FUJINON HYPER-CLARITY HC10x42 と Kowa SVII32-10 (2019) を比較するとどっちがおすすめなのか?みんなが見る観点ごとに解説しています

作成日時: 2021-01-08 16:13:15、更新日時: 2021-10-20 18:37:38

FUJINON HYPER-CLARITY HC10x42Kowa SVII32-10 (2019)
FUJINON HYPER-CLARITY HC10x42Kowa SVII32-10 (2019)

「Kowa SVII32-10 (2019)」と「FUJINON HYPER-CLARITY HC10x42」はどちらを選んだほうがいいのでしょうか。どの程度違いや差があるのかについて検証・解説。みんなが注目する特徴に対して検証しています。

FUJINON HYPER-CLARITY HC10x42Kowa SVII32-10 (2019)
FUJINON HYPER-CLARITY HC10x42Kowa SVII32-10 (2019)
総合評価:

61.5/100

(総合: 266位)

56.1/100

(総合: 332位)

本体重量
10/100
20/100
アイレリーフ
71/100
71/100
最短合焦距離
74/100
74/100
実視界
53/100
41/100
対物レンズ有効径
93/100
64/100
倍率
67/100
67/100

Kowa SVII32-10 (2019) と比較して FUJINON HYPER-CLARITY HC10x42 を選ぶメリット

  • 実視界

    53点(6.5°) vs 41.6点(6°)

  • 対物レンズ有効径

    93.1点(42mm) vs 64.1点(32mm)

FUJINON HYPER-CLARITY HC10x42 と比較して Kowa SVII32-10 (2019) を選ぶメリット

    -

「FUJINON HYPER-CLARITY HC10x42」と「Kowa SVII32-10 (2019)」を徹底比較する

使い勝手について「FUJINON HYPER-CLARITY HC10x42」と「Kowa SVII32-10 (2019)」を比較

バードウォッチングへの対応について

バードウォッチングに適している双眼鏡は軽くて持ち運びを容易にできる点で優れています。例えば野鳥を簡単に観察するようなケースに最適です。

「Kowa SVII32-10 (2019)」も「FUJINON HYPER-CLARITY HC10x42」もバードウォッチングに適している双眼鏡です。そのため広範囲が見え、対象物を追いかけたり探したりすることが楽にできる点で秀でています。どちらも小さな対象物を離れた場所かは観察するのにオススメです。

望遠性能について「FUJINON HYPER-CLARITY HC10x42」と「Kowa SVII32-10 (2019)」を比較

最短合焦距離について

最短合焦距離が短い双眼鏡は昆虫など近くのものを観察できる点で優れています。特により近くのものにピントを合わせて観察するようなときに向いています。

最短合焦距離について比較すると「Kowa SVII32-10 (2019)」は2mであるのに対して「FUJINON HYPER-CLARITY HC10x42」は2mです。「Kowa SVII32-10 (2019)」も「FUJINON HYPER-CLARITY HC10x42」も合焦距離についてほとんど同じと言えます。最短合焦点距離の短さランキングで見てみると1062製品中「FUJINON HYPER-CLARITY HC10x42」は195位で「Kowa SVII32-10 (2019)」は211位です。ほとんど差は無いと言えます。

体感上の差は無いです。ほかの視点から比較する方が良いでしょう。

最短合焦距離評価
FUJINON HYPER-CLARITY HC10x42
2m74/100
Kowa SVII32-10 (2019)
2m74/100

実視界について

実視界が広い双眼鏡は広範囲を見渡すことができる点で秀でています。特に広い範囲をみることができるので対象を捉えやすくするような場合に適しています。

実視界を比べると「FUJINON HYPER-CLARITY HC10x42」は6.5°であり「Kowa SVII32-10 (2019)」は6°です。0.5°もの違いがあります。「Kowa SVII32-10 (2019)」の実視界と比べて「FUJINON HYPER-CLARITY HC10x42」はとても広いです。実視界の広さランキングで比較すると全1081製品のなかで「FUJINON HYPER-CLARITY HC10x42」は441位で「Kowa SVII32-10 (2019)」は640位なので、大きく違うとまでは言えないもののそれなりの差はあります。

旅行に行った際など広い範囲の景色を観察できる点で「FUJINON HYPER-CLARITY HC10x42」の方が「Kowa SVII32-10 (2019)」よりも秀でています。見ようとする物の周囲の状況を把握でき、動く物を長く追い続けたりするのに「FUJINON HYPER-CLARITY HC10x42」は非常に適しています。実際に使う場面で「Kowa SVII32-10 (2019)」と「FUJINON HYPER-CLARITY HC10x42」の体感値としての違いは非常に大きいです。「FUJINON HYPER-CLARITY HC10x42」にするための一つの重要な決め手になるでしょう。

実視界評価
FUJINON HYPER-CLARITY HC10x42
6.5°53/100
Kowa SVII32-10 (2019)
41/100

対物レンズ有効径について

対物レンズ有効径が大きい双眼鏡は集光力が大きくなるので明るい視野で観察できる点で優れています。特に見ようとする物を明るく鮮明に見たりするといった場合におススメです。

対物レンズ有効径を比較すると「Kowa SVII32-10 (2019)」は32mmで「FUJINON HYPER-CLARITY HC10x42」は42mmです。10mmの差があります。「Kowa SVII32-10 (2019)」より「FUJINON HYPER-CLARITY HC10x42」の方がかなり有効径が大きいです。対物レンズ有効径の大きさランキングで比較すると全1246製品のなかで「FUJINON HYPER-CLARITY HC10x42」は323位で「Kowa SVII32-10 (2019)」は532位なので、大きく違うとまでは言えないもののそれなりの差はあります。

見たいものを明るく鮮明に見ることができる点で「FUJINON HYPER-CLARITY HC10x42」の方が「Kowa SVII32-10 (2019)」よりも秀でているでしょう。「FUJINON HYPER-CLARITY HC10x42」は入る光の量が多いので明るい視野で観察するのにかなり適しています。実際に使う場面で「Kowa SVII32-10 (2019)」と「FUJINON HYPER-CLARITY HC10x42」は体感上とても大きい差があります。「FUJINON HYPER-CLARITY HC10x42」に決める上で一つの主な決め手になります。

対物レンズ有効径評価
FUJINON HYPER-CLARITY HC10x42
42mm93/100
Kowa SVII32-10 (2019)
32mm64/100

倍率について

倍率が高い双眼鏡は遠方の対象をより大きく観察できる点で秀でています。特に遠くのほうで動く動物や鳥などを観察するのに適しています。

倍率について「Kowa SVII32-10 (2019)」と「FUJINON HYPER-CLARITY HC10x42」を比べると「Kowa SVII32-10 (2019)」は10倍で「FUJINON HYPER-CLARITY HC10x42」は10倍です。「Kowa SVII32-10 (2019)」も「FUJINON HYPER-CLARITY HC10x42」もほとんど同じくらいの倍率です。倍率の高さランキングで見てみると1257製品中「FUJINON HYPER-CLARITY HC10x42」は259位で「Kowa SVII32-10 (2019)」は287位です。ほとんど差は無いと言えます。

体感上の違いは無いです。別の視点を見て決めた方がよいでしょう。

倍率評価
FUJINON HYPER-CLARITY HC10x42
10倍67/100
Kowa SVII32-10 (2019)
10倍67/100

扱いやすさについて「FUJINON HYPER-CLARITY HC10x42」と「Kowa SVII32-10 (2019)」を比較

本体重量について

重量が軽い双眼鏡は長時間の使用でも腕が疲れずに観察できる点で秀でています。例えば長時間持ち続けたり1日中首からぶら下げたりしても疲れにくいので女性が使用するようなときにおすすめです。

重量を「Kowa SVII32-10 (2019)」と「FUJINON HYPER-CLARITY HC10x42」を比べると「Kowa SVII32-10 (2019)」は570gに対して「FUJINON HYPER-CLARITY HC10x42」は778gです。208gの違いがあります。「Kowa SVII32-10 (2019)」は「FUJINON HYPER-CLARITY HC10x42」に比べて非常に軽い重量です。重量の軽さランキングで比較すると全1135製品のなかで「Kowa SVII32-10 (2019)」は707位で「FUJINON HYPER-CLARITY HC10x42」は930位なので、大きく違うとまでは言えないもののそれなりの差はあります。

「Kowa SVII32-10 (2019)」は長時間の使用でも疲れずに使用することができる点で「FUJINON HYPER-CLARITY HC10x42」よりも秀でているでしょう。「Kowa SVII32-10 (2019)」は長時間に渡って観察するのにかなりオススメです。実際の利用において「Kowa SVII32-10 (2019)」は「FUJINON HYPER-CLARITY HC10x42」に比べて非常に秀でています。「Kowa SVII32-10 (2019)」にする上で主な判断材料の一つになるでしょう。

本体重量評価
FUJINON HYPER-CLARITY HC10x42
778g10/100
Kowa SVII32-10 (2019)
570g20/100

アイレリーフについて

アイレリーフが長い双眼鏡は眼鏡をかけた状態でも視野全体で観察できる点で秀でています。特にメガネをかけている人が使用するといったケースに向いています。

アイレリーフについて比較すると「FUJINON HYPER-CLARITY HC10x42」は16mmで「Kowa SVII32-10 (2019)」は16mmです。「Kowa SVII32-10 (2019)」も「FUJINON HYPER-CLARITY HC10x42」もほぼ同じアイレリーフです。アイレリーフの長さランキングで見てみると618製品中「FUJINON HYPER-CLARITY HC10x42」は213位で「Kowa SVII32-10 (2019)」は220位です。ほとんど差は無いと言えます。

感覚的にわかるほどの差は無いです。他の角度で比較することをおすすめします。

アイレリーフ評価
FUJINON HYPER-CLARITY HC10x42
16mm71/100
Kowa SVII32-10 (2019)
16mm71/100

マルチコート対応について

マルチコートを採用している双眼鏡は透過損失が少なくて鮮明に目標物を見る事ができる点で優れています。特に鮮やかな野鳥をより明るい視界で観察するといったケースに最適です。

「Kowa SVII32-10 (2019)」も「FUJINON HYPER-CLARITY HC10x42」もマルチコートを採用している双眼鏡です。そのためレンズ表面の反射を防ぎ、視界を明るくできる点で使い勝手が良いです。どちらも透過損失が少なくて目標物を鮮明にするのにオススメです。

「FUJINON HYPER-CLARITY HC10x42」と「Kowa SVII32-10 (2019)」の違いを表で比較する

FUJINON HYPER-CLARITY HC10x42Kowa SVII32-10 (2019)
FUJINON HYPER-CLARITY HC10x42Kowa SVII32-10 (2019)
使い勝手
バードウォッチング向き
スターウォッチング向き -
扱いやすさ
本体重量778g570g
アイレリーフ16mm16mm
マルチコート対応
望遠性能
最短合焦距離2m2m
明るさ - 10.2
実視界6.5°
対物レンズ有効径42mm32mm
倍率10倍10倍

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