TERRA ED 10x42 と Kowa BDII32-6.5XD (2019) の違いは?まとめてみました!
作成日時: 2020-05-26 21:23:06、更新日時: 2022-02-20 22:22:36
「Kowa BDII32-6.5XD (2019)」と「TERRA ED 10x42」についての詳細特徴をよく注目される観点別に検証してみました。どちらがおすすめなのかについて評価しました!「TERRA ED 10x42」と「Kowa BDII32-6.5XD (2019)」のどちらを選ぶべきなのかが選ぶのに慣れていない人でも簡単にわかります。
「TERRA ED 10x42」と「Kowa BDII32-6.5XD (2019)」を徹底比較する
望遠性能について「TERRA ED 10x42」と「Kowa BDII32-6.5XD (2019)」を比較
最短合焦距離について
最短合焦距離が短い双眼鏡は昆虫など近くのものを観察できる点で優れています。特により近くのものにピントを合わせて観察するようなときに向いています。
最短合焦距離を「Kowa BDII32-6.5XD (2019)」と「TERRA ED 10x42」を比較すると「Kowa BDII32-6.5XD (2019)」は1.3mであり「TERRA ED 10x42」は1.6mです。「Kowa BDII32-6.5XD (2019)」は「TERRA ED 10x42」より多少短いです。最短合焦点距離の短さランキングで見てみると1062製品中「TERRA ED 10x42」は78位で「Kowa BDII32-6.5XD (2019)」は34位です。ほとんど差は無いと言えます。
「Kowa BDII32-6.5XD (2019)」は美術館で美術品を鑑賞する際に活用できる点で「TERRA ED 10x42」よりもわずかに良いといえなくもありません。しかしながら植物や昆虫など近くのものを観察する場合でも実感できるほどの差はほぼ無いでしょう。どちらかといえば「Kowa BDII32-6.5XD (2019)」の方が「TERRA ED 10x42」より良いですが普通に使っている分において気にするほどの差はほとんどないでしょう。
対物レンズ有効径について
対物レンズ有効径が大きい双眼鏡は集光力が大きくなるので明るい視野で観察できる点で優れています。特に見ようとする物を明るく鮮明に見たりするといった場合におススメです。
対物レンズ有効径を比較すると「Kowa BDII32-6.5XD (2019)」は32mmで「TERRA ED 10x42」は42mmです。10mmの差があります。「Kowa BDII32-6.5XD (2019)」より「TERRA ED 10x42」の方がかなり有効径が大きいです。対物レンズ有効径の大きさランキングで比較すると全1246製品のなかで「TERRA ED 10x42」は220位で「Kowa BDII32-6.5XD (2019)」は468位なので、大きく違うとまでは言えないもののそれなりの差はあります。
見たいものを明るく鮮明に見ることができる点で「TERRA ED 10x42」の方が「Kowa BDII32-6.5XD (2019)」よりも秀でているでしょう。「TERRA ED 10x42」は入る光の量が多いので明るい視野で観察するのにかなり適しています。実際に使う場面で「Kowa BDII32-6.5XD (2019)」と「TERRA ED 10x42」は体感上とても大きい差があります。「TERRA ED 10x42」に決める上で一つの主な決め手になります。
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倍率について
倍率が高い双眼鏡は遠方の対象をより大きく観察できる点で秀でています。特に遠くのほうで動く動物や鳥などを観察するのに適しています。
倍率について比較すると「TERRA ED 10x42」は10倍で「Kowa BDII32-6.5XD (2019)」は6.5倍です。3.5倍の差があります。「TERRA ED 10x42」は「Kowa BDII32-6.5XD (2019)」よりとても倍率が高いです。倍率の高さランキングで比べると全1257製品中「TERRA ED 10x42」は199位であるのに対し「Kowa BDII32-6.5XD (2019)」は1135位で、双眼鏡の中ではケタ違いな差があると言えそうです。
より遠くのものをはっきりと観察できる点で「TERRA ED 10x42」の方が「Kowa BDII32-6.5XD (2019)」よりも優れているでしょう。遠くのものをはっきり観察するのに「TERRA ED 10x42」はかなりオススメです。実際に利用する上で「TERRA ED 10x42」の方が「Kowa BDII32-6.5XD (2019)」よりも遥かに優れています。「TERRA ED 10x42」に決めるための主な決め手の一つになります。
扱いやすさについて「TERRA ED 10x42」と「Kowa BDII32-6.5XD (2019)」を比較
アイレリーフについて
アイレリーフが長い双眼鏡は眼鏡をかけた状態でも視野全体で観察できる点で秀でています。特にメガネをかけている人が使用するといったケースに向いています。
アイレリーフについて「TERRA ED 10x42」と「Kowa BDII32-6.5XD (2019)」を比べると「TERRA ED 10x42」は15mmで「Kowa BDII32-6.5XD (2019)」は17mmです。2mmの違いがあります。「TERRA ED 10x42」と比較して「Kowa BDII32-6.5XD (2019)」は比較的アイレリーフが長いです。アイレリーフの長さランキングで比べると618製品の中で「Kowa BDII32-6.5XD (2019)」は143位で「TERRA ED 10x42」は282位なので双眼鏡の中では差はかなり大きいと言えます。
「Kowa BDII32-6.5XD (2019)」はメガネをかけた人でも双眼鏡越しに視野全体を見ることができる点で「TERRA ED 10x42」よりも良いです。「Kowa BDII32-6.5XD (2019)」は覗きやすく、長時間使用しても目が疲労しにくい特徴があり、ハイアイポイントが必要なメガネをかけている人が使用するのに比較的向いています。実際の利用を想定したとき「TERRA ED 10x42」と「Kowa BDII32-6.5XD (2019)」の体感値としての違いはどちらかといえば大きいです。「Kowa BDII32-6.5XD (2019)」は「TERRA ED 10x42」よりいいですが、すごく優れているというわけではありません。
マルチコート対応について
マルチコートを採用している双眼鏡は透過損失が少なくて鮮明に目標物を見る事ができる点で優れています。特に鮮やかな野鳥をより明るい視界で観察するといったケースに最適です。
「Kowa BDII32-6.5XD (2019)」も「TERRA ED 10x42」もマルチコートを採用している双眼鏡です。そのためレンズ表面の反射を防ぎ、視界を明るくできる点で使い勝手が良いです。どちらも透過損失が少なくて目標物を鮮明にするのにオススメです。
「TERRA ED 10x42」と「Kowa BDII32-6.5XD (2019)」の違いを表で比較する
TERRA ED 10x42 | Kowa BDII32-6.5XD (2019) | |||
使い勝手 | ||||
防水性能 | 100mbar | - | ||
バードウォッチング向き | ○ | - | ||
スポーツ観戦向き | ○ | - | ||
旅行向き | ○ | - | ||
防水機能 | 100mbar | - | ||
扱いやすさ | ||||
本体重量 | - | 535g | ||
アイレリーフ | 15mm | 17mm | ||
マルチコート対応 | ○ | ○ | ||
三脚対応 | - | ○ | ||
望遠性能 | ||||
最短合焦距離 | 1.6m | 1.3m | ||
明るさ | - | 24 | ||
実視界 | - | 10° | ||
対物レンズ有効径 | 42mm | 32mm | ||
倍率 | 10倍 | 6.5倍 | ||
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