SIGHTRON SV 1042 ED と TERRA ED 8x42 の違いは?まとめてみました!
作成日時: 2020-07-28 17:54:03、更新日時: 2022-02-21 21:43:04
「TERRA ED 8x42」と「SIGHTRON SV 1042 ED」はどちらを選んだほうがいいのでしょうか。どの程度違いや差があるのかについて検証・解説。みんなが注目する特徴に対して検証しています。
「SIGHTRON SV 1042 ED」と「TERRA ED 8x42」を徹底比較する
望遠性能について「SIGHTRON SV 1042 ED」と「TERRA ED 8x42」を比較
最短合焦距離について
最短合焦距離が短い双眼鏡は昆虫など近くのものを観察できる点で優れています。特により近くのものにピントを合わせて観察するようなときに向いています。
最短合焦距離を「TERRA ED 8x42」と「SIGHTRON SV 1042 ED」を比較すると「TERRA ED 8x42」は1.6mであり「SIGHTRON SV 1042 ED」は1.8mです。「TERRA ED 8x42」は「SIGHTRON SV 1042 ED」より多少短いです。最短合焦点距離の短さランキングで見てみると1062製品中「SIGHTRON SV 1042 ED」は94位で「TERRA ED 8x42」は72位です。ほとんど差は無いと言えます。
「TERRA ED 8x42」は美術館で美術品を鑑賞する際に活用できる点で「SIGHTRON SV 1042 ED」よりもわずかに良いといえなくもありません。しかしながら植物や昆虫など近くのものを観察する場合でも実感できるほどの差はほぼ無いでしょう。どちらかといえば「TERRA ED 8x42」の方が「SIGHTRON SV 1042 ED」より良いですが普通に使っている分において気にするほどの差はほとんどないでしょう。
対物レンズ有効径について
対物レンズ有効径が大きい双眼鏡は集光力が大きくなるので明るい視野で観察できる点で優れています。特に見ようとする物を明るく鮮明に見たりするといった場合におススメです。
対物レンズ有効径を「SIGHTRON SV 1042 ED」と「TERRA ED 8x42」を比べると「SIGHTRON SV 1042 ED」は42mmであり「TERRA ED 8x42」は42mmです。「TERRA ED 8x42」も「SIGHTRON SV 1042 ED」も有効径はほぼ差が無いでしょう。対物レンズ有効径の大きさランキングで見てみると1246製品中「SIGHTRON SV 1042 ED」は243位で「TERRA ED 8x42」は202位です。ほとんど差は無いと言えます。
体感上の差はありません。ほかの観点で比べる方がよいでしょう。
倍率について
倍率が高い双眼鏡は遠方の対象をより大きく観察できる点で秀でています。特に遠くのほうで動く動物や鳥などを観察するのに適しています。
倍率について比較すると「SIGHTRON SV 1042 ED」は10倍で「TERRA ED 8x42」は8倍です。2倍の差があります。「SIGHTRON SV 1042 ED」は「TERRA ED 8x42」よりとても倍率が高いです。倍率の高さランキングで比べると1257製品の中で「SIGHTRON SV 1042 ED」は208位で「TERRA ED 8x42」は585位なので双眼鏡の中では差はかなり大きいと言えます。
より遠くのものをはっきりと観察できる点で「SIGHTRON SV 1042 ED」の方が「TERRA ED 8x42」よりも優れているでしょう。遠くのものをはっきり観察するのに「SIGHTRON SV 1042 ED」はかなりオススメです。実際に利用する上で「SIGHTRON SV 1042 ED」の方が「TERRA ED 8x42」よりも遥かに優れています。「SIGHTRON SV 1042 ED」に決めるための主な決め手の一つになります。
扱いやすさについて「SIGHTRON SV 1042 ED」と「TERRA ED 8x42」を比較
アイレリーフについて
アイレリーフが長い双眼鏡は眼鏡をかけた状態でも視野全体で観察できる点で秀でています。特にメガネをかけている人が使用するといったケースに向いています。
アイレリーフについて比較すると「SIGHTRON SV 1042 ED」は17.6mmで「TERRA ED 8x42」は18mmです。「TERRA ED 8x42」も「SIGHTRON SV 1042 ED」もほぼ同じアイレリーフです。アイレリーフの長さランキングで見てみると618製品中「SIGHTRON SV 1042 ED」は124位で「TERRA ED 8x42」は76位です。ほとんど差は無いと言えます。
感覚的にわかるほどの差は無いです。他の角度で比較することをおすすめします。
マルチコート対応について
マルチコートを採用している双眼鏡は透過損失が少なくて鮮明に目標物を見る事ができる点で優れています。特に鮮やかな野鳥をより明るい視界で観察するといったケースに最適です。
「TERRA ED 8x42」も「SIGHTRON SV 1042 ED」もマルチコートを採用している双眼鏡です。そのためレンズ表面の反射を防ぎ、視界を明るくできる点で使い勝手が良いです。どちらも透過損失が少なくて目標物を鮮明にするのにオススメです。
使い勝手について「SIGHTRON SV 1042 ED」と「TERRA ED 8x42」を比較
スポーツ観戦への対応について
スポーツ観戦に適している双眼鏡は選手の動きを観察できる点で秀でています。例えば動いている物を追いかけながら使用するのに向いています。
「SIGHTRON SV 1042 ED」も「TERRA ED 8x42」もスポーツ観戦に適している双眼鏡です。そのため明るいところでも鮮明に動きを捉えることができる点で秀でています。どちらもピントをすぐ合わせて使用するのにオススメです。
「SIGHTRON SV 1042 ED」と「TERRA ED 8x42」の違いを表で比較する
SIGHTRON SV 1042 ED | TERRA ED 8x42 | |||
使い勝手 | ||||
防水性能 | - | 100mbar | ||
ライブ・コンサート向き | ○ | - | ||
バードウォッチング向き | - | ○ | ||
スポーツ観戦向き | ○ | ○ | ||
旅行向き | - | ○ | ||
防水機能 | - | 100mbar | ||
扱いやすさ | ||||
本体重量 | 969g | - | ||
アイレリーフ | 17.6mm | 18mm | ||
マルチコート対応 | ○ | ○ | ||
望遠性能 | ||||
最短合焦距離 | 1.8m | 1.6m | ||
明るさ | 27.6 | - | ||
実視界 | 6.6° | - | ||
対物レンズ有効径 | 42mm | 42mm | ||
倍率 | 10倍 | 8倍 | ||
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