ローランド FA-07 (2017) と KORG KROME EX-61 の評価まとめ。違いを比べました
作成日時: 2021-09-17 23:39:59、更新日時: 2021-10-20 21:53:15
「ローランド FA-07 (2017)」と「KORG KROME EX-61」についてどちらが優れているかについてわかりやすく評価します。どういう面で評価の違いがあるのか?よく注目される特徴に対して検証してみました。
ローランド FA-07 (2017) | KORG KROME EX-61 | |||
総合評価: | 38.6/100 (総合: 108位) | 42.2/100 (総合: 103位) | ||
サイズ | 30/100 | 42/100 | ||
重さ | 31/100 | 37/100 | ||
最大同時発音数 | 53/100 | 50/100 | ||
鍵盤数 | 77/100 | 52/100 | ||
ローランド FA-07 (2017)は、重量が8.5kgで最大同時発音数は128音、76鍵の鍵盤を採用しています。ACアダプタを標準とし、ヘッドホン端子にも対応しており、USB端子を備えています。また、タッチレスポンス機能やメトロノーム機能を搭載しているばかりでなく、SDカードにも対応しているため、音源の保存が可能です。
KORG KROME EX-61は、重量が7.2kgで一方で最大同時発音数は120音、61鍵の鍵盤を採用しています。ACアダプタも標準で付属しており、消費電力は13Wです。ヘッドホン端子にも対応しているほか、USB端子を搭載しています。また、タッチレスポンス機能やメトロノーム機能を持つことはもちろん、SDカードにも対応しています。
ローランド FA-07 (2017)とKORG KROME EX-61の主要な違いは、鍵盤数と同時発音数であり、前者のほうが多くの数を採用しています。また、ヘッドホン端子のプラグの種類にも違いがあり、タッチレスポンス機能を持つことも共通していますが、後者のほうが少し軽量で消費電力が低く抑えられています。
どちらのシンセサイザーも、USB端子やSDカード対応により、それぞれの音源の保存が可能である点は共通しています。また、メトロノーム搭載により、リズム感を身につけることができるのも共通の特徴です。しかし、あまり重量やサイズは意識せずに、より多くの発音や鍵盤を求める場合はローランド FA-07 (2017)が、コンパクトで省スペースなシンセサイザーを希望する場合はKORG KROME EX-61が適しているでしょう。
お勧め度については、どちらも高水準な機能を備えているためお勧めできます。しかし、最終的には使用する場面や目的に合わせて選択することが重要です。
「KORG KROME EX-61」より「ローランド FA-07 (2017)」が優れている2つの理由
- 最大同時発音数はもの凄く多い53.4点(37位) vs 50.5点(56位)
- 鍵盤数が非常に多い77.4点(23位) vs 52.6点(59位)
「ローランド FA-07 (2017)」より「KORG KROME EX-61」が優れている1つの理由
- かなり小さいサイズ42.7点(93位) vs 30.1点(119位)
「ローランド FA-07 (2017)」と「KORG KROME EX-61」の特性・特長を徹底的に比較
基本仕様についての比較
サイズについて
小さいサイズのシンセサイザーは場所を取らないので、スペースを有効活用できる為優秀です。手軽に持ち運びしたいような場合に向いていると言えそうです。
サイズを「ローランド FA-07 (2017)」と「KORG KROME EX-61」を比べると「ローランド FA-07 (2017)」は1.23m × 311mm × 107mmに対して「KORG KROME EX-61」は1.03m × 313mm × 93mmです。「ローランド FA-07 (2017)」と比べて「KORG KROME EX-61」は非常に小さいです。「KORG KROME EX-61」は小さなスペースで使用できる点において「ローランド FA-07 (2017)」よりもすごく優れた部類に入るといえなくもないでしょう。場所を取らずに演奏するのに「KORG KROME EX-61」は「ローランド FA-07 (2017)」よりとてもお勧めと言えそうです。
「KORG KROME EX-61」にする上で一つの主な判断材料になると思います。
サイズ | 評価 | |
---|---|---|
ローランド FA-07 (2017) | 1.23m × 311mm × 107mm | 30/100 |
KORG KROME EX-61 | 1.03m × 313mm × 93mm | 42/100 |
重さについて
軽い重さのシンセサイザーは持ち運びが楽にできるため優れた部類に入るといえなくもないでしょう。たとえば手軽に持ち運びしたい時におすすめです。
重さを「ローランド FA-07 (2017)」と「KORG KROME EX-61」を比較すると「KORG KROME EX-61」は7.2kgであり「ローランド FA-07 (2017)」は8.5kgです。1.2kgくらいの違いがあります。「KORG KROME EX-61」は「ローランド FA-07 (2017)」と比較して比較的軽い重量です。女性でも簡単に設置できる点において「KORG KROME EX-61」の方が「ローランド FA-07 (2017)」よりもどちらかと言うと秀でてます。持ち運びが便利で、小柄な人が演奏する時「KORG KROME EX-61」は「ローランド FA-07 (2017)」より割とオススメと思います。
実際に使う場面で「KORG KROME EX-61」と「ローランド FA-07 (2017)」の体感値としての差はやや大きいです。「KORG KROME EX-61」がいいのかもしれませんが、非常に優れているとまでは言えないでしょう。
接続機能についての評価比較
ヘッドホン端子について
ヘッドホンをつなぐ端子がついているシンセサイザーはヘッドホンで音を聞きながら演奏できる点において優秀といえるかもしれません。とくに夜中に使用することの多い人がヘッドホンから音を出して周囲の迷惑をかけないようにするときに向いています。
「KORG KROME EX-61」も「ローランド FA-07 (2017)」もヘッドホンをつなぐ端子がついているシンセサイザーです。周囲を気にせずに、気兼ねなく演奏に集中できるという点でどちらも優れているといえなくもないでしょう。集合住宅など音を出しにくい環境で使用するような場合にどちらもおすすめだと思います。
USB端子の搭載について
USB端子を搭載しているシンセサイザーはバッテリーを気にすることなくUSBケーブルを一本接続するだけで使用することができるため、優れているといえそうです。パソコンなどから必要なデータを移す事が出来るので、色々な機能を使いたいという人が使用するような時向いているといえそうです。
「ローランド FA-07 (2017)」も「KORG KROME EX-61」もUSB端子を搭載しているシンセサイザーです。そのため「ローランド FA-07 (2017)」も「KORG KROME EX-61」もUSB端子を介して電源を得て演奏できるという点でよい部類に入るかと思います。「ローランド FA-07 (2017)」も「KORG KROME EX-61」も録音の際に、持っているUSBを差し込めば弾いた曲をUSBに保存したい時にお勧めだと思います。
基本性能について詳細に評価比較してみた
最大同時発音数について
最大同時発音数が多いシンセサイザーは音が途切れないように演奏できるので優れているかもしれません。複雑な楽曲を演奏したいような時に向いていると言えるでしょう。
最大同時発音数を「ローランド FA-07 (2017)」と「KORG KROME EX-61」を比べると「ローランド FA-07 (2017)」は128音で「KORG KROME EX-61」は120音です。ごくわずかな違いがあります。「ローランド FA-07 (2017)」の方が「KORG KROME EX-61」よりもわずかに多いです。より多くの和音を表現できる点において「ローランド FA-07 (2017)」の方が「KORG KROME EX-61」よりも多少はよいといえなくもありません。しかしあらゆる音源を自在に表現する時、大半の場合で体感できない差だと言えるでしょう。
強いて言えば「ローランド FA-07 (2017)」の方が良いですが、通常利用において体感できるほどの差はほとんど無いでしょう。
鍵盤数について
多い鍵盤数のシンセサイザーはオクターブ数が増えて広い音域作業できるといった点で秀でた部類に入るといえなくもありません。より低い音と高い音を利用したい時におすすめです。
鍵盤数について「ローランド FA-07 (2017)」と「KORG KROME EX-61」を比べると「KORG KROME EX-61」は61鍵であるのに対して「ローランド FA-07 (2017)」は76鍵です。15鍵もの違いがあります。「KORG KROME EX-61」の鍵盤数と比べて「ローランド FA-07 (2017)」は非常に多いです。よりバラエティ豊かな曲を作成できるといった点で「ローランド FA-07 (2017)」の方が「KORG KROME EX-61」よりも非常に優秀な部類に入るかもしれません。音域が広い楽曲に対応できるので、上級者が使用したいような場合に「ローランド FA-07 (2017)」は「KORG KROME EX-61」より向いています。
実際に利用する上で「KORG KROME EX-61」と比較して「ローランド FA-07 (2017)」はかなり優れているでしょう。「ローランド FA-07 (2017)」にするための一つの主な決め手になるでしょう。
「ローランド FA-07 (2017)」と「KORG KROME EX-61」の便利機能について
タッチレスポンス機能の搭載について
タッチレスポンス機能を搭載しているシンセサイザーは弾く強さで音量を変えられるので、画一的でない演奏ができるという点で優れていると言えるかもしれません。鍵盤を弾く強さで、音の強弱を表現したいときにおすすめだと思います。
「KORG KROME EX-61」も「ローランド FA-07 (2017)」もタッチレスポンス機能を搭載しているシンセサイザーです。そのためどちらも鍵盤を叩く力加減で、思いのまま、音質を操ることができる点で優秀です。「ローランド FA-07 (2017)」も「KORG KROME EX-61」も鍵盤を弾く強さによって音量の変化を利用したいような場合におすすめだと思います。
メトロノームの搭載について
指定のテンポを鳴らしながら練習できるため、メトロノームを搭載しているシンセサイザーは優秀な部類に入るでしょう。リズムを確認したい時に適しています。
「KORG KROME EX-61」も「ローランド FA-07 (2017)」もメトロノームを搭載しているシンセサイザーです。一定のリズム感を刻み、テンポ良く音源を再生できる点において「ローランド FA-07 (2017)」も「KORG KROME EX-61」も優れているといえるかもしれません。どちらも安定したレートでの音作り作業したいときにおすすめだと思います。
SDカードへの対応について
SDカードに対応しているシンセサイザーはSDカードを経由し曲を本体に保存できるといった点でよいといえなくもありません。たとえば音源の保存と再生したいような時に向いているといえるかもしれません。
「KORG KROME EX-61」も「ローランド FA-07 (2017)」もSDカードに対応しているシンセサイザーです。そのためどちらもSDカード内に保存した音源を取り込むことができるといった点でよいです。作成した音色や演奏データを手軽に外部保存するような時にどちらもおすすめです。
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「ローランド FA-07 (2017)」と「KORG KROME EX-61」関して表で情報一覧を比べる
ローランド FA-07 (2017) | KORG KROME EX-61 | |||
基本仕様 | ||||
サイズ | 1.23m × 311mm × 107mm | 1.03m × 313mm × 93mm | ||
重さ | 8.5kg | 7.2kg | ||
基本性能 | ||||
最大同時発音数 | 128音 | 120音 | ||
鍵盤数 | 76鍵 | 61鍵 | ||
電源 | ||||
電源 | ACアダプタ(標準) | ACアダプタ(標準) | ||
消費電力 | - | 13W | ||
電池駆動時間 | 0秒 | - | ||
接続機能 | ||||
ヘッドホンをつなぐ端子がついているかどうか | ○ | ○ | ||
USB端子を搭載しているかどうか | ○ | ○ | ||
ヘッドホン端子 | 標準プラグ | ミニプラグ | ||
便利機能 | ||||
タッチレスポンス機能を搭載しているかどうか | ○ | ○ | ||
メトロノームを搭載しているかどうか | ○ | ○ | ||
SDカードに対応しているかどうか | ○ | ○ | ||
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