EF600mm F4L IS III USM と EF16-35mm F4L IS USM を詳しく解説。違いや差を詳細に評価しています

作成日時: 2020-03-20 18:11:58、更新日時: 2021-10-20 19:28:44

EF600mm F4L IS III USMEF16-35mm F4L IS USM
EF600mm F4L IS III USMEF16-35mm F4L IS USM

「EF600mm F4L IS III USM」と「EF16-35mm F4L IS USM」のどちらを選ぶべきなのかについてわかりやすく検証。よく注目される特徴別にスコアリングします。どちらのカメラレンズにするか迷っている人必見のレビューです。

EF600mm F4L IS III USMEF16-35mm F4L IS USM
EF600mm F4L IS III USMEF16-35mm F4L IS USM
総合評価:
最長焦点距離rating-image4.9
60cm
rating-image1.7
35mm
最短撮影距離rating-image1
4.2m
rating-image3.1
280mm
絞り羽根枚数rating-image2.4
9枚
rating-image2.4
9枚
最小F値rating-image1.1
f/4
rating-image1.1
f/4
最小画角rating-image4.9
4.1°
rating-image1.0
63°

EF16-35mm F4L IS USM と比較して EF600mm F4L IS III USM を選ぶメリット

  • 最長焦点距離

    97.9点(60cm) vs 33.8点(35mm)

  • 最小画角

    97.8点(4.1°) vs 19.1点(63°)

EF600mm F4L IS III USM と比較して EF16-35mm F4L IS USM を選ぶメリット

  • 最短焦点距離

    0点(60cm) vs 76.4点(16mm)

  • 最短撮影距離

    2.2点(4.2m) vs 61.9点(280mm)

  • 最大画角

    0点(4.1°) vs 91.2点(108.1°)

「EF600mm F4L IS III USM」と「EF16-35mm F4L IS USM」を徹底比較する

レンズについて「EF600mm F4L IS III USM」と「EF16-35mm F4L IS USM」を比較

最長焦点距離について

設定可能な最長焦点距離が長いカメラレンズは遠くの被写体を望遠で撮影できる点で秀でています。特に被写体をピンポイントで拡大して撮りたい場面で使用するといったようなケースにおススメです。

設定可能な最長焦点距離について「EF600mm F4L IS III USM」と「EF16-35mm F4L IS USM」を比較すると「EF600mm F4L IS III USM」は60cmに対して「EF16-35mm F4L IS USM」は35mmです。25cmもの違いがあります。「EF16-35mm F4L IS USM」と比較して「EF600mm F4L IS III USM」は非常に長いです。遠くにある被写体にもスムーズにピントを合わせることができる点で「EF600mm F4L IS III USM」の方が優れているでしょう。より遠距離の対象にピントを設定するのに「EF600mm F4L IS III USM」はかなりオススメです。実際の利用を考えると「EF16-35mm F4L IS USM」と「EF600mm F4L IS III USM」は体感上とても大きい違いがあります。「EF600mm F4L IS III USM」に決める上で主な理由の一つとなると思います。

最長焦点距離評価
EF600mm F4L IS III USM
60cm97/100
EF16-35mm F4L IS USM
35mm33/100

最短焦点距離について

設定可能な最短焦点距離が短いカメラレンズは接写の際に鮮明に撮影できる点で優れています。例えば被写体の接写をするといったようなときで重宝します。

設定可能な最短焦点距離について「EF16-35mm F4L IS USM」と「EF600mm F4L IS III USM」を比べると「EF16-35mm F4L IS USM」は16mmであり「EF600mm F4L IS III USM」は60cmです。44mmの差があります。「EF16-35mm F4L IS USM」は「EF600mm F4L IS III USM」と比較してかなり焦点距離が短いです。「EF16-35mm F4L IS USM」は広い範囲を写すことができる点で「EF600mm F4L IS III USM」よりも優れていると言えます。「EF16-35mm F4L IS USM」は画角が広くなり写る範囲が広がるので、美しい風景写真を撮りたい人が使用するのにとても向いています。実際に使うことを想定したとき「EF600mm F4L IS III USM」と比較して「EF16-35mm F4L IS USM」は遥かに優れていると言えます。「EF16-35mm F4L IS USM」にするための主な決め手の一つとなります。

最短焦点距離評価
EF600mm F4L IS III USM
60cm0/100
EF16-35mm F4L IS USM
16mm76/100

最短撮影距離について

最短撮影距離が短いカメラレンズは真近にあるものを綺麗に撮影できる点で使い勝手が良いです。特に短い距離でも綺麗に撮影するといったようなケースで重宝します。

最短撮影距離を「EF16-35mm F4L IS USM」と「EF600mm F4L IS III USM」を比べると「EF16-35mm F4L IS USM」は280mmであり「EF600mm F4L IS III USM」は4.2mです。275.8mmの違いがあります。最短撮影距離という角度において「EF16-35mm F4L IS USM」は「EF600mm F4L IS III USM」より非常に短い撮影距離です。「EF16-35mm F4L IS USM」は近い対象をより鮮明に撮影できる点で「EF600mm F4L IS III USM」よりも優れています。「EF16-35mm F4L IS USM」は花や虫のように小さいものに接近してマクロ撮影するのにかなりオススメです。実際に利用する上で「EF600mm F4L IS III USM」と「EF16-35mm F4L IS USM」の体感上の違いは非常に大きいです。「EF16-35mm F4L IS USM」にするための一つの主な決め手となると思います。

最短撮影距離評価
EF600mm F4L IS III USM
4.2m2/100
EF16-35mm F4L IS USM
280mm61/100

絞り羽根枚数について

絞り羽根の枚数が多いカメラレンズは仕上がりのぼけ味が丸くキレイにできる点で優れています。特により細かなF値の調節をするのにおススメです。

絞り羽根の枚数について「EF16-35mm F4L IS USM」と「EF600mm F4L IS III USM」を比べると「EF16-35mm F4L IS USM」は9枚で「EF600mm F4L IS III USM」は9枚です。「EF16-35mm F4L IS USM」も「EF600mm F4L IS III USM」も羽根数についてほぼ差が無いと言えます。体感上の違いはありません。他の観点で比べるほうがよさそうです。

絞り羽根枚数評価
EF600mm F4L IS III USM
9枚48/100
EF16-35mm F4L IS USM
9枚48/100

最小F値について

設定可能な最小F値が小さいカメラレンズはボケをいかした写真やより明るい写真が撮影できる点で秀でています。例えば背景をぼかして撮影するのにおススメです。

設定可能な最小F値を「EF16-35mm F4L IS USM」と「EF600mm F4L IS III USM」を比較すると「EF16-35mm F4L IS USM」はf/4で「EF600mm F4L IS III USM」はf/4です。「EF16-35mm F4L IS USM」も「EF600mm F4L IS III USM」も開放F値について違いはほとんどありません。体感できるほどの差は無いです。他の角度から選んだ方がよさそうです。

最小F値評価
EF600mm F4L IS III USM
f/421/100
EF16-35mm F4L IS USM
f/421/100

最大画角について

特に広い範囲を撮影するといったようなときで役に立ちます。

最大画角を比べると「EF16-35mm F4L IS USM」は108.1°であるのに対して「EF600mm F4L IS III USM」は4.1°です。104°の違いがあります。「EF16-35mm F4L IS USM」の方が「EF600mm F4L IS III USM」よりもかなり画角が広いです。「EF16-35mm F4L IS USM」はより広い範囲を撮影することができる点で「EF600mm F4L IS III USM」よりも優れているでしょう。風景など広い範囲を撮影したい場面で使用するのに「EF16-35mm F4L IS USM」は非常におすすめです。実際の利用を想定したとき「EF600mm F4L IS III USM」と「EF16-35mm F4L IS USM」の実用においての差は遥かに大きいです。「EF16-35mm F4L IS USM」を選ぶ一つの重要な判断材料となると思います。

最大画角評価
EF600mm F4L IS III USM
4.1°0/100
EF16-35mm F4L IS USM
108.1°91/100

最小画角について

最小画角が狭いカメラレンズは遠くのものを近くに引き寄せて撮ることができる点で秀でています。特に遠くにいる被写体でもより大きく撮影できるため動物を遠距離から撮影するのに最適です。

最小画角について「EF16-35mm F4L IS USM」と「EF600mm F4L IS III USM」を比べると「EF16-35mm F4L IS USM」は63°であり「EF600mm F4L IS III USM」は4.1°です。58.9°の差があります。「EF16-35mm F4L IS USM」より「EF600mm F4L IS III USM」の方が非常に狭い画角です。「EF600mm F4L IS III USM」は被写体を大きく強調して撮影できる点で「EF16-35mm F4L IS USM」よりも優れていると言えます。ターゲットの被写体を大きく撮影するのに「EF600mm F4L IS III USM」はかなりオススメです。実際の利用を想定したとき「EF600mm F4L IS III USM」は「EF16-35mm F4L IS USM」と比較して遥かに秀でているでしょう。「EF600mm F4L IS III USM」にする上で主な理由の一つとなると思います。

最小画角評価
EF600mm F4L IS III USM
4.1°97/100
EF16-35mm F4L IS USM
63°19/100

基本情報について「EF600mm F4L IS III USM」と「EF16-35mm F4L IS USM」を比較

本体サイズについて

本体サイズが小さいカメラレンズはかさばらないので持ち運びが楽にできる点で使い勝手が良いです。特にコンパクトに持ち運びするといったケースにおススメです。

「EF16-35mm F4L IS USM」は「EF600mm F4L IS III USM」に比べてとても小さいサイズです。持ち運びが手軽ながらも本格的な撮影ができる点で「EF16-35mm F4L IS USM」の方が「EF600mm F4L IS III USM」よりも優れています。コンパクトに持ち歩けるので、気軽なシャッターチャンスを求める人が使用するのに「EF16-35mm F4L IS USM」はかなり向いています。実際の利用を想定したとき「EF600mm F4L IS III USM」と比較して「EF16-35mm F4L IS USM」は遥かに優れています。「EF16-35mm F4L IS USM」に決める上で一つの重要な判断材料になるでしょう。

本体重量について

本体重量が軽いカメラレンズは持ち運びが容易なので、運ぶ際の負担を軽減できる点で秀でています。例えばカメラを持っているときの負担を軽減したい人が使用するといった場合におススメです。

本体重量について「EF16-35mm F4L IS USM」と「EF600mm F4L IS III USM」を比べると「EF16-35mm F4L IS USM」は615gであるのに対して「EF600mm F4L IS III USM」は3.05kgです。611.95gもの違いがあります。「EF16-35mm F4L IS USM」の重さは「EF600mm F4L IS III USM」よりとても軽いです。「EF16-35mm F4L IS USM」は軽量化され気軽に持ち運びできる点で「EF600mm F4L IS III USM」よりも優れていると言えます。持ち運びが容易に出来るので、気軽に撮影を楽しみたい人が使用するのに「EF16-35mm F4L IS USM」はかなりオススメです。実際に利用する上で「EF16-35mm F4L IS USM」は「EF600mm F4L IS III USM」より遥かに優れています。「EF16-35mm F4L IS USM」を選ぶ上で重要な判断材料の一つになります。

本体重量評価
EF600mm F4L IS III USM
3.05kg0/100
EF16-35mm F4L IS USM
615g35/100

防滴について

防滴に対応しているカメラレンズは水滴がつきそうな場所でもできる点で秀でています。特に雨天で撮影作業するのに適しています。

「EF16-35mm F4L IS USM」も「EF600mm F4L IS III USM」も防滴に対応しているカメラレンズです。そのため雨の中の撮影ができる点で秀でています。どちらも少量の水であれば侵入を防いでくれるので汗をかいてしまうほど暑い日や小雨の日に使用するのにおすすめです。

防塵について

防塵に対応しているカメラレンズはホコリや汚れによるレンズ性能悪化を防止できる点で優れています。特に小さな汚れの侵入を防いでくれるので風の強い日でも外で撮影をするのに向いています。

「EF16-35mm F4L IS USM」も「EF600mm F4L IS III USM」も防塵に対応しているカメラレンズです。そのため砂埃の多い環境で撮影できる点で優れています。どちらもカメラレンズの中にホコリが入り込むことによる故障や、画像や映像に誇りが映り込む不具合を防止するのに向いています。

その他について「EF600mm F4L IS III USM」と「EF16-35mm F4L IS USM」を比較

手ブレ補正機能について

手ブレ補正機構を搭載しているカメラレンズは振動の激しいところでも撮影できる点で使い勝手が良いです。特に地震や車による振動が激しい場所で撮影するようなときで重宝します。

「EF600mm F4L IS III USM」も「EF16-35mm F4L IS USM」も手ブレ補正機構を搭載しているカメラレンズです。そのため自動で手ぶれを補正して綺麗に撮影できる点で秀でています。どちらも運動会などの被写体が動いているような場合でもぶれずに撮影をするのに適しています。

フルサイズ対応について

フルサイズのイメージセンサーに対応しているカメラレンズは広々とした風景を撮影したい人にとって、より広い範囲を撮影することができる点で優れています。特に暗所で撮影作業するといったようなケースに最適です。

「EF16-35mm F4L IS USM」も「EF600mm F4L IS III USM」もフルサイズのイメージセンサーに対応しているカメラレンズです。そのためセンサーの受光面積が大きいため明暗差が激しい場合でも綺麗に撮影できる点で使い勝手が良いです。どちらもより質が高く、明暗差や色の階調に優れた写真を撮影するのにオススメです。

「EF600mm F4L IS III USM」と「EF16-35mm F4L IS USM」の違いを表で比較する

EF600mm F4L IS III USMEF16-35mm F4L IS USM
画像EF600mm F4L IS III USMEF16-35mm F4L IS USM
本体重量3.05kg615g
防滴対応
防塵対応
レンズの構成13群17枚12群16枚
最長焦点距離60cm35mm
最短焦点距離60cm16mm
最短撮影距離4.2m280mm
フォーカスの方法AF,MFAF,MF
絞り羽根枚数9枚9枚
最小F値f/4f/4
最大画角4.1°108.1°
最小画角4.1°63°
手ブレ補正機能
フルサイズ対応

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