Positive Grid Spark と ローランド AC-33 (2010) を比べるとどっちの評価が良いのか。違いを詳細に検証してみた

接続機能について「Positive Grid Spark」と「ローランド AC-33 (2010)」を比較

ヘッドホン端子について

ヘッドホンをつなぐ端子がついているギターアンプはヘッドフォンを接続して夜間など音を出せない環境下で使用できる点で優れています。例えば外部に音を漏らさず演奏できるので、近隣への騒音が気になる人が使用するといったケースで重宝します。

「ローランド AC-33 (2010)」も「Positive Grid Spark」もヘッドホンをつなぐ端子がついているギターアンプです。そのためヘッドホンを使うことで音が漏れなくできる点で優れています。どちらも大きい音を出せない自宅などでギターを練習するのにおすすめです。

AUX IN端子について

AUX IN端子に対応しているギターアンプはipodなどを繋いでスピーカーから一緒に音をだすことができる点で秀でています。例えばポータブルオーディオプレーヤーなどを接続して音楽を再生しながら演奏するといった場合に最適です。

「ローランド AC-33 (2010)」も「Positive Grid Spark」もAUX IN端子に対応しているギターアンプです。そのため1本のケーブルで簡単にギターと接続でき、音を鳴らすことができる点で使い勝手が良いです。どちらもpodなどを繋いでスピーカーから一緒に音を出力するのにオススメです。

基本情報について「Positive Grid Spark」と「ローランド AC-33 (2010)」を比較

本体サイズについて

サイズが小さいギターアンプは小さなスペースに保管することができる点で優れています。特にカバンに入れて外出先などへの持ち運びするといったような場合で重宝します。

サイズについて比べると「Positive Grid Spark」は横:350mm、縦:190mm、厚さ:180mmであるのに対して「ローランド AC-33 (2010)」は横:318mm、縦:243mm、厚さ:223mmです。「Positive Grid Spark」のサイズは「ローランド AC-33 (2010)」と比較してやや小さいです。サイズの小ささランキングで比較すると全407製品のなかで「Positive Grid Spark」は117位で「ローランド AC-33 (2010)」は159位なので、大きく違うとまでは言えないもののそれなりの差はあります。

「Positive Grid Spark」は手軽に運搬して使用できる点で「ローランド AC-33 (2010)」よりも良いです。小さなスペースに保管したいという人が使用するのに「Positive Grid Spark」は比較的おすすめです。実際に使う場面で「Positive Grid Spark」と「ローランド AC-33 (2010)」は体感値としてやや大きい違いがあります。「Positive Grid Spark」は「ローランド AC-33 (2010)」よりいいと思われます。一方で決定的に優れているとまでは言えません。

本体重量について

本体重量が軽いギターアンプは置く場所を決めずに気軽に持ち歩きができる点で使い勝手が良いです。例えば持ち運びをする際に負担を軽減するのに向いています。

本体重量について比べると「ローランド AC-33 (2010)」は4.7kgで「Positive Grid Spark」は5.2kgです。本体重量という角度で見てみると「ローランド AC-33 (2010)」も「Positive Grid Spark」も同じくらいです。本体重量の軽さランキングで見てみると408製品中「Positive Grid Spark」は142位で「ローランド AC-33 (2010)」は132位です。ほとんど差は無いと言えます。

感覚的にわかるほどの違いは無いです。他の角度から見るほうが良いでしょう。

音響効果について「Positive Grid Spark」と「ローランド AC-33 (2010)」を比較

リバーブ機能について

リバーブ機能を搭載しているギターアンプはエフェクターを使用せずにアンプだけで残響効果を加味できる点で使い勝手が良いです。特に残響の少ない野外ライブなどでも臨場感のある演奏をするといったような場合で役立ちます。

「Positive Grid Spark」も「ローランド AC-33 (2010)」もリバーブ機能を搭載しているギターアンプです。そのため残響音のある音を作り出すことができる点で使い勝手が良いです。どちらも狭い場所での演奏を、大きな空間で演奏しているような音を表現するのにオススメです。

エフェクト機能について

エフェクト機能を搭載しているギターアンプはエレキギターの音を変化できる点で秀でています。例えば音色のバリエーションを広げられるので手軽に音を変えて演奏するようなケースで役立ちます。

「ローランド AC-33 (2010)」も「Positive Grid Spark」もエフェクト機能を搭載しているギターアンプです。そのためギターの音色を変化させることができる点で秀でています。どちらもアンプ搭載のエフェクターだけで音作りするのに適しています。

スピーカー性能について「Positive Grid Spark」と「ローランド AC-33 (2010)」を比較

振動板の総面積について

振動板の総面積が大きいギターアンプはより迫力のあるサウンドを楽しむことができる点で優れています。例えば特に低音の迫力があるサウンドを生かした演奏をするようなときに適しています。

振動板の総面積という点で見てみると「Positive Grid Spark」より「ローランド AC-33 (2010)」の方が非常に大きいです。振動板の大きさランキングで見てみると258製品中「Positive Grid Spark」は210位で「ローランド AC-33 (2010)」は195位です。ほとんど差は無いと言えます。

小音量でも低音が痩せず音量を上げた時は音に余裕を感じることができる点で「ローランド AC-33 (2010)」の方が優れています。「ローランド AC-33 (2010)」はより大きな音を出力するのにかなり適しています。実際の利用において「Positive Grid Spark」と「ローランド AC-33 (2010)」は体感値として遥かに大きい違いがあります。「ローランド AC-33 (2010)」に決める上で重要な決め手の一つとなります。