パナソニック DMW-FL220 と 富士フイルム EF-60 (2020) の違いは?選ぶならどちらなのかについて徹底評価してみた
作成日時: 2020-08-05 15:33:43、更新日時: 2021-10-20 17:04:39
「富士フイルム EF-60 (2020)」と「パナソニック DMW-FL220」の評価の違いはどれくらいあるのでしょうか?どっちのストロボがいいのかについて検証。重要度ごとに徹底レビューしました。
富士フイルム EF-60 (2020) | パナソニック DMW-FL220 | |||
総合評価: | 3.5 (総合: 31位) | 3.0 (総合: 99位) | ||
本体重量 | 2.6 300g | 4.4 111g | ||
最大ガイドナンバー | 4.5 60 | 1.2 22 | ||
最小照射角 | 3.4 24mm | 3.4 24mm | ||
富士フイルム EF-60 (2020)は、本体重量が300gであるとともに、調光方式がTTLに対応しています。また、ワイヤレス発光にも対応しており、マニュアル設定、FP発光対応、後幕シンクロ機能、モデリング発光機能、照射角調整機能にも対応しています。最小照射角は24mm、最大照射角は200mmとなっており、オートズーム機能にも対応しています。必要な電池数は4個、電池種類は単3電池であり、バウンス撮影対応や赤目軽減機能にも対応しています。
パナソニック DMW-FL220は、本体重量が111gであり、調光方式がTTLに対応しています。最小照射角は24mmであり、必要な電池数は2個であることから、軽量かつ持ち運びがしやすい商品となっています。また、電池種類は単3電池であることから、幅広い場所での使用が可能です。さらに、赤目軽減機能にも対応しており、カメラのフラッシュが必要な場合には便利です。
総じて、富士フイルム EF-60 (2020)は多くの機能に対応している一方、重量が重く、必要な電池数も多いというデメリットがあります。一方、パナソニック DMW-FL220は軽量かつ持ち運びがしやすいにも関わらず、基本的な機能に加えて赤目軽減機能にも対応しており、コスパの高い商品と言えます。
推奨度については、使用目的や機能重視、携帯時の重量等、ユーザーの好みによって異なりますが、パナソニック DMW-FL220は非常にコンパクトでありながら、基本機能に加えて赤目軽減機能も担っているため、初心者や普段はあまり撮影に使用しない場合にもオススメです。
「富士フイルム EF-60 (2020)」と「パナソニック DMW-FL220」を徹底比較する
便利機能について「富士フイルム EF-60 (2020)」と「パナソニック DMW-FL220」を比較
赤目軽減対応について
赤目軽減に対応しているストロボは目が赤く映るのを防ぐことができる点で秀でています。特に失敗のリスクが少なく撮影するといったケースで役に立ちます。
「パナソニック DMW-FL220」も「富士フイルム EF-60 (2020)」も赤目軽減に対応しているストロボです。そのため人物の目が赤く写るのを防ぐことができる点で優れています。どちらも人物の顔を撮影するのにおすすめです。
発光機能について「富士フイルム EF-60 (2020)」と「パナソニック DMW-FL220」を比較
最大ガイドナンバーについて
最大ガイドナンバーが高いストロボはより遠くの対象に光を当てることができる点で秀でています。特にキャンプに行った時に、夜間に外で遊んでいる子供を撮影するといったケースに最適です。
最大ガイドナンバーについて「富士フイルム EF-60 (2020)」と「パナソニック DMW-FL220」を比較すると「富士フイルム EF-60 (2020)」は60であるのに対して「パナソニック DMW-FL220」は22です。38もの差があります。「富士フイルム EF-60 (2020)」は「パナソニック DMW-FL220」と比較して非常にガイドナンバーが高いです。ガイドナンバーランキングで比べると全177製品中「富士フイルム EF-60 (2020)」は20位であるのに対し「パナソニック DMW-FL220」は132位で、ストロボの中ではケタ違いな差があると言えそうです。
より大きい光量で撮影できる点で「富士フイルム EF-60 (2020)」の方が「パナソニック DMW-FL220」よりも優れているでしょう。より強い光を発する事が出来るので、遠くの被写体を撮影する事が多い人が使用するのに「富士フイルム EF-60 (2020)」はとてもオススメです。実際に使う場面において「パナソニック DMW-FL220」と「富士フイルム EF-60 (2020)」は体感値として遥かに大きい違いがあります。「富士フイルム EF-60 (2020)」を選ぶ一つの主な決め手となるでしょう。
照射機能について「富士フイルム EF-60 (2020)」と「パナソニック DMW-FL220」を比較
最小照射角について
最小照射角が狭いストロボは集光して小さなスペースで使うことができる点で優れています。
最小照射角を「富士フイルム EF-60 (2020)」と「パナソニック DMW-FL220」を比較すると「富士フイルム EF-60 (2020)」は24mmであるのに対して「パナソニック DMW-FL220」は24mmです。最小照射角という角度において「富士フイルム EF-60 (2020)」も「パナソニック DMW-FL220」も同じくらいでしょう。最小照射角の狭さランキングで比較すると全252製品のなかで「富士フイルム EF-60 (2020)」は30位で「パナソニック DMW-FL220」は80位なので、大きく違うとまでは言えないもののそれなりの差はあります。
感覚的にわかるほどの違いはありません。別の角度から比べる方がよいでしょう。
基本情報について「富士フイルム EF-60 (2020)」と「パナソニック DMW-FL220」を比較
本体重量について
本体重量が軽いストロボは重量バランスを気にせずに設置できる点で優れています。例えば外出時に持ち運びするといったときで役立ちます。
本体重量を「富士フイルム EF-60 (2020)」と「パナソニック DMW-FL220」を比較すると「富士フイルム EF-60 (2020)」は300gであり「パナソニック DMW-FL220」は111gです。189gの違いがあります。「富士フイルム EF-60 (2020)」より「パナソニック DMW-FL220」の方がとても重さが軽いです。本体の軽さランキングで比べると全309製品中「パナソニック DMW-FL220」は31位であるのに対し「富士フイルム EF-60 (2020)」は130位で、ストロボの中ではケタ違いな差があると言えそうです。
持ち運びの負担を軽減できる点で「富士フイルム EF-60 (2020)」より「パナソニック DMW-FL220」の方が秀でているでしょう。負担を掛けずに持ち運びをするのに「パナソニック DMW-FL220」はとても向いています。実際に利用する上で「パナソニック DMW-FL220」は「富士フイルム EF-60 (2020)」と比較して非常に優れていると言えます。「パナソニック DMW-FL220」にするための一つの重要な判断材料になります。
「富士フイルム EF-60 (2020)」と「パナソニック DMW-FL220」の違いを表で比較する
富士フイルム EF-60 (2020) | パナソニック DMW-FL220 | |||
基本情報 | ||||
サイズ | 横:113mm、縦:97mm、厚さ:73mm | - | ||
本体重量 | 300g | 111g | ||
発光機能 | ||||
最大ガイドナンバー | 60 | 22 | ||
調光方式 | TTL | TTL | ||
ワイヤレス発光に対応しているかどうか | ○ | - | ||
発光量を手動で調整できるかどうか | ○ | - | ||
フラッシュの発光を持続し高速のシャッタースピードでも対応できるFP発光に対応しているかどうか | ○ | - | ||
カメラのシャッターが閉じる直前に発光する後幕シンクロ機能を搭載しているかどうか | ○ | - | ||
撮影前に被写体に発光し影の状態を確認できる機能を搭載しているかどうか | ○ | - | ||
照射機能 | ||||
照射角度を調整できるかどうか | ○ | - | ||
最小照射角 | 24mm | 24mm | ||
最大照射角 | 200mm | - | ||
ズームレンズの焦点距離に合わせて照射角を自動で切り替えることができるオートズーム機能を搭載しているかどうか | ○ | - | ||
電源 | ||||
必要な電池数 | 4 | 2 | ||
電池種類 | 単3電池 | 単3電池 | ||
便利機能 | ||||
天井・壁に光を反射させて被写体を撮影するバウンス撮影に対応しているかどうか | ○ | - | ||
赤目軽減に対応しているかどうか | ○ | ○ | ||
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