Kowa BDII32-6.5XD (2019) と FUJINON HYPER-CLARITY HC8x42 の違いや差を比較。どっちが選ぶべきなのか検証しました

作成日時: 2021-01-08 21:34:38、更新日時: 2021-10-20 18:16:38

FUJINON HYPER-CLARITY HC8x42Kowa BDII32-6.5XD (2019)
FUJINON HYPER-CLARITY HC8x42Kowa BDII32-6.5XD (2019)

「FUJINON HYPER-CLARITY HC8x42」と「Kowa BDII32-6.5XD (2019)」についてみんなが着目する特徴から公平に評価。どちらがいいのかについて検証レビュー。「FUJINON HYPER-CLARITY HC8x42」と「Kowa BDII32-6.5XD (2019)」のどちらを選んだ方がいいのか考えている人にオススメする記事です。

FUJINON HYPER-CLARITY HC8x42Kowa BDII32-6.5XD (2019)
FUJINON HYPER-CLARITY HC8x42Kowa BDII32-6.5XD (2019)
総合評価:

68/100

(総合: 80位)

70.7/100

(総合: 21位)

本体重量
10/100
22/100
アイレリーフ
90/100
81/100
最短合焦距離
74/100
97/100
実視界
87/100
98/100
対物レンズ有効径
93/100
64/100
倍率
52/100
39/100

Kowa BDII32-6.5XD (2019) と比較して FUJINON HYPER-CLARITY HC8x42 を選ぶメリット

  • 対物レンズ有効径

    93.1点(42mm) vs 64.1点(32mm)

  • 倍率

    52.8点(8倍) vs 39.6点(6.5倍)

FUJINON HYPER-CLARITY HC8x42 と比較して Kowa BDII32-6.5XD (2019) を選ぶメリット

  • 最短合焦点距離

    74.1点(2m) vs 97.8点(1.3m)

  • 実視界

    87.3点(8°) vs 98.1点(10°)

「FUJINON HYPER-CLARITY HC8x42」と「Kowa BDII32-6.5XD (2019)」を徹底比較する

扱いやすさについて「FUJINON HYPER-CLARITY HC8x42」と「Kowa BDII32-6.5XD (2019)」を比較

本体重量について

重量が軽い双眼鏡は長時間の使用でも腕が疲れずに観察できる点で秀でています。例えば長時間持ち続けたり1日中首からぶら下げたりしても疲れにくいので女性が使用するようなときにおすすめです。

重量について比較すると「FUJINON HYPER-CLARITY HC8x42」は786gで「Kowa BDII32-6.5XD (2019)」は535gです。251gの違いがあります。「FUJINON HYPER-CLARITY HC8x42」の重量と比較して「Kowa BDII32-6.5XD (2019)」は比較的軽いです。「Kowa BDII32-6.5XD (2019)」は長時間の使用でも疲れずに使用することができる点で「FUJINON HYPER-CLARITY HC8x42」よりもよいです。「Kowa BDII32-6.5XD (2019)」は長時間に渡って観察するのに比較的向いています。実際に使う場面で「FUJINON HYPER-CLARITY HC8x42」と「Kowa BDII32-6.5XD (2019)」は体感値として多少大きい違いがあります。「FUJINON HYPER-CLARITY HC8x42」より「Kowa BDII32-6.5XD (2019)」が良いかもしれませんが、すごく優れているというわけではありません。

本体重量評価
FUJINON HYPER-CLARITY HC8x42
786g10/100
Kowa BDII32-6.5XD (2019)
535g22/100

アイレリーフについて

アイレリーフが長い双眼鏡は眼鏡をかけた状態でも視野全体で観察できる点で秀でています。特にメガネをかけている人が使用するといったケースに向いています。

アイレリーフについて「Kowa BDII32-6.5XD (2019)」と「FUJINON HYPER-CLARITY HC8x42」を比べると「Kowa BDII32-6.5XD (2019)」は17mmで「FUJINON HYPER-CLARITY HC8x42」は18mmです。1mmの違いがあります。「Kowa BDII32-6.5XD (2019)」と比較して「FUJINON HYPER-CLARITY HC8x42」は比較的アイレリーフが長いです。「FUJINON HYPER-CLARITY HC8x42」はメガネをかけた人でも双眼鏡越しに視野全体を見ることができる点で「Kowa BDII32-6.5XD (2019)」よりも良いです。「FUJINON HYPER-CLARITY HC8x42」は覗きやすく、長時間使用しても目が疲労しにくい特徴があり、ハイアイポイントが必要なメガネをかけている人が使用するのに比較的向いています。実際の利用を想定したとき「Kowa BDII32-6.5XD (2019)」と「FUJINON HYPER-CLARITY HC8x42」の体感値としての違いはどちらかといえば大きいです。「FUJINON HYPER-CLARITY HC8x42」は「Kowa BDII32-6.5XD (2019)」よりいいですが、すごく優れているというわけではありません。

アイレリーフ評価
FUJINON HYPER-CLARITY HC8x42
18mm90/100
Kowa BDII32-6.5XD (2019)
17mm81/100

マルチコート対応について

マルチコートを採用している双眼鏡は透過損失が少なくて鮮明に目標物を見る事ができる点で優れています。特に鮮やかな野鳥をより明るい視界で観察するといったケースに最適です。

「Kowa BDII32-6.5XD (2019)」も「FUJINON HYPER-CLARITY HC8x42」もマルチコートを採用している双眼鏡です。そのためレンズ表面の反射を防ぎ、視界を明るくできる点で使い勝手が良いです。どちらも透過損失が少なくて目標物を鮮明にするのにオススメです。

望遠性能について「FUJINON HYPER-CLARITY HC8x42」と「Kowa BDII32-6.5XD (2019)」を比較

最短合焦距離について

最短合焦距離が短い双眼鏡は昆虫など近くのものを観察できる点で優れています。特により近くのものにピントを合わせて観察するようなときに向いています。

最短合焦距離を比べると「Kowa BDII32-6.5XD (2019)」は1.3mで「FUJINON HYPER-CLARITY HC8x42」は2mです。0.7mの差があります。「Kowa BDII32-6.5XD (2019)」の方が「FUJINON HYPER-CLARITY HC8x42」よりもやや合焦距離が短いです。「Kowa BDII32-6.5XD (2019)」は美術館で美術品を鑑賞する際に活用できる点で「FUJINON HYPER-CLARITY HC8x42」よりも多少優れているかもしれません。植物や昆虫など近くのものを観察するのに「Kowa BDII32-6.5XD (2019)」は比較的適しています。実際に使う場面で「FUJINON HYPER-CLARITY HC8x42」と「Kowa BDII32-6.5XD (2019)」の実用上の差はやや大きいです。「Kowa BDII32-6.5XD (2019)」は「FUJINON HYPER-CLARITY HC8x42」より良いと言えます。しかし決定的に優れていると言える程の違いはないでしょう。

最短合焦距離評価
FUJINON HYPER-CLARITY HC8x42
2m74/100
Kowa BDII32-6.5XD (2019)
1.3m97/100

実視界について

実視界が広い双眼鏡は広範囲を見渡すことができる点で秀でています。特に広い範囲をみることができるので対象を捉えやすくするような場合に適しています。

実視界について比べると「Kowa BDII32-6.5XD (2019)」は10°で「FUJINON HYPER-CLARITY HC8x42」は8°です。「Kowa BDII32-6.5XD (2019)」の方が「FUJINON HYPER-CLARITY HC8x42」よりもわずかに広い実視界です。「Kowa BDII32-6.5XD (2019)」は旅行に行った際など広い範囲の景色を観察できる点で「FUJINON HYPER-CLARITY HC8x42」よりも多少良いでしょう。見ようとする物の周囲の状況を把握でき、動く物を長く追い続けたりする場合でも体感できるほどの違いはほとんど無いでしょう。どちらかといえば「Kowa BDII32-6.5XD (2019)」の方が良いですが、基本的に体感できるほどの差はほとんどありません。

実視界評価
FUJINON HYPER-CLARITY HC8x42
87/100
Kowa BDII32-6.5XD (2019)
10°98/100

対物レンズ有効径について

対物レンズ有効径が大きい双眼鏡は集光力が大きくなるので明るい視野で観察できる点で優れています。特に見ようとする物を明るく鮮明に見たりするといった場合におススメです。

対物レンズ有効径を比較すると「Kowa BDII32-6.5XD (2019)」は32mmで「FUJINON HYPER-CLARITY HC8x42」は42mmです。10mmの差があります。「Kowa BDII32-6.5XD (2019)」より「FUJINON HYPER-CLARITY HC8x42」の方がかなり有効径が大きいです。見たいものを明るく鮮明に見ることができる点で「FUJINON HYPER-CLARITY HC8x42」の方が「Kowa BDII32-6.5XD (2019)」よりも秀でているでしょう。「FUJINON HYPER-CLARITY HC8x42」は入る光の量が多いので明るい視野で観察するのにかなり適しています。実際に使う場面で「Kowa BDII32-6.5XD (2019)」と「FUJINON HYPER-CLARITY HC8x42」は体感上とても大きい差があります。「FUJINON HYPER-CLARITY HC8x42」に決める上で一つの主な決め手になります。

対物レンズ有効径評価
FUJINON HYPER-CLARITY HC8x42
42mm93/100
Kowa BDII32-6.5XD (2019)
32mm64/100

倍率について

倍率が高い双眼鏡は遠方の対象をより大きく観察できる点で秀でています。特に遠くのほうで動く動物や鳥などを観察するのに適しています。

倍率について「Kowa BDII32-6.5XD (2019)」と「FUJINON HYPER-CLARITY HC8x42」を比べると「Kowa BDII32-6.5XD (2019)」は6.5倍で「FUJINON HYPER-CLARITY HC8x42」は8倍です。「Kowa BDII32-6.5XD (2019)」より「FUJINON HYPER-CLARITY HC8x42」の方がわずかに倍率が高いです。「FUJINON HYPER-CLARITY HC8x42」はより遠くのものをはっきりと観察できる点で「Kowa BDII32-6.5XD (2019)」よりも多少良いといえなくもないでしょう。遠くのものをはっきり観察する場合でも実感上の差はほとんど無いと思います。数値としては「Kowa BDII32-6.5XD (2019)」より「FUJINON HYPER-CLARITY HC8x42」の方が高いですが、基本的には体感できるほどの差はほとんど無いです。

倍率評価
FUJINON HYPER-CLARITY HC8x42
8倍52/100
Kowa BDII32-6.5XD (2019)
6.5倍39/100

「FUJINON HYPER-CLARITY HC8x42」と「Kowa BDII32-6.5XD (2019)」の違いを表で比較する

FUJINON HYPER-CLARITY HC8x42Kowa BDII32-6.5XD (2019)
FUJINON HYPER-CLARITY HC8x42Kowa BDII32-6.5XD (2019)
使い勝手
バードウォッチング向き -
スターウォッチング向き -
扱いやすさ
本体重量786g535g
アイレリーフ18mm17mm
マルチコート対応
三脚対応 -
望遠性能
最短合焦距離2m1.3m
明るさ - 24
実視界10°
対物レンズ有効径42mm32mm
倍率8倍6.5倍

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