スピードライト 600EX II-RT と スピードライト 430EX III-RT はどちらを選ぶべきか。注目度から公平に評価しました
作成日時: 2020-05-03 19:19:59、更新日時: 2021-10-19 20:48:37
「スピードライト 600EX II-RT」と「スピードライト 430EX III-RT」の違いについて比較・評価。どういう点で違いや差があるのでしょうか。どの程度違いがあるかについて解説/比較しました!
スピードライト 430EX III-RT | スピードライト 600EX II-RT | |||
総合評価: | 54/100 (総合: 129位) | 64.5/100 (総合: 164位) | ||
サイズ | 51/100 | 12/100 | ||
本体重量 | 53/100 | 27/100 | ||
最大ガイドナンバー | 60/100 | 89/100 | ||
最小照射角 | 67/100 | 99/100 | ||
最大照射角 | 37/100 | 93/100 | ||
スピードライト 430EX III-RTは295gの本体重量で、調光方式はE-TTLである。また、ワイヤレス発光にも対応しており、マニュアル設定やFP発光、モデリング発光、照射角調整機能も備えている。最小照射角は24mm、最大照射角は105mmであり、オートズーム機構も搭載している。必要な電池数は4本の単3電池であり、バウンス撮影にも対応している。
一方、スピードライト 600EX II-RTは435gの本体重量で、調光方式はE-TTLのほか、TTLにも対応している。マルチ発光機能やFP発光にも対応しており、更に後幕シンクロ機能やモデリング発光、照射角調整機能も備えている。最小照射角は20mm、最大照射角は200mmで、オートズーム機構も搭載している。また、必要電池数は4本の単3電池で、外部電源にも対応している。バウンス撮影や外部測光にも対応しており、より高度な撮影が可能となっている。
両者とも必要な電池数とスペックは似ているが、スピードライト 600EX II-RTのほうが多機能で、照射角調整機能も起点が20mmと大きいので、より広い範囲での撮影が可能となっている。外部電源対応も魅力的である。しかし、スピードライト 430EX III-RTもワイヤレス発光に対応しているため、需要に応じて選ぶことができるであろう。結局のところ、用途によって選択が異なるため、しっかりと検討してから選ぶようにお勧めする。
「スピードライト 430EX III-RT」と「スピードライト 600EX II-RT」を徹底比較する
基本情報について「スピードライト 430EX III-RT」と「スピードライト 600EX II-RT」を比較
サイズについて
サイズが小さいストロボは手軽に持ち運びができる点で秀でています。例えば持ち運んで野外で撮影するといったときに向いています。
サイズを比較すると「スピードライト 430EX III-RT」は横:113.8mm、縦:98.2mm、厚さ:70.5mmで「スピードライト 600EX II-RT」は横:143.2mm、縦:122.7mm、厚さ:78.7mmです。サイズという視点において「スピードライト 600EX II-RT」と比べて「スピードライト 430EX III-RT」はかなり小さいです。サイズの小ささランキングで比べると全275製品中「スピードライト 430EX III-RT」は134位であるのに対し「スピードライト 600EX II-RT」は256位で、ストロボの中ではケタ違いな差があると言えそうです。
軽くて持ち運びが便利で、バッテリーが簡単に交換できる点で「スピードライト 600EX II-RT」より「スピードライト 430EX III-RT」の方が秀でていると言えます。「スピードライト 430EX III-RT」は小さなカメラにセットするのにかなり適しています。実際の利用を想定したとき「スピードライト 600EX II-RT」より「スピードライト 430EX III-RT」の方がとても秀でていると言えます。「スピードライト 430EX III-RT」にするための一つの重要な理由になります。
サイズ | 評価 | |
---|---|---|
スピードライト 430EX III-RT | 横:113.8mm、縦:98.2mm、厚さ:70.5mm | 51/100 |
スピードライト 600EX II-RT | 横:143.2mm、縦:122.7mm、厚さ:78.7mm | 12/100 |
本体重量について
本体重量が軽いストロボは容易に持ち運びできる点で優れています。特に外でモデルの撮影をする時に持ち運びをするといったような場合で役に立ちます。
本体重量を「スピードライト 600EX II-RT」と「スピードライト 430EX III-RT」を比較すると「スピードライト 600EX II-RT」は435gであり「スピードライト 430EX III-RT」は295gです。140gの違いがあります。「スピードライト 600EX II-RT」より「スピードライト 430EX III-RT」の方がとても重さが軽いです。本体の軽さランキングで比べると全309製品中「スピードライト 430EX III-RT」は128位であるのに対し「スピードライト 600EX II-RT」は259位で、ストロボの中ではケタ違いな差があると言えそうです。
「スピードライト 430EX III-RT」は手ブレの可能性が低くできる点で「スピードライト 600EX II-RT」よりも優れていると言えます。「スピードライト 430EX III-RT」は旅行などで持ち運びするのにかなりオススメです。実際に利用する上で「スピードライト 430EX III-RT」は「スピードライト 600EX II-RT」と比較して非常に優れていると言えます。「スピードライト 430EX III-RT」にするための一つの重要な判断材料になります。
発光機能について「スピードライト 430EX III-RT」と「スピードライト 600EX II-RT」を比較
最大ガイドナンバーについて
最大ガイドナンバーが高いストロボはより遠距離からの撮影できる点で秀でています。例えば屋外での撮影に使用するような場合で役立ちます。
最大ガイドナンバーについて「スピードライト 600EX II-RT」と「スピードライト 430EX III-RT」を比較すると「スピードライト 600EX II-RT」は60であるのに対して「スピードライト 430EX III-RT」は43です。17もの差があります。「スピードライト 600EX II-RT」は「スピードライト 430EX III-RT」と比較して非常にガイドナンバーが高いです。ガイドナンバーランキングで比べると177製品の中で「スピードライト 600EX II-RT」は36位で「スピードライト 430EX III-RT」は74位なのでストロボの中では差はかなり大きいと言えます。
より大きい光量で撮影できる点で「スピードライト 600EX II-RT」の方が「スピードライト 430EX III-RT」よりも優れているでしょう。より強い光を発する事が出来るので、遠くの被写体を撮影する事が多い人が使用するのに「スピードライト 600EX II-RT」はとてもオススメです。実際に使う場面において「スピードライト 430EX III-RT」と「スピードライト 600EX II-RT」は体感値として遥かに大きい違いがあります。「スピードライト 600EX II-RT」を選ぶ一つの主な決め手となるでしょう。
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ワイヤレス発光について
ワイヤレス発光に対応しているストロボは自分で光を演出する写真を撮影できる点で秀でています。例えばワイヤレスでフラッシュを利用するのに最適です。
「スピードライト 600EX II-RT」も「スピードライト 430EX III-RT」もワイヤレス発光に対応しているストロボです。そのため設置場所を選ばず使用できる点で使い勝手が良いです。どちらも余計な線がなくなるので、動き回りながら撮影するのに適しています。
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マニュアル設定について
発光量を手動で調整できるストロボはマニュアル撮影できる点で優れています。特に自分好みの写真を撮影するといったケースにおススメです。
「スピードライト 600EX II-RT」も「スピードライト 430EX III-RT」も発光量を手動で調整できるストロボです。そのため被写体の明るさを調整できる点で秀でています。どちらも雑誌のモデル撮影をする時に、モデルに最適な発光量で撮影するのに適しています。
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FP発光について
フラッシュの発光を持続し高速のシャッタースピードでも対応できるFP発光に対応しているストロボは連続写真撮影ができる点で秀でています。特にハイスピードシンクロの撮影をするのにおすすめです。
「スピードライト 600EX II-RT」も「スピードライト 430EX III-RT」もフラッシュの発光を持続し高速のシャッタースピードでも対応できるFP発光に対応しているストロボです。そのためブレなく、充分な光量の写真を撮ることができる点で優れています。どちらも撮影条件を問わず被写体と背景をバランスよく撮影するのに向いています。
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モデリング発光機能について
撮影前に被写体に発光し影の状態を確認できる機能を搭載しているストロボは被写体に光があたる光量の濃淡バランスで調整ができる点で優れています。例えば暗いところで使用するようなときで役立ちます。
「スピードライト 430EX III-RT」も「スピードライト 600EX II-RT」も撮影前に被写体に発光し影の状態を確認できる機能を搭載しているストロボです。そのため事前に陰影の具合が確認できる点で優れています。どちらも影が映り込まないように撮る必要がある、例えば証明写真のような写真を撮ったりするのに適しています。
照射機能について「スピードライト 430EX III-RT」と「スピードライト 600EX II-RT」を比較
照射角の調整機能について
照射角度を調整できるストロボは光を当てたい部分に強く照射できる点で秀でています。特に適切な照射角度にするといったようなケースにおススメです。
「スピードライト 600EX II-RT」も「スピードライト 430EX III-RT」も照射角度を調整できるストロボです。そのため全体的に広げる光や柔らかい光を作ることができる点で秀でています。どちらも被写体の一部分に焦点を当てた写真やバランスの取れた写真など幅の広い写真が撮れるので、ポスターの撮影や販促物の撮影をするのに向いています。
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最小照射角について
最小照射角が狭いストロボは被写体を際立せる事ができる点で使い勝手が良いです。特に遠くまでストロボの光を届ける事が出来るので、遠距離の撮影をする事が多い人が使用するといった場合で役に立ちます。
最小照射角を比べると「スピードライト 430EX III-RT」は24mmに対して「スピードライト 600EX II-RT」は20mmです。4mmの差があります。「スピードライト 600EX II-RT」は「スピードライト 430EX III-RT」より非常に狭いです。最小照射角の狭さランキングで比べると252製品の中で「スピードライト 600EX II-RT」は22位で「スピードライト 430EX III-RT」は97位なのでストロボの中では差はかなり大きいと言えます。
より狭い範囲の対象を撮影できる点で「スピードライト 600EX II-RT」の方が秀でています。対象物をピンポイントで撮影するのに「スピードライト 600EX II-RT」はとても向いています。実際に使う場面において「スピードライト 430EX III-RT」と「スピードライト 600EX II-RT」は実用においてとても大きい差があります。「スピードライト 600EX II-RT」を選ぶ一つの重要な理由となります。
最大照射角について
最大照射角が広いストロボはよりワイドに光が届き撮影ができる点で使い勝手が良いです。例えば小さい被写体を的確に撮影するのにおすすめです。
最大照射角を「スピードライト 430EX III-RT」と「スピードライト 600EX II-RT」を比較すると「スピードライト 430EX III-RT」は105mmに対して「スピードライト 600EX II-RT」は200mmです。95mmの違いがあります。「スピードライト 600EX II-RT」は「スピードライト 430EX III-RT」に比べてとても照射角が広いです。最大照射角の狭さランキングで比べると227製品の中で「スピードライト 600EX II-RT」は47位で「スピードライト 430EX III-RT」は93位なのでストロボの中では差はかなり大きいと言えます。
遠くにある被写体を照らすことができる点で「スピードライト 600EX II-RT」の方が「スピードライト 430EX III-RT」よりも優れているでしょう。「スピードライト 600EX II-RT」は広い範囲を優しく照らす事が出来るので、室内などで柔らかい雰囲気で撮影したいと思う事が多い人が使用するのに非常に適しています。実際の利用を考えると「スピードライト 600EX II-RT」と「スピードライト 430EX III-RT」は実用においてかなり大きい違いがあります。「スピードライト 600EX II-RT」にする上で主な判断材料の一つになるでしょう。
オートズーム機構採用可否について
ズームレンズの焦点距離に合わせて照射角を自動で切り替えることができるオートズーム機能を搭載しているストロボは手動での調整にかかる手間を削減できる点で秀でています。例えば焦点距離に合わせて、ガイドナンバーを変更して撮影するような場合に適しています。
「スピードライト 430EX III-RT」も「スピードライト 600EX II-RT」もズームレンズの焦点距離に合わせて照射角を自動で切り替えることができるオートズーム機能を搭載しているストロボです。そのため照射角度の設定の手間を省略できる点で優れています。どちらもスポーツ写真など、一瞬の瞬間を撮影するのにオススメです。
便利機能について「スピードライト 430EX III-RT」と「スピードライト 600EX II-RT」を比較
バウンス撮影対応について
天井・壁に光を反射させて被写体を撮影するバウンス撮影に対応しているストロボは自然できれいな仕上がりで撮影できる点で使い勝手が良いです。特にモデルなどを室内のスタジオで撮影するといったようなケースにおすすめです。
「スピードライト 430EX III-RT」も「スピードライト 600EX II-RT」も天井・壁に光を反射させて被写体を撮影するバウンス撮影に対応しているストロボです。そのため白飛びしてしまう現象を軽減することができる点で秀でています。どちらもレフ版を設置する手間が省けて、スムーズに撮影するのにおすすめです。
選択中の製品 | 他のストロボと比較する |
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スピードライト 430EX III-RT
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スピードライト 600EX II-RT
「スピードライト 430EX III-RT」と「スピードライト 600EX II-RT」の違いを表で比較する
スピードライト 430EX III-RT | スピードライト 600EX II-RT | |
画像 | ||
サイズ | 横:113.8mm、縦:98.2mm、厚さ:70.5mm | 横:143.2mm、縦:122.7mm、厚さ:78.7mm |
本体重量 | 295g | 435g |
最大ガイドナンバー | 43 | 60 |
調光方式 | E-TTL 竇。,E-TTL | E-TTL 竇。,E-TTL,TTL |
カメラのシャッターが開いている間に複数回フラッシュを発光させるマルチ発光機能を搭載しているかどうか | - | ○ |
ワイヤレス発光に対応しているかどうか | ○ | ○ |
発光量を手動で調整できるかどうか | ○ | ○ |
フラッシュの発光を持続し高速のシャッタースピードでも対応できるFP発光に対応しているかどうか | ○ | ○ |
カメラのシャッターが閉じる直前に発光する後幕シンクロ機能を搭載しているかどうか | - | ○ |
撮影前に被写体に発光し影の状態を確認できる機能を搭載しているかどうか | ○ | ○ |
照射角度を調整できるかどうか | ○ | ○ |
最小照射角 | 24mm | 20mm |
最大照射角 | 105mm | 200mm |
ズームレンズの焦点距離に合わせて照射角を自動で切り替えることができるオートズーム機能を搭載しているかどうか | ○ | ○ |
必要な電池数 | 4 | 4 |
電池種類 | 単3電池 | 単3電池 |
外部電源に対応しているかどうか | - | ○ |
天井・壁に光を反射させて被写体を撮影するバウンス撮影に対応しているかどうか | ○ | ○ |
フラッシュに内蔵された受光部で測光することができるかどうか | - | ○ |
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