富士フイルム KF10x32H (2010) と SGEX 10x26 OP WP はどちらを選ぶべきなのか。違いや差を評価

作成日時: 2020-05-26 18:13:30、更新日時: 2021-10-19 17:41:00

富士フイルム KF10x32H (2010)SGEX 10x26 OP WP
富士フイルム KF10x32H (2010)SGEX 10x26 OP WP

「富士フイルム KF10x32H (2010)」と「SGEX 10x26 OP WP」についてみんなが着目する特徴から公平に評価。どちらがいいのかについて検証レビュー。「富士フイルム KF10x32H (2010)」と「SGEX 10x26 OP WP」のどちらを選んだ方がいいのか考えている人にオススメする記事です。

富士フイルム KF10x32H (2010)SGEX 10x26 OP WP
富士フイルム KF10x32H (2010)SGEX 10x26 OP WP
総合評価:

54.5/100

(総合: 374位)

44.9/100

(総合: 742位)

本体重量
21/100
49/100
アイレリーフ
61/100
53/100
最短合焦距離
60/100
33/100
明るさ
54/100
36/100
実視界
53/100
32/100
対物レンズ有効径
64/100
41/100
倍率
67/100
67/100

SGEX 10x26 OP WP と比較して 富士フイルム KF10x32H (2010) を選ぶメリット

  • 最短合焦点距離

    60.6点(2.5m) vs 33.3点(4m)

  • 明るさ

    54点(10.2) vs 36.4点(6.8)

  • 実視界

    53点(6.5°) vs 32.5点(5.6°)

  • 対物レンズ有効径

    64.1点(32mm) vs 41.9点(26mm)

富士フイルム KF10x32H (2010) と比較して SGEX 10x26 OP WP を選ぶメリット

    -

「富士フイルム KF10x32H (2010)」と「SGEX 10x26 OP WP」を徹底比較する

扱いやすさについて「富士フイルム KF10x32H (2010)」と「SGEX 10x26 OP WP」を比較

本体重量について

重量が軽い双眼鏡は長時間の使用でも腕が疲れずに観察できる点で秀でています。例えば長時間持ち続けたり1日中首からぶら下げたりしても疲れにくいので女性が使用するようなときにおすすめです。

重量について比較すると「富士フイルム KF10x32H (2010)」は560gで「SGEX 10x26 OP WP」は290gです。270gの違いがあります。「富士フイルム KF10x32H (2010)」の重量と比較して「SGEX 10x26 OP WP」は比較的軽いです。重量の軽さランキングで比べると1135製品の中で「SGEX 10x26 OP WP」は435位で「富士フイルム KF10x32H (2010)」は693位なので双眼鏡の中では差はかなり大きいと言えます。

「SGEX 10x26 OP WP」は長時間の使用でも疲れずに使用することができる点で「富士フイルム KF10x32H (2010)」よりもよいです。「SGEX 10x26 OP WP」は長時間に渡って観察するのに比較的向いています。実際に使う場面で「富士フイルム KF10x32H (2010)」と「SGEX 10x26 OP WP」は体感値として多少大きい違いがあります。「富士フイルム KF10x32H (2010)」より「SGEX 10x26 OP WP」が良いかもしれませんが、すごく優れているというわけではありません。

本体重量評価
富士フイルム KF10x32H (2010)
560g21/100
SGEX 10x26 OP WP
290g49/100

アイレリーフについて

アイレリーフが長い双眼鏡は眼鏡をかけた状態でも視野全体で観察できる点で秀でています。特にメガネをかけている人が使用するといったケースに向いています。

アイレリーフについて比べると「富士フイルム KF10x32H (2010)」は15mmに対して「SGEX 10x26 OP WP」は14.1mmです。「SGEX 10x26 OP WP」と比較して「富士フイルム KF10x32H (2010)」はわずかにアイレリーフが長いです。アイレリーフの長さランキングで比較すると全618製品のなかで「富士フイルム KF10x32H (2010)」は301位で「SGEX 10x26 OP WP」は372位なので、大きく違うとまでは言えないもののそれなりの差はあります。

「富士フイルム KF10x32H (2010)」はメガネをかけた人でも双眼鏡越しに視野全体を見ることができる点で「SGEX 10x26 OP WP」よりもわずかに良いでしょう。しかしながら覗きやすく、長時間使用しても目が疲労しにくい特徴があり、ハイアイポイントが必要なメガネをかけている人が使用する場合でもよっぽど気になる人でないとわからないくらいの違いだと思われます。どちらかといえば「SGEX 10x26 OP WP」より「富士フイルム KF10x32H (2010)」を選ぶべきですが、体感できるほどの違いはほとんどありません。

アイレリーフ評価
富士フイルム KF10x32H (2010)
15mm61/100
SGEX 10x26 OP WP
14.1mm53/100

望遠性能について「富士フイルム KF10x32H (2010)」と「SGEX 10x26 OP WP」を比較

最短合焦距離について

最短合焦距離が短い双眼鏡は昆虫など近くのものを観察できる点で優れています。特により近くのものにピントを合わせて観察するようなときに向いています。

最短合焦距離を比べると「富士フイルム KF10x32H (2010)」は2.5mで「SGEX 10x26 OP WP」は4mです。1.5mの差があります。「富士フイルム KF10x32H (2010)」の方が「SGEX 10x26 OP WP」よりもやや合焦距離が短いです。最短合焦点距離の短さランキングで比べると全1062製品中「富士フイルム KF10x32H (2010)」は357位であるのに対し「SGEX 10x26 OP WP」は766位で、双眼鏡の中ではケタ違いな差があると言えそうです。

「富士フイルム KF10x32H (2010)」は美術館で美術品を鑑賞する際に活用できる点で「SGEX 10x26 OP WP」よりも多少優れているかもしれません。植物や昆虫など近くのものを観察するのに「富士フイルム KF10x32H (2010)」は比較的適しています。実際に使う場面で「SGEX 10x26 OP WP」と「富士フイルム KF10x32H (2010)」の実用上の差はやや大きいです。「富士フイルム KF10x32H (2010)」は「SGEX 10x26 OP WP」より良いと言えます。しかし決定的に優れていると言える程の違いはないでしょう。

最短合焦距離評価
富士フイルム KF10x32H (2010)
2.5m60/100
SGEX 10x26 OP WP
4m33/100

明るさについて

明るさが明るい双眼鏡は暗い場所での天体観測でも使用できる点で使い勝手が良いです。特に遠くの風景をはっきりと観察するような場合で役立ちます。

明るさを「富士フイルム KF10x32H (2010)」と「SGEX 10x26 OP WP」を比較すると「富士フイルム KF10x32H (2010)」は10.2であり「SGEX 10x26 OP WP」は6.8です。3.3の違いがあります。「富士フイルム KF10x32H (2010)」は「SGEX 10x26 OP WP」に比べて比較的明るいレンズです。明るさランキングで比べると836製品の中で「富士フイルム KF10x32H (2010)」は374位で「SGEX 10x26 OP WP」は595位なので双眼鏡の中では差はかなり大きいと言えます。

「富士フイルム KF10x32H (2010)」は暗いところでも対象物を認識できる点で「SGEX 10x26 OP WP」よりもよいです。曇天など暗い日でも明るさが不足するときに使用するのに「富士フイルム KF10x32H (2010)」はやや向いています。実際の利用を考えると「富士フイルム KF10x32H (2010)」は「SGEX 10x26 OP WP」より比較的よいです。「富士フイルム KF10x32H (2010)」がいいのかもしれませんがすごく優れているというわけではありません。

明るさ評価
富士フイルム KF10x32H (2010)
10.254/100
SGEX 10x26 OP WP
6.836/100

実視界について

実視界が広い双眼鏡は広範囲を見渡すことができる点で秀でています。特に広い範囲をみることができるので対象を捉えやすくするような場合に適しています。

実視界を比べると「富士フイルム KF10x32H (2010)」は6.5°であり「SGEX 10x26 OP WP」は5.6°です。0.9°もの違いがあります。「SGEX 10x26 OP WP」の実視界と比べて「富士フイルム KF10x32H (2010)」はとても広いです。実視界の広さランキングで比べると全1081製品中「富士フイルム KF10x32H (2010)」は447位であるのに対し「SGEX 10x26 OP WP」は796位で、双眼鏡の中ではケタ違いな差があると言えそうです。

旅行に行った際など広い範囲の景色を観察できる点で「富士フイルム KF10x32H (2010)」の方が「SGEX 10x26 OP WP」よりも秀でています。見ようとする物の周囲の状況を把握でき、動く物を長く追い続けたりするのに「富士フイルム KF10x32H (2010)」は非常に適しています。実際に使う場面で「SGEX 10x26 OP WP」と「富士フイルム KF10x32H (2010)」の体感値としての違いは非常に大きいです。「富士フイルム KF10x32H (2010)」にするための一つの重要な決め手になるでしょう。

実視界評価
富士フイルム KF10x32H (2010)
6.5°53/100
SGEX 10x26 OP WP
5.6°32/100

対物レンズ有効径について

対物レンズ有効径が大きい双眼鏡は集光力が大きくなるので明るい視野で観察できる点で優れています。特に見ようとする物を明るく鮮明に見たりするといった場合におススメです。

対物レンズ有効径を比較すると「SGEX 10x26 OP WP」は26mmで「富士フイルム KF10x32H (2010)」は32mmです。6mmの差があります。「SGEX 10x26 OP WP」より「富士フイルム KF10x32H (2010)」の方がかなり有効径が大きいです。対物レンズ有効径の大きさランキングで比較すると全1246製品のなかで「富士フイルム KF10x32H (2010)」は541位で「SGEX 10x26 OP WP」は674位なので、大きく違うとまでは言えないもののそれなりの差はあります。

見たいものを明るく鮮明に見ることができる点で「富士フイルム KF10x32H (2010)」の方が「SGEX 10x26 OP WP」よりも秀でているでしょう。「富士フイルム KF10x32H (2010)」は入る光の量が多いので明るい視野で観察するのにかなり適しています。実際に使う場面で「SGEX 10x26 OP WP」と「富士フイルム KF10x32H (2010)」は体感上とても大きい差があります。「富士フイルム KF10x32H (2010)」に決める上で一つの主な決め手になります。

対物レンズ有効径評価
富士フイルム KF10x32H (2010)
32mm64/100
SGEX 10x26 OP WP
26mm41/100

倍率について

倍率が高い双眼鏡は遠方の対象をより大きく観察できる点で秀でています。特に遠くのほうで動く動物や鳥などを観察するのに適しています。

倍率について「SGEX 10x26 OP WP」と「富士フイルム KF10x32H (2010)」を比べると「SGEX 10x26 OP WP」は10倍で「富士フイルム KF10x32H (2010)」は10倍です。「SGEX 10x26 OP WP」も「富士フイルム KF10x32H (2010)」もほとんど同じくらいの倍率です。倍率の高さランキングで比較すると全1257製品のなかで「富士フイルム KF10x32H (2010)」は305位で「SGEX 10x26 OP WP」は455位なので、大きく違うとまでは言えないもののそれなりの差はあります。

体感上の違いは無いです。別の視点を見て決めた方がよいでしょう。

倍率評価
富士フイルム KF10x32H (2010)
10倍67/100
SGEX 10x26 OP WP
10倍67/100

「富士フイルム KF10x32H (2010)」と「SGEX 10x26 OP WP」の違いを表で比較する

富士フイルム KF10x32H (2010)SGEX 10x26 OP WP
富士フイルム KF10x32H (2010)SGEX 10x26 OP WP
扱いやすさ
本体重量560g290g
アイレリーフ15mm14.1mm
マルチコート対応 -
三脚対応 -
望遠性能
最短合焦距離2.5m4m
明るさ10.26.8
実視界6.5°5.6°
対物レンズ有効径32mm26mm
倍率10倍10倍

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