°)

「Kowa SVII32-10 (2019)」と「富士フイルム KF10x32W (2010)」を徹底比較する

望遠性能について「Kowa SVII32-10 (2019)」と「富士フイルム KF10x32W (2010)」を比較

最短合焦距離について

最短合焦距離が短い双眼鏡は昆虫など近くのものを観察できる点で優れています。特により近くのものにピントを合わせて観察するようなときに向いています。

最短合焦距離を比べると「Kowa SVII32-10 (2019)」は2mで「富士フイルム KF10x32W (2010)」は2.5mです。0.5mの差があります。「Kowa SVII32-10 (2019)」の方が「富士フイルム KF10x32W (2010)」よりもやや合焦距離が短いです。最短合焦点距離の短さランキングで比較すると全1062製品のなかで「Kowa SVII32-10 (2019)」は211位で「富士フイルム KF10x32W (2010)」は356位なので、大きく違うとまでは言えないもののそれなりの差はあります。

「Kowa SVII32-10 (2019)」は美術館で美術品を鑑賞する際に活用できる点で「富士フイルム KF10x32W (2010)」よりも多少優れているかもしれません。植物や昆虫など近くのものを観察するのに「Kowa SVII32-10 (2019)」は比較的適しています。実際に使う場面で「富士フイルム KF10x32W (2010)」と「Kowa SVII32-10 (2019)」の実用上の差はやや大きいです。「Kowa SVII32-10 (2019)」は「富士フイルム KF10x32W (2010)」より良いと言えます。しかし決定的に優れていると言える程の違いはないでしょう。

最短合焦距離評価
Kowa SVII32-10 (2019)
2m74/100
富士フイルム KF10x32W (2010)
2.5m60/100

明るさについて

明るさが明るい双眼鏡は暗い場所での天体観測でも使用できる点で使い勝手が良いです。特に遠くの風景をはっきりと観察するような場合で役立ちます。

明るさを比較すると「Kowa SVII32-10 (2019)」は10.2であるのに対して「富士フイルム KF10x32W (2010)」は10.2です。明るさという角度において「富士フイルム KF10x32W (2010)」も「Kowa SVII32-10 (2019)」もほとんど同じでしょう。明るさランキングで見てみると836製品中「Kowa SVII32-10 (2019)」は369位で「富士フイルム KF10x32W (2010)」は373位です。ほとんど差は無いと言えます。

体感上の違いはありません。他の観点を見て選ぶことをおすすめします。

明るさ評価
Kowa SVII32-10 (2019)
10.254/100
富士フイルム KF10x32W (2010)
10.254/100

実視界について

実視界が広い双眼鏡は広範囲を見渡すことができる点で秀でています。特に広い範囲をみることができるので対象を捉えやすくするような場合に適しています。

実視界について比べると「富士フイルム KF10x32W (2010)」は6.5°で「Kowa SVII32-10 (2019)」は6°です。「富士フイルム KF10x32W (2010)」の方が「Kowa SVII32-10 (2019)」よりもわずかに広い実視界です。実視界の広さランキングで比較すると全1081製品のなかで「富士フイルム KF10x32W (2010)」は446位で「Kowa SVII32-10 (2019)」は640位なので、大きく違うとまでは言えないもののそれなりの差はあります。

「富士フイルム KF10x32W (2010)」は旅行に行った際など広い範囲の景色を観察できる点で「Kowa SVII32-10 (2019)」よりも多少良いでしょう。見ようとする物の周囲の状況を把握でき、動く物を長く追い続けたりする場合でも体感できるほどの違いはほとんど無いでしょう。どちらかといえば「富士フイルム KF10x32W (2010)」の方が良いですが、基本的に体感できるほどの差はほとんどありません。

実視界評価
Kowa SVII32-10 (2019)
41/100
富士フイルム KF10x32W (2010)
6.5°53/100

対物レンズ有効径について

対物レンズ有効径が大きい双眼鏡は集光力が大きくなるので明るい視野で観察できる点で優れています。特に見ようとする物を明るく鮮明に見たりするといった場合におススメです。

対物レンズ有効径を「Kowa SVII32-10 (2019)」と「富士フイルム KF10x32W (2010)」を比べると「Kowa SVII32-10 (2019)」は32mmであり「富士フイルム KF10x32W (2010)」は32mmです。「富士フイルム KF10x32W (2010)」も「Kowa SVII32-10 (2019)」も有効径はほぼ差が無いでしょう。対物レンズ有効径の大きさランキングで見てみると1246製品中「Kowa SVII32-10 (2019)」は532位で「富士フイルム KF10x32W (2010)」は540位です。ほとんど差は無いと言えます。

体感上の差はありません。ほかの観点で比べる方がよいでしょう。

対物レンズ有効径評価
Kowa SVII32-10 (2019)
32mm64/100
富士フイルム KF10x32W (2010)
32mm64/100

倍率について

倍率が高い双眼鏡は遠方の対象をより大きく観察できる点で秀でています。特に遠くのほうで動く動物や鳥などを観察するのに適しています。

倍率について「富士フイルム KF10x32W (2010)」と「Kowa SVII32-10 (2019)」を比べると「富士フイルム KF10x32W (2010)」は10倍で「Kowa SVII32-10 (2019)」は10倍です。「富士フイルム KF10x32W (2010)」も「Kowa SVII32-10 (2019)」もほとんど同じくらいの倍率です。倍率の高さランキングで見てみると1257製品中「Kowa SVII32-10 (2019)」は287位で「富士フイルム KF10x32W (2010)」は304位です。ほとんど差は無いと言えます。

体感上の違いは無いです。別の視点を見て決めた方がよいでしょう。

倍率評価
Kowa SVII32-10 (2019)
10倍67/100
富士フイルム KF10x32W (2010)
10倍67/100

扱いやすさについて「Kowa SVII32-10 (2019)」と「富士フイルム KF10x32W (2010)」を比較

本体重量について

重量が軽い双眼鏡は長時間の使用でも腕が疲れずに観察できる点で秀でています。例えば長時間持ち続けたり1日中首からぶら下げたりしても疲れにくいので女性が使用するようなときにおすすめです。

重量について比較すると「Kowa SVII32-10 (2019)」は570gで「富士フイルム KF10x32W (2010)」は480gです。90gの違いがあります。「Kowa SVII32-10 (2019)」の重量と比較して「富士フイルム KF10x32W (2010)」は比較的軽いです。重量の軽さランキングで見てみると1135製品中「Kowa SVII32-10 (2019)」は707位で「富士フイルム KF10x32W (2010)」は633位です。ほとんど差は無いと言えます。

「富士フイルム KF10x32W (2010)」は長時間の使用でも疲れずに使用することができる点で「Kowa SVII32-10 (2019)」よりもよいです。「富士フイルム KF10x32W (2010)」は長時間に渡って観察するのに比較的向いています。実際に使う場面で「Kowa SVII32-10 (2019)」と「富士フイルム KF10x32W (2010)」は体感値として多少大きい違いがあります。「Kowa SVII32-10 (2019)」より「富士フイルム KF10x32W (2010)」が良いかもしれませんが、すごく優れているというわけではありません。

本体重量評価
Kowa SVII32-10 (2019)
570g20/100
富士フイルム KF10x32W (2010)
480g27/100

アイレリーフについて

アイレリーフが長い双眼鏡は眼鏡をかけた状態でも視野全体で観察できる点で秀でています。特にメガネをかけている人が使用するといったケースに向いています。

アイレリーフについて「富士フイルム KF10x32W (2010)」と「Kowa SVII32-10 (2019)」を比べると「富士フイルム KF10x32W (2010)」は14.5mmで「Kowa SVII32-10 (2019)」は16mmです。1.5mmの違いがあります。「富士フイルム KF10x32W (2010)」と比較して「Kowa SVII32-10 (2019)」は比較的アイレリーフが長いです。アイレリーフの長さランキングで比べると618製品の中で「Kowa SVII32-10 (2019)」は220位で「富士フイルム KF10x32W (2010)」は358位なので双眼鏡の中では差はかなり大きいと言えます。

「Kowa SVII32-10 (2019)」はメガネをかけた人でも双眼鏡越しに視野全体を見ることができる点で「富士フイルム KF10x32W (2010)」よりも良いです。「Kowa SVII32-10 (2019)」は覗きやすく、長時間使用しても目が疲労しにくい特徴があり、ハイアイポイントが必要なメガネをかけている人が使用するのに比較的向いています。実際の利用を想定したとき「富士フイルム KF10x32W (2010)」と「Kowa SVII32-10 (2019)」の体感値としての違いはどちらかといえば大きいです。「Kowa SVII32-10 (2019)」は「富士フイルム KF10x32W (2010)」よりいいですが、すごく優れているというわけではありません。

アイレリーフ評価
Kowa SVII32-10 (2019)
16mm71/100
富士フイルム KF10x32W (2010)
14.5mm57/100

「Kowa SVII32-10 (2019)」と「富士フイルム KF10x32W (2010)」の違いを表で比較する

Kowa SVII32-10 (2019)富士フイルム KF10x32W (2010)
画像Kowa SVII32-10 (2019)富士フイルム KF10x32W (2010)
バードウォッチング向き -
本体重量570g480g
アイレリーフ16mm14.5mm
マルチコート対応 -
最短合焦距離2m2.5m
明るさ10.210.2
実視界6.5°
対物レンズ有効径32mm32mm
倍率10倍10倍

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