RODE Microphones NT55 の詳細評価。優れた点やイマイチな点について検証しています

作成日時: 2021-11-10 21:45:44

 RODE Microphones NT55 を徹底評価

RODE Microphones NT55 について情報の関心度別に幅広く検証。よく注目される特徴ごとにわかりやすくレビューしてみました。RODE Microphones NT55を選ぶべきか悩んでいるならおすすめです。

RODE Microphones NT55は、音楽パフォーマンス、ライブ配信、ボイスオーバー、カラオケなど、様々なシチュエーションで使用可能なマイクです。このマイクの最高共振周波数は20kHz、最低共振周波数は20Hzで、高音の鮮明さと低音の豊かさがあるため、高品質な音声を録音することができます。

また、このマイクには単一指向性、無指向性、カーディオイドなどの指向特性があり、用途にあわせて選択することができます。無指向性の場合、音源が360度全方向から拾えます。一方、単一指向性の場合、特定の方向からの音を強く拾い、周囲の騒音を低減することができます。また、指向性切替機能を搭載しているため、場面にあわせて指向性を変更することができます。

このマイクは、コンデンサー方式を採用しており、高感度で広範囲な周波数帯域をカバーすることができます。最大音圧レベルは136dBで、高音質音声をクリアに録音することができます。

操作面では、ファンタム電源に対応し、有線でも使用することができます。本体重量は110gで、持ち運びやすい設計となっています。

以上のような特徴を持つRODE Microphones NT55は、様々な用途において高品質な音声を録音することができます。特に、音楽パフォーマンスやライブ配信など、生での音声を録音する必要がある場面での使用に向いています。

RODE Microphones NT55 のメリット

  • 最高共振周波数はもの凄く高い
  • トップレベルに位置づけられるほど低い最低共振周波数
  • 重量は割と軽い
  • かなり小さい本体サイズ

RODE Microphones NT55 のデメリット

  • 比較的大きい最小SPL

RODE Microphones NT55 の特徴

  • 無指向性方式に対応している
  • 単一指向性方式に対応している
  • 指向性切替機能を搭載している
  • コンデンサー方式を採用している
  • ファンタム電源を搭載している
  • 有線に対応している

RODE Microphones NT55 の特性・特徴についての情報詳細

RODE Microphones NT55 の動力を徹底的に評価する

ファンタム電源の搭載について

ファンタム電源を搭載しているマイクはマイクにつなぐキャノン・ケーブルを経由して、ミキサー/オーディオ・インターフェイス/マイクプリアンプ等からマイクに電源を供給できるという点で優秀です。例えばミキサーなどと併用したいなら向いていると思います。

「RODE Microphones NT55」はファンタム電源を搭載しているマイクです。そのため対応端子を持つミキサーと接続できるといった点で良い部類に入るかと思います。「RODE Microphones NT55」はコンデンサーマイクやアクティブタイプのDIを動作させるために、必要な電源を供給したいようなときに適しているといえるかもしれません。

マイク性能について徹底的に評価してみた

最高共振周波数について

より高域を集音できる点において最高共振周波数が高いマイクは優秀です。とくに高域の周波数を集音したい人が使用したいようなときにおすすめです。

最高共振周波数について「RODE Microphones NT55」は20kHzです。普通のマイクと比較するとこのマイクの周波数は並外れて高いほうに入るマイクと言えます。高周波域の良好な周波数応答を得ることができる点でこの商品はとても秀でた部類に入るといえなくもないでしょう。「RODE Microphones NT55」は高音までしっかりと拾う事が出来るので、女性や声の高い男性が使用する時にとても向いているといえるかもしれません。

実際のところ最高共振周波数という視点からみたときの実際の使用感は極めて優秀といえるかもしれません。これ以上高い周波数のマイクでもほぼ意味がないでしょう。

最高共振周波数評価
RODE Microphones NT5520kHz97/100

最低共振周波数について

低い周波数域の良好な周波数応答を得ることができるため、低い最低共振周波数のマイクは優秀です。低い音域でも音声を出力したいようなときにオススメだと思います。

「RODE Microphones NT55」の最低共振周波数は20Hzです。標準的なマイクよりもこのマイクの最低共振周波数はもの凄く低い方のマイクでしょう。低音も綺麗に拾うことができ、より臨場感ある収音を実現できるのでこの商品はとても良い部類に入ると思います。重低音を収拾するような場合に「RODE Microphones NT55」はとても適しています。

最低共振周波数という点についての「RODE Microphones NT55」の使用感はかなり秀でているでしょう。そのためこのマイクはかなりおすすめです。最低共振周波数という点でこれ以上低いマイクを選んでも「RODE Microphones NT55」との違いをほとんど感じられないでしょう。

最低共振周波数評価
RODE Microphones NT5520Hz90/100

無指向性方式の採用について

全ての方向から同じ感度で収音することができる為、無指向性方式に対応しているマイクは優れた部類に入ると言えそうです。とくに広い範囲の音を録音するならおすすめと言えそうです。

「RODE Microphones NT55」は無指向性方式に対応しているマイクです。ぐるりと全方向360度の音を収集できるためこのマイクは優れていると思います。「RODE Microphones NT55」は全方位の音を拾えるので、多くの人数がマイクを囲んで話すような会議などで使用する場合にお勧めです。

単一指向性方式の採用について

単一指向性方式に対応しているマイクは一つの方向からの音を高感度で収音できる為優れてます。一方向からの音しか拾わないので、エアコンなどの雑音の多い部屋でマイクを使いたいという人が使用したいような時にオススメです。

「RODE Microphones NT55」は単一指向性方式に対応しているマイクです。ノイズの少ないクリアな音声を再現できるのでこのマイクは優れていると言えるかもしれません。一方口からの音を拾うのに適しているので、歌や楽器の録音をするときに「RODE Microphones NT55」は向いています。

指向性切替機能について

使用目的に応じて集音方向を変更できる為、指向性切替機能を搭載しているマイクは優れているでしょう。ボーカルの録音の際に部屋の響きを入れずに音を拾ったり、複数人での会話を録音する際には双指向性にしたりと色々な用途で一つのマイクを使いたいという人が使用するようなときにお勧めだと思います。

「RODE Microphones NT55」は指向性切替機能を搭載しているマイクです。使用目的や状況に応じた、最適なパターンで使用できるためこのマイクは秀でた部類に入ると思います。「RODE Microphones NT55」は遮音効果を詳細に設定できるので、集音する音の質にあわせた細かい調整をしたい人が使用するのにお勧めだと思います。

RODE Microphones NT55 のマイク感度についての詳細

コンデンサー方式について

繊細に音を集音できる点でコンデンサー方式を採用しているマイクは優れた部類に入ると思います。歌の収録など繊細な音も収録するような場合お勧めといえるかもしれません。

「RODE Microphones NT55」はコンデンサー方式を採用しているマイクです。高音質で繊細なサウンドの録音が得意で、音質を重視した用途で使用できる為このマイクはよいです。「RODE Microphones NT55」は些細な音や息遣いまでしっかりと集音するような場合にお勧めだと思います。

最大SPLについて

大きい最大SPLのマイクは瞬間的な大音量も綺麗に拾う事ができる点で優秀です。音割れさせずに使用したいような場合に適していると思います。

「RODE Microphones NT55」の最大SPLは136dBです。このマイクの音圧レベルは同じくらいだと言えるでしょう。高い音圧レベルの音を入力したい場合でも「RODE Microphones NT55」を選んでも通常の場合であれば多分問題ないと思います。

最大SPLという観点からみたとき実の所の「RODE Microphones NT55」はそこそこといったレベルです。通常利用であれば比較的問題なく使えるものの、特段優れているとまでは言えないでしょう。少しでも快適に使いたい人やこだわりが強い人には不足しているかもしれないため、もうワンランク上を検討した方がいいでしょう。

最大SPL評価
RODE Microphones NT55136dB55/100

最小SPLについて

ごく小さな音も拾う事ができる為、最小SPLが小さいマイクは優秀といえるかもしれません。小さな音もしっかり収拾する場合にオススメです。

最小SPLについて「RODE Microphones NT55」は-38dBです。これは普通のマイクとくらべて割と大きい部類に分けられる最小SPLです。

最小SPL評価
RODE Microphones NT55-38dB23/100

RODE Microphones NT55 の利便性に関する情報詳細

重量について

軽い重量のマイクは容易に持ち運びできるため、優れているといえるかもしれません。野外ライブで会場中を動き回るミュージシャンが疲れずに使ったりするとき、おすすめといえそうです。

重量について「RODE Microphones NT55」は110gです。標準と比較してこのマイクの重量はやや軽い方に入るマイクと言えます。またこの商品はダンスなどしながらでも邪魔にならず使用できるという点で比較的よいといえなくもありません。「RODE Microphones NT55」は持ち運びに負担がかからないので、さまざまな場所に持ち運んで使用したいなら比較的向いています。

重量という観点で見たときの実際の使用感は割と秀でています。従って重量という観点から選ぶつもりならこのマイクは一つの候補でしょう。普通に使う分には問題ないと言えますが、こだわりを追及して一つ上のマイクを考えてみてもいいでしょう。

重量評価
RODE Microphones NT55110g77/100

本体サイズについて

ダンスなど動きながらでも利用できる点で小さい本体サイズのマイクは優れているかもしれません。野外ライブで会場中を動き回るミュージシャンがマイクを気にせず使ったりするとき向いていると言えるかもしれません。

「RODE Microphones NT55」の本体サイズは全長:145mm、最大径:20mmです。これは標準と比較して凄く小さいと言えるサイズでしょう。気軽に持ち運びができるため、この商品はすごく秀でているといえなくもありません。ドラムの録音をモニターから流すための音を録るする場合に「RODE Microphones NT55」はとても向いていると言えそうです。

本体サイズという視点についての実際の所の「RODE Microphones NT55」はすごく優れています。これよりも小さいサイズのマイクでもほぼ意味がないと思います。

本体サイズ評価
RODE Microphones NT55全長:145mm、最大径:20mm80/100

接続機能について徹底的に評価

有線対応について

無線時のノイズを気にする事なくできるという点で有線に対応しているマイクはよい部類に入るかもしれません。ラグなく使いたい人が使用したい時にお勧めと言えそうです。

「RODE Microphones NT55」は有線に対応しているマイクです。そのためこのマイクは無線で使用するときに乗っかってくるノイズを気にせず使えるといった点で優秀な部類に入ると思います。電波の干渉が多い環境で利用するなら「RODE Microphones NT55」は向いていると言えそうです。

表で RODE Microphones NT55 について詳細一覧を見る

RODE Microphones NT55
画像RODE Microphones NT55
最高共振周波数20kHz
最低共振周波数20Hz
指向特性単一指向性/無指向性/カーディオイド
無指向性方式に対応しているかどうか
単一指向性方式に対応しているかどうか
指向性切替機能を搭載しているかどうか
コンデンサー方式を採用しているかどうか
最大音圧レベル136dB(@1kHz/1%THD into 1k立 load)
最大SPL136dB
最小音圧レベル-38dB re 1Volt/Pascal(12.60mV@94dB SPL)+/-2dB@1kHz
最小SPL-38dB
電源ファンタム電源
ファンタム電源を搭載しているかどうか
有線に対応しているかどうか
重量110g
本体サイズ全長:145mm、最大径:20mm

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最高共振周波数:16kHz, 最低共振周波数:50Hz, 最小SPL:-52dB, 重量:300g

最高共振周波数:20kHz, 最低共振周波数:60Hz, 最大SPL:130dB, 最小SPL:-52dB, 重量:210g, 本体サイズ:全長:146mm、最大径:18mm

最高共振周波数:16kHz, 最低共振周波数:60Hz, 最小SPL:-54dB, 重量:400g, 本体サイズ:全長:175mm、最大径:49mm

最高共振周波数:18kHz, 最低共振周波数:40Hz, 最小SPL:-49dB, 重量:336g, 本体サイズ:全長:183mm、最大径:51mm

最高共振周波数:20kHz, 最低共振周波数:50Hz, 最小SPL:-50dB, 重量:80g

最低共振周波数:80Hz, 連続駆動時間:8時間, 重量:450g, 本体サイズ:全長:265mm、最大径:50mm

最高共振周波数:17kHz, 最低共振周波数:20Hz, 最大SPL:132dB, 最小SPL:-34dB, 重量:270g, 本体サイズ:全長:170mm、最大径:53mm

最高共振周波数:20kHz, 最低共振周波数:20Hz, 重量:329g, 本体サイズ:全長:251mm、最大径:51mm

最高共振周波数:20kHz, 最低共振周波数:20Hz, 重量:453g, 本体サイズ:全長:153mm、最大径:56mm

最高共振周波数:20kHz, 最低共振周波数:20Hz, 重量:703g, 本体サイズ:全長:240mm、最大径:59mm

RODE Microphones NT55 の仕様・スペックを競合製品と比較

総合評価

画像製品名評価比較したときのおススメ度総合評価

RODE Microphones NT55

70.9-最高共振周波数:20kHz, 最低共振周波数:20Hz, 最大SPL:136dB, 最小SPL:-38dB, 重量:110g, 本体サイズ:全長:145mm、最大径:20mm

RODE Microphones Podcaster

35.5最高共振周波数:14kHz, 最低共振周波数:40Hz, 最大SPL:115dB, 最小SPL:-51dB, 重量:655g

RODE Microphones NT55MP

65.8最高共振周波数:20kHz, 最低共振周波数:20Hz, 最大SPL:136dB, 最小SPL:-38dB, 重量:110g, 本体サイズ:全長:145mm、最大径:20mm

Lavalier GO LAVGO [White]

47.0最高共振周波数:20kHz, 最低共振周波数:20Hz, 最大SPL:110dB, 最小SPL:-35dB

RODE Microphones NT-USB Mini

47.0最高共振周波数:20kHz, 最低共振周波数:20Hz, 最大SPL:121dB, 重量:585g

RODE Microphones PODMIC [Black]

61.9最高共振周波数:20kHz, 最低共振周波数:20Hz, 最小SPL:-57dB, 重量:937g

RODE Microphones NT-SF1

67.2最高共振周波数:20kHz, 最低共振周波数:20Hz, 重量:286g

RODE Microphones Procaster

40.2最高共振周波数:18kHz, 最低共振周波数:75Hz, 本体サイズ:全長:214mm、最大径:53mm

大きさ

画像製品名評価比較したときのおススメ度大きさ

RODE Microphones NT55

80.9-本体サイズ:全長:145mm、最大径:20mm

RODE Microphones NT55MP

82.0本体サイズ:全長:145mm、最大径:20mm

RODE Microphones Reporter

25.6本体サイズ:全長:272.5mm、最大径:41.5mm

RODE Microphones Procaster

25.3本体サイズ:全長:214mm、最大径:53mm

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57.5本体サイズ:全長:167mm、最大径:50mm

RODE Microphones NT1GEN5 [シルバー]

33.3本体サイズ:全長:189mm、最大径:52mm

RODE Microphones NT1GEN5B [ブラック]

33.3本体サイズ:全長:189mm、最大径:52mm

RODE Microphones NT2000

24.6本体サイズ:全長:208mm、最大径:55mm

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