ニコン 10x25 STABILIZED と Kowa SVII32-10 (2019) を比較するとどっちがおすすめなのか?みんなが見る観点ごとに解説しています
作成日時: 2020-09-02 13:50:44、更新日時: 2021-10-19 17:18:57
「Kowa SVII32-10 (2019)」と「ニコン 10x25 STABILIZED」の違いや差について検証・比較します。どう評価の違いや差があるのか?どっちの双眼鏡を選んだらいいのかについて選ぶことに慣れてない人でもわかるように解説してみました。
ニコン 10x25 STABILIZED | Kowa SVII32-10 (2019) | |||
総合評価: | 2.2 (総合: 789位) | 2.8 (総合: 332位) | ||
本体重量 | 1.7 410g | 1.0 570g | ||
アイレリーフ | 2.6 14mm | 3.6 16mm | ||
最短合焦距離 | 2.5 3m | 3.7 2m | ||
明るさ | 1.7 6.3 | 2.7 10.2 | ||
実視界 | 1.6 5.6° | 2.1 6° | ||
対物レンズ有効径 | 1.9 25mm | 3.2 32mm | ||
倍率 | 3.4 10倍 | 3.4 10倍 | ||
「ニコン 10x25 STABILIZED」と「Kowa SVII32-10 (2019)」を徹底比較する
扱いやすさについて「ニコン 10x25 STABILIZED」と「Kowa SVII32-10 (2019)」を比較
本体重量について
重量が軽い双眼鏡は長時間の使用でも腕が疲れずに観察できる点で秀でています。例えば長時間持ち続けたり1日中首からぶら下げたりしても疲れにくいので女性が使用するようなときにおすすめです。
重量について比較すると「Kowa SVII32-10 (2019)」は570gで「ニコン 10x25 STABILIZED」は410gです。160gの違いがあります。「Kowa SVII32-10 (2019)」の重量と比較して「ニコン 10x25 STABILIZED」は比較的軽いです。重量の軽さランキングで比較すると全1135製品のなかで「ニコン 10x25 STABILIZED」は586位で「Kowa SVII32-10 (2019)」は707位なので、大きく違うとまでは言えないもののそれなりの差はあります。
「ニコン 10x25 STABILIZED」は長時間の使用でも疲れずに使用することができる点で「Kowa SVII32-10 (2019)」よりもよいです。「ニコン 10x25 STABILIZED」は長時間に渡って観察するのに比較的向いています。実際に使う場面で「Kowa SVII32-10 (2019)」と「ニコン 10x25 STABILIZED」は体感値として多少大きい違いがあります。「Kowa SVII32-10 (2019)」より「ニコン 10x25 STABILIZED」が良いかもしれませんが、すごく優れているというわけではありません。
アイレリーフについて
アイレリーフが長い双眼鏡は眼鏡をかけた状態でも視野全体で観察できる点で秀でています。特にメガネをかけている人が使用するといったケースに向いています。
アイレリーフについて比べると「Kowa SVII32-10 (2019)」は16mmであり「ニコン 10x25 STABILIZED」は14mmです。2mmもの差があります。「ニコン 10x25 STABILIZED」と比べて「Kowa SVII32-10 (2019)」はとてもアイレリーフが長いです。アイレリーフの長さランキングで比べると618製品の中で「Kowa SVII32-10 (2019)」は220位で「ニコン 10x25 STABILIZED」は384位なので双眼鏡の中では差はかなり大きいと言えます。
「Kowa SVII32-10 (2019)」はメガネをかけた人でも双眼鏡越しに視野全体を見ることができる点で「ニコン 10x25 STABILIZED」よりも秀でています。覗きやすく、長時間使用しても目が疲労しにくい特徴があり、ハイアイポイントが必要なメガネをかけている人が使用するのに「Kowa SVII32-10 (2019)」はかなり向いています。実際に使う場面において「Kowa SVII32-10 (2019)」と「ニコン 10x25 STABILIZED」は実用上非常に大きい違いがあります。「Kowa SVII32-10 (2019)」に決める上で一つの主な理由になるでしょう。
マルチコート対応について
マルチコートを採用している双眼鏡は透過損失が少なくて鮮明に目標物を見る事ができる点で優れています。特に鮮やかな野鳥をより明るい視界で観察するといったケースに最適です。
「Kowa SVII32-10 (2019)」も「ニコン 10x25 STABILIZED」もマルチコートを採用している双眼鏡です。そのためレンズ表面の反射を防ぎ、視界を明るくできる点で使い勝手が良いです。どちらも透過損失が少なくて目標物を鮮明にするのにオススメです。
望遠性能について「ニコン 10x25 STABILIZED」と「Kowa SVII32-10 (2019)」を比較
最短合焦距離について
最短合焦距離が短い双眼鏡は昆虫など近くのものを観察できる点で優れています。特により近くのものにピントを合わせて観察するようなときに向いています。
最短合焦距離について「ニコン 10x25 STABILIZED」と「Kowa SVII32-10 (2019)」を比べると「ニコン 10x25 STABILIZED」は3mであり「Kowa SVII32-10 (2019)」は2mです。1mもの違いがあります。「ニコン 10x25 STABILIZED」と比べて「Kowa SVII32-10 (2019)」はかなり合焦距離が短いです。最短合焦点距離の短さランキングで比べると全1062製品中「Kowa SVII32-10 (2019)」は211位であるのに対し「ニコン 10x25 STABILIZED」は596位で、双眼鏡の中ではケタ違いな差があると言えそうです。
「Kowa SVII32-10 (2019)」は美術館で美術品を鑑賞する際に活用できる点で「ニコン 10x25 STABILIZED」よりも優れています。「Kowa SVII32-10 (2019)」は植物や昆虫など近くのものを観察するのにかなり適しています。実際に利用する上で「Kowa SVII32-10 (2019)」と「ニコン 10x25 STABILIZED」の実用においての違いはかなり大きいです。「Kowa SVII32-10 (2019)」を選ぶ上で一つの重要な決め手となるでしょう。
明るさについて
明るさが明るい双眼鏡は暗い場所での天体観測でも使用できる点で使い勝手が良いです。特に遠くの風景をはっきりと観察するような場合で役立ちます。
明るさを「ニコン 10x25 STABILIZED」と「Kowa SVII32-10 (2019)」を比べると「ニコン 10x25 STABILIZED」は6.3で「Kowa SVII32-10 (2019)」は10.2です。3.8の違いがあります。明るさについて「Kowa SVII32-10 (2019)」は「ニコン 10x25 STABILIZED」よりかなり明るいレンズです。明るさランキングで比べると全836製品中「Kowa SVII32-10 (2019)」は369位であるのに対し「ニコン 10x25 STABILIZED」は659位で、双眼鏡の中ではケタ違いな差があると言えそうです。
暗いところでも対象物を認識できる点で「Kowa SVII32-10 (2019)」の方が「ニコン 10x25 STABILIZED」よりも優れていると言えます。曇天など暗い日でも明るさが不足するときに使用するのに「Kowa SVII32-10 (2019)」はかなり適しています。実際の利用を想定したとき「Kowa SVII32-10 (2019)」は「ニコン 10x25 STABILIZED」に比べてかなり優れているでしょう。「Kowa SVII32-10 (2019)」を選ぶための重要な判断材料の一つになるでしょう。
実視界について
実視界が広い双眼鏡は広範囲を見渡すことができる点で秀でています。特に広い範囲をみることができるので対象を捉えやすくするような場合に適しています。
実視界について比べると「Kowa SVII32-10 (2019)」は6°で「ニコン 10x25 STABILIZED」は5.6°です。「Kowa SVII32-10 (2019)」の方が「ニコン 10x25 STABILIZED」よりもわずかに広い実視界です。実視界の広さランキングで比較すると全1081製品のなかで「Kowa SVII32-10 (2019)」は640位で「ニコン 10x25 STABILIZED」は800位なので、大きく違うとまでは言えないもののそれなりの差はあります。
「Kowa SVII32-10 (2019)」は旅行に行った際など広い範囲の景色を観察できる点で「ニコン 10x25 STABILIZED」よりも多少良いでしょう。見ようとする物の周囲の状況を把握でき、動く物を長く追い続けたりする場合でも体感できるほどの違いはほとんど無いでしょう。どちらかといえば「Kowa SVII32-10 (2019)」の方が良いですが、基本的に体感できるほどの差はほとんどありません。
対物レンズ有効径について
対物レンズ有効径が大きい双眼鏡は集光力が大きくなるので明るい視野で観察できる点で優れています。特に見ようとする物を明るく鮮明に見たりするといった場合におススメです。
対物レンズ有効径を比較すると「ニコン 10x25 STABILIZED」は25mmで「Kowa SVII32-10 (2019)」は32mmです。7mmの差があります。「ニコン 10x25 STABILIZED」より「Kowa SVII32-10 (2019)」の方がかなり有効径が大きいです。対物レンズ有効径の大きさランキングで比べると1246製品の中で「Kowa SVII32-10 (2019)」は532位で「ニコン 10x25 STABILIZED」は840位なので双眼鏡の中では差はかなり大きいと言えます。
見たいものを明るく鮮明に見ることができる点で「Kowa SVII32-10 (2019)」の方が「ニコン 10x25 STABILIZED」よりも秀でているでしょう。「Kowa SVII32-10 (2019)」は入る光の量が多いので明るい視野で観察するのにかなり適しています。実際に使う場面で「ニコン 10x25 STABILIZED」と「Kowa SVII32-10 (2019)」は体感上とても大きい差があります。「Kowa SVII32-10 (2019)」に決める上で一つの主な決め手になります。
関連リンク
倍率について
倍率が高い双眼鏡は遠方の対象をより大きく観察できる点で秀でています。特に遠くのほうで動く動物や鳥などを観察するのに適しています。
倍率について「Kowa SVII32-10 (2019)」と「ニコン 10x25 STABILIZED」を比べると「Kowa SVII32-10 (2019)」は10倍で「ニコン 10x25 STABILIZED」は10倍です。「Kowa SVII32-10 (2019)」も「ニコン 10x25 STABILIZED」もほとんど同じくらいの倍率です。倍率の高さランキングで比較すると全1257製品のなかで「Kowa SVII32-10 (2019)」は287位で「ニコン 10x25 STABILIZED」は483位なので、大きく違うとまでは言えないもののそれなりの差はあります。
体感上の違いは無いです。別の視点を見て決めた方がよいでしょう。
「ニコン 10x25 STABILIZED」と「Kowa SVII32-10 (2019)」の違いを表で比較する
ニコン 10x25 STABILIZED | Kowa SVII32-10 (2019) | |||
使い勝手 | ||||
ライブ・コンサート向き | ○ | - | ||
バードウォッチング向き | - | ○ | ||
スポーツ観戦向き | ○ | - | ||
旅行向き | ○ | - | ||
扱いやすさ | ||||
本体重量 | 410g | 570g | ||
アイレリーフ | 14mm | 16mm | ||
マルチコート対応 | ○ | ○ | ||
防振機能 | ○ | - | ||
望遠性能 | ||||
最短合焦距離 | 3m | 2m | ||
明るさ | 6.3 | 10.2 | ||
実視界 | 5.6° | 6° | ||
対物レンズ有効径 | 25mm | 32mm | ||
倍率 | 10倍 | 10倍 | ||
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