徹底レビュー: 70-300mm F/4.5-6.3 Di III RXD と SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD G2
2023-06-02 13:35:00
70-300mm F/4.5-6.3 Di III RXD | SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD G2 | |||
総合評価: | 53.2/100 (総合順位: 382/4924) | 48.4/100 (総合順位: - /4924) | ||
本体重量 | 45/100 | 19/100 | ||
最長焦点距離 | 84/100 | 36/100 | ||
最短焦点距離 | 38/100 | 78/100 | ||
絞り羽根枚数 | 26/100 | 42/100 | ||
最小F値 | 87/100 | 31/100 | ||
最大画角 | 37/100 | 87/100 | ||
最小画角 | 82/100 | 25/100 | ||
スペック
70-300mm F/4.5-6.3 Di III RXD | SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD G2 | |||
基本情報 | ||||
本体重量 | 545g | 1.1kg | ||
防滴対応 | ○ | ○ | ||
レンズ | ||||
レンズの構成 | 10群15枚 | 13群18枚 | ||
最長焦点距離 | 300mm | 30mm | ||
最短焦点距離 | 70mm | 15mm | ||
最短撮影距離 | - | 280mm | ||
フォーカスの方法 | AF,MF | AF,MF | ||
絞り羽根枚数 | 7枚 | 9枚 | ||
最小F値 | f/-6.3 | f/2.8 | ||
最大画角 | 34.21° | 110.32° | ||
最小画角 | 8.15° | 71.35° | ||
その他 | ||||
手ブレ補正機能 | - | ○ | ||
フルサイズ対応 | ○ | ○ | ||
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比較レビュー
基本情報
本体重量
70-300mm F/4.5-6.3 Di III RXDとSP 15-30mm F/2.8 Di VC USD G2で本体重量において比べると70-300mm F/4.5-6.3 Di III RXDは545gとなっているのに対し、SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD G2は1.1kgというデータです。70-300mm F/4.5-6.3 Di III RXDの本体重量の方がダントツで凌駕しています。70-300mm F/4.5-6.3 Di III RXDとSP 15-30mm F/2.8 Di VC USD G2の差は543.9gです。それらの違いは比較にならない程と言うことができるでしょう。本体重量が軽いカメラレンズのメリットとしては、長時間の撮影や移動中の持ち運びが容易になる点が挙げられます。
本体重量が軽いカメラレンズには、多くのメリットがあります。まず、持ち運びが楽になります。重いレンズは、カメラバッグも重たくなってしまうため、長時間の撮影や移動時に負担になってしまいます。また、軽いレンズは撮影時の手ブレを防止することができます。手ブレ補正機能がないレンズを使用する場合、軽いレンズを使用することでブレを防止することができます。そして、軽量であることにより、フォーカスリングを回す際も疲れにくくなります。これらのメリットがあるため、本体重量が軽いカメラレンズは、初心者から上級者まで幅広く愛用されています。
本体重量において実用的な面から見るとSP 15-30mm F/2.8 Di VC USD G2と70-300mm F/4.5-6.3 Di III RXDは相当違うということができます。本体重量を気にする場合70-300mm F/4.5-6.3 Di III RXDは適しているといえそうです。そうでなくとも、SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD G2を選択しない場合において、一つの重要な手掛かりといえるでしょう。ともあれ、本体重量は商品を決めるうえで不可欠な手掛かりの1つになるといえるでしょう。
防滴対応
70-300mm F/4.5-6.3 Di III RXDとSP 15-30mm F/2.8 Di VC USD G2は防滴に対応しているということができます。防滴に対応しているこれらのカメラレンズは、水や雨、埃などの影響を受けず、高品質な撮影を可能にします。また、持ち運びやすく、アウトドアでの撮影に最適です。
防滴に対応しているカメラレンズには、あらゆる撮影シーンでの使い勝手が向上します。例えば、雨天時の野外撮影や水中撮影、または沙漠地帯や砂浜などでの撮影時には、防滴機能によって撮影の幅が広がるため、プロの撮影家にとっては必需品と言えるでしょう。
その他
フルサイズ対応
SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD G2も70-300mm F/4.5-6.3 Di III RXDもフルサイズのイメージセンサーに対応しているカメラレンズといえます。これらのカメラレンズは、フルサイズのイメージセンサーに合わせて開発されているため、撮影された画像は非常に鮮明です。また、周辺部までクリアに描写されるため、まるで眼で見ているかのような感覚を得ることができます。
フルサイズのイメージセンサーに対応しているカメラレンズは、スナップ写真や旅行写真など、様々なシーンで活躍します。手ブレ補正や防塵防滴機能が搭載されているものも多いため、アウトドアでの撮影にも安心して使用できます。フルサイズイメージセンサーと相性の良いレンズを選ぶことで、思い出に残る写真を撮影することができます。
レンズ
最長焦点距離
最長焦点距離という点についてSP 15-30mm F/2.8 Di VC USD G2と70-300mm F/4.5-6.3 Di III RXDを対比すると、SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD G2は30mmとなります。一方で70-300mm F/4.5-6.3 Di III RXDは300mmとなります。70-300mm F/4.5-6.3 Di III RXDとSP 15-30mm F/2.8 Di VC USD G2の違いは270mmで、それらの違いははるかにあります。70-300mm F/4.5-6.3 Di III RXDの方がSP 15-30mm F/2.8 Di VC USD G2よりはるかに長いと言えるでしょう。最長焦点距離が長いカメラレンズは、距離をあけても被写体をクリアに撮影でき、美しいボケも表現できるため、プロアマ問わず人気が高まっています。
最長焦点距離が長いカメラレンズには、その名の通り、非常に遠くの被写体を撮影することができます。特に、自然や野生動物を撮影する際には、このレンズが非常に役立ちます。風景写真にも適しており、美しい景色をより詳細に捉えることができます。長焦点距離があるため、手振れ補正機能も付いている場合が多く、よりクリアな写真を撮影できるでしょう。
最長焦点距離の点で実用上の面から言えば70-300mm F/4.5-6.3 Di III RXDとSP 15-30mm F/2.8 Di VC USD G2について飛び抜けて異なるほどの違いが存在します。70-300mm F/4.5-6.3 Di III RXDの最長焦点距離のほうがSP 15-30mm F/2.8 Di VC USD G2の最長焦点距離よりとても秀でていると感じると思います。したがって、70-300mm F/4.5-6.3 Di III RXDは最長焦点距離を重要視するなら適していると考えられそうです。SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD G2を使わない上での一つの基準と言えるかもしれません。
最短焦点距離
SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD G2の最短焦点距離は15mmとなっているのに対し70-300mm F/4.5-6.3 Di III RXDは70mmというデータと言えます。70-300mm F/4.5-6.3 Di III RXDの方が極めて最短焦点距離が長いと言うことができ、55mmものずいぶんな違いが70-300mm F/4.5-6.3 Di III RXDとSP 15-30mm F/2.8 Di VC USD G2にあります。
これらの比較で明らかなように最短焦点距離に関してSP 15-30mm F/2.8 Di VC USD G2よりも70-300mm F/4.5-6.3 Di III RXDはかなりよくないと感じられるでしょう。そのため70-300mm F/4.5-6.3 Di III RXDは選択肢の一つから外れると思います。またSP 15-30mm F/2.8 Di VC USD G2は最短焦点距離が重要な場合採用すべきと考えられそうです。
絞り羽根枚数
70-300mm F/4.5-6.3 Di III RXDとSP 15-30mm F/2.8 Di VC USD G2を絞り羽根枚数の観点で比較すると、70-300mm F/4.5-6.3 Di III RXDは7枚というデータである一方SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD G2は9枚です。70-300mm F/4.5-6.3 Di III RXDとSP 15-30mm F/2.8 Di VC USD G2はダントツの違いはありません。2枚といったある程度の違いが存在します。70-300mm F/4.5-6.3 Di III RXDよりSP 15-30mm F/2.8 Di VC USD G2は絞り羽根枚数が比較的多いと言えるでしょう。絞り羽根枚数が多いカメラレンズには、逆光下での撮影時にも効果的な演出が可能となるほか、暗所での撮影でも明るいレンズの効果により、クリアな写真を撮影することができます。
絞り羽根枚数が多いカメラレンズのメリットは、明るいレンズであることです。明るいレンズは、暗所でも高速シャッターを使用し、ブレに強く、操作性の向上につながります。また、開放F値が小さいため、光の屈折率が低くなるため、色合いが美しく表現されます。
実際に使う場合、絞り羽根枚数に関してSP 15-30mm F/2.8 Di VC USD G2より70-300mm F/4.5-6.3 Di III RXDは比較的物足りない水準であると感じるでしょう。一方で絶対的なくらいの違いではありません。
最小F値
SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD G2の最小F値はf/2.8であり、70-300mm F/4.5-6.3 Di III RXDの最小F値はf/-6.3というデータとなっています。SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD G2と70-300mm F/4.5-6.3 Di III RXDは比較にならない程の差です。全く異なるものであると言うことができます。70-300mm F/4.5-6.3 Di III RXDの最小F値よりSP 15-30mm F/2.8 Di VC USD G2はかなりイマイチと考えられます。最小F値が小さいカメラレンズは、シャッタースピードを上げることができるため、動きの速い被写体を撮影する際にも高品質な写真を撮影することができます。
小さい最小F値のカメラレンズは、ピントが合う範囲が狭いため、被写体を際立たせる効果が高いと評価されています。また、明るさが調整できるため、シーンに合わせて自由自在に撮影ができることも大きなメリットです。さらに、携帯性も高く、旅行などにも便利な一品といえます。
実際の使用場面を考えると、70-300mm F/4.5-6.3 Di III RXDよりもSP 15-30mm F/2.8 Di VC USD G2の最小F値のほうがかなり良くないと思います。SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD G2は最小F値を重視するならイマイチな選択肢と考えられるかもしれません。
最大画角
SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD G2の最大画角は110.32°というデータになっている一方70-300mm F/4.5-6.3 Di III RXDは34.21°になります。76.1°もの顕著な違いが70-300mm F/4.5-6.3 Di III RXDとSP 15-30mm F/2.8 Di VC USD G2に存在しています。SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD G2の方が最大画角は際立って広いと言うことができるでしょう。最大画角が広いカメラレンズのメリットは、広い範囲を撮影できるため、風景写真や建物の内部写真など、広い場所を撮影したいときに威力を発揮します。
最大画角が広いカメラレンズを使うことで、被写体によってはより美しく写る場合があります。例えば、室内の広いスペースを撮影する際に、見え方が異なるのはよく知られています。しかし、このようなシーンにおいて、最大画角が広いカメラレンズを使うことで、画に立体感や迫力が生まれることがあります。
実際の使用において考えると、70-300mm F/4.5-6.3 Di III RXDの最大画角の方がSP 15-30mm F/2.8 Di VC USD G2と比べると不十分であると感じると思います。したがって、最大画角に配慮するのなら、SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD G2を選んだ方がいいと言えるかもしれません。そうでなくともSP 15-30mm F/2.8 Di VC USD G2は有力な選択肢の一つです。いずれにしても最大画角は、選択において欠かせない判断材料の1つになると思います。
最小画角
最小画角について比べてみると、SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD G2は71.35°というデータです。また70-300mm F/4.5-6.3 Di III RXDは8.15°というデータです。SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD G2は際立って最小画角が広いと言えます。70-300mm F/4.5-6.3 Di III RXDとSP 15-30mm F/2.8 Di VC USD G2の差は63.1°と言うことができるでしょう。最小画角が狭いカメラレンズの利点は、背景を美しくボケさせることができることです。これにより、被写体を際立たせ、より美しい写真に仕上がります。
最小画角が狭いカメラレンズのメリットである、所謂広角効果と言われるものは、画角が広くなることで、写真のエッセンスを捉えることができます。つまり、一緒に写ってしまうものも意識して撮影することができるのです。すると、カメラが画面に映しこむ、四角く収まる範囲内で、視野が広がります。
最小画角という点について評価すると違いは相当開いています。最小画角に関してSP 15-30mm F/2.8 Di VC USD G2は70-300mm F/4.5-6.3 Di III RXDより感覚的に言って下回っていると感じるでしょう。そのためSP 15-30mm F/2.8 Di VC USD G2を選択しない上での着目すべきポイントの一つとなります。また70-300mm F/4.5-6.3 Di III RXDは最小画角が重要な場合ぴったりな選択肢でしょう。
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SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD G2
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