富士フイルム KF10x32H (2010) と ペンタックス AD 9x32 WP の違いは?まとめてみました!
作成日時: 2020-05-26 17:12:44、更新日時: 2021-10-19 17:35:51
「富士フイルム KF10x32H (2010)」と「ペンタックス AD 9x32 WP」について違いや差を検証・比較。どの程度評価の違いや差があるのでしょうか。どのくらい違いや差があるかについて検証/比較しています。
富士フイルム KF10x32H (2010) | ペンタックス AD 9x32 WP | |||
総合評価: | 54.5/100 (総合: 374位) | 53.8/100 (総合: 494位) | ||
本体重量 | 21/100 | 25/100 | ||
アイレリーフ | 61/100 | 71/100 | ||
最短合焦距離 | 60/100 | 60/100 | ||
明るさ | 54/100 | 64/100 | ||
実視界 | 53/100 | 57/100 | ||
対物レンズ有効径 | 64/100 | 64/100 | ||
倍率 | 67/100 | 60/100 | ||
「富士フイルム KF10x32H (2010)」と「ペンタックス AD 9x32 WP」を徹底比較する
扱いやすさについて「富士フイルム KF10x32H (2010)」と「ペンタックス AD 9x32 WP」を比較
本体重量について
重量が軽い双眼鏡は長時間の使用でも腕が疲れずに観察できる点で秀でています。例えば長時間持ち続けたり1日中首からぶら下げたりしても疲れにくいので女性が使用するようなときにおすすめです。
重量を比べると「富士フイルム KF10x32H (2010)」は560gで「ペンタックス AD 9x32 WP」は500gです。「富士フイルム KF10x32H (2010)」も「ペンタックス AD 9x32 WP」も違いがほとんど無いと言えます。体感できるほどの差は無いです。ほかの視点で比べたほうがよさそうです。
アイレリーフについて
アイレリーフが長い双眼鏡は眼鏡をかけた状態でも視野全体で観察できる点で秀でています。特にメガネをかけている人が使用するといったケースに向いています。
アイレリーフについて「富士フイルム KF10x32H (2010)」と「ペンタックス AD 9x32 WP」を比べると「富士フイルム KF10x32H (2010)」は15mmで「ペンタックス AD 9x32 WP」は16mmです。1mmの違いがあります。「富士フイルム KF10x32H (2010)」と比較して「ペンタックス AD 9x32 WP」は比較的アイレリーフが長いです。「ペンタックス AD 9x32 WP」はメガネをかけた人でも双眼鏡越しに視野全体を見ることができる点で「富士フイルム KF10x32H (2010)」よりも良いです。「ペンタックス AD 9x32 WP」は覗きやすく、長時間使用しても目が疲労しにくい特徴があり、ハイアイポイントが必要なメガネをかけている人が使用するのに比較的向いています。実際の利用を想定したとき「富士フイルム KF10x32H (2010)」と「ペンタックス AD 9x32 WP」の体感値としての違いはどちらかといえば大きいです。「ペンタックス AD 9x32 WP」は「富士フイルム KF10x32H (2010)」よりいいですが、すごく優れているというわけではありません。
望遠性能について「富士フイルム KF10x32H (2010)」と「ペンタックス AD 9x32 WP」を比較
最短合焦距離について
最短合焦距離が短い双眼鏡は昆虫など近くのものを観察できる点で優れています。特により近くのものにピントを合わせて観察するようなときに向いています。
最短合焦距離について比較すると「ペンタックス AD 9x32 WP」は2.5mであるのに対して「富士フイルム KF10x32H (2010)」は2.5mです。「ペンタックス AD 9x32 WP」も「富士フイルム KF10x32H (2010)」も合焦距離についてほとんど同じと言えます。体感上の差は無いです。ほかの視点から比較する方が良いでしょう。
明るさについて
明るさが明るい双眼鏡は暗い場所での天体観測でも使用できる点で使い勝手が良いです。特に遠くの風景をはっきりと観察するような場合で役立ちます。
明るさについて比べると「ペンタックス AD 9x32 WP」は13であり「富士フイルム KF10x32H (2010)」は10.2です。「富士フイルム KF10x32H (2010)」より「ペンタックス AD 9x32 WP」の方が多少レンズが明るいです。「ペンタックス AD 9x32 WP」は暗いところでも対象物を認識できる点で「富士フイルム KF10x32H (2010)」よりもどちらかといえば良いといえなくもないでしょう。曇天など暗い日でも明るさが不足するときに使用する場合でも感覚的にわかるほどの差はほぼ無いと思います。あえて選ぶなら「ペンタックス AD 9x32 WP」を選ぶべきですが普通に使っている分において体感できるほどの違いはほとんどありません。
実視界について
実視界が広い双眼鏡は広範囲を見渡すことができる点で秀でています。特に広い範囲をみることができるので対象を捉えやすくするような場合に適しています。
実視界について比べると「ペンタックス AD 9x32 WP」は6.7°で「富士フイルム KF10x32H (2010)」は6.5°です。「ペンタックス AD 9x32 WP」の方が「富士フイルム KF10x32H (2010)」よりもわずかに広い実視界です。「ペンタックス AD 9x32 WP」は旅行に行った際など広い範囲の景色を観察できる点で「富士フイルム KF10x32H (2010)」よりも多少良いでしょう。見ようとする物の周囲の状況を把握でき、動く物を長く追い続けたりする場合でも体感できるほどの違いはほとんど無いでしょう。どちらかといえば「ペンタックス AD 9x32 WP」の方が良いですが、基本的に体感できるほどの差はほとんどありません。
対物レンズ有効径について
対物レンズ有効径が大きい双眼鏡は集光力が大きくなるので明るい視野で観察できる点で優れています。特に見ようとする物を明るく鮮明に見たりするといった場合におススメです。
対物レンズ有効径を「富士フイルム KF10x32H (2010)」と「ペンタックス AD 9x32 WP」を比べると「富士フイルム KF10x32H (2010)」は32mmであり「ペンタックス AD 9x32 WP」は32mmです。「ペンタックス AD 9x32 WP」も「富士フイルム KF10x32H (2010)」も有効径はほぼ差が無いでしょう。体感上の差はありません。ほかの観点で比べる方がよいでしょう。
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倍率について
倍率が高い双眼鏡は遠方の対象をより大きく観察できる点で秀でています。特に遠くのほうで動く動物や鳥などを観察するのに適しています。
倍率について「ペンタックス AD 9x32 WP」と「富士フイルム KF10x32H (2010)」を比べると「ペンタックス AD 9x32 WP」は9倍で「富士フイルム KF10x32H (2010)」は10倍です。「ペンタックス AD 9x32 WP」より「富士フイルム KF10x32H (2010)」の方がわずかに倍率が高いです。「富士フイルム KF10x32H (2010)」はより遠くのものをはっきりと観察できる点で「ペンタックス AD 9x32 WP」よりも多少良いといえなくもないでしょう。遠くのものをはっきり観察する場合でも実感上の差はほとんど無いと思います。数値としては「ペンタックス AD 9x32 WP」より「富士フイルム KF10x32H (2010)」の方が高いですが、基本的には体感できるほどの差はほとんど無いです。
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富士フイルム KF10x32H (2010) | ペンタックス AD 9x32 WP | |
画像 | ||
防水性能 | - | IPX6 |
防水機能 | - | IPX6 |
本体重量 | 560g | 500g |
アイレリーフ | 15mm | 16mm |
マルチコート対応 | - | ○ |
最短合焦距離 | 2.5m | 2.5m |
明るさ | 10.2 | 13 |
実視界 | 6.5° | 6.7° |
対物レンズ有効径 | 32mm | 32mm |
倍率 | 10倍 | 9倍 |
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