徹底レビュー: ケンコー ウルトラビューI 8x21FMC-WH vs ライカ モノビット 8x20
2023-06-02 14:43:33
ケンコー ウルトラビューI 8x21FMC-WH | ライカ モノビット 8x20 | |||
総合評価: | 43.3/100 (総合順位: 103/175) | 51.6/100 (総合順位: 67/175) | ||
倍率 | 68/100 | 68/100 | ||
実視界 | 34/100 | 32/100 | ||
最短合焦距離 | 10/100 | 51/100 | ||
対物レンズ有効径 | 64/100 | 50/100 | ||
本体重量 | 66/100 | 43/100 | ||
アイレリーフ | 24/100 | 64/100 | ||
スペック
比較レビュー
望遠性能
倍率
ライカ モノビット 8x20とケンコー ウルトラビューI 8x21FMC-WHを倍率という視点について対比すると、ケンコー ウルトラビューI 8x21FMC-WHは8倍というデータになっている一方ライカ モノビット 8x20は8倍となっています。ケンコー ウルトラビューI 8x21FMC-WHとライカ モノビット 8x20は相当似ている倍率となっています。
倍率が高い単眼鏡は、鳥や野生動物の観察、登山やハイキング、そしてスポーツ観戦などに最適なアイテムです。また、高倍率であるため、身体を動かすことなく、遠距離から細かいディテールまで視野を広く取ることができます。
倍率という点で実際に使う場合を考えると、ライカ モノビット 8x20もケンコー ウルトラビューI 8x21FMC-WHも差は全く無いというデータになっています。別の角度から決めることを非常に推奨します。
実視界
ライカ モノビット 8x20とケンコー ウルトラビューI 8x21FMC-WHの実視界において比べるとライカ モノビット 8x20は6.3°で、ケンコー ウルトラビューI 8x21FMC-WHは6.4°というデータとなっています。ケンコー ウルトラビューI 8x21FMC-WHとライカ モノビット 8x20は殆ど同一水準の実視界であると言えます。
実視界についてライカ モノビット 8x20もケンコー ウルトラビューI 8x21FMC-WHも感覚的に言って非常に類似していると感じとれるとなるでしょう。商品選びにおいて、実視界の情報は意味がありません。
最短合焦距離
ライカ モノビット 8x20の最短合焦距離は1.8mであるのに対しケンコー ウルトラビューI 8x21FMC-WHの最短合焦距離は6mというデータです。4.2mもの顕著な違いがケンコー ウルトラビューI 8x21FMC-WHとライカ モノビット 8x20に見られます。ケンコー ウルトラビューI 8x21FMC-WHは最短合焦距離は極端に長いと言えるでしょう。
実際に使う上で考えると、最短合焦距離に関してライカ モノビット 8x20はケンコー ウルトラビューI 8x21FMC-WHより体感上高い水準であると言うことができそうです。このためケンコー ウルトラビューI 8x21FMC-WHを選択肢の一つから取り除くべきと言えそうです。最短合焦距離を考慮することが最適な決断につながると言えるでしょう。
対物レンズ有効径
ライカ モノビット 8x20の対物レンズ有効径は20mmというデータであるのに対し、ケンコー ウルトラビューI 8x21FMC-WHの対物レンズ有効径は21mmとなります。この比較でわかるようにケンコー ウルトラビューI 8x21FMC-WHよりもライカ モノビット 8x20は対物レンズ有効径は少しだけ小さいです。ケンコー ウルトラビューI 8x21FMC-WHとライカ モノビット 8x20は1mmくらいのほんのすこしの差が存在しています。対物レンズ有効径が大きい単眼鏡のメリットは、明るく鮮明なイメージが得られることです。観察対象の詳細な観察が可能であるため、野外での鳥や昆虫の観察などに最適です。
対物レンズ有効径が大きい単眼鏡を使用することで、視力が弱い人でも遠くの物を見ることが可能になります。また、ライブ観戦やコンサートなどでも、遠くにいるアーティストやスポーツ選手を大きく映し出すことができ、臨場感をより味わうことができます。
実際的なメリットを考慮すると対物レンズ有効径に関してケンコー ウルトラビューI 8x21FMC-WHよりもライカ モノビット 8x20は体感的に言って、すこしだけイマイチな水準に感じられると思います。違いは僅かと言うことができるでしょう。あえて考えるならライカ モノビット 8x20よりケンコー ウルトラビューI 8x21FMC-WHと言えます。一方で、他の側面をみて考えるほうがよいことが分かるでしょう。対物レンズ有効径の情報を評価しても、意味がないと思います。
扱いやすさ
本体重量
ライカ モノビット 8x20とケンコー ウルトラビューI 8x21FMC-WHで本体重量についてみてみると、ライカ モノビット 8x20は112gであるのに対し、ケンコー ウルトラビューI 8x21FMC-WHは65gというデータといえます。この比較から明白にわかるようにケンコー ウルトラビューI 8x21FMC-WHの方がライカ モノビット 8x20の本体重量よりも飛び抜けて軽いといえるでしょう。ライカ モノビット 8x20とケンコー ウルトラビューI 8x21FMC-WHは一段と違っています。
実際に使用することを考えると、本体重量についてケンコー ウルトラビューI 8x21FMC-WHよりライカ モノビット 8x20は非常にイマイチであることがわかります。ライカ モノビット 8x20を選ばない着目すべき理由の一つといえそうです。また本体重量にこだわる人にとってはケンコー ウルトラビューI 8x21FMC-WHが適切と思われます。いずれにしても本体重量は決定を下す際に不可欠なヒントになるといえるでしょう。
アイレリーフ
ライカ モノビット 8x20とケンコー ウルトラビューI 8x21FMC-WHのアイレリーフに関して比較してみると、ライカ モノビット 8x20は15mmというデータに対してケンコー ウルトラビューI 8x21FMC-WHは11mmになります。ケンコー ウルトラビューI 8x21FMC-WHとライカ モノビット 8x20の差は飛び抜けて見られます。ケンコー ウルトラビューI 8x21FMC-WHの方が飛び抜けて短いと言うことができるでしょう。長いアイレリーフを持つ単眼鏡は、眼鏡をかけている人でも視点を合わせやすいため、使いやすさが高く評価できます。
アイレリーフが長い単眼鏡は、ブレやすい手振れ補正機能があるものが多く、手持ちで使用する場合でも、安定した視野を保ちやすくなっています。また、フォーカスの調整が容易で、使いやすさも良好です。
アイレリーフの点について実際の使用を考慮するとケンコー ウルトラビューI 8x21FMC-WHとライカ モノビット 8x20について違いは比較にならない程存在しています。したがってアイレリーフを優先したい人にとってはケンコー ウルトラビューI 8x21FMC-WHにするべきではないと考えられるかもしれません。
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