SIGHTRON SV 1042 ED と モナーク 5 10x42 を比較するとどっちがおすすめなのか?みんなが見る観点ごとに解説しています
作成日時: 2020-07-28 19:25:57、更新日時: 2021-10-19 22:45:38
「モナーク 5 10x42」と「SIGHTRON SV 1042 ED」はどちらを選んだほうがいいのでしょうか。どの程度違いや差があるのかについて検証・解説。みんなが注目する特徴に対して検証しています。
SIGHTRON SV 1042 ED | モナーク 5 10x42 | |||
総合評価: | 69.4/100 (総合: 76位) | 59.2/100 (総合: 290位) | ||
本体重量 | 5/100 | 18/100 | ||
アイレリーフ | 86/100 | 94/100 | ||
最短合焦距離 | 80/100 | 60/100 | ||
明るさ | 97/100 | 77/100 | ||
実視界 | 55/100 | 30/100 | ||
対物レンズ有効径 | 93/100 | 93/100 | ||
倍率 | 67/100 | 67/100 | ||
「SIGHTRON SV 1042 ED」と「モナーク 5 10x42」を徹底比較する
扱いやすさについて「SIGHTRON SV 1042 ED」と「モナーク 5 10x42」を比較
本体重量について
重量が軽い双眼鏡は長時間の使用でも腕が疲れずに観察できる点で秀でています。例えば長時間持ち続けたり1日中首からぶら下げたりしても疲れにくいので女性が使用するようなときにおすすめです。
重量について比較すると「モナーク 5 10x42」は600gに対して「SIGHTRON SV 1042 ED」は969gです。「モナーク 5 10x42」は「SIGHTRON SV 1042 ED」よりわずかに重量が軽いです。重量の軽さランキングで比べると1133製品の中で「モナーク 5 10x42」は726位で「SIGHTRON SV 1042 ED」は1053位なので双眼鏡の中では差はかなり大きいと言えます。
長時間の使用でも疲れずに使用することができる点で「モナーク 5 10x42」の方が「SIGHTRON SV 1042 ED」よりも多少良いかもしれません。長時間に渡って観察する場合でも実用上の差はほとんど無いでしょう。あえて決めるなら「モナーク 5 10x42」の方が良いですが普通に使っている分において体感差はほとんど感じません。
アイレリーフについて
アイレリーフが長い双眼鏡は眼鏡をかけた状態でも視野全体で観察できる点で秀でています。特にメガネをかけている人が使用するといったケースに向いています。
アイレリーフについて「SIGHTRON SV 1042 ED」と「モナーク 5 10x42」を比べると「SIGHTRON SV 1042 ED」は17.6mmで「モナーク 5 10x42」は18.4mmです。0.7mmの違いがあります。「SIGHTRON SV 1042 ED」と比較して「モナーク 5 10x42」は比較的アイレリーフが長いです。アイレリーフの長さランキングで見てみると617製品中「SIGHTRON SV 1042 ED」は124位で「モナーク 5 10x42」は72位です。ほとんど差は無いと言えます。
「モナーク 5 10x42」はメガネをかけた人でも双眼鏡越しに視野全体を見ることができる点で「SIGHTRON SV 1042 ED」よりも良いです。「モナーク 5 10x42」は覗きやすく、長時間使用しても目が疲労しにくい特徴があり、ハイアイポイントが必要なメガネをかけている人が使用するのに比較的向いています。実際の利用を想定したとき「SIGHTRON SV 1042 ED」と「モナーク 5 10x42」の体感値としての違いはどちらかといえば大きいです。「モナーク 5 10x42」は「SIGHTRON SV 1042 ED」よりいいですが、すごく優れているというわけではありません。
マルチコート対応について
マルチコートを採用している双眼鏡は透過損失が少なくて鮮明に目標物を見る事ができる点で優れています。特に鮮やかな野鳥をより明るい視界で観察するといったケースに最適です。
「モナーク 5 10x42」も「SIGHTRON SV 1042 ED」もマルチコートを採用している双眼鏡です。そのためレンズ表面の反射を防ぎ、視界を明るくできる点で使い勝手が良いです。どちらも透過損失が少なくて目標物を鮮明にするのにオススメです。
使い勝手について「SIGHTRON SV 1042 ED」と「モナーク 5 10x42」を比較
スポーツ観戦への対応について
スポーツ観戦に適している双眼鏡は選手の動きを観察できる点で秀でています。例えば動いている物を追いかけながら使用するのに向いています。
「SIGHTRON SV 1042 ED」も「モナーク 5 10x42」もスポーツ観戦に適している双眼鏡です。そのため明るいところでも鮮明に動きを捉えることができる点で秀でています。どちらもピントをすぐ合わせて使用するのにオススメです。
望遠性能について「SIGHTRON SV 1042 ED」と「モナーク 5 10x42」を比較
最短合焦距離について
最短合焦距離が短い双眼鏡は昆虫など近くのものを観察できる点で優れています。特により近くのものにピントを合わせて観察するようなときに向いています。
最短合焦距離を比べると「SIGHTRON SV 1042 ED」は1.8mで「モナーク 5 10x42」は2.5mです。0.7mの差があります。「SIGHTRON SV 1042 ED」の方が「モナーク 5 10x42」よりもやや合焦距離が短いです。最短合焦点距離の短さランキングで比べると1060製品の中で「SIGHTRON SV 1042 ED」は93位で「モナーク 5 10x42」は346位なので双眼鏡の中では差はかなり大きいと言えます。
「SIGHTRON SV 1042 ED」は美術館で美術品を鑑賞する際に活用できる点で「モナーク 5 10x42」よりも多少優れているかもしれません。植物や昆虫など近くのものを観察するのに「SIGHTRON SV 1042 ED」は比較的適しています。実際に使う場面で「モナーク 5 10x42」と「SIGHTRON SV 1042 ED」の実用上の差はやや大きいです。「SIGHTRON SV 1042 ED」は「モナーク 5 10x42」より良いと言えます。しかし決定的に優れていると言える程の違いはないでしょう。
明るさについて
明るさが明るい双眼鏡は暗い場所での天体観測でも使用できる点で使い勝手が良いです。特に遠くの風景をはっきりと観察するような場合で役立ちます。
明るさを「モナーク 5 10x42」と「SIGHTRON SV 1042 ED」を比べると「モナーク 5 10x42」は17.6で「SIGHTRON SV 1042 ED」は27.6です。10の違いがあります。明るさについて「SIGHTRON SV 1042 ED」は「モナーク 5 10x42」よりかなり明るいレンズです。明るさランキングで比較すると全835製品のなかで「SIGHTRON SV 1042 ED」は85位で「モナーク 5 10x42」は223位なので、大きく違うとまでは言えないもののそれなりの差はあります。
暗いところでも対象物を認識できる点で「SIGHTRON SV 1042 ED」の方が「モナーク 5 10x42」よりも優れていると言えます。曇天など暗い日でも明るさが不足するときに使用するのに「SIGHTRON SV 1042 ED」はかなり適しています。実際の利用を想定したとき「SIGHTRON SV 1042 ED」は「モナーク 5 10x42」に比べてかなり優れているでしょう。「SIGHTRON SV 1042 ED」を選ぶための重要な判断材料の一つになるでしょう。
実視界について
実視界が広い双眼鏡は広範囲を見渡すことができる点で秀でています。特に広い範囲をみることができるので対象を捉えやすくするような場合に適しています。
実視界を比べると「SIGHTRON SV 1042 ED」は6.6°であり「モナーク 5 10x42」は5.5°です。1°もの違いがあります。「モナーク 5 10x42」の実視界と比べて「SIGHTRON SV 1042 ED」はとても広いです。実視界の広さランキングで比べると全1078製品中「SIGHTRON SV 1042 ED」は409位であるのに対し「モナーク 5 10x42」は807位で、双眼鏡の中ではケタ違いな差があると言えそうです。
旅行に行った際など広い範囲の景色を観察できる点で「SIGHTRON SV 1042 ED」の方が「モナーク 5 10x42」よりも秀でています。見ようとする物の周囲の状況を把握でき、動く物を長く追い続けたりするのに「SIGHTRON SV 1042 ED」は非常に適しています。実際に使う場面で「モナーク 5 10x42」と「SIGHTRON SV 1042 ED」の体感値としての違いは非常に大きいです。「SIGHTRON SV 1042 ED」にするための一つの重要な決め手になるでしょう。
対物レンズ有効径について
対物レンズ有効径が大きい双眼鏡は集光力が大きくなるので明るい視野で観察できる点で優れています。特に見ようとする物を明るく鮮明に見たりするといった場合におススメです。
対物レンズ有効径を「SIGHTRON SV 1042 ED」と「モナーク 5 10x42」を比べると「SIGHTRON SV 1042 ED」は42mmであり「モナーク 5 10x42」は42mmです。「モナーク 5 10x42」も「SIGHTRON SV 1042 ED」も有効径はほぼ差が無いでしょう。対物レンズ有効径の大きさランキングで見てみると1241製品中「SIGHTRON SV 1042 ED」は241位で「モナーク 5 10x42」は335位です。ほとんど差は無いと言えます。
体感上の差はありません。ほかの観点で比べる方がよいでしょう。
倍率について
倍率が高い双眼鏡は遠方の対象をより大きく観察できる点で秀でています。特に遠くのほうで動く動物や鳥などを観察するのに適しています。
倍率について「モナーク 5 10x42」と「SIGHTRON SV 1042 ED」を比べると「モナーク 5 10x42」は10倍で「SIGHTRON SV 1042 ED」は10倍です。「モナーク 5 10x42」も「SIGHTRON SV 1042 ED」もほとんど同じくらいの倍率です。倍率の高さランキングで見てみると1252製品中「SIGHTRON SV 1042 ED」は206位で「モナーク 5 10x42」は266位です。ほとんど差は無いと言えます。
体感上の違いは無いです。別の視点を見て決めた方がよいでしょう。
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SIGHTRON SV 1042 ED
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モナーク 5 10x42
「SIGHTRON SV 1042 ED」と「モナーク 5 10x42」の違いを表で比較する
SIGHTRON SV 1042 ED | モナーク 5 10x42 | |||
使い勝手 | ||||
防水性能 | - | 1 ATM | ||
ライブ・コンサート向き | ○ | - | ||
バードウォッチング向き | - | ○ | ||
スターウォッチング向き | - | ○ | ||
スポーツ観戦向き | ○ | ○ | ||
防水機能 | - | 1 ATM | ||
扱いやすさ | ||||
本体重量 | 969g | 600g | ||
アイレリーフ | 17.6mm | 18.4mm | ||
マルチコート対応 | ○ | ○ | ||
三脚対応 | - | ○ | ||
望遠性能 | ||||
最短合焦距離 | 1.8m | 2.5m | ||
明るさ | 27.6 | 17.6 | ||
実視界 | 6.6° | 5.5° | ||
対物レンズ有効径 | 42mm | 42mm | ||
倍率 | 10倍 | 10倍 | ||
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