ケンコー 5x20 MC HG と FUJINON HYPER-CLARITY HC8x42 の違いや差を比較。どっちが選ぶべきなのか検証しました
作成日時: 2021-01-08 21:53:45、更新日時: 2021-10-20 18:35:45
「ケンコー 5x20 MC HG」と「FUJINON HYPER-CLARITY HC8x42」はどちらを選んだほうがいいのでしょうか。どの程度違いや差があるのかについて検証・解説。みんなが注目する特徴に対して検証しています。
FUJINON HYPER-CLARITY HC8x42 | ケンコー 5x20 MC HG | |||
総合評価: | 3.4 (総合: 80位) | 3.0 (総合: 144位) | ||
本体重量 | 1 786g | 2.8 256g | ||
アイレリーフ | 4.5 18mm | 3.3 15.5mm | ||
最短合焦距離 | 3.7 2m | 4.5 1.5m | ||
実視界 | 4.4 8° | 4.9 10.2° | ||
対物レンズ有効径 | 4.7 42mm | 1 20mm | ||
倍率 | 2.6 8倍 | 1.1 5倍 | ||
「FUJINON HYPER-CLARITY HC8x42」と「ケンコー 5x20 MC HG」を徹底比較する
望遠性能について「FUJINON HYPER-CLARITY HC8x42」と「ケンコー 5x20 MC HG」を比較
最短合焦距離について
最短合焦距離が短い双眼鏡は昆虫など近くのものを観察できる点で優れています。特により近くのものにピントを合わせて観察するようなときに向いています。
最短合焦距離を比べると「ケンコー 5x20 MC HG」は1.5mで「FUJINON HYPER-CLARITY HC8x42」は2mです。0.5mの差があります。「ケンコー 5x20 MC HG」の方が「FUJINON HYPER-CLARITY HC8x42」よりもやや合焦距離が短いです。最短合焦点距離の短さランキングで見てみると1062製品中「FUJINON HYPER-CLARITY HC8x42」は147位で「ケンコー 5x20 MC HG」は49位です。ほとんど差は無いと言えます。
「ケンコー 5x20 MC HG」は美術館で美術品を鑑賞する際に活用できる点で「FUJINON HYPER-CLARITY HC8x42」よりも多少優れているかもしれません。植物や昆虫など近くのものを観察するのに「ケンコー 5x20 MC HG」は比較的適しています。実際に使う場面で「FUJINON HYPER-CLARITY HC8x42」と「ケンコー 5x20 MC HG」の実用上の差はやや大きいです。「ケンコー 5x20 MC HG」は「FUJINON HYPER-CLARITY HC8x42」より良いと言えます。しかし決定的に優れていると言える程の違いはないでしょう。
関連リンク
実視界について
実視界が広い双眼鏡は広範囲を見渡すことができる点で秀でています。特に広い範囲をみることができるので対象を捉えやすくするような場合に適しています。
実視界を比較すると「ケンコー 5x20 MC HG」は10.2°であり「FUJINON HYPER-CLARITY HC8x42」は8°です。2.1°の差があります。実視界について「ケンコー 5x20 MC HG」は「FUJINON HYPER-CLARITY HC8x42」と比較して比較的広い実視界です。実視界の広さランキングで見てみると1081製品中「FUJINON HYPER-CLARITY HC8x42」は99位で「ケンコー 5x20 MC HG」は13位です。ほとんど差は無いと言えます。
旅行に行った際など広い範囲の景色を観察できる点で「ケンコー 5x20 MC HG」の方がよいです。「ケンコー 5x20 MC HG」は見ようとする物の周囲の状況を把握でき、動く物を長く追い続けたりするのにややおススメです。実際に使う場面において「FUJINON HYPER-CLARITY HC8x42」と「ケンコー 5x20 MC HG」は体感値として比較的大きい違いがあります。「ケンコー 5x20 MC HG」の方が良いでしょう。しかし決定的に優れているとまでは言えません。
対物レンズ有効径について
対物レンズ有効径が大きい双眼鏡は集光力が大きくなるので明るい視野で観察できる点で優れています。特に見ようとする物を明るく鮮明に見たりするといった場合におススメです。
対物レンズ有効径を比較すると「ケンコー 5x20 MC HG」は20mmで「FUJINON HYPER-CLARITY HC8x42」は42mmです。22mmの差があります。「ケンコー 5x20 MC HG」より「FUJINON HYPER-CLARITY HC8x42」の方がかなり有効径が大きいです。対物レンズ有効径の大きさランキングで比べると全1246製品中「FUJINON HYPER-CLARITY HC8x42」は245位であるのに対し「ケンコー 5x20 MC HG」は1140位で、双眼鏡の中ではケタ違いな差があると言えそうです。
見たいものを明るく鮮明に見ることができる点で「FUJINON HYPER-CLARITY HC8x42」の方が「ケンコー 5x20 MC HG」よりも秀でているでしょう。「FUJINON HYPER-CLARITY HC8x42」は入る光の量が多いので明るい視野で観察するのにかなり適しています。実際に使う場面で「ケンコー 5x20 MC HG」と「FUJINON HYPER-CLARITY HC8x42」は体感上とても大きい差があります。「FUJINON HYPER-CLARITY HC8x42」に決める上で一つの主な決め手になります。
関連リンク
倍率について
倍率が高い双眼鏡は遠方の対象をより大きく観察できる点で秀でています。特に遠くのほうで動く動物や鳥などを観察するのに適しています。
倍率を「ケンコー 5x20 MC HG」と「FUJINON HYPER-CLARITY HC8x42」を比較すると「ケンコー 5x20 MC HG」は5倍であり「FUJINON HYPER-CLARITY HC8x42」は8倍です。3倍の違いがあります。「ケンコー 5x20 MC HG」の倍率と比べて「FUJINON HYPER-CLARITY HC8x42」は比較的高いです。倍率の高さランキングで比べると全1257製品中「FUJINON HYPER-CLARITY HC8x42」は625位であるのに対し「ケンコー 5x20 MC HG」は1199位で、双眼鏡の中ではケタ違いな差があると言えそうです。
より遠くのものをはっきりと観察できる点で「ケンコー 5x20 MC HG」より「FUJINON HYPER-CLARITY HC8x42」の方が良いです。「FUJINON HYPER-CLARITY HC8x42」は遠くのものをはっきり観察するのに多少向いています。実際に利用する上で「FUJINON HYPER-CLARITY HC8x42」の方が「ケンコー 5x20 MC HG」よりも比較的よいです。「FUJINON HYPER-CLARITY HC8x42」の方が良いと言えるでしょう。一方で決定的に優れていると言える程の差はないでしょう。
扱いやすさについて「FUJINON HYPER-CLARITY HC8x42」と「ケンコー 5x20 MC HG」を比較
本体重量について
重量が軽い双眼鏡は長時間の使用でも腕が疲れずに観察できる点で秀でています。例えば長時間持ち続けたり1日中首からぶら下げたりしても疲れにくいので女性が使用するようなときにおすすめです。
重量を「ケンコー 5x20 MC HG」と「FUJINON HYPER-CLARITY HC8x42」を比べると「ケンコー 5x20 MC HG」は256gに対して「FUJINON HYPER-CLARITY HC8x42」は786gです。530gの違いがあります。「ケンコー 5x20 MC HG」は「FUJINON HYPER-CLARITY HC8x42」に比べて非常に軽い重量です。重量の軽さランキングで比べると全1135製品中「ケンコー 5x20 MC HG」は359位であるのに対し「FUJINON HYPER-CLARITY HC8x42」は937位で、双眼鏡の中ではケタ違いな差があると言えそうです。
「ケンコー 5x20 MC HG」は長時間の使用でも疲れずに使用することができる点で「FUJINON HYPER-CLARITY HC8x42」よりも秀でているでしょう。「ケンコー 5x20 MC HG」は長時間に渡って観察するのにかなりオススメです。実際の利用において「ケンコー 5x20 MC HG」は「FUJINON HYPER-CLARITY HC8x42」に比べて非常に秀でています。「ケンコー 5x20 MC HG」にする上で主な判断材料の一つになるでしょう。
アイレリーフについて
アイレリーフが長い双眼鏡は眼鏡をかけた状態でも視野全体で観察できる点で秀でています。特にメガネをかけている人が使用するといったケースに向いています。
アイレリーフについて「ケンコー 5x20 MC HG」と「FUJINON HYPER-CLARITY HC8x42」を比べると「ケンコー 5x20 MC HG」は15.5mmで「FUJINON HYPER-CLARITY HC8x42」は18mmです。2.5mmの違いがあります。「ケンコー 5x20 MC HG」と比較して「FUJINON HYPER-CLARITY HC8x42」は比較的アイレリーフが長いです。アイレリーフの長さランキングで比べると618製品の中で「FUJINON HYPER-CLARITY HC8x42」は88位で「ケンコー 5x20 MC HG」は253位なので双眼鏡の中では差はかなり大きいと言えます。
「FUJINON HYPER-CLARITY HC8x42」はメガネをかけた人でも双眼鏡越しに視野全体を見ることができる点で「ケンコー 5x20 MC HG」よりも良いです。「FUJINON HYPER-CLARITY HC8x42」は覗きやすく、長時間使用しても目が疲労しにくい特徴があり、ハイアイポイントが必要なメガネをかけている人が使用するのに比較的向いています。実際の利用を想定したとき「ケンコー 5x20 MC HG」と「FUJINON HYPER-CLARITY HC8x42」の体感値としての違いはどちらかといえば大きいです。「FUJINON HYPER-CLARITY HC8x42」は「ケンコー 5x20 MC HG」よりいいですが、すごく優れているというわけではありません。
関連リンク
マルチコート対応について
マルチコートを採用している双眼鏡は透過損失が少なくて鮮明に目標物を見る事ができる点で優れています。特に鮮やかな野鳥をより明るい視界で観察するといったケースに最適です。
「ケンコー 5x20 MC HG」も「FUJINON HYPER-CLARITY HC8x42」もマルチコートを採用している双眼鏡です。そのためレンズ表面の反射を防ぎ、視界を明るくできる点で使い勝手が良いです。どちらも透過損失が少なくて目標物を鮮明にするのにオススメです。
選択中の製品 | 他の双眼鏡と比較する |
---|
FUJINON HYPER-CLARITY HC8x42
選択中の製品 | 他の双眼鏡と比較する |
---|
ケンコー 5x20 MC HG
「FUJINON HYPER-CLARITY HC8x42」と「ケンコー 5x20 MC HG」の違いを表で比較する
FUJINON HYPER-CLARITY HC8x42 | ケンコー 5x20 MC HG | |||
使い勝手 | ||||
ライブ・コンサート向き | - | ○ | ||
バードウォッチング向き | ○ | - | ||
スターウォッチング向き | ○ | - | ||
扱いやすさ | ||||
本体重量 | 786g | 256g | ||
アイレリーフ | 18mm | 15.5mm | ||
マルチコート対応 | ○ | ○ | ||
望遠性能 | ||||
最短合焦距離 | 2m | 1.5m | ||
明るさ | - | 16 | ||
実視界 | 8° | 10.2° | ||
対物レンズ有効径 | 42mm | 20mm | ||
倍率 | 8倍 | 5倍 | ||
類似の双眼鏡を探す 他の双眼鏡と比較する 価格をチェック | 類似の双眼鏡を探す 他の双眼鏡と比較する 価格をチェック |
価格をチェックする
選択中の製品 | 他の双眼鏡と比較する |
---|
FUJINON HYPER-CLARITY HC8x42
選択中の製品 | 他の双眼鏡と比較する |
---|
ケンコー 5x20 MC HG
お探しの情報は見つかりましたか?性能や機能名などのキーワードで検索することでさらに詳しい情報を知ることができます。